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フリートーキング七つの壁
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技術者の通訳をしている時や
ビジネスの現場で英会話に詰まってしまった時、
私の経験ではあれこれ考えている暇はない.

私は、困った状況を、どうすれば解決できるかをずっと考えてきた.

その解決方法がラベル英会話法であり、
それが進化したのが和順英会話法である.
困った状況を☆日本人英会話の七つの壁として分類してみた.

とくにビジネス英語や技術英語では主語が人称代名詞ではないことが多い.
非人称代名詞が主語の場合に、
驚異的な効果を発揮するのが和順英会話である.

その意味で和順英会話は
ビジネス英会話や工業英語などの技術英会話には特に有効である.
非人称代名詞の英会話を頻繁に強いられる、
セールスエンジニアや技術者には、
もってこいの英会話術と言える.

☆日本人英会話の七つの壁(障害と解決のサンプル)

1.主語が長いと会話に詰まってしまう !
........<なぜなら修飾語が日本語では前に英語では後にくるから>


2.主語を省略して目的語から話していると動詞に困る.
........<なぜなら目的語を最初話した場合、これを主語にして無理やり受身形にせねばならないから>


3.主語を省略して話していると最後に自分の意見や気持ちとしてまとめたい時困ってしまう.
.....
<なぜなら英語ではI think, I feel, I'm gladなどは先頭に来るから>


4.従属節を先に話そうとすると話が複雑になり停滞してしまう.

5.上述のそれぞれのケースの疑問文となると更に難儀をする

6.漢字熟語を思い浮かべてもどう表現したらいいのか立ち止まってしまう

7.やまと言葉や日本語独特の表現はしばし考えこんでしまう

補足. 和順英会話と英語の強調構文は同類である

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1.主語が長いと会話に詰まってしまう !
<なぜなら修飾語が日本語では前に英語では後に来るから>

主語が長い場合、なかなか最初の一言が出てこないものです。
例えば『この図面の精度は少し甘くないですか?』を考えてみましょう。
こんな場合キーワードである『この図面の精度』をまず口に出すことです。
その後はこれを代名詞で受けて続けるだけです。

長い主語の和文例
この図面の精度は少し甘いです

≪キーワード The precision of this drawing.
キーワーズ:非人称主語のThe precisionを前置詞フレーズが修飾している。

まとめの文 It is a little bit too low.
前のキーワーズを代名詞 it で受けて会話を続けている。

2.主語を省略して目的語から話していると動詞に困る
<なぜなら目的語を最初に話した場合、これを主語にして無理やり受身形にせねばならないから>

日本語ではしばしば主語を省略してしまいます。
目的語を先に言ってしまうとどのような動詞を使うのか困ってしまいます。
そこで無理やり受身形で考えをまとめることになりますが、
キーワードを先に出しておけば、続きは代名詞で受けて SVO形式で簡単に話せます。たとえば、

≪目的語を先に考えてしまった和文の例≫
この化粧箱のデザインをもっと斬新なものに変えるべきだ。

≪キーワード≫ : The design of this outer box.

≪まとめの文≫: We should change it to a novel one.

このようにキーワーズをitで受けて続けるのが和順英会話のコツです。

もう一つ目的語を先に考えてしまった和文の例文
(国際)空港に近いホテルを捜しています

≪キーワード A hotel close to the International airport.
 
まとめの文 I am looking for such a hotel.
前のキーワーズをsuchで受けて主文をまとめています。


3.主語を省略すると最後に自分の意志や感情を表現したい時困ってしまう
<なぜなら英語では I think, I feel, I'm glad などの
                    自分の意志や感情表現は先頭にくるから>

英語では自分の意思・考えや喜怒哀楽などの感情表現を真っ先に出しますが、
日本語では主語を省略して、自分の意思や感情は一番最後に表しますよね。

そんな場合、和文の順序で前半をキーワードとして先に出しておくと、
後半に自分の意志・考えや喜怒哀楽を表現するのが簡単になります。

≪例文≫:息子のライフワークがうまくいく事を願っています。
≪キーワード≫ : My son's life work.

≪まとめの文≫: I hope it will go well.

前のキーワードを it で受けて簡単に表せています。このキーワードと
代名詞て続ける方法が和順英会話です。

4.従属節を先に話そうとすると話が複雑になり停滞してしまう

日本語では従属節を先に結論をあとに言う場合が多いと思います。
つまり結論を先に言う英語とは逆順になり、この語順問題が日本人の
英会話のハードルを高くしております。

そんな場合でも従属節をタイトルと考えて和文の順序のまま
先に出しておくと、英会話はずいぶん簡単になります。

<従属節が先に来る日本文の例>
アメリカに行けば英語はうまくなると思う。

<まず従属節をタイトルと考えて一旦区切る>
If going to the States.

<まとめの文>
I think my English will be improved.

従属節を文法にしばられることなく、最小限にとどめて、
英会話を続ければ日本人の英語も世界に通用するようになると思います。

このように英会話のハードルを下げることが和順英会話のポイントです。

5.上述のそれぞれのケースの疑問文となると更に語順に苦しむ

日英の語順問題は疑問文となると更に日本人を苦しめます。

≪長い主語の疑問文≫
まずこの文章を通訳してみてください。

タイの労働者の平均賃金はいくらですか?

どうでしょうか? 通訳ですからまごまごしているヒマはありません。
そこで和文の順序でどんどん英訳してしまいます。

≪キーワード1 ≫: Workers in Thailand.

≪キーワード2 ≫: Their average wages.
前のキーワーズ1をtheirで受けている。

≪まとめの文≫ : How much are they ?
前のキーワーズ2をtheyで受けている。

この例では二つキーワーズを和文の順序に並べて、
それらのキーワードを代名詞で受けて質問をまとめています。

このように英会話のハードルを下げることが和順英会話のポイントです。

6.漢字熟語を思い浮かべてもどう表現したらいいのか立ち止まってしまう

日本人は漢字の利点を生かして漢字熟語をうまく作ってしまいますが、
これは英会話では難問です。なぜならば英語ではそんなにうまく圧縮できる
とは限らないからです。そんな時には小学生に説明する心構えが出来ていると、
漢字熟語をやさしい日本語に言い換えることでうまく乗り切れます。

<漢字熟語の例文>
これから三寒四温で徐々に春めいてきます

<言い換え訳文>
From now on step by step.

<基本文型>
It is going to gradually show signs of spring.

文の前半で一旦区切る気持ちで後半に臨むと話しやすくなります。
このように英会話のハードルを下げることが和順英会話のポイントです。

7.やまと言葉や日本語独特の表現はしばし考えこんでしまう

日本語には日本語独特の言い回しがあります。
その一つに大和ことばがあります。大和ことばはそのまま英訳しても
通常外国人には理解し難しいものです。そうした場合でも
小学生に説明するように考えると英訳が楽になります。

<やまと言葉の例文> なんにも御座いませんが、どうぞ召し上がって下さい。
西洋流では自分でもおいしいと思うものを相手に出しますので、
その事も念頭に置いて言い換えると良いですね。

<言換え文> 我々日本人のお気に入りのケーキなんですが、どうぞ試して見てください。
This is a piece of cake which we Japanese like, please try it.

補足.和順英会話法と英語の強調構文は同類である

Q :アメリカ人も 和順英会話と同様な話法で話すか?
A :答えはYesで、彼らも和順英会話法と同じ話法で話す.

例えばアメリカ映画 ”卒業=The Graduate” の一場面.
ベンジャミンが結婚式が執り行われる教会のある通りをガソリンスタンドの人に聞く場面がその話法である.

Benjamine: "Allan Sreet! Where is it ? "

和順英会話は英会話で詰まってしまったときに使えば良い.
無理やり和順英会話にする必要性はない.
会話が滞った時に、切りぬけるエース・カードとして、その技を磨いておけば良い。
私自身、この技で 面接のピンチを切り抜けて、英検の1級に合格できた。


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