海外釣行記　メキシコ、レイク・エルサルト

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★★ 釣行記や写真を頂き感謝！先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「エルサルト釣行２０１６」　[奈良県・佐藤様]
2016年12月（年末）　メキシコ、レイク・エルサルト

　とうとう５回目になりました。毎回「これが最後かも・・・」と思いながらもあの感動が忘れられず、リピーター化してしまいました。Ａｃｃｅｓｓさん、今回も大変お世話になり、ありがとうございました。 
　今回は春からエクスペディアで航空券の検索を始め、価格の変動を見極めながら７月にＡｃｃｅｓｓさんに連絡させていただき、ロッジと航空券の予約が完了。そこから釣行日まで釣具屋に行っては、「あれもいるんじゃないか？これもいるんじゃないか？」と無駄遣いを繰り返したのは言うまでもありません。結局はいつも定番以外あまり使うことはないので、これから釣行される方はあまり無駄遣いしないようご注意ください。 

［１２／２７　移動］

　同日着を最優先で航空券を選んだため、今回は仁川回りの大韓航空。前回（エバー航空を利用）は航空会社にロッドケースの課金について、課金がないことを事前に確認しましたが、大韓航空は１１年前に利用した際に課金がなかったことや、多くの釣行記で登場しているので事前調査を怠ったところ、チェックインの際、２００ドルの課金を言われました。あれこれ言って粘ってみましたが、書類を出して説明された為、敢え無く陥落し、２００ドルを支払いました。帰路の際ももれなく課金されました（涙）。
　仁川からのアメリカ便は、隣にスモウレスラー級（推定１５０�s）の男性が座ったためすこし窮屈でしたが、特に問題なく定刻にＬＡに到着。入国審査の後、荷物をピックアップして再預け入れの際、課金は有りませんでした。
　メキシコ便も少し遅れただけで無事マサトランに到着。到着ゲートを出たらいつもロッジスタッフ（ほぼラウル）が待っているのですが、今回はツアー会社らしき人が寄ってきて、「迎えの人が来るのでここで少し待て」との事でした。１０分くらい待ってラウルが到着。そこから車でロッジに移動し、到着したのが午後６時過ぎ。丁度、釣行者がレイクから帰ってきた時間でした。先に来られていた佐藤さん達と挨拶をし、夕食の際にレイクの状況や釣果について聞きましたが、あまり良くないようで、１０ポンドキラーの佐藤さんでさえ、最大が８ポンドとの事でした。私はまぐれでも１匹でかいのが釣れれば良いと考えているので、あまり深く考えることはありませんでした。 


［１２／２８　終日釣り］ 

トータル３５匹位、最大６ＬＢ１２ＯＺ（６１�p）、他５ＬＢ以上４匹、４ＬＢクラス７匹
ポッパー、シャロークランク、マグナムフルーク（ノーシンカー）等

６ＬＢ１２ＯＺ（６１�p）

５ＬＢ１０ＯＺ

　午前中はポッパー、シャロークランク、マグナムフルークでそこそこクラスが良く釣れました。岬やワンドなどバンク沿いを流すような感じでした。この日最大の６ＬＢ１２ＯＺは岩盤に沿って流した際に釣れました。 
シャロークランクで流していた際、間違いなくグランデとわかるヒットがあり、ガイドのアルベルトも異変を感じてネットを取り出しましたが、強烈な引きであえなくラインブレイク。せめて魚体を見たかった。
　午後はエンジントラブルに見舞われ、満足に釣りができず、５ＬＢ１０ＯＺが最大で数も１５匹位でした。


［１２／２９　終日釣り］

トータル４０匹位、最大７ＬＢ９ＯＺ（６０�p）　他５ＬＢ以上４匹　４ＬＢクラス数匹。
マグナムフルーク（ウェイテッドフック）、シャロークランク、ポッパー、テキサス等

７ＬＢ９ＯＺ（６０�p）
５ＬＢ８ＯＺ（６１�p）	５ＬＢ１５ＯＺ

　この日は昨日やらなかったテキサスリグでディープの掛けあがりを探りましたが反応が悪く、結局まあまあサイズが釣れたのは昨日と同じで、水深１〜３ｍまでをシャロークランク、マグナムフルーク（ウェイテッドフック）でした。　午後から急激に釣れるサイズが落ちましたが、最後の一投でアルベルトの指示したワンドの奥にフルークを投げたところ、今回最大の７ＬＢ９ＯＺが釣れました。どうせ５ＬＢ位と思い強引に引き寄せましたが、意外に大きかったという印象でした。


［１２／３０　終日釣り］

トータル３５匹位、４ＬＢクラス４〜５匹
ポッパー、シャロークランク、マグナムフルーク（ウェイテッドフック）、テキサス、チャッターベイト等

　この日は昨日の午後に続き、魚のサイズが落ち、５ＬＢに満たないサイズまでを約３５匹。シャロークランクのフックが折れて腹針だけ交換したことや、Ｒｙｕｇｉのウェイテッドフックが無くなり別のものに変えてから、バラシが多くなり、釣りのリズムがおかしくなりました。 


［１２／３０　１０時半まで釣り］ 

トータル１３匹、最大５ＬＢ弱
ポッパー、シャロークランク

　最後まで１０ＬＢを目指して頑張りましたが、昨日までの流れを変えることができず終戦。昨日までと違いこの日は雨が降ったり止んだりでポッパーでの反応が良く、大型が横から飛び掛かるようなバイトも有りましたが、キャッチすることはできませんでした。あと、この釣行で初めてキャットフィッシュとティラピアがヒットしました。どうせなら、あと２目釣って５目釣りになればネタになったのに・・・。

アルベルトと

スィギス、Ｍさん、Ｎさんと

［釣り総括］

　今回も残念ながら１０ＬＢを釣ることができませんでした。３年連続で年末に釣行したのですが、当然レイクの状況が毎年変わり、釣り方・ヒットルアーも変わります。１年前の帰り際にやっと掴みかけたものが、全く無になってしまします。今回はディープクランクのラインナップを増やして臨んだのですが、全く出番がなく、２個しか持ってきていないシャロークランクを投げまくることになりました。バイブレーションも全く使いませんでした。去年やりまくったキャロもリグることもありませんでした。比較的シャローばかりをやったのですが、もう一段深いところを狙ったらどうなったんだろうかとか、もっと違う釣り方を試したらどうなったんだろうかとか、毎回思うのですが、とにかく３日半という短い期間なのでいろいろ試す間もなく、あっという間に終わってしまいます。
　大型を狙うあまり毎回「後悔」とか「失望感」が漂った釣行記になってしまってますが、６０�pや３�sを超えるバスなんてそうそう日本で釣れません。エルサルトの最高の環境で、強烈な引きのバスを釣る。最高に贅沢な時間を過ごせます。景色を見てるだけでも癒されます。行きたいけどまだ行ったことの無い方々も是非行ってみて下さい。


［１２／３１〜１／２　帰路］

　帰路は乗り継ぎ時間も含め約３３〜３４時間の長旅でしたが、大きな問題なく帰宅できました。ＬＡまでのデルタ航空は２個の荷物に対して計６５ドルの課金、日本までの大韓航空はロッドケースのオーバーサイズで２００ドルの課金でした。 
　ＬＡで乗り継ぎの際、毎年恒例の「年越し○○」に今年も挑戦しました。昨年、一昨年は大失敗（釣行記参照）。今年は見事成功致しました！！ 

年越しきつねうどん

　パスタを食べようと店を探していたところ日本料理店を発見。「Ｓｐａｇｅｔｔｉ」の発音が悪く通じなかった昨年の悪夢から、今回はハードルを下げて「Ｋｉｔｓｕｎｅｕｄｏｎ」にしました。
　年越し行事も完遂し、２０１７年は私にとってきっと良い年になると思います・・・。
「１０ポンド、いけるかな？」


［最後に］

　今回の釣行も日本人の常連さん方々がいらっしゃったので、ストレスなく楽しく過ごすことができました。
皆様ありがとうございました。次回行くことになれば、事前に情報収集させて下さい。宜しくお願い致します。
　Ａｃｃｅｓｓさん、毎回ご無理ばかり言って迷惑お掛けしておりますが、とても感謝しております。次回も宜しくお願い致します。



［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［約１３０］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK）
　　（※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります）
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　　1位：体重：［７］lb［９］oz （［　　］g）　　体長：［６０］cm　　　　時刻：［１７］時［３０］分ごろ
　　　ルアー：［　マグナムフルーク　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　ウェイテッドフック　］　　バイト深度：［２〜３］m
　　---------------------------------------
　　2位：体重：［６］lb［１２］oz （［　　］g）　　体長：［６１］cm　　　時刻：［９］時［２０］分ごろ
　　　ルアー：［　マグナムフルーク　］　　色：［　アイスシャッド　］
　　　リグ：［　ノーシンカー　］　　バイト深度：［１］m
　　---------------------------------------
　　3位：体重：［５］lb［１５］oz （［　　］g）　　体長：［未計測］cm　　時刻：［１０］時［００］分ごろ
　　　ルアー：［　マグナムフルーク　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　ウェイテッドフック　］　　バイト深度：［２〜３］m
　　---------------------------------------
　　4位：体重：［５］lb［１０］oz （［　　］g）　　体長：［未計測］cm　　時刻：［１４］時［３０］分ごろ
　　　ルアー：［　シャロークランク　］　　色：［　チャート　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［１．５］m
　　---------------------------------------
　　5位：体重：［５］lb［８］oz （［　　］g）　　体長：［６１］cm　　時刻：［１０］時３０］分ごろ
　　　ルアー：［　マグナムフルーク　］　　色：［　ウォーターメロン　］
　　　リグ：［　ウェイテッドフック　］　　バイト深度：［２〜３］m
　　---------------------------------------
　50cm超の本数：［１５〜２０］本　（そのうちロクマル［３］本）
　7lb超の本数：［１］本　（そのうち8lb台［　］本、9lb台［　］本、10lb台［　］本、11lb以上［　］本）


●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　掛けあがり隣接のシャロー。シャロークランク、マグナムフルーク。　　］

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　［　掛けあがり隣接のシャロー。ワンド周り。１〜３ｍ。シャロークランクの高速巻き
　　　　　マグナムフルークのノーシンカー＆ウェイテッドフック。　］

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　ディープのテキサス等。　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　［　シャロークランク、マグナムフルーク　　　　　　　　　　　　］

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　［　ワームは定番だけで良い。　　　　　　　　　　　　　　　　　］



［サイト管理者より補足］
日程表の復路では１２／３１にロスを出発して１／２に仁川（インチョン）に到着となっており、「１／１が丸１日ずっと飛行機の中なの？何でそんなに長い時間がかかるの？」と奇妙に感じた方もいるかもしれませんが、こういうことです。
　・１２／３１深夜２３：３０にロス発。ロス発後わずか３０分で２４時（１／１零時）となり日付が１／１に変わる。
　・その数時間後に太平洋上で日付変更線通過により日付がさらに１日進んで１／２になり、朝６時に仁川着。
つまり、ロスから仁川までの実際の飛行時間は１３時間にすぎないにもかかわらず、その間に日付が２日進んでしまうというわけです。

この方は前回は違う航空会社だったわけですが、今回大韓でのロッドケースのオーバーサイズ課金をチェックしていなかったのは痛いですね。釣行記でも大韓で課金になっている例が何年も前からいくつもあったのですが、11年前と同じだろうと考えてしまったのは惜しい・・・。
今後釣行する計画がある方は注意するようにしてくださいね。基本的には「現在航空会社の多くは長いロッドケースにはオーバーサイズ課金をする方針であり、課金しない航空会社のほうがめずらしい」という認識でいてください。航空会社の方針は時々改定されたりするので、その時点でどうなっているのかを確認することが大事です。
こうしたオーバーサイズ課金に遭わないための最良の方法は「持って行くならワンピースロッドはやめてツーピースロッドにする」、もしくは「ロッドは現地でレンタルする」です。

行くのは毎回年末というこの常連さんがおっしゃっているとおり、たとえ同じ時期に行ってもその時その時でその前の回とはレイクの状態や魚の居場所や活性が微妙に違うとか大きく違うとかいうことになってしまうのが釣りというもの。だからどんな常連さんと言えども行ってすぐそれらを把握し終わっていい釣りに持ち込むなんてことは至難の業なんです。やっぱりどうしても最初の1日2日は手探りになってしまうもの。だから釣り3日半でもアッという間だと感じてしまうんです。メキシコ初心者の方はメキシコの釣りに慣れるのにもっと時間がかかりますからさらに強くそれを感じるはずです。この方のように休みの都合でどうしても3日とか3日半とかしか釣りができない場合は仕方ないのですが、もし休みがどうにかなる方はぜひ4日とか5日とか出来るだけ長く釣りができるよう休みを確保するといいと思います。

この年末も何組も日本人が同じロッジに集結して楽しく時を過ごしました。ここ数年でちょっとした恒例行事みたいになってきて何だかうれしいです。こういうのって続いてほしい。遠い異国のレイクでバス釣りという同じ趣味を共有する仲間達と「おおっ、久しぶりっ！今年も来たなっ！」あるいは「とうとう来てみました。初めまして、よろしくっ！」ってな感じでワイワイ過ごせるなんてのはまさに至福としか言いようがないですよね。


皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。（→ツアー会社を利用したほうがいいのでは？）　必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。（→お助け個人手配サポート）（→海外釣行のサポートをしてくれるの？）（→このサイトの目的は？）


現実にこんなのを狙えるレイク！ 日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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