10月といえば菊。その花を愛でる重陽の節句は、旧暦の9月9日、今の10月です。各地で菊人形展なども、催されていることでしょう。
この着物と帯は、同じ人のデザイン。八掛け(袖口と裾まわりの裏地)は紺色のぼかし。秋らしい色あわせです。 実はこの帯、芯が入ってなくて、ちょっと扱いにくいのですけれど。
このほかに、菊の葉の色に合わせた、薄緑の帯を締める事もあります。 その時は、京都で見つけた菊の帯留めをして。
10月は、まだコートもいらないので、帯のおしゃれが楽しめる時。 帯揚げや帯締めにも凝ってみたいものです。ただし、せっかくの着物の良さを損ねぬよう。どれか一つを「今日の主役」と決めるのもいいかもしれませんね。
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