第1回第2回第3回第4回第5回第6回第7回第8回第9回第10回

第11回/第12回第13回第14回第15回第16回第17回

HOMEラミジ部屋

〜いまラミ会歌詠み会〜
(第11回) 2001/10/6,7
こちらに掲載させていただきました各作品の著作権は、
作品の作者様に帰属します。また、各作品につけられたコメントも
特に指定のある場合(「サマキより:」などの記載がある場合)を除き、
その著作権は作品の各作者さまに帰属します。

★ 第 11 回 の 一 等 賞 ★

「無理せずに半ズボンをはきなさい 水兵どもは皆はいてる」

第11回、一等賞は
平田瑠華さんの作品でした。
平田瑠華さんのコメント:
さて私がこのネタにツッコまずして一体どこへツッコめばよいでせう。
おむつ状態なのでしょうか、あれって。ピンで留めてるって、でもほどけそう‥‥‥ぷっぷっぷ。

第 11 回 デ ー タ

お題
「ラミジ17巻ネタ」

参加者及び参加人数(50音順)
あらーるさん、潮 光さん、菊石さん、サマキさん、とーこさん、にっけさん、平田瑠華さん(会長)、ボースンさん  計8名
(この他、シバサキ縫帆兵さんにコメント参加いただいています)

歌数(歌も俳句も狂歌も川柳もみんな含む)
39

みなさまありがとうございました!


■一かき何隻?■

サマキさんの作品

「くらい海 水かく音も 消し去りて ひたすら目指す オリオンの帯」

海の中を進むラミジが、道しるべに使っていたオリオンの三ツ星の印象が鮮やかで。

菊石さんの作品

「カリプソ号5回周泳優勝は なんとびっくりレニック隊長!」

そんな訓練していたんですね〜(笑)

平田瑠華さんの作品

「暗い海 鮫を気にして身も縮む」


■お船は航(はし)るよどこまでも■

潮 光さんの作品

○おや?

「問題の孤島に着くのはいつかしら? 半分読んでも まだ海の上」

ラミジの題名に裏切られるのはいつものことですが(苦笑)

あらーるさんの作品

「赤道越え ストレスつぶしに いいのかも」

海に赤い線が入っているのだとケストナーの本で知りました。本当ですか(爆)。


■つっこまずにはいられない■

サマキさんの作品

「あらいやん 腕ではなくて 胸タッチ」

ラミジはほんとに胸が好きなのねと改めて実感した展開でした。
あっさりとあの場は収まったので本当によかったです。

潮 光さんの作品

○ラミジ流女の口説き方

「左胸握ってハートもつかみ取り」

……ラミジの女性の評価って、いつも首から下に重点があるような気がします……。

ボースンさんの作品

「この道は いつか来た道 闇の中 心揺さぶる この手ごたえは」

胸を掴んでハートをわしづかみされるというのはジンクスか(爆)
ちょっとワンパタかもよポープさん(^^;)


■いい部下を持った■

とーこさんの作品

「降ろしたくない、艦載ボート
はずしたくない、クルマのカバー
サッサの次は、ソフト99」

エイトキンが現代に生きていたらシリーズ:パート2。P.227より。
ソフト99は、カーワックスの商品名です。サッサほど有名じゃないと思うけど、五七五にピッタリはまったので。
彼が現代に生きていたら、日曜日には愛車を手ずから洗車して、綺麗にワックスかけてぴかぴかに磨きたてるだろう。
でもあまりに綺麗に光っていると、乗りたくなくなるのよね。汚れるのがイヤで(苦笑)。気持ちは私にもわかります。

菊石さんの作品

「勇将の下に弱兵なしと言うが 数学オンチも似ているよなあ」
(by サウスウィク)

南緯と北緯を間違えるオルシニ、3+2=4のマーチン(笑)

サマキさんの作品

「有能な医者だったのね、ボーエンは」

あんなに治療にいそしむボーエンを見るのは久しぶりかもしれないです。
部下に恵まれているラミジは果報者だと思います。

サマキさんの作品

「文無しで『幸いだった』と言われても」

ケントン、オルシニ、文無しってほんとなんですか。
オルシニは意外でした。


■さよなら僕の愛しいひと■

あらーるさんの作品

「『お二人が 結婚するのか!』と前振りで あおったくせに なんて結末!」

うー。コメントしずらい。水兵どもへのラミジの言い訳が聞きたかった。


■戦時よりこわい?■

ボースンさんの作品

「平時こそ 多彩な敵に 目を見張る 詐欺師に狂人 私掠船とは」(字余り)

サマキさんの作品

「白旗を振って味方に投降す なんでもありの平時の海軍」

のっけから「平時の海軍」の洗礼を受けた形ですけど、
ラミジはあの相手の艦長より格段に適応度が上だとわかりました。
相手の艦長さん、実際に会うとまたスゴイ人でしたし。

平田瑠華さんの作品

「要りません 詐欺師ドロボウ聖職者」


■慣れたくないでしょうけど■

サマキさんの作品

「さすがニコ 軍法会議は お手のもの すらすら出るは 必要書類」

「これこれとこれこれを君に渡す。あれについてははっきり書いておく。何々も用意しておこう」などなど、
立て板に水で軍法会議対策を講じるラミジ。慣れてるのがちょっと不憫かも、と思いつつ笑ってしまいます。


■ラミジの幸運■

あらーるさんの作品

「事務仕事 週に一度ですむなんて やっぱりあんたは ラッキー・ラミジ!」

いいなあ。それで終わるなんて。ぐちぐちぐち。

あらーるさんの作品

「お約束 最後に明かす 恋敵?」

引っ張りに引っ張ったのはいいのですが、ちょっと無理が感じられません?...


■人生前向き上向きで■

とーこさんの作品

「切り札プラスワンは 後から入手
もとから無ければ 減らない自信」

見習いませんか?みなさん?
暗い週刊誌、読んでないで

P.280とP.294です。ラミジ…というか、ダドリ・ポープのすごいところですね。この前向き姿勢、最近の日本の週刊誌に見習わせたいぞ。まったく暗い未来ばっかり予想して人々を不安に陥れてどうするの? 世の中の不況を促進するだけじゃない? そりゃラミジの場合、相手がおばかで、切り札が向こうからころがりこんでくることも多いけど、でも世の中確かに、現在予想している暗い未来ばかりが実際の未来じゃないことも多いと思うんだけど。…というわけでちょっと今回マジでした。


■おすすめ好人物■

潮 光さんの作品

○密かな楽しみ

「落ちるかな そら落ちるだろ ああ残念 間一髪で 眼鏡押し上ぐ」

 ……執事さん、いい味だしてますよねえ。

平田瑠華さんの作品

絵描きさんが出ると嬉しいです。今回は肖像画がキーワードの一つになっていましたね。

「画家の目は 海色数多あるを知り」

風に飛ばされたキャンバスとイーゼルの代りをプレゼントしようとする水兵達の思い遣りが嬉しい。
今回好きなところでした。


■海軍省のトリック■

サマキさんの作品

「現地妻 ぢつはほんとに 妻だった」

毎回毎回、制度や仕組みなどについてわかりやすく説明してくれるラミジシリーズ。
「妻でーす」と水兵本人が保証すれば女を船に乗せてもいい、というところまではともかく、
その「妻」が港ごとに違っていても関知しないとは。暗黙の了解を文章で書くと、とっても生々しい感じがします。
そうかー、それでラミジもボライソーも……(以下自粛)。
あ、士官はまた扱いが別なのかしら。

ボースンさんの作品

いきなり、パクリです(笑)…すまんです、のり巻様(^^;)
しかし、なんか我慢できなかったほんとにワガママな上司ですよね。

「あの島も 捕ってくれろと 泣くジャービー」 (by 一茶&のり巻様)


■鉛筆があったらきっと転がしてる■

潮 光さんの作品

○苦労はわかるけど

「ネーミング 困ったときは神頼み」


■ラミジ艦長ってこんな人■

サマキさんの作品

「噂より生身はいつも遅れ取る」

行く場所、会う人ごとに「あなたがあのラミジ卿!」とやられるラミジ。
噂の方が本人よりも広範囲に高速に行き回っているんですね〜。
何しろ噂の発生源には事欠きませんし。

サマキさんの作品

「戦力差 あるのに襲ってくるだろか?」

「艦長なら、やるでしょうな」byサウスウィク
この一言に部下のラミジ観が集約されているような気がします。
日頃の行いが……ぷっ。今回一番笑わされたつっこみでした。


■人の数だけ海もある?■

ボースンさんの作品

「偽牧師 勝手知ったる 海の名は 波風高き 債務監獄(マーシャル・シー)」

平田瑠華さんの作品

「ニセ牧師 海を知らぬと嘘をつき だじゃれで正体を見破らる」


■いや〜ん■

潮 光さんの作品

○襟飾りの意外な使い方

「男なら ふんどしにすればいいじゃない サメよけ効果もあるらしいのに」

長いふんどしを流しながら泳ぐと、サメは自分より大きな生き物だと思って寄ってこなくなる、
とかいう話を聞いたことが……。下品ですみません。

菊石さんの作品

おまけ

「タイアックにも負けていないよラミジ艦長」

タイアックの大の字お昼寝の次くらいにビックリでした。襟飾り(笑)

平田瑠華さんの作品

「色は黒 腰に纏いて襟飾り」

黒いスカーフのことだと思うんですが、まさかひだ襟の白い襟飾りじゃないでしょうね。
テニス用のペチコートを連想してちょっと青ざめます。どっちにしても恥ずかしいなあもーう。


さて、ここからは

サマキより:
1756年10月7日リチャード・ボライソーのお誕生日です。
生きていれば(ムリムリ)、2001年のこの日で255歳を迎えます(ムリムリ)。
第11回歌詠み会はちょうど開催日にディックのお誕生日がかかるので、
ボライソーにちなんだ歌も出していただきました。
それでは、どうぞ。

にっけさんの作品

「海色の 目をした次男も英国の 息子と夫は言うけれど
この手がロープを引くと思うの?」

「しがみつくわよ」と笑うハリエット・ボライソー。リチャード誕生の日に。

にっけさんの作品

「にいさんは すぐいばるんだから ぼくだって、ぼくだって すぐ キャプテンになる」

と、4歳くらいのディックが言ったかどうか?

にっけさんの作品

「やらなくて すむとあれほど喜んだのに それが今でもできるのだと
嬉しく思う 不思議なものよ」

左目負傷後、マストに登ってみました。

サマキさんの作品

「腹立てば思い起こせよ君のこと たまには怒り 声に出す前」

忍耐と言いますか、あの我慢強さを仕事していると欲しいなあと思います。
無茶や理不尽なことを言われると、つい文句が口をついて出てしまいます。
そんな時は、少しだけボライソーやホーンブロワーのことを考えて、怒りを表に出さずに対処するよう心がけます。
でも、たいてい遅くて、「うがーっ」と一旦文句を言ってから反省するんですよね〜。まだまだ修行が足りません。

潮 光さんの作品

『ハッピーバースデー、ボライソー』

「ありがとう この世に生まれて きてくれて」

……単純ですが、心から彼と、彼の『幸いなる少数』に。

平田瑠華さんの作品

さてお誕生日おめでとうディック!

「辛い時 思い出すのは貴方です 心の奥の特別の人」

そういえば先日の巨人の長島監督辞任の一報を受けた街角インタビューのコメントで
「長島監督はいつでも心の中で生きていますから」って泣きながら言ってるサラリーマンがいた。
死んでないって(笑)

前回  次回

HOMEラミジ部屋一番上