海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト |
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「夢の国 El Salto」 [山形県・竹内様]
2015年12月 メキシコ、レイク・エルサルト
<はじめに>
今回大変お世話になりましたAccess!海外バスフィッシングさんに感謝を申し上げます。ロッジの手配、安い航空券のアドバイスのみならず、釣行に際してのアドバイスやアメリカ・メキシコでの入出国、乗り継ぎ方法など色々とご教授して頂きました。またメールだけでなく長時間のお電話もお付き合い頂き、海外旅行は一人でろくに手配をした事もなかった私が、何のトラブルもなく無事にメキシコが釣行を終え人生で最も充実かつ楽しい時間を過ごす事ができました。本当に感謝しております。
乱文ではございますが、釣行記を記載させて頂きます。
<釣行日程>
2015/12/11(金)〜12/20(日)
12/11(金) |
山形→羽田 1時間 友人宅で1泊 |
12/12(土) |
羽田→北京 4時間 乗継:2時間
北京→ロス 12時間 乗継:3時間20分
ロス→マサトラン 2時間半 |
12/13(日) |
釣り |
12/14(月) |
釣り |
12/15(火) |
釣り |
12/16(水) |
釣り |
12/17(木) |
釣り |
12/18(金) |
半日釣り
マサトラン→ロス 2時間50分 乗継:7時間 |
12/19(土) |
ロス→ |
12/20(日) |
→北京 13時間 乗継:4時間
北京→成田 3時間半 乗継:3時間
羽田→山形 1時間 |
<釣果報告>
■1日目 (1日中晴天)
ボートランプで相棒のビクトルと挨拶。いざ出発と思いきや、私の乗ったボートのエンジンがかからない。アメリカ人達が早々にポイントに繰り出す中、私とビクトルだけ取り残される。見かねた仲間が違うボートで近寄ってきて、そのボートに乗り換え、アメリカ人達に遅れること15分、何とか無事に出発。
そして立ち木のあるシャローエリアのポイントに到着。先輩方の釣行記から朝一はトップと思っていましたが、ビクトルからはマグナムフルーク(ノーシンカー)の指示。慣れないソフトワームでビクトルからルアーの動かし方を教わりながら何とか15投目くらいで35cmの子バスをゲット。
その後、スピナーベイトに変更し立ち木周りを中心に引いていると、いきなりガツンと重いあたりがありドラグからラインが出る。メキシコのバスは本当にパワフルだと思いながら寄せてくると、今まで見たことのない大きな魚体が現れる。メキシコで釣った2本目がなんといきなりの60cm 7.99lb。大きさのみならず肩の盛り上がった筋肉質のバスに感激し、近くにいたアメリカ人からもガッツポーズで祝福を受ける事ができました。
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1日目 60cm |
その後はマグナムフルークを中心にシャローエリアで35〜45cm程度のバスを10本程度追加して午前が終了しました。
シエスタを挟んで午後13時半頃からスタート。午前中に行ったポイントを中心にシャローエリアでマグナムフルークとスピナーベイトを投げながらポツポツと40cm前後を釣り上げる。
夕方16時ごろになりアングラーズイン前のポイントに移動。ビクトルから今回初めてのクランクベイトの指示。ストラクチャも何もないエリアで取りあえずクランクを投げろと言われ、釣れる訳ないだろうと思いながら投げるがやっぱり釣れない。ビクトルからはファストリトリーブの指示。言われた通りやってみると1投1バイトの爆釣モードに突入。59cmと54cmも混じり、このポイントだけで15本程度追加。
1日目 59cm
1日目 54cm
夕方にボートランプ対面のフラットエリアでトップも堪能し終了。この日だけで35〜40本釣り上げ、ロクマル含む50アップ3本と日本では考えられない釣果となり大満足の1日が終了しました。
■2日目(1日中晴天)
朝はボートランプ向かいのフラットエリアをトップからスタート。様々なトップのルアーを試すも、ポッパー(POP
MAX)とペンシル(ジャイアントドッグX)には反応があるものの、その他のルアーにはあまり反応がない。それにしてもメキシコバスは元気がいい。ダイナミックに出るもルアーを吹っ飛ばして乗らないことが多い。
日も昇り5本程度トップで釣ってから昨日と同じパターンでシャローエリア・フラットエリア・立木回りを攻め、数こそ出るも大物は50cmまでと前日とは比べ物にならないくらい貧弱な釣果で2日目が終了。
※午後から漁師さんが網を張りだしたのが気になりました。
■3日目(1日中晴天)
相棒のビクトルが朝からノリノリだ。なんか缶ビールみたいなヤツから陽気なメキシカン音楽が流れて大きな声でビクトルも歌っている。
ポイントに入る前は気配がバレないように静かにそっと近づくのが日本流。メキシコも同じだろうと思っていたが、朝一のボートランプ対面のフラットエリアでトップを始めても全く音楽を消す気配がない。おいおいビクトル、お前殴ってやろうかと思いましたが、メキシコのバスは違いました。音楽があってもバンバン釣れるんです。この3日目から最終日までずっと音楽が鳴りっぱなしでしたが、全く気にならなくなり毎日一緒に歌いながら釣りを堪能しました。
さて、釣りに関してですが午前中は1日目に爆釣したアングラーイン前のチャネル沿いでクランクのファストリトリーブ。しかし5投に1本程度40cm前後が釣れるも1日目のようにはうまくいかない。同時にビクトルがクランクより1mくらい深い3m前後のラインをスクラウンジャーを引いていて50cm前後のサイズが釣れていたため、ロッドを水の中に突っ込んで再度試していると1投1匹の爆釣モードに突入。その中で今回の旅行で2本目となるロクマルの61cmをゲット。
3日目 61cm
午後も同じポイントで同じパターンでクランクを高速で巻いていると、ガツンと明らかに今まで味わったことのないあたりがあり、上がってきた魚は今回の最大魚となる63cm
10.88lbs(ガイドが量ったため参考値)をゲット。この後にも56cmを追加してこの日は終了となった。
■4日目(1日中晴天)
この日は夕方に50cmが釣れただけで、前日とうって変わって数もサイズも全く出ず1日が終了してしまいました。やはり気になるのが漁師さんの網で、その数がドンドン増えていき良かったポイントの近くにも網が張られている状況でした。
■5日目(1日中曇り)
この日は朝から終日曇りであったため、トップで50オーバーを釣りたいという今回の釣行の目標もあり1日中トップを堪能することにしました。とにかく雰囲気の良い立ち木のポイントでトップを投げまくりました。しかし最大魚48cmまでと目標を達成することができずこの日は終了。ただ、大好きな釣り方を1日中堪能することができ、大物を釣ることとは別に釣りというものを純粋に楽しむことができた1日でした。
■6日目 半日 (晴天)
あっという間に最終日となったが、ここ2日間の釣果がパッとしていなかったため、最後にもう一本ロクマルが欲しいところだった。漁師の網も若干少なくなってきており、もしかしたらデカイ魚が釣れるのではないかと言う期待と共に出発。前日トップで調子の良かったポイントをリクエストするも思うように大物を釣ることができない。
場所を移動し今回初めて来る岬になっているシャローのポイントでフルークのノーシンカーを投げる。3秒程度カウントダウンさせてから引いてくると、数日味わっていなかった大きなあたりがあり、上がってきた魚は今回の釣行で4本目となるロクマルとなった。
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6日目 60cm |
結果としては、約20年間バス釣りをして最大魚が49cmでしたが、今回の釣行でロクマル4本、ロクマル含む50アップ9本と日本では考えられない夢のような釣行となりました。
<最後に>
私は会社の勤続年数でリフレッシュ休暇を取得できる年となり、休暇はすべてバス釣りのために過ごそうと心に決めておりました。自身のプランとしては『琵琶湖で丸まる一週間ガイドを付けてデカバスを釣る』や『九州か四国を行脚する』や『桧原湖・猪苗代湖でスモールを釣る』などで、海外ましてやメキシコなどは全くと言っていいほど頭にはありませんでした。それは単に高額すぎて無理だろうとか、自分ひとりで行ける訳ないと思い込んでいたからです。
しかしAccessさんのサイトをたまたま目にする機会があり問合せしてみると、意外にも低費用かつ簡単に行けるのではないかと思い今回の釣行に踏み切りました。途中で東京から山形への転勤などもあり、バタバタしている中で本当に行けるのだろうかという不安はありましたが、行ってみて思ったことは『思っていたより想像以上に簡単』だったということと、何より冒頭に記載したとおり『人生で最も充実、かつ楽しい時間を過ごせた』ということです。メキシコなど無理と思っている方も多数いらっしゃるかと思いますが、一歩だけ前に踏み出してこの素晴らしさを是非体験してきてください。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[ 140〜150 ]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
(※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
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1位:体重:[ 10.88 (参考) ]lb[ ]oz ([
]g) 体長:[ 63 ]cm 時刻:[ 16 ]時[ ]分ごろ
ルアー:[ クランクベイト IMAKATSU IK-200W ] 色:[ アユ ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 2〜3 ]m
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2位:体重:[ 8.96 (参考) ]lb[ ]oz ([
]g) 体長:[ 61 ]cm 時刻:[ 8 ]時[ ]分ごろ
ルアー:[ クランクベイト IMAKATSU IK-200W ] 色:[ アユ ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 2〜3 ]m
---------------------------------------
3位:体重:[ 7.99 (参考) ]lb[ ]oz ([
]g) 体長:[ 60 ]cm 時刻:[ 7 ]時[ ]分ごろ
ルアー:[ スピナーベイト OSP ハイピッチャー ] 色:[ チャートブルーバック ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 1〜1.5 ]m
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4位:体重:[ 8.5 (参考) ]lb[ ]oz ([
]g) 体長:[ 60 ]cm 時刻:[ 9 ]時[ ]分ごろ
ルアー:[ マグナムフルーク ] 色:[ ホワイト ]
リグ:[ ノーシンカー ] バイト深度:[ 2 ]m
※最終日に量りが故障。ガイド曰く8〜9ポンドとのことでしたので、重さは間を取りました。
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5位:体重:[ 6.25 (参考) ]lb[ ]oz ([
]g) 体長:[ 59 ]cm 時刻:[ 16 ]時[ ]分ごろ
ルアー:[ クランクベイト IMAKATSU IK-200W ] 色:[ アユ ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 1.5〜2 ]m
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50cm超の本数:[ 10 ]本 (そのうちロクマル[ 4 ]本)
7lb超の本数:[ 4 ]本 (そのうち8lb台[ 2 ]本、9lb台[
]本、10lb台[ 1 ]本、11lb以上[ ]本)
●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 0〜3mライン クランク 高速巻き ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 2-3mライン アングラーズイン前のチャネル付近 クランクの高速巻き ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ どんなつり方でも満遍なくつれました。ただ底を取るスローな釣りはやっていません。 ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ IMAKATSU クランクベイト IK-200W ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[
とにかくガイドの指示に従うことが一番釣れます。スペイン語はできなくても片言の英語ができれば
ガイドとは十分コミュニケーションが取れると感じました。ガイドのビクトルは凄腕です! ]
[サイト管理者より補足]
この方も当初は「高額すぎて無理だろう」とか「自分ひとりで行ける訳ない」と思い込んじゃってたみたいですね。私達も最初はそうだったのでよくわかります(笑)。でもそう思い込んでしまうのは仕方ないんですよね。普段目に入りやすい情報はほとんどツアー会社のツアーがらみなので当然すごい値段がついてるし、「個人手配だとずっと安く行ける」とか「個人手配なんて誰でもできちゃう」といった情報がツアー会社から出てくるわけないですからね。
でも、この方が今回の釣行で「意外にも低費用」、「思っていたより想像以上に簡単」という感想になっているように、実際はそんな感じなわけですから、皆さんもぜひ思い切って1歩を踏み出してみてください。そうすれば今思っているより遥かにあっけなくメキシコ釣行は実現してしまうはずだし、この方がおっしゃってるように「人生で最も充実、かつ楽しい時間」を皆さんも過ごせるのですから。(→メキシコは大変?)
お書きになっているとおり、バスの体重は「参考値」となってます。残念なことに計測をご自分でなさらずガイドに任せてしまったそうなんです。私達はサイト内でも「自分で計測」するよう書いてるし、出発前にもそのことを申し上げているんですが、どうやら場の雰囲気に流されて自分で計測することをしないままにしてしまったようなんです。一部のモラルの低いガイドはチップをより多く稼ぐために重さを「盛る」ことがあり、気をつける必要があるんです。63センチで11ポンド近く(ほぼ5キロ)にまでなることはなかなかないことだし、ガイドは一見普通に計測しているように見えるので一般の釣り客は気付くほうが難しいのですが、ガイドの秤の使い方には違和感があったため、体重は参考値としておくほうが無難だろうという判断になったわけです。
琵琶湖や池原なんかがある関西を主なフィールドにしている人の中にはロクマルクラスを何度か釣って重さの感覚がわかっている人もいるかもしれませんが、私達日本人のほとんどはロクマルはおろか50センチでさえ釣ったことはないはず。つまりロクマルクラスのバスについて、どんな体長/体型ならどれくらいの重さになるかという感覚が身についていないということ。だからガイドが魚を吊るして見せてくれた秤の表示値やガイドが言った重さを「そうなんだ」と鵜呑みにしてしまいがちだし、おまけに日頃使ってない「ポンド」という単位だから判断つかなくてさらに鵜呑みにしがちになっちゃうんです。加えて、海外に弱くて主張というものをあまりしない性格の私達日本人は「そのままで場を流してしまう」ということをしがち。自分で計測するつもりはあったのに、ガイドが計測しようとしてもそれを制することができないとか、ガイドが計測してしまい一旦「△ポンド」と言われてしまうと、それをわざわざ自分で計測し直すことが悪いことのように感じて「気が引けて」しまい、自分で計測して確認することをしないまま場を流してしまうとかになりがちなんです。そうするとどうなるか。せっかくメキシコまで人生最大のバスを釣りに行ったのに、そのバスの重さが「はっきりしない」、重さに「自信が持てない」ということになってしまうんです。それって釣り人にとっては不幸以外の何者でもないですよね。自己記録というのは自分の中での闘い、自分が満足できるかどうかの問題です。目標を達成したら達成したでそれをきちんと納得する、達成できなかったら達成できなかったでそれもきちんと納得する。そうしないとモヤモヤが残るだけで心がスッキリしないですからね。この方も「指示されていたにもかかわらずなぜ自分で計測しなかったのだろう」と後悔なさってました。
こうしたことにならないようにする一番いい方法は「最初からガイドには秤を触らせず全部自分で計測する」こと。そうすればガイドにズルされる心配もないし、ガイドが計測したものを気が引けながらも自分で計測し直すなんてことにもならないんです。特に一番最初が肝心。私達自身は計測すべき大きさの最初のバスが釣れた時にもしガイドが魚を計測しようとしたら、ニコッと笑って「サンキュー」と言いながら手を差し出して「魚をこっちにちょうだい」のジェスチャーをし、魚を受け取ってしまいます。そして3回くらい自分で計測してみせます。もちろんたとえガイドが秤を持っていても自分の秤を使います。「俺は自分でキッチリ量るぜえ〜」オーラを見せつけることでガイドに「ズルはできんな」と悟らせるわけです(笑)。
もちろんこうしたズルをしようとするのはモラルの低い一部のガイドだけであり、全てのガイドがそうだというわけじゃありません。ただ、たとえそういうガイドがいても自分で計測するということさえ最初から守っておけばズルされたり計測し直して気まずくなったりする余地はないわけですから絶対そうすべきだと思います。
「儲けようとしている者の言うことを鵜呑みにしてはならない」、それが鉄則。何でもそうですよね。まだ海外釣行したことがない皆さん、頭に置いといてくださいね。
この件については別の釣行記の管理者補足でも書いていますのでそちらも参照ください。
皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。(→ツアー会社を利用したほうがいいのでは?) 必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。(→海外釣行のサポートをしてくれるの?)(→このサイトの目的は?)
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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