ずいぶんと更新さぼってしまいました。すんまそん。
休んでいる間に例の人質事件。「自己責任論」の是非について、議論が沸騰しています。でも、個人的には、ちょいと論点がずれているような気がします。
例のお三方の後に人質となった安田さんってジャーナリスト、彼へのバッシングはほとんど聞かれません。個人的には「危険なところ行くのがジャーナリストだろ!」って思うので、全然OKです。郡山さんもジャーナリストっていえばジャーナリストですが、戦地で女・子どもと一緒に行動している時点で、ジャーナリストと呼ぶのに疑問符がつきます。まあ、でも彼への反感も特にありません。
残る3名。これは「市民」と名乗る特殊な人たちで、こういう人種の人たちが人質となったからこそ、批判が起きたんだと思ってます。生粋のジャーナリストが人質になっても、こういう事態にはまずならなかったでしょう。
人権や平和を謳う、いわば社民党や共産党的主張は、いまや国民に完全に見放されています。きれいごとは言うけど、結局政治にはなんも役に立たないってのをみんな気付いています。北朝鮮の拉致事件発覚でそれは決定的になりました。
まあ、どんな思想を持とうが自由ですが、自ら行った戦地で人質になって政府に助けてもらう立場になっても、あの家族たちは日頃の政治的主張をしちまった。そりゃ火がつきますわ。文春や新潮に載っていることが事実なら、かなり特殊な背景を持った方々たちのようですから。
今回の件で、一番ヒットしたコラムは読売編集手帳の4月16日。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20040415ig15.htm
「正しいと信じる目的のためならば手段は常に正当化される――といった幼稚な理屈はテロリストと狂信者だけにとどめておきたいものである」
パチパチパチ。平和や正義や真実を訴える「市民」団体を私が嫌う理由は、まさにここですね。結局、世の中テロや戦争を起こす人たちって、みんな「平和や正義や真実」のためにするんすよね。自分達は正しいと思い込んで「活動」するから、ときに暴力団よりタチが悪い。
↓↓こういう馬鹿な発想するんですね。
自衛隊に祭り参加取り止めを要請−−新日本婦人の会 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000007-mai-l31
これも「市民」団体なんでしょうが、代表者は共産党の議員ですね。議会で極少数派の主張が、公共の祭を動かしちゃうんだから、これも一つのテロですな(笑)
まあ、悔しかったら政権とってください(テロはダメですよ)。
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