イエロー・デ・トキワグローブかってに大事典

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ナ行

謎のポケモン

 7巻でスオウ島上空を飛行していた巨大な鳥形ポケモン。 ウチの掲示板で、はたして正体はホウオウかルギアか、という論争を巻き起こし、ついでに、「イエロー助けに来たグリーンにルギアで対抗するワタル様vv」とか「さらにホウオウでワタルに対抗するグリーンvvv」という妄想ネタがカキコされるもとになった(笑)が、12巻63pのイエローの発言により、ルギアであったことが確定〜。

ナツメ

なみのり (わざ)

 バトル時には水属性の攻撃、フィールドでは水上を移動することができる秘伝ワザ。 覚えることができるのは、主に水系ポケモンで、ピカチュウは通常覚えることができず、プレゼント、ポケモンスタジアムなどでゲットするしかない。

 ここで、なみのりの原理についての考察を2点紹介。

 (以下は、「サーフィンは波に乗る事であって、自分が行きたい方向に行ける訳が無い」というツッコミに対して、「みゅうはぁと」の掲示板に発表されたものを加筆・訂正したものです)

 「サーフィン」は、波の持つ運動エネルギーと位置エネルギーを利用して動きますが、自分の行きたい方に自由自在に動くことはできません。 また、5巻144pでボードの下側を見る事ができますが、ついているのは安定板(正確にはなんていうのかな?)だけで、スクリューなどはついていません。 それにもかかわらず、あのボードは推進力がある、としか思えないような動きをしています。(5巻142p等参照) そもそも、「サーフィン」と「なみのり」とは、、まったく別の原理で行われるものなのです。

 では、「なみのり」移動とは、どのようにおこなわれるのか?
それを説明するには、「なみのり」の原理を説明する必要があります。
バトルの時は、相手に水属性のダメージを与えるワザ、フィールドでは移動手段、とバラバラに見える「なみのり」の実態は、「自分の一定範囲の周囲の水(または液体)の分子を強い勢いで一定方向に押しやる」ものだと推定されます。
それによって、バトル時には「みずでっぽう」のように相手に大量の水をぶつけてダメージをあたえることができるわけです。

 さて、「作用・反作用の法則」により、他の物体をある方向に押してやれば、自分も反対方向に押しやられることになります。
陸上では、摩擦がはたらきますから、自分が移動することはそうありませんが、おなじことを水上でやれば、「水を押しやった方向の反対方向に、自分が押しやられる」ことになります。つまり、水を後ろに押しやれば、自分は前に進みます。
 これが、「なみのり」の推進原理なのです。 現実世界では、「念動力」などの超能力の存在は立証されていませんが、ポケモン世界ならナツメとかもいるんだし、世界観としては「あり」の範囲ですよね。(^^)

 以上はサトチの解釈ですが、トロルさんのご許可をいただくことができましたので、次にトロルさんの解釈を転載いたします。これは、上および「水を弾くんだったら、波の上に乗れず、海底に沈む」というツッコミにあわせて回答されたものです。

>ピカのサーフボード
まず、5巻109ページ1コマ目をよく見てください。
分身ピカの周り、水に「穴が開いて」いますよね?
思うに、ここでいう「水をはじく」というのは、ビニールのように「水を吸収しない」ことではなく、文字通り力場のようなもので寄せつけない、つまり「同じ極どうしの磁石のように、水を遠ざけようとする」のではないかと思います。
次に、144、148、152、164、165ページのサーフボードをよく見ましょう。うっすらと光ともバリヤーともつかない、放射状の線に囲まれてますよね?
つまり、ピカは水に反発する力を発することで、ホバークラフトのように水面に浮いているのではないかと思います。
だから後ろ側とか側面の力を強めることで、勢いよく進みもするし自由に方向転換もできる、と。
あと、体力を消費しないのは、「本物同様に四肢や五感、運動能力をもった分身」と「ただの板」の違いではないでしょうか。
構造が単純な分消費も少なくてすむ、あるいは余った分を体の中に戻せるのではないかと思います。

 さらにこの後、「「はじく」というより、空気の塊のようなものが回りにあって、水を寄せ付けない状態」というツッコミがさらに入った状態へのトロルさんのご回答が以下のものです。

うーん、同じことではないでしょうか? バリアーと。
つーか、私も水が近づきもしないこと踏まえて書いたんですけど・・・。
説明下手なせいで混乱させてしまい、ごめんなさいm(_ _)m
あのですね、ご兄妹は「作用・反作用の法則」知ってます?
壁を押したら反対方向に自分も動いてしまう。地面を蹴れば飛び上がる、そういう簡単な理屈なんですが。
バリアーにしろ空気の塊にしろ、分身ピカの周りの「水をはじく物」って、5巻142ページ見ても解る通り、前後左右上下を膨大な水に取り囲まれても潰れないほど強靭なんですよね?
それを水面で出せば、10キロ少々(でしたっけ?)のピカチュウの体重ぐらい、浮かせられると思うんですが。
水を弾きながら沈んでいくとしたら、サーフボードの上に何百キロもする物をのせたときでは?

 ホバークラフトを思い浮かべていただけばいいのでは?と思うのですが。あれこそまさに、水にさわりもせず「空気の固まり」で浮いてますし。(補足:ちなみに、ピカチュウの標準体重は6kg、イエローの推定体重は多くとも40kg程度と思われる。 →イエローのボディデータ)

 (上の考察をさらに書き直したものを、ポケモン学研究所に「なみのり考」として収録しました。よろしければごらんください。)


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