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母の着物です。彼女自身の趣味かどうかは知りませんが、モダンな感じ。左下がアップ写真、何とも説明が出来ない模様です。心理テストのようでもあり、唐草とアラビア風の建物のようにも見え。最初はそのモダンな感じを壊さぬよう、直線模様の武田菱の帯を合わせました。気軽に着たいときはこちらですね。因みにこの組み合わせ、帯締めのガラスのせいか、私の頭の中では“クリスマス”という気がしています。 そして写真右の組み合わせは、帯を出し入れしていてふと思い立ったものです。塩瀬に描かれた模様は古典中の古典、御所車。合わせてみるとこれがピッタリ。こじつければ、藤を連想させる色と牛車で5月の葵祭りとでも解釈できそうです。帯締めは邪魔にならぬよう生成りで、帯止めが金属の青海波。パーティーなどに着るのだったら、橙色の伊達襟なども華やかになっていいかもしれません。 5月の着物・壱でも書きましたが、日によっては夏のように暑くなる頃。それを感じさせない姿でいたいものです。 |
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