海外釣行記　メキシコ、レイク・エルサルト

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「エルサルト釣行（２回目）」　[メキシコ在住・中嶋様]
2022年12月　メキシコ　レイク・エルサルト

まず最初に、ロッジのブッキングをしていただいたＡｃｃｅｓｓさんにお礼申し上げます。２０２１年末はメキシコのＩｓｌａ Ｈｏｌｂｏｘにフライでターポンを狙いに行っていたため、今回は２０２０年末以来の２年ぶりのエルサルト釣行となりました。


■１日目（１２／２４）

今回初めて、自宅最寄りのケレタロ空港からマサトランまでＴＡＲの直行便を利用しました。Ｗｅｂサイトに荷物に関して詳しい記載がない割に、荷物の制限が厳しいということを聞いていましたが、ロッドケースとスーツケース１個を超過料金なしで預けることができました。ロッドケースは三辺１５８ｃｍを数センチオーバーしていましたが、何も言われませんでした。
マサトラン空港へはＪｕａｎが迎えに来てくれました。スィギスの息子か？とてもよく似ています。

午後から釣り開始。ガイドはウリエル。３６歳で、エルサルトでのガイド歴は１５年とのこと。色々なポイントをセンコーテキサス、スクラウンジャー、ポッパーで攻めるものの、なかなかバイトが出ません。魚が小さいのかテキサスへのショートバイトが多かったです。
最後に、十字架島の風があたる岬でなんとか５ｌｂが釣れました。ルアーはスクラウンジャー。そのポイントでは連発して、初日のトータルは１０数匹、最大５ｌｂでした。


■２日目（１２／２５）

午前中はレイク北部のシャローエリアを回り、マグナムフルークのノーシンカーで約５０匹、最大６ｌｂ。５ｌｂも出ましたがいずれも１本ずつ。

午後は出船直後、エンジントラブルがあり船を乗り換えました。午前中の延長で、シャローエリアでマグナムフルーク。４ｌｂほどの魚は出るがサイズが伸びません。反応が薄くなってからスピナーベイトを少し試し、良い反応が得られなかったためディープの釣りへ。キャロとテキサスで４ｌｂほどの魚は釣れました。最後にスクラウンジャーを試したがここでも４ｌｂが最大だった。午後のトータルは２３匹。


■３日目（１２／２６）

朝はポッパーで良いサイズ（おそらく６〜７ｌｂほど）をかけるも、残念ながら船際でフックオフ。そのあと同じくポッパーで５．７５ｌｂが出ました。昨日と同じようなシャローでフルークを投げるも、小型しか釣れないためガイドにディープの釣りを提案しました。キャロで数は釣れましたが、このやり方でもサイズが出ません。午前中のトータルは３０匹ほど。
午後はレイク最北のエリアからスタートし、ディープエリアをキャロで探るも反応が薄く、シャローのフルークも全くサイズが伸びませんでした。夕方、風が出てきた時間帯からスピナーベイトに切り替え、６ｌｂまでが釣れました。午後のトータルは２４匹。朝以外のシャローで大型が出ないことが分かったので、明日は「ノーバイトでも良いから、朝の時間帯が過ぎたらディープエリアで」とガイドに提案することに決めました。


■４日目（１２／２７）

今日から、ガイドに釣りはやめてもらって、自分の釣り方に関する考え方や行きたいポイントをガイドに伝えることにしました。（でないと、ずっとシャローのマグナムフルークノーシンカーを続けることになるため。去年アメリカ人の客がそれで良い思いをしたようです。）　朝のトップの時間帯が４ｌｂ台で終わったあと、まずは水深１０ｍ程度のディープエリアをいくつか確認しに行きました。予想よりも生命感が薄かったため、方針転換して「良いシャローに隣接するフラットまたは岬のエリアで釣りがしたい」と伝えました。それが功を奏して、キャロで７ｌｂが釣れました。

同じエリアで、ジグで同じぐらいのサイズがヒットしましたが水中の枝に絡んでバレてしまいました。午前中のトータルは１３匹。好きなように釣りができているので満足度が高い。
午後は午前中に７ｌｂが釣れた場所と似た条件のやや急深のエリアを回りました。レイク東部のリバー上流部も見に行きましたが、船着き場エリアと比べてやや季節の進み方が遅いように感じました。最後に船着き場近くでスクラウンジャーで５ｌｂを釣って終了。午後のトータルは５−１０匹程度。


■５日目（１２／２８）

昨日までのレイクの状況から、良いシャロー（ベイトが多い、ブッシュがある）に隣接する水深３−５ｍ程度のエリアで、なおかつ日当たりの良い西側がキーになると考えました。朝、トップをやっている時にちょうど似たような条件の場所があったので、ガイドに例として伝えました。レイク西部のロングポイントで、キャロで良型と思われる魚をかけましたが、合わせ切れしてしまいました。船着き場近くのエリアで今回の釣行最大となる８ｌｂがキャロで釣れました。

自分が予想した通りの条件の場所でした。午前中トータルは１３匹ほど。
午後はシャローエリア含め色々回りましたが、午前中に私がガイドに伝えたエリア条件からはぼやけてしまいました。８ｌｂを釣った場所で５ｌｂが釣れたのみ。


■６日目（１２／２９）

この日は、昨日まで色々と回って状況が把握できてきた為、ガイドに明確な場所と時間を指定してそこへ行ってもらう作戦に切り替えました。ただこの日は昨日までと違って曇りの予報でした。
朝のトップは場所の選択が悪かったのか意外と不発に終わりました。ロングポイント近くのキャロで５ｌｂ。その後は昨日８ｌｂを釣ったポイント付近で粘るも、５ｌｂが釣れたのみ。
午後はロングポイントで時間を費やすもバイトがなく、結局昨日８ｌｂを釣ったポイントで６．５ｌｂがキャロで釣れました。

■７日目（１２／３０）

午後は空港への移動のため、午前中のみの釣りです。朝のトップでグランデと思われるバイトがありましたが、残念ながら乗りませんでした。結局キャッチできたのは５．５ｌｂのみ。その後はキャロの釣りに切り替えましたが、サイズが伸びず５ｌｂ止まりでした。
今回の釣行は、２年前の８．５ｌｂを超えることは出来ませんでしたが、次につながる学びの多い釣行でした。特に２年前にほとんど行かなかったレイク北部のシャローエリアを見て回れたのが大きいです。大型に関しては場所、時合、釣り方まで明確に絞り込めましたが、６日目の曇りでやや状況が変わってしまったのが残念です。自己記録更新は次回の楽しみに取っておきます。



［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［約100本？小さいのは水中でオートリリースしましたので、よく分かりません。］
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK）
　　（※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」）
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　　1位：体重：［8］lb［0］oz （［　　］g）　　体長：［57］cm　　時刻：［10］時［00］分ごろ
　　　ルアー：［マグナムフルーク］　　色：［　　　　　　］
　　　リグ：［ヘビキャロ］　　バイト深度：［4］m
　　---------------------------------------
　　2位：体重：［7］lb［0］oz （［　　］g）　　体長：［?］cm　　時刻：［　］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［マグナムフルーク］　　色：［　　　　　　］
　　　リグ：［ヘビキャロ］　　バイト深度：［4］m
　　---------------------------------------
　　3位：体重：［　］lb［　］oz （［　　］g）　　体長：［　］cm　　時刻：［　］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［　　　　　　　　］　　色：［　　　　　　］
　　　リグ：［　　　］　　バイト深度：［　］m
　　---------------------------------------
　　4位：体重：［　］lb［　］oz （［　　］g）　　体長：［　］cm　　時刻：［　］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［　　　　　　　　］　　色：［　　　　　　］
　　　リグ：［　　　］　　バイト深度：［　］m
　　---------------------------------------
　　5位：体重：［　］lb［　］oz （［　　］g）　　体長：［58］cm　　時刻：［　］時［　］分ごろ
　　　ルアー：［　　　　　　　　］　　色：［　　　　　　］
　　　リグ：［　　　］　　バイト深度：［　］m
　　---------------------------------------
　50cm超の本数：［??］本　（そのうちロクマル［0］本）
　7lb超の本数：［2］本　（そのうち8lb台［1］本、9lb台［ ］本、10lb台［　］本、11lb以上［　］本）

［サイト管理者より補足］
エメラルドグリーンのカリブ海でフライでターポン！ いいですねえ！ そんな釣りやってみたい！ ダブルハンドのゴツいフライロッドなんでしょうけど、キャストが大変そう（笑）。バス釣りから海釣りまで幅広く釣りを楽しんでいる方のようですね。まさにメキシコ住んでるからこそ出来る贅沢かも。マサトランへの直行便もあるとなると、これからもエルサルトに何度も通っちゃうことになるんでしょうね。羨ましい！
コロナで日本からの釣行者が全く途絶えてしまった2020年と2021年。もしこの方がいなかったらこの2年は釣行記ゼロの寂しい空白地帯となっていたでしょう。でもこの方がメキシコにいて、そしてエルサルトやバカラックに釣行して釣行記をいただけたことで、「毎年毎年釣行記を皆さんに提供し続ける」ということがまさに首の皮一枚でかろうじて継続出来たという結果になったんです。ご本人や読者の皆さんは感じていらっしゃらないでしょうが、これは実はこのサイトにとってはかなり大きなことで嬉しかったことなんです。サイトを運営する者として非常に感謝しています。「お蔭様で何とか乗り切れました。ありがとうございました」と改めてお礼を言いたい気持ちです。
どうかこれからも更なる大物と自己記録更新を目指してメキシコのバス釣りを続けていっていただきたいなと思っています。


皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。（→ツアー会社を利用したほうがいいのでは？）　必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。（→お助け個人手配サポート）（→海外釣行のサポートをしてくれるの？）（→このサイトの目的は？）


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