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トップ > 釣行記・お便り > 2021年4月 メキシコ レイク・バカラック

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レイクバカラックに行ってきました」 [メキシコ在住・中嶋様]
2021年4月 メキシコ レイク・バカラック

はじめに、今回の釣行はおそらくAccessさんの数ある釣行記のなかでも最も釣れていない部類に入るかと思います・・・。いい意味で、今後初めて行かれる方々の「メキシコに行けばボッコボコに釣れる!」という希望を打ち砕く内容となっております(笑)


■3月31日(移動日、ケレタロ→メキシコシティで一泊)

 17時の定時まで会社で働いてから、ケレタロのバスターミナルまでuberで向かいました。19時発のバスに乗り、メキシコシティの北バスターミナルに22時頃到着。セマナサンタということもあり、人でごった返していました。付け待ちのタクシーはぼったくられる可能性があるとみて、拾いやすい場所まで歩いてuberでいつもの空港ホテル(カミノレアル)まで移動。ホテルには22時半ごろ到着しました。


■4月1日午前中(メキシコシティ→ロスモチスに移動)

 ロスモチス行きのアエロメヒコ便は7時55分発のため、6時ごろに空港ホテルを出ました。昨日の北バスターミナルもでしたが、空港内も人でごった返していました。特に保安検査場までの行列が長く、建物の外まで150メートルほどの列ができていました。ほぼ全員健康確認用のQRコードを準備していたのか、意外とすんなり保安検査場までたどり着くことができました。
 ロスモチス空港に到着すると、ドライバーが迎えに来てくれていました。車は超ロングボディのタコマ。さすがバカラックロッジ、高いだけあって車も豪華です。

 ロッジまでは約2時間半程度かかりました。エルサルトと違って、ロッジに近づくにつれて山道を走ります。ロッジに到着する直前に、レイクが少し見えました。えっ、水が無い・・・?しかも超マッディです。初めてなので普段の状況が分かりませんが、少し嫌な予感がしました。ロッジで軽い昼食を取ってから、13時半ごろレイクに向かいました。


■4月1日午後(釣り1日目)

 レイクに着くとガイドのパブロが待っていました。「バモノス!」と威勢よく言ってくれるメキシカンです。エルサルトでもおなじみの午後の爆風が吹いていたため、ワームの釣りではなく、スピナーベイトでバンクを流していきました。1オンスのスピナーベイトを風が当たる立ち木の中に打ち込んでいきます。幸先よく5lbが2本釣れました。

「まあ初日なのでこんなもんだろう」と、最初の1匹は記念に撮影しておきましたが、2本目は撮影すらせずすぐリリースしました。まさかこの日が最良の釣果となるとは思いもしませんでした・・・。


■4月2日(釣り2日目)

 午前中、スーパースプークから始めますがまったくの無反応でした。ベイトはたくさんいるもののバスの気配が感じられません。(写真のようなシャッドがたくさん打ち上げられていました。)

その後、沖の地形変化10XDで狙い40upを2本キャッチしました。その後釣りをスローダウンし、センコーテキサスで4.5lbを1本。風によってできた濁りの境目でひったくるようにバイトしてきました。

 午後はまさかの子バス1本のみ。昨日釣れたスピナーベイトの立ち木撃ち、スイムベイトやディープクランクでの地形変化狙い、センコーテキサスやジグでのボトム狙い、何をやっても反応がありません。レイクが異常なコンディションだと気づき始めました。


■4月3日(釣り3日目)

 この日も朝はスーパースプークからスタート。この日も反応が無かったため、早々にスクラウンジャーに切り替えるもノーバイト。11時ごろ、8XDで4.5lbを1本キャッチ。水通しが良い岬の沖の地形変化でした。

終了間際、センコーテキサスで40upを1本追加。船着き場近くの立ち木のエリアでした。
 
 午後、岩盤にセンコーテキサスを落として4lbが釣れました。その後終了まで同じくセンコーテキサスで子バス2本のみで終了。


■4月4日(釣り4日目)

 ロスモチス発のフライトが16時のため、この日は11時までの釣りでした。最終日なのでなんとしてもデカいのが1本釣りたい。パブロも気合が入っていました。朝はバズベイト→シャロークランク→ファットフリーシャッドとローテーションするも全くの無反応。結局その後スピナーベイトで子バス2本、センコーテキサスで4.5lbが1本釣れたのみでした。


■総評

 上記の通り、非常に厳しい結果となりました。大減水に伴う激ニゴリと、ポストスポーンの時期が被ったためと思われます。しかしながら、表層・中層・ボトムの釣りを試したうえで、いまだにあの状況で何が正解だったのか分かりません・・・。ライトリグなら食ってたのか?とも後から一瞬考えましたが、あの濁りのなかで魚がルアーを発見できるとは到底思えず、きっと自信を持って投げ続けることはできなかったと思います。

■タックル

・トップ用
  Rod:Namazon Mobile C594MH(Tailwalk)
  Reel:17 TATULA SV TW 7.3R(Daiwa)TATULA TW 100SH(Daiwa)
  Line:ナイロン20lb
・スクラウンジャー、シャロークランク用
  Rod:Namazon Mobile C664MH(Tailwalk)
  Reel:TATULA TW 100H(Daiwa)
  Line:フロロ20lb
・テキサス用
  Rod:Namazon Mobile C694H(Tailwalk)
  Reel:TATULA TW 100XH(Daiwa)
  Line:フロロ20lb
・巻き物用(ファットフリーシャッド等)
  Rod:AIREDGE MOBILE 6104MHB(Daiwa)
  Reel:17 TATULA SV TW 6.3R(Daiwa)
  Line:フロロ16lb
・スイムベイト用
  Rod:AIREDGE MOBILE 694HB-SB(Daiwa)
  Reel:TATULA TW 100SH(Daiwa)
  Line:フロロ20lb
・マグナムクランク(8XD、10XD)用
  Rod:Namazon Mobile C704XH(Tailwalk)
  Reel:ZILLION TW 1516(Daiwa)
  Line:フロロ20lb


■荷物

機内持ち込み・・・ABUバッカン40(釣り中はもちろんタックルケースとして使用)
預入れ荷物・・・スーツケース88L(約19Kg)

 ロッドはすべて4ピースのため、上記のスーツケースに入れて運びました。ブランクはメイホー ロングケース620に入れ、グリップ部はロッドベルトで束ねてそのままスーツケースに入れました。ABUバッカン40は、アエロメヒコ国内線の頭上の荷物棚ぴったりのサイズで非常に便利です。


■服装

<朝>
 上半身・・・速乾長袖Tシャツ1枚、パーカー、釣り用レインジャケット
 下半身・・・釣り用カーゴパンツ
<昼間>
 上半身・・・基本的に速乾長袖Tシャツ1枚。気温の上がり具合に応じて脱いでいく感じです。
 下半身・・・釣り用カーゴパンツ。



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[15]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
  (※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[5]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[約50]cm  時刻:[ ]時[ ]分ごろ
   ルアー:[スピナーベイト1oz]  色:[白]
   リグ:[         ]  バイト深度:[1.5]m
  ---------------------------------------
  2位:体重:[4.5]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[約50]cm  時刻:[ ]時[ ]分ごろ
   ルアー:[8XD]  色:[写真参照]
   リグ:[         ]  バイト深度:ボトムノック
  ---------------------------------------
  3位:体重:[4.5]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[約50]cm  時刻:[ ]時[ ]分ごろ
   ルアー:[センコー7インチ]  色:[ブラック&ブルー]
   リグ:[テキサスリグ11g]  バイト深度:ボトム
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[  ]cm  時刻:[ ]時[ ]分ごろ
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz ([  ]g)  体長:[  ]cm  時刻:[ ]時[ ]分ごろ
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[4]本 (そのうちロクマル[0]本)
 7lb超の本数:[0]本 (そのうち8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本、11lb以上[ ]本)

●全体的に最も数が出たと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [スピナーベイトの立木撃ち]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
   [センコーテキサスまたは8XDの早引き]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [トップウォーター、スクラウンジャー]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [センコー7インチ、8XD]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [センコーの色に関しては、エルサルトの「ウォーターメロン一択!」といった印象は薄く、ガイドは特に
    ブラック&ブルーを推している感じでした。テキサスリグのワームに関してはリザードでも釣れるようで
    すが、エルサルトほど強力にリザードを推している感じはせず、それよりもセンコーといった感じです。
    またテキサスと同じぐらい、ラバージグの実績が高いようで、こちらもブラック&ブルーのスカートに
    同色の7インチセンコーをトレーラーとして使用するのが効くようです。]



[サイト管理者より補足]
昨年末のエルサルトに続いての釣行で初バカラックだったわけですが、相当厳しかったようですね。例年よりかなり減水していたし激濁りだったようで、それが影響したのかもしれませんし、他にも直前に天候的に何かあったのかもしれません。いずれにしてもエルサルトやバカラックでここまで厳しい状況というのは過去にも例がなかったんじゃないかと思います。自然相手の釣りだから仕方ないとは言え、不完全燃焼でモヤモヤしたままの釣行だったんじゃないかと思います。ぜひいつかリベンジ戦を。
この方はメキシコ在住で日本−メキシコ間の飛行機代は必要ないですからその点では非常に恵まれてますが、もし私達のように何とか長い休暇を作って日本から大枚はたいての釣行でこうなった場合、時間的/費用的に費やしたものへの対価として整理がつかず、たとえようもなく巨大な精神的ダメージで間違いなく「灰」、「生ける屍」と化してしまうことでしょう。でも、それでもまたすぐ行きたくてウズウズし始めてしまう・・・。私達釣り人というのは本当に「懲りない」人種だとつくづく思います。だって釣りはとっても楽しいし、釣ったことがない大物がまだまだそこにいるわけですからね(笑)。

コロナ禍で海外旅行に大手を振って行けるようになるのはまだだいぶ先の話になりそうですが、メキシコ在住の方は海外釣行者がいなくなってすいているだろうと考えられる今、行ってみるいいチャンスかもしれませんね。


皆さんもロッジや航空券、手配等につきわからない点や知りたい点があればどうぞご質問ください。海外釣行の個人手配は実は驚くほど単純でわざわざツアー会社のツアーを使わなくても十分自分でできてしまうレベルです。(→ツアー会社を利用したほうがいいのでは?) 必要なら私達が手配のサポートをすることもできますから、あなたも個人手配で最安釣行を実現してみてはどうでしょう。(→お助け個人手配サポート)(→海外釣行のサポートをしてくれるの?)(→このサイトの目的は?


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