学生キックのチャンピオン戦予選というやつに行ってきた。会場は国学院大学なのだが、立派なリングがあってびっくり。金あるんだなぁ。ちょっとちょ〜だい(笑)
今回のお目当ては明治大学3年諏訪部泰斗。オーエンジャイにて、ウィラサクレックジム/田中の強打と真っ向渡り合ったのは記憶に新しいところだが、この試合で鼻骨を負傷。だが、それにも負けず、以来、この試合に向けて北星ジムに出稽古に来ていたのだ。聞けば自宅は綾瀬から無茶苦茶遠い某所。なのに、遠路はるばる北星まで練習に来ているとあれば、こちらも気を抜けない。短い期間ではあるが、できる限りのことは教えたつもりだ。基本がちゃんちゃらなっていなかったのであるが、すぐ直せるところは指摘したつもりだ。石毛とのマススパでびびりまくっていたが、まあ、いい経験になっただろう。
学生キックでは、11月29日にチャンピオン戦というのが後楽園ホールであるらしいのだが、今回はその出場者を決めるトーナメント。諏訪部の出場するウエルター級は、七名がエントリー。この日、二試合を勝ち抜けば、後楽園ホールでタイトルマッチとなるのだ。
会場について初めて知ったのだが、この日の試合はヘッドギア、ヒザパット、スネパット付き、2分3R。トーナメントということで、安全面を考慮してのルールだろう。学生キックの安全面での意識の高さは、プロのはるか上を行く。この辺りは、プロも見習ってほしいものだ。
で、諏訪部であるが、一試合目は実力差を見せて完勝。二試合目は、かつて負けたことがある相手に、決め手は欠けたが文句なしの快勝を見せた。教えたことをどんどん吸収して、それが試合に出ているのは、こちらにとっても気分がいい。あと一試合勝たせてあげたい。
決勝の相手は、現チャンピオン日本大学大塚。なにげにちょっとメル友なのだが、今日見る限り、とても考えてキックをやっている選手だとの印象を受けた。パンチもキックも特に鋭くは無いのだが、「キックボクシング」という競技を、かなり理解して試合をしているように思えた。諏訪部と比較すると、現時点では7ー3で大塚有利だろう。
この差を縮めて逆転するにはどうしたらええんやろ?と少し考えたがよくわからんので、現在ビールに逃げている(笑)。ま、なんとかなるでしょう。
トレーナーって結構面白いかも(無給ボランティアだが)。
トップへ