海外釣行記（メキシコ）－「メキシコ　レイクエルサルト２０１７／７／１５

海外釣行記　メキシコ、レイク・エルサルト

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「メキシコ　レイクエルサルト２０１７／７／１５－２３」　[東京都・Ｎ様]
2017年7月　メキシコ　レイク・エルサルト

二回目のエルサルト釣行になります。
今回も大きなトラブルに見舞われず、無事に日本に帰ってくることができ、Ａｃｃｅｓｓさんのサポートに非常に感謝しています。
今回は往路復路共に、初めてアエロメヒコ航空を利用しての、メキシコシティ経由マサトラン行きでの釣行となります。釣り五日間半の予定です。

まず出発日、成田へ着いてチェックインで２つの搭乗券を貰いました。
荷物もロッドケース含め預け入れを済ませ、タグもマサトラン行きを確認し、出国審査とセキュリティチェックを済ませ定刻通り出発となりました。
アエロメヒコ航空を初めて利用したのですが、メキシコシティ行きの航空機はほとんどがメキシコ人で、日本人は２割ほどでした。

メキシコシティにほぼ定刻通り到着後まず入国審査があり、そこで１００人程の待機列が出来ており２０分ほどかかりました。

入国審査

次に荷物のピックアップです。
釣竿はスーツケースと同じところから出てきました。
またピックアップの待ち時間で神奈川県のＮさんと合流しました。
ピックアップの隣りのカウンターで再預け入れを試みましたが、ここで不測の事態が発生。スーツケースは無事に預け入れ出来ましたがロッドケースは一度到着ロビーに出て上で預けろとのこと。
スペイン語もよくわからないので、ジェスチャーを頼りに一度到着ロビーに出て二階に登り、アエロメヒコＬ２のチェックインカウンターでｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇｆｌｉｇｈｔであることを伝え、ロッドケースを預け入れました。

アエロメヒコＬ２のチェックインカウンター

アエロメヒコへの事前の電話での問い合わせでは到着ロビーに出る必要はないとのことでしたので、異なった情報に翻弄されました。
その後、セキュリティチェックをこなし、この時点で到着から約２時間経過。
到着ロビーに出たときはどうなるかと思いましたが、意外と時間的に余裕があって良かったです。
おそらくパックロッドでスーツケースに収納して行く方だとスムーズに再預け入れが出来るため外に出る必要がないので、１時間見ておけば大丈夫だと思いますが、今回は一度到着ロビーに出てしまったので、２時間近くかかってしまったようです。それでも元々の乗り継ぎ時間は３時間程あったため、時間には余裕がありました。
案内板には出発口は７５ｂとあり、また出発には十分な余裕がありました。
しかし実際には出発口は７５ｂではなく７５ｃでした。
途中で気付き、スタッフに確認し、下の７５ｃに行けとのこと。
掲示板が誤った記載のまま訂正されておらず、海外はやはり注意力が必要です。

スロープ沿いに下へ降りるとそこでバス停に並ぶマサトランへ向かう人々が。

バス停に並ぶマサトランへ向かう人々

バスで航空機まで移動し、マサトランへ。

マサトランでは荷物のピックアップを行いました。
無事にロッドケース含めピックアップをして、ロビーにでると、運転手と先に着いていたベテランのＳさんが待っていました。
そのまま車に乗り込み１，５時間ほどでエルサルトロッジへ到着。
到着後は夜ご飯を食べて準備をして就寝となりました。
小さなトラブルはいくつかあったものの、欠航や時間遅れはなく、行きはかなり無難に来れたと思います。
アエロメヒコ航空に関してはサービス、食事含めほとんど不満はなかったです。
また日本人のＣＡさんも二人いたので、日本語も通じました。

■Ｄａｙ１

ガイドはヒルでした。
午前中はトップを試みましたが不発、後で聞いてみると皆調子が悪かったと。
ディープクランクでドロップオフを攻めると連発し午前中は２８本うち７本が５０ＵＰ、最高が５８ｃｍ３ｋｇ，５６ｃｍ３ｋｇを筆頭に、すべてディープクランクでした。

ヒル

午後はバクラトスイマー、スローロール、スクラウンジャーをローテーション。５４ｃｍ６ポンドクラスを筆頭に良い釣りが出来ました。

■Ｄａｙ２

午前も昨日とほぼ同じ展開で、５７ｃｍ６ポンド、５４ｃｍ６ポンドをショットオーバーにて。
サカマタ、バイブレーション、バクラト等も使い、６ポンドと４ポンドのダブルヒットなどを経験しました。

６ポンドと４ポンドのダブルヒット

午後になって、今までの釣りが不発となります。
そのため立木をジグで攻めると５８ｃｍ３４００ｇを筆頭に５５、５４といいサイズが続きかなり楽しめました。

５８ｃｍ　３４００ｇ

■Ｄａｙ３

午前中に出来事は起きました。フィーディングでかけあがりに待機していたと思われる６２ｃｍ４１０５ｇをスクラウンジャーで釣り上げ、自己記録更新となりました。
その後はキャロ、スイムベイト、ディープクランクで５０－５５位を数本釣って終了。

６２ｃｍ　４１０５ｇ

午後は５６ｃｍ７ポンドクラスをディープＸやキックバッカーで。他にはキャロもこの日から試しました。

■Ｄａｙ４

この日からガイドがオスカルに代わりました。あくまでも１０ポンドオーバーが釣りたいということを伝えると、数は出ないかも知れないがそれでもいいかと聞かれ、了承しました。
５６ｃｍ７ポンドクラスがストームシャッドで釣れましたが、数が続きませんでした。バクラト、ジグ、クランク等も試しましたが、あまりはまらずこの日は終了。

オスカル

■Ｄａｙ５

午前中はうってかわって５８ｃｍ７ポンドクラスをスクラウンジャーで、５７ｃｍ６ポンドクラスをストームシャッドで。
他にはポッパー、ディープクランク、テキサス、ジグ等も試しました。ただ数は続きませんでした。

手詰まりになったので午後になって初めてシャローを試します。
スピナベやサカマタで撃って行きますと、グランデの当たりが。しかしながら今日はとことんついておらず三本グランデのラインブレイクをしてしまいました。
結局夕方のボイルに嵌まって５２、５４ｃｍをスクラウンジャーで釣って終了となりました。

■Ｄａｙ６

とうとう最終日です。
サカマタで５０クラスを揚げた後、シャローでテラピアを追う明らかなグランデのボイルに遭遇。
スイムベイトを投げて１投目、ピックアップ寸前で今まで見たことのない特大サイズが襲いかかりましたが、惜しくもフックオフ、金色の巨大なお腹を反転させて去っていきました。
ガイドのオスカルは少なくとも１２ポンドオーバーでここ１０年見たことないサイズだと言っていました。確かに二日前に釣った９ポンドが霞む大きさで、ばらしたあとは暫く放心状態でした。
その後も何度かバイトはあったものの、上手く乗せきらずにタイムアップとなりました。

イタリア人アングラーとの３ショット　釣人は皆仲間です

トータル５０ＵＰ３０本前半／トータル１８０本という結果で、バラシの瞬間が脳裏に焼き付いたまま急いで準備をして帰路につきます。
１８：０４マサトラン出航に間に合うよう、１３：１５にラウールと出発となりました。

チェックインして、スーツケース、ロッドケース共にタグに成田まで記載されていることを確認し、搭乗券を二枚貰いました。そしてメキシコシティでの荷物ピックアップは必要ないことを再度確認しました。セキュリティチェックも無事にクリア。
途中お土産を見たり時間を使いましたが１時間余裕をもってゲートに到着しました。
定時通りの出発となり、問題なくメキシコシティへ到着。荷物もピックアップなくｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇへ進み、セキュリティチェックをこなし、スターバックスでｆｒｅｅＷｉ－Ｆｉに接続しつつ時間を潰しました。４時間程の余裕がありました。定時が来て特に問題なく出発となり成田に到着となりました。

今回はアエロメヒコ航空メキシコシティ直行便を利用しての釣行がＡｃｃｅｓｓさんでは私が初ということでしたが、特に大きな問題は無いように感じましたし、アメリカ経由と違い直接メキシコ入国可能なのは非常にメリットで、稀に破格での航空券も入手可能だそうで個人的にはお薦め出来るかと思いました。
また釣果ですが、今回は１０ポンドだけを狙いに行ったので数はあまり伸びていません。また６２ｃｍ９ポンドオーバーと自己記録を更新出来たのでこれ以上何を望むんだと言われても仕方ないですが、個人的には最終日にかけた推定１２ポンドオーバーが脳裏に焼き付いて離れません。本当に悔やまれる釣行となってしまいました。
大きな置き土産をしてしまい、またリベンジの機会を作りたいと強く感じた次第です。
最後にご一緒させて頂いた日本人の方々はベテランの猛者ばかりで色々情報交換も出来てすごく勉強になり、自分の釣りの幅も広がったように感じます。ありがとうございました、またご一緒出来たらよろしくお願いいたします。

日本人の皆さんと

［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［180］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK）
　　（※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります）
　　---------------------------------------
　　1位：体重：［9］lb［　　］oz （［4105］g）　　体長：［62］cm　　時刻：［10］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［スクラウンジャー］　　色：［チャート］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［4］m
　　---------------------------------------
　　2位：体重：［8］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［58］cm　　時刻：［14］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［ラバージグ］　　色：［ブラック］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［2］m
　　---------------------------------------
　　3位：体重：［7］lb［5］oz （［　　］g）　　体長：［58］cm　　時刻：［11］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［スイムベイト］　　色：［ホワイト］
　　　リグ：［ノーシンカー］　　バイト深度：［5］m
　　---------------------------------------
　　4位：体重：［7］lb［5］oz （［　　］g）　　体長：［58］cm　　時刻：［13］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［スクラウンジャー］　　色：ホワイト［　　　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　］　　バイト深度：［4］m
　　---------------------------------------
　　5位：体重：［7］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［58］cm　　時刻：［10］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［ディープクランク］　　色：［鮎］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［5］m
　　---------------------------------------
　50cm超の本数：［33］本　（そのうちロクマル［1］本）
　7lb超の本数：［7］本　（そのうち8lb台［2］本、9lb台［1］本、10lb台［　］本、11lb以上［　］本）

●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［ディープクランク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　［Deepでのスイムベイト　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［リザード底の釣り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　［スクラウンジャー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　［　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　］

［サイト管理者より補足］
推定12ポンドオーバーって超デカい！フックオフでバラシちゃったのは本当に痛い・・・。4キロ超、9ポンド台のロクマルというかなりの大物を釣っててもそれが霞んじゃうのはよくわかりますよね。とっても心残りだろうとは思いますが、そんな巨バスをちょっとだけでも現実に自分の目で見れたのはそれはそれで幸せなことなんじゃないかと思います。ぜひまた機会を作って釣りに行ってもらいたいものです。
当初この方は同じ7月ながら他の日程で計画なさってましたが、今回がまだ2回目ということもあり、「常連さんが複数いる日程がある。それに合わせればいろいろ話を聞けて非常に勉強になってすごく価値があるから、航空券価格が多少上がる程度で済むのならそうしたほうがいいのでは？」と提案し、そうなりました。経験者の話を聞くのは上達の早道ですからね。

今年3月から増便されて毎日運行になったアエロメヒコ航空の成田－メキシコシティー直行便。毎日運行になったことでそれまでより使いやすくなったのは確かです。ただ、これまでこのメキシコシティー直行便を使った航空券は他の航空会社を使った場合よりだいぶ高くなってしまうことがほとんどでした。今年は毎日運行化にともなう記念キャンペーン価格が非常に短期間限定的に出ましたが、今後もそのような格安のキャンペーン価格が出たり通常価格自体が大幅に値下げされるといったことは考えにくいです。ですので使いたくても価格面で選びにくいという状態は今後も変わらないかもしれないなという感じがしています。

文中、「成田へ着いてチェックインで２つの搭乗券を貰いました」とありますが、これはメキシコシティー－マサトラン区間含めて全区間がアエロメヒコの便であることから、成田でのチェックイン時にメキシコシティ行きの便と次に乗るマサトラン行きの便の両方の便のチェックインができ、両方の便の搭乗券が発行されるということです。乗継地（メキシコシティー）での乗継便へのチェックインが不要になる分だけ乗継は楽になります。復路も同様で、マサトランのチェックイン時にメキシコシティ行きの便と次に乗る成田行きの便の両方の便のチェックインができ、両方の便の搭乗券が発行されるということです。
往路のメキシコシティーでの乗継時の荷物再預け入れでなぜロッドケース（オーバーサイズではなく規定内サイズだった）だけが再預け入れできず、一旦完全入国して出発階のチェックインカウンターまで行って再預け入れをしなければなかったのかはわかりませんが、釣行を考えている方は「そういうこともあるんだな」と記憶にとどめておいてください。そうすることでいざそうなったとしても焦らずに済むはずです。

皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。（→ツアー会社を利用したほうがいいのでは？）　必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。（→お助け個人手配サポート）（→海外釣行のサポートをしてくれるの？）（→このサイトの目的は？）

現実にこんなのを狙えるレイク！日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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