1月は、おめでたい月…ということで、松竹梅です。最初この模様を目にしたときは、どうして着物に大福餅が飛んでいるんだろうと思いました。よおーく見ると、笹と梅があって、白いのは雪をかぶった松、つまり松竹梅だったのです。
私は具象柄より紋様化されたもの、連続しているのより飛び柄が好き。これはその好みにピッタリ合ったので。地色の辛子色というか、黄土色も気に入って買いました。
帯は梅のお太鼓模様を選びました。花の模様は、実際のそれが咲ききるまで。でも、梅の終わる3月半ばになれば、桜の方がふさわしくなります。ほんの少し季節は先取りした方がいいようですね。地色は、着物の中には入ってない紫色。灰色の帯に小物を紫にすることもあります。
真ん中は、被布。小紋の反物で作りました。背の高い私が、長めの丈にしても、まだ余ります。左はその模様のアップです。冬に着るものだけど、一足早く春の草花の模様。土筆やゼンマイが顔を出す頃には、もう仕舞わなければいけません。
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