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「El
Salto in Summer Vol.6」 [埼玉県・佐藤様]
2018年8月 メキシコ、レイク・エルサルト
初めに、今回で15回目のサポートをして頂きましたサイトスタッフの方々に御礼申し上げます。
今回で15回目のエルサルトとなりました。フライトは、往復とも日本ークリアカン間をアエロメヒコを利用しました。メキシコシティー乗り換えの直行便です。同行者に、常連のN氏がおり、往復同じ便で行き、釣行も同じ日程で行いました。尚、今年から、アエロメヒコは試験的に受託手荷物をメキシコシティーでピックアップせずにそのまま最終目的地までスルーで預け入れるテストをしております。通常、往路では荷物のピックアップが必要ですが、今回は必要ありませんでした。
■初日
いよいよ6.5日の釣行のスタートです。湖に着くまでは、水量、水温などが気になりましたが、湖に着いて見た限り、水量は昨年の7月より多いという感じでした。
ボートに乗り込みまずは朝一の定番のトップをやりに行きました。その際に水温を確認しましたが、やはりぬるいです。さらに、水質も悪いです。その為、シャローのトップはあまり良くないと思いながら、まずは第1投です。やはり釣れません。何投かしたのち、待望のバイトですがサイズがあまりよくありません。やはり、シャローの水温は30度以上であると考え、すぐに若干沖目にボートをシフトします。トップでは、4本釣りましたがサイズは50を超えることはありませんでした。何投かスクラウンジャーを投げましたが、バイトがないことから、大移動することとしました。
ガイドへは、岬がらみの釣りをメインに進めることは伝えておりましたので、その前に、先週よかったシャローフラットに行こうと言われ、いわれるままそのエリアへボートを15分ほど走らせました。漁師小屋を越えたシャローフラットでスクラウンジャーを試します。水深がだいたい3m程度ですので、底まで沈めずに、1m近辺を巻くイメージで使いました。そこでの最初の1本目が6.5Lbs,そのあとすぐに8Lbsまでを釣り、さらにガイドが、先週爆釣したエリアへ行こうと言い、そのエリアの上流部のシャローフラットへ行きました。その場所では、先にN氏がバイブで釣ってましたので、そこから若干ボートを離して、同じようにバイブで探ります。それが、大当たりで、7,6.5,6lbsと釣れてきます。それ以下の50サイズは4本と釣れればいいサイズであることがわかります。ちょうど沈みグラスの上をバイブを泳がせるイメージで巻くといくらでも釣れてきます。ここでは2時間程度やり、午後にもう一度来ようとガイドへ話して午前の部は終了。
午後に再度同じ場所でやりましたが、サイズ、数ともによくなかったので、後はエリアを探るために7月にいつもやっている場所をめぐり、水温、水量、水質などを確認し初日は終了しました。(午後のスタートは基本4:00PMからとしております。)
スクラウンジャー8Lbs 59cm
初日最大:8lbs 本数:28本 内50アップ9本
■2日目
昨日のトップのエリアが全くよくなかったことから、2日目はエリアを大きく変えてみました。しかしながら、水温が高いことからバイトすらありません。すぐに見切りをつけて、水通しの良い場所をクランクで探りますが、グランデサイズを立て続けに2本バラシました。昨日と同じエリアを回り、ちょうど9時前に昨日のバイブエリアへ入ります。またまた、N氏がそこをやっていました。それを横目に第1投。いきなり61cmの7lbsが釣れます。さらに第2投。釣れます。3,4,5,6....投。釣れます。1投1匹です。
2時間でなんと、81本を同じエリアで釣りました。そこでは、50アップ22本で、7lbs4本という釣果を得ることができました。このエリアが、後何日持つのかが心配でしたが、ここは太陽が上がった段階でバスが刺してくると確信しましたので、手駒の一つに加えることとしました。
午後は、昨日この場所はあまり釣れなかったことから、全て岬がらみを回りました。ボート乗り場からアングラーズイン前のディープ側近辺をクランクで探り、数本釣って、ようやく待望のグランデバイトです。それをかける前に1本のグランデをボート際でフックオフされてましたので慎重にやり取りをし、ボート際まで寄せネットインしたのは今回最初の10lbsでした。これは、ガイドとともに確信した場所で獲った1本でしたのでかなり内容が濃い1本でした。ここも毎日のルーチンエリアに加えたのは言うまでもありません。
バイブ 7lbs 61cm |
クランク10lbs 62cm |
2日目最大:10Lbs 本数 87本 内50アップ23本 内60アップ2本
■3日目‐4日目
朝は色々場所を変えてトップをやりますが全くバイトすらありません。
また、3日目は昨晩の豪雨でバイブ爆釣エリアが濁流でチョコレート色になってしまい、さらに水嵩も増えたことから壊滅状態となってしまいました。手を変え品を変えてやりましたが、サイズもあまりよくなく中休みののような感じとなってしまいました。4日目は若干の状況の変化を感じることができましたので、最初に決めた岬がらみをメインに5日目以降も探っていこうと決めました。
3日目最大 4.5lbs 本数13本 内50アップ 1本
4日目最大 6lbs 本数19本 内50アップ 9本
■5日目
ガイドから、水温が他より低い場所があると聞きましたので、そこをメインにトップで探ります。しかしながら、この日もトップはバイトすらありませんでした。午前中は6lbsまでサイズを伸ばし、気持ちよく午後の部に入ることができました。今日は朝のスタートが豪雨のため1時間遅れでスタートしたことから、午後の部は3時からにしてみました。昨日のクランクで調子が上がってきたエリアへその1時間後の4時に入ります。しかしながら、今日入ってくるバスのサイズが小さいことから、他の岬がらみのエリアを回ります。クランク、スクラウンジャーをメインに、ガイドへはテキサスなどで魚を確認してもらいます。
最後のエリアに夜の7時に入ります。ここは岬と急激なドロップオフ、シャローフラットが複合したエリアです。当然、クランクを投入します。岬の右側をトレースする感じでクランクを通します。ボート際5−7m程度でグランデバイトです。10はあると確信できるほど竿がしなります。ガイドへすぐにネットの指示を出し、タイミングを合わせてネットに魚を寄せます。ばらすことなく釣り上げたのは、かなり久しぶりの11lbsバスでした。ガイドとともに11lbsをテカテで乾杯し、この日は終了となりました。
クランク 11lbs 62cm
5日目最大:11lbs 本数23本 内50アップ7本 内60アップ1本
■6日目
今日の朝はジャケットが必要なくらい冷え込みました。朝は昨日の水温が低いエリアに向かいます。今日はポッパーの動かし方を極端に変えてみました。着水音を派手にし、そこから波紋が消えるまでステイで、1回動かし5秒ほどステイというやり方です。
すぐに結果が出ます。これまでとはうって変わってバイトが出ます。たいていは着水後のバイトですが、1回動かし、5秒ステイでもバイトが出ます。トップでようやくまともな4.5lbsまでを釣ることができました。トップ終了後に、岬がらみのシャローエリアに向かいます。そこをスクラウンジャー、クランク、バイブと交互に投げ分けます。
ガイドへはスクラウンジャーでシャロー側を探ってもらいます。ボイルが起き、その周辺へバイブを投げたところ、58cm、8lbsを釣り上げます。ガイドはシャロー側でスクラウンジャーで連発してます。ガイドがカウント0で巻いてることから、シャロー側は1m程度に魚が浮いているように見えます。ガイドが私にスクラウンジャーの指示を出し、それを試します。数本釣った後で、シャローのすぐ横がドロップオフである場所のシャロー側をカウント0でスクラウンジャーを通します。結果、59cmではありましたが10lbsをまずは1匹釣り上げました。
その後、9時を回った時点で、昨日までは終わってしまったバイブエリアを探ってみることとしました。若干の回復が見られましたが、2日目のような数は全く釣れません。数本のチキータと6.5lbsを釣った後、待望のグランデバイトです。これもボート際5m程度でのバイトです。慎重にやり取りをし、釣り上げたのは本日2本目の10lbsです。長さは、65cmありましたが痩せてたことが残念です。太ってたら、記録更新もかなったかもしれません。
スクラウンジャー 10lbs 59cm |
バイブ 10lbs 65cm |
6日目最大:10lbs×2 本数21本 内50アップ8本 内60アップ1本
■最終日
いよいよ今日が釣り6.5日の釣行最終日です。フライトが夜の7時ですので、午前はフルにやることができますので、最後にもう1本の10を釣るべく朝から気合が入ります。トップは昨日同様のエリアに入ります。昨日よかったアクションで探りますが、バイトがありません。ガイドが逆側のショアラインにボイルがあることを目視で確認し、そこに移動します。ガイドからはアクションを通常に戻せと指示が入ります。
そうしたらすぐにバイト。数本釣って、今回トップ最大の6.5lbsを釣り上げます。
バイトがなくなり、毎日ルーチンワークで回っている岬をめぐります。クランク、スクラウンジャー、バイブでいつものように探り、2本のグランデをばらしましたが、7lbsまでを釣りあげます。最後にやるエリアは、前日10を釣った場所で今回は最後にしようとガイドと意見が一致しそこに向かいます。10を釣った時と同じ場所をスクラウンジャーで通します。しかしながら、昨日のようなバイトがありません。そこで、魚が移動したと思い、もう一つ先の岬がらみのシャローを狙います。そうしたら、それがビンゴでスクラウンジャーに今回最後のグランデバイトです。ガイドへ最後のネットの指示を出し、慎重にやり取りをし、ネットインしたのは今回最後の62cmの10lbsでした。最後に伝家の宝刀であるスクラウンジャーで、昨年の7月同様に釣れたのはかなりうれしかったです。
15回目の節目を最高の結果で占めることができ、テカテで、ガイドと今回最後の10と釣行の締めくくりを乾杯し釣行を終えました。
今回は、過去最高の10オーバーを釣ることができましたが、財布への負担が別の意味で”グランデ”でした。(うれしい悲鳴ではありますが)
スクラウンジャー 10lbs 62cm
最終日最大:10lbs 本数7本 内50アップ6本 内60アップ1本
■まとめ
過去最高の11lbs−1本、10lbs−4本を釣り上げることができ大変満足のいく釣行ではありましたが、グランデサイズを糸切れではなく、フックオフでかなりの本数をばらしていることから、これを全て獲ることを今後の課題にします。
8月のお盆明けは過去の釣行者は皆無であると言ってもいいと思いますが、個人的には”あり”だと思いました。来年はロッジの空きにもよりますが7月がダメな場合はまた8月にしようかと思います。湖は貸し切り状態だし、7月より魚のコンディションがいいようにも見えました。また、成田からご一緒しましたN氏も同じ日程で釣行できたのも救いでした。1人よりも2人、それ以上いればかなりの情報が入りますので、湖のコンディション把握には非常に有効的です。
12月はすでに予約を完了し、釣り9.5日の自身最長の釣行となります。毎日10を目指して、12月に備えたいと思います。これからたくさんの日本人の釣行者が出てくることを期待しております。グランデを釣りたい方がいれば是非、12月の年末釣行してみませんか!?
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[208]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
(※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
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1位:体重:[11]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[62]cm 時刻:[19]時[04]分ごろ
ルアー:[クランク ] 色:[セクシーシャッド]
リグ:[ ] バイト深度:[3-4]m
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2位:体重:[10]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[65]cm 時刻:[10]時[15]分ごろ
ルアー:[バイブ ] 色:[セクシーシャッド系]
リグ:[ ] バイト深度:[1]m
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3位:体重:[10]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[62]cm 時刻:[10]時[15]分ごろ
ルアー:[スクラウンジャー] 色:[ ]
リグ:[フルーク ] バイト深度:[3-4 ]m
---------------------------------------
4位:体重:[10]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[62]cm 時刻:[9]時[00]分ごろ
ルアー:[クランク ] 色:[セクシーシャッド]
リグ:[ ] バイト深度:[3-4]m
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5位:体重:[10]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[59]cm 時刻:[9]時[03]分ごろ
ルアー:[スクラウンジャー ] 色:[ ]
リグ:[フルーク ] バイト深度:[2-3]m
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50cm超の本数:[63]本 (そのうちロクマル[5]本)
7lb超の本数:[14]本 (そのうち8lb台[3]本、9lb台[0]本、10lb台[4]本、11lb以上[1]本)
●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 1m バイブ ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 3-4m スクラウンジャー、クランク ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ トップ ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ スクラウンジャー、クランク、バイブレーション ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[ ]
[サイト管理者より補足]
いつもながら非常に参考になる釣行記で非常にありがたいです。お盆の釣行記はいくつかありますが、お盆後の8月のものは確かに初かもしれません。
真夏ということもあり、そう簡単にはいかないかもしれないなあと思ってましたが、「11ポンド1本、10ポンド4本」との結果を聞いて「どへぇぇぇ!!」とぶっ飛んでしまいました(笑)。上位5本が10ポンド以上で埋まったのはこのサイト史上初です。しかも釣果に書いてあるとおり、全208本中50センチ超がロクマル5本を含んで何と63本、7ポンド超が11ポンドを筆頭に14本!全体的にかなりサイズがいい感じです。61センチの7ポンドが痩せて見えるくらい、ほぼ同じ体長の62センチの11ポンドや10ポンド、59センチの10ポンド達がずんぐり太っているのが写真から見てとれると思いますが、こんな良体型のバスはスポーニングシーズンでもそうポンポン釣れるもんじゃないです。しかも上位5本中3本がクランクやバイブレーションというくらいハードルアーで釣れてます。ワームじゃなくて。これはかなりの驚きでした。
もちろんこれはこの方が大きいのを狙って釣りを組み立てることが出来る人だからというのはあるでしょうが、同日程で行っているもう1人も50センチ超を40本釣ったようなので全体的にコンディションのいいバスが多い時期なのかもしれません。雨季にあたるので雨の確率は他の時期より上がってしまい、その分釣り客がかなり少ない時期なわけですが、そうした時期の真っ只中なので魚がプレッシャーから開放されているというのも功を奏しているかもしれません。いずれにしてもかなり興味深い時期だと言えるでしょう。航空券がメチャ高なお盆を避けて休暇をとれる方は釣行を考えてみるといいかもしれません。
超大物の10ポンドが釣れた日にはガイドへのチップはご祝儀として通常よりドンと上乗せしてあげるのが現地の習慣。今回4日も10ポンド超が釣れてしまったので4日(4回)ご祝儀チップとなり、チップの総額がかなり増えてしまったようです。しかもこの方は1人での釣行(一緒に釣行しているもう1人は別グループで別々にボートを使っている)なのでチップ全額を1人で払っています。同行者と2人で釣行する場合のように「チップを2人で折半する」ということができないため「財布の負担がグランデ」となってしまったようです。もちろんご本人もおっしゃっているように「うれしい悲鳴」と言えるでしょう。私なんかは逆に「チップで悲鳴あげるくらいたくさん10ポンド釣ってみたいっ!」なんて思っちゃいます(笑)。
お書きになっているように、この方の次の釣行はすでに決まっていて、何組も日本人が集まるのが恒例になっている年末。今年は何組集まるか楽しみです。何と何と、この方今度の年末はとうとう初のロッジ2桁泊に突入し、仰天の「ロッジ10泊/釣り9日半」(!!)という壮大な釣行(笑)。個人手配で最安にできるからこそこうした長い釣行も可能になってくるわけです。この方の釣行はすでに15回!ここまでハマってしまうのがメキシコなんですよね。皆さんもぜひ行ってみてください。
皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。(→ツアー会社を利用したほうがいいのでは?) 必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。(→お助け個人手配サポート)(→海外釣行のサポートをしてくれるの?)(→このサイトの目的は?)
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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