第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回第10回

第11回/第12回/第13回第14回第15回第16回第17回

HOMEラミジ部屋

〜いまラミ会歌詠み会〜
(第12回) 2001/11/3,4
こちらに掲載させていただきました各作品の著作権は、
作品の作者様に帰属します。また、各作品につけられたコメントも
特に指定のある場合(「サマキより:」などの記載がある場合)を除き、
その著作権は作品の各作者さまに帰属します。

★ 第 12 回 の 一 等 賞 ★

「世の中に のさばる悪魔は 数あれど
 一話三匹は ちょっと多すぎ」

第12回、一等賞は
ボースンさんの作品でした。
ボースンさんのコメント:
島流し用の悪魔島と、酔っ払いの妄想の悪魔と、海軍卿の悪魔と。
三匹目は、名前が出ただけですんだのが救いだったか(笑)

第 12 回 デ ー タ

お題
「ラミジ18巻ネタ」

参加者及び参加人数(50音順)
菊石さん、サマキさん、シバサキ縫帆兵さん、とーこさん、平田瑠華さん(会長)、ボースンさん  計6名

歌数(歌も俳句も狂歌も川柳もみんな含む)
21

みなさまありがとうございました!


新婚の掟

菊石さんの作品

「ハネムーン 行き先一転 地獄島 行きはよいよい 帰りはコワイ」

でも「この平和は長く続かないだろう」と思っているのに新婚旅行先にフランスを選ぶラミジって・・・

サマキさんの作品

○○旅行といえば

「行き先が熱海だったらよかったわ ナポレオンいず 革命もなし」

サマキさんの作品

「結婚の決め手は胸か? 胸なのか?」

あのこだわりがラミジです・・・


おいしい食事と適度な運動

とーこさんの作品

「よかったね、イタリア人が班にいて
肉入りプディングも パスタに変身」

P260:現代の常識で考えれば、フランス人がイギリスの船なんぞに乗ってしまったら、
食事に関する限り、こりゃもう悲劇以外のなにものでもないと思うんですけど、
ロッシがパスタ(まがい)を作ってくれる第8食卓班ならちょっとはましかな?と。

ボースンさんの作品

「航海長 敵にすすめる 献立は 火薬スープに 丸弾薄切り」

料理上手はロッシだけじゃないとでも(笑)

サマキさんの作品

「航海長 ハチマキしめて うれしそう」

航海長が「行かせてくださってありがとうございます!」とラミジにお礼を言うのがほんとうにうれしそうで。
演技と斬り込みはラミジの華ですねえ。
そろそろもう1つの華「軍法会議」もはじまるという噂も聞きましたけれど。


ああ、ジルベール

サマキさんの作品

ジルベールから情報を引き出すラミジの苦労

「1インチ 進みて途切れ 横道へ 牧羊犬こそあらまほしけれ」

ジルベールの話につきあうのと、艦を風上へ進ませるのとではどちらが楽なのかしら〜とふと思ったり。


敵国の中の味方を救え

平田瑠華さんの作品

「敵国も人の全てが敵でなし」

昨日の友は今日の敵、でも中には仲間になれる人もいるわけで。
フランス人も結構いい奴なんじゃん(^^)とか思ってしまいました。(すごい先入観)
ジルベールも最初は「大丈夫かこいつ」と思ったんですけど、大活躍でした。

シバサキ縫帆兵さんの作品

「勇魚(いさな)取り 海の彼方の 悪魔島
    その目指す艦(ふね) 名を『希望』とは」

レスポアール号の綴りがL'espoireと先走ってのものっす。もしハズしてたら恥ずかしいんで、後で外しといてくだせぇ。

サマキさんの作品

「どちらとる、海軍省と皇太子 箇条書きにてベネットが斬る」

ベネット旗艦艦長、好きなんです〜(233頁)。
「海軍省の悪魔をとるか、底の知れない皇太子をとるか」って、すごい言いようなんですけど。


化けて化かしてまた化けて

平田瑠華さんの作品

「化けラミジ、少し変だと また言われ」

いつも変装で敵地に乗り込むラミジですが、サラーにもサウスウィクにも「何か違う」と言われてました。
胸がそっくり返り過ぎとか、髪がちゃんとし過ぎとか。

ボースンさんの作品

「『この助平!』 見事な演技と 変装は ラミジ夫人に ふさわしいでしょ?」

前半のサラーの頑張りはお見事でしたよね。
ラミジをおだてたりすかしたり、男性操縦の上手さも見せて。
でも、カリプソ号が出てきたとたんに乗り換えられちゃう(笑)の、可哀想…


たまにはのんびり楽しもう

とーこさんの作品

「15年の海暮らし
ただの一度も知らぬのは、
太公望の喜びさ!」

P112:「あなたは釣りに行ったことがあるの?」
「今日が初めてさ。水兵が塩漬け肉に飽きると釣りをさせたことはあるが、
ボートで流し釣りをしたことも、川で竿釣りをしたこともない」
「我慢が足りないからよ、きっと」
ぱちぱちぱち。サラーに拍手!!よくご存じで。
確かカリプソ号一せっかちなのは艦長で、それよりちょっとまし程度なのが副長でしたね(16巻でしたっけ?)。
少なくともラミジ&エイトキンで釣りバカ日記…は絶対にありえないということですね。


人の上に立つってたいへん

菊石さんの作品

「お前達 他人事と思って いるだろう」
(byクリントン長官&ラミジ艦長)

「こりゃ問題ですね」のベネット旗艦艦長、「それは大変ですね」のエイトキン副長、
悪気はないんだけど、上司としてはちょっと小腹がたつかも。(でもベネット艦長はワザとかも・・・)

平田瑠華さんの作品

「錯乱の艦長恐怖の神となり」(字余り)

狂ってさえ正式な診断がないと艦長権限をはく奪されることがないとは、恐ろしい自体‥‥。


名無しの有名人

ボースンさんの作品

「なんとまあ 君にも取り柄が あったのか 今日もお仲間 ダメ掌砲長」

やる気はないけど物資調達だけは上手いって…?
どーゆーキャラなんだろ。


フランス見聞録

シバサキ縫帆兵さんの作品

「追いはぎが 軍服を着て 『書類出せ』」

フランス陸軍の憲兵は青い地に赤い折り返しの軍服で、結構派手っす。
騎銃兵と軍服とほぼおそろいっすけど、騎銃兵は熊の毛皮の帽子を被っているのに、憲兵は二角帽っす。
一時期の胸甲騎兵もお揃いで、この場合は銀色の騎兵かぶとでやした。下は騎銃兵っす。

http://www.asahi-net.or.jp/~PH4M-TIRK/Fa-22.htm

シバサキ縫帆兵さんの作品

「書類出し 賄賂も出したら 通りゃんせ」

官僚が腐ってるのはどこも一緒ですなぁ。
いずれにせよ、ホーンブロワーや映画「誇りと情熱」でも活躍(?)してやすから、海洋冒険小説の名脇役と言えやしょう。


夫の結婚

サマキさんの作品

「海軍は 夫すずなり 浮気者 何重婚か 人よ教えて」

サマキさんの作品

「我が夫 最初の女(つま)と 切れてない 悔しいけれど それが真実」

14ページの「私にはもう1人妻がいる」のくだりにはドキドキさせられました。
浮気をする士官は数々おれど、浮気を正直に打ち明ける士官はあまりいないので余計に。
「ああ〜、そういうことね〜」とみごとにひっかかってしまいました。

前回  次回

HOMEラミジ部屋一番上