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「エルサルト釣行記3」 [愛知県・S様]
2015年10月 メキシコ、レイク・エルサルト
先日3回目となるメキシコ、エルサルトに行って参りました。
拙い文章ですが釣行記を投稿させて頂きます。
まず初めに今回もロッジの予約、航空券の提示など予約確定まで1週間程度と迅速な対応をして下さったAccessさんには大変感謝しております。ありがとうございます。
今回の旅はセントレアからの出発です。
前回2回が成田発だったため同じように航空券を探していましたが、Accessさんに提案して頂いた便は乗り換えは多くなるものの、釣り日数を増やせる上に近場からの出発になり大変助かりました。
個人での航空券を取るのに慣れている方でも一度相談して、更にいい便がないか聞いてみるとより充実した旅になるのではないでしょうか。
日程としては以下の通りです。
都市〔現地時間〕
10/31 セントレア−インチョン−ロス−メキシコシティ−マサトラン
11/1−11/5 終日釣り
11/6 半日釣り マサトラン−ロス
11/7 ロス−
11/8 インチョン−セントレア
マサトラン到着までは今回、インチョン、ロス、メキシコシティの3カ所での乗換があり非常に不安を抱えていましたが、有る程度の時間の余裕があれば、何も困ることはありませんでした。
ロスでの乗換は利用客の絶対数が多いため慣れている方でも2時間以上はゆとりを持った方が無難かと思います。
ロスに着くなりロッドケースの破損(ねじれば空くのに、、)、メキシコシティでは出発遅延、そんなこんなで自宅を出てから32時間かけようやくロッジに到着(夜中の2時)、軽く準備をすませ仮眠をとり、翌朝から釣り開始の予定でしたが1時間寝坊しひとり遅れての出発となりました、、笑
しかも夜中には気づかなかったのですが、3本中2本のガイドが破損しており使用不可能、、、自前の1本と結局3本のレンタルに頼ることになりました。
塩ビパイプにいれて頑丈に梱包しても出して中を確認する際に、乱暴に扱われてはどうすることもできません、、空港での壊れ物注意のシールは全く意味を成しませんでした、、
■釣り1日目
ロッドの破損でテンションは最悪な中でのスタートになりましたが、釣りの方は3mラインのブッシュエリアにてテキサスで数本、岬とゴロタが点在する複合エリアで59cm5ポンド弱を釣り、その後は40後半までを合わせて12匹程度で、午後も同様に反応のいいところを回り夕まずめに58cm4ポンドが出ました。トータルで20本弱。
この日私以外の宿泊者が4人いましたが、全員最終日だったみたいです。時差と疲れで夕飯後、泥のように眠り翌朝気づいたら私だけになっていました。一つ楽しみが減りました。
59cm5lb |
58cm 4lb |
■釣り2日目
朝からとても厳しい展開、スクラウンジャー、テキサス、バイブレーションなどで各ポイントをランガンするも小バスがポロポロ釣れるのみ、最後によったアングラーズインの前の3mフラットエリアでスクラウンジャーにて55cm5.7ポンドが最大魚でした。午後は最大52cm4.6ポンド。夕方フィーディングが活発になる時間帯に、シャローのブッシュにてパンチングで連発しますが2〜3ポンド台がほとんどでした。1匹デカイのがかかりましたが巻かれました。
トータルでこの日は20本弱。
■釣り3日目
天気予報では寒冷前線が来るとの予報でしたが、風もなく曇り空で釣りはしやすい天気でした。
シャローのロックエリアをテキサスやワッキーで流しますが、40後半有る無しのサイズが釣れるのみ、昨日最後に入ったブッシュポイントでオスカルが持参してくれたバウヘッドを使い連発しますがサイズは伸びません。
その後、昨日のアングラーズインの前のポイントに入ります。
よく聞くとシャローとディープが隣接するポイントのようで、駆け上がりをクロスするようにキャストをしているとのこと。
この日からアメリカのテレビの取材のためかアングラーズインのボートが非常に多く、周りを見渡しながらスクラウンジャーを回収している所で突然重みを感じ、瞬く間にドラグが出されます。
何度か引きずりこまれそうになるのを耐えて上がってきた魚は明らかに自己ベスト。
落ち着いて計測すると58cm9.18ポンド。惜しくも10ポンドには至りませんが自己ベスト更新となりました。
午後は午前のようなブッシュポイントをランガンするもそこまでシャローに入ってきていないのか、なかなかサイズが伸びません。
帰着前に9ポンドが釣れたエリアに入り直し、風に流されながらスクラウンジャーを使うも反応はイマイチ。
岸寄りのリリーパッド際をブルシューターでながして行くと57cm6.3ポンドが釣れ終了となりました。
トータル40弱。
■釣り4日目
この日は打って変わって、朝からとても食いがシブく、数も全くでません。バイトが遠のくことも多くランガンするも帰着直前まで反応がありません。
駄目元でボートランプの近くのリリーパッド際をトップでやらせてもらうことに。ボイルは徐々におきるもののルアーへの反応はなし。あと数投で帰ろうと言われるも、20m先で大きな捕食音がして、すかさずリザードを投げると引き込まれるファイトが。
潜られると巻かれるため強引に引き寄せ無事ゲット。
62cm8.6ポンドでこの日は終了。非常に厳しい展開でした。
トータル15匹。
62cm8.6lb
■釣り5日目
朝からシャローのブッシュで50cmまでを20本近く釣りましたがウエイトが伸びませんでした。午後は垂直のロックエリアの中層など今までに回らなかったポイントをランガンしますがグランデは釣れません。
夕まずめにポッパーで52cm5.2lbが釣れてこの日は終了。トータル30匹強。
ロッジに帰ると、この日から滞在の6人のメキシカンが既にどんちゃん騒ぎをしていました。
そのまま中に入り、みんなで連絡先を交換したりテキーラを飲んだり〔飲まされたのですが〕して、翌朝が最終日になるため私は早めに部屋に戻りました。彼らは夜中まで騒いでいました、、、笑
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みんなで1枚 |
■釣り6日目
帰国のため半日釣行です。前日ポッパーで出たポイントに行き、朝から1時間ほどで11匹MAX50弱までを釣りました。トップでダブルヒットもあり楽しかったです。残りの時間は好調だったシャローとディープの隣接するエリアをランガンすることにしました。
スクラウンジャーを目視できるギリギリの深さでスローに巻いてくると、ブッシュにかすった瞬間に横からひったくるバイトが見え、上げると60cm8.3lb、傷一つない綺麗な魚体でした。
最後に入ったアングラーズインの前のポイントでもノーバイトが続き、これで終わりかーと感傷に浸りながらラスト1投を投げると、まさかのバイトが。58cm7.6lbでした。
毎日、最後の最後まで何が起こるか分からないエルサルト釣行でした。
トップでたくさん |
ダブルヒットもあったり |
60cm8.3lb |
58cm7.6lb |
その後はロッジに戻りパッキングをして空港までスィギスに送ってもらい、帰国に関しては特に困ることもなく無事に日本に戻りました。
ガイド:オスカル
英語が話せるガイドを第一に希望をだし彼になりました。
ガイド歴15年。知識、ポイントのチョイスの幅が広く飽きない程度に色々な釣りをローテーションするため私には合っていました。
オスカルとの1枚
使用ルアー:メインは以下二つ
○マグナムリザード グリパン/ウォーターメロン いずれもレッドフレーク
バウヘッド、テキサス、直リグ 3/8−1/2oz フック5/0
○スーパーフルーク サカマタシャッド6inch ホワイト/チャートリュース
スクラウンジャー 1/2oz
その他にはセンコー5inch ワッキー
ポッパー、バイブレーションなどを気分転換に使ったりしました。
タックル:
持参したタックルが破損したためレンタルしましたが、denailというアメリカメーカーと提携し、これから客に紹介して気に入れば販売していくとかで新しいアメリカンロッドが導入されていました。初日にいた1人が関係者だったみたいです。導入後、私が初めての客だったようで、HとMHの新品を使わせてもらいました。未使用が20本以上ありましたがほとんどがH、MHでした。
多少重く、グリップが太かったですが今回破損した事を考慮するとレンタルで今後は充分かと思います。
リールはナイロン25ポンド、フロロ20ポンド
レンタルロッド
■最後に
11月はオスカルもシギィスも非常に厳しい日が多いと言っていましたがたしかにその通りでした。
前回のスポーニングシーズンでは連発することも多く飽きない程度に釣れましたが、状況が本当に日替わりでノーバイトが2〜3時間のこともざらにあり、全体を通してみると厳しい印象でした。ですが丁寧にやることを心がけタイミングさえあえば満足いく釣果が得られるのではないでしょうか。結果、自己記録も更新でき満足いく釣果が得られました。
次回いつ行けるか未定ですが、また戻ってきたいと思わせてくれるエルサルト釣行となりました。
Accessバッグに余ったワームなどを入れたので今後釣行する人は足しにして下さい。スィギスに言えば出してくれます。
アクセスバッグ
以上、簡単ではありますが私の釣行記、およびアドバイスとさせていただきます。メキシコ釣行をお考えの方の参考になれば幸いです。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[130-140]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
(※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
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1位:体重:[ 9.18 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 58 ]cm 時刻:[11]時[00]分ごろ
ルアー:[スーパーフルーク] 色:[パールホワイト]
リグ:[スクラウンジャー] バイト深度:[3-4]m
---------------------------------------
2位:体重:[ 8.6 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 62 ]cm 時刻:[17]時[20]分ごろ
ルアー:[マグナムリザード] 色:[WM
レッドペッパー]
リグ:[直リグ 3/8oz] バイト深度:[1-2]m
---------------------------------------
3位:体重:[ 8.3 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 60 ]cm 時刻:[9]時[30]分ごろ
ルアー:[サカマタシャッド] 色:[チャート]
リグ:[スクラウンジャー] バイト深度:[2-3]m
---------------------------------------
4位:体重:[ 7.6 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 58 ]cm 時刻:[10]時[20]分ごろ
ルアー:[サカマタシャッド] 色:[チャート]
リグ:[スクラウンジャー] バイト深度:[2-3]m
---------------------------------------
5位:体重:[ 6.3 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 57 ]cm 時刻:[17]時[20]分ごろ
ルアー:[ブルシューターjr] 色:[ブルーギル]
リグ:[ビッグベイト] バイト深度:[1-2]m
---------------------------------------
50cm超の本数:[10匹強]本 (そのうちロクマル[2]本)
7lb超の本数:[4]本 (そのうち8lb台[2]本、9lb台[1]本、10lb台[ ]本、11lb以上[ ]本)
●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 3~4フィートのブッシュのパンチング 3/8オンス直リグ、バウヘッドにマグナムリザードやセンコーを
使用した。クロー系のワームも効果あるとガイドは言っていたが、持っていなかった。 ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 5~6フィートの駆け上がりをスクラウンジャー1/2oz
フルークでただ巻き]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 同様の駆け上がりでの1/2oz
マグナムリザードキャロはほとんど反応がなかった ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ 1/2ozスクラウンジャー with
フルーク〔パールホワイト〕、サカマタシャッド6inch〔チャート〕 ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[ 積極的にガイドの意図を理解するために密にコミュニケーションをとること、他の客と情報交換をすること ]
[サイト管理者より補足]
頻度としては稀なことですが、ロッドケースとロッドが破損したというのは痛いですね。「自分のロッドで釣りしたい」というのは釣り人なら皆同じだと思いますが、「ロッドケースに入れていれば大丈夫」というわけじゃないのが難しいところです。市販されているロッドケースであれば外見で開け閉めの方法が判断できる場合が多いですが、塩ビ管で自作した場合、そこで使われているフタとかの部品の構造を保安当局の人は知りませんから開け方がわからずしかたなくこじ開けるということになったりしかねません。ロッドケースを自作して行く人はどこをどうすれば開くのかをロッドケースに矢印やメッセージを目立つように書いておくことをお薦めします。
レンタルロッドが新調されたとのことですし、ロッドは持参せず全てレンタルにするというのも1つの考え方です。
航空券探しでは「以前そうだったからそれと同じに」と考えるとより良いものを見逃すことになりかねませんから注意が必要です。なぜなら飛行機のダイヤは変わるからです。出発時刻が変更になったりするのはよくあることだし、それまでは飛んでいなかった飛行機が新たに飛ぶようになったりすることだってありえます。そうすると以前はなかったような組み合わせのフライトが可能になり、よりパフォーマンスのいい航空券が使えるようになっている可能性があることになります。結局自分にとって一番いい航空券がどれなのかはしらみつぶしに調べてみないとわからないという部分があり、それが航空券探しに手間がかかる理由となっています。
もちろん、旅行日数や資金に余裕があるならちょこっと検索して見つかったもので行くというのでも構いません。しかし、資金がギリギリだから少しでも安くしたいとか、この方も含めて非常によくある要望ですが釣り時間を出来る限り詰め込んで極力長く釣りをしたいとかいう場合はいろんなパターンを調べてみる必要が出てくるんです。
皆さんももし釣行する機会があったらご自分で見つけた航空券の他にもっといいものがありそうかご相談くださるといいかもしれません。私達も見つけられないかもしれませんが、見つかったらそれに越したことはないですからね。
この方の出発は10月31日で釣行自体は10月に始まっているんですが、釣りは実質11月からということになります。11月は厳しい日が多いと聞いたとのことですが、オスカル達がどういう意味で、あるいはどういう基準でそう言っていたのか今ひとつよくわからないです。このサイトができてからもうだいぶ経ちますが、11月が特に厳しいというようなことはとりたてて聞いたことがないんですよねえ・・・。
上の釣果欄に書いてあるとおり、この方の今回の釣果は合計で130-140本だったようです。1日平均24本くらい釣れているという計算になりますし、メキシコでもなかなか釣れない9ポンド台1本を筆頭に8ポンド台2本、7ポンド台1本も釣れているわけです。そもそも、これが厳しい悪い釣果かと言うと、そんなことは全然ないわけです(→釣果実績統計)。前回の釣行はスポーニングシーズンの1月でしたが、1日あたりの平均の本数は今回より確かに多くて33本くらいの計算ですが、反面、大物は最大でも6ポンド台にとどまっています。それを超える7ポンド台、8ポンド台、9ポンド台を計4本も釣っている今回の釣行とを比較した時、どちらがより「厳しい」かと問われれば、私達だったら前回1月の釣行のほうが「厳しい」と感じてしまうと思います。つまり、何を基準にするか、何を重視するかで価値判断が変わってくるわけです。それに、大物を狙う代わりに数を犠牲にした釣り方をするということも非常によくあること。一方を取ればもう一方に不満を感じてしまうというジレンマは私達釣り人に常につきまとうわけです(笑)。
読者の皆さんの中で「11月は厳しいんだ」単純に捉えてしまったり、「1日平均24本くらい釣れてもメキシコでは「厳しい状態」に入るのか、じゃあ普通の状態なら1日50本なんて当たり前のように釣れちゃいそうだな」なんて思ったりした人もいるかもしれませんが、そんな考え方はちょっと行き過ぎですのでしないでくださいね。
いずれにしても、この方が「丁寧にやることを心がけタイミングさえあえば満足いく釣果が得られるのではないでしょうか」とお書きになっているとおり、たとえ何月に行こうがその時の状況に合わせて丁寧に釣りをしていくということが一番大事だし、何月に行こうが直前の天候等の影響で何をやってもダメということはあり得るわけで、それが自然相手の「釣り」というものだと思います。
ロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。(→ツアー会社を利用したほうがいいのでは?) 必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。(→海外釣行のサポートをしてくれるの?)(→このサイトの目的は?)
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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