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〜いまラミ会歌詠み会〜
(第1回) 2000/11/4,5
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★ 第 1 回 の 一 等 賞 ★

「あの船を 捕ってくれろと 泣くジャービー」
(by一茶)

第1回、一等賞はのり巻さんの作品でした。
のり巻さんのコメント:
昔にかるたでやった時の記憶しかないんですが真面目なものばかりではないんですよね、昔の俳句って。
 変えやすいというか、いじくりやすいというか・・。
 「あの船を 捕ってくれろと 泣くジャービー」(by一茶)
 なんてくだらないのが一句出来ました(^^;)

第 1 回 デ ー タ

お題
「ラミジ1、2巻ネタ」

参加者及び参加人数(50音順)
潮 光さん、菊石さん、サマキさん、のり巻さん、平田瑠華さん、ボースンさん、ホラ吹きEmmaさん、Masayo.Tさん、水脈さん  計9名

歌数(歌も俳句も狂歌も川柳もみんな含む)
61

みなさまありがとうございました!


■やっぱり主人公■

のり巻さんの作品

「標敵は カエルのはずが ナイフ投げ みなの心に 大命中」

ラミジの勇姿に皆の心がく・ぎ・づ・け!(すみません・・。)

のり巻さんの作品

「カエルの子 そこのけ そこのけ ニックがとおる」

小林一茶がこの海戦をみたら、あの名句はこうなったかも・・。

ボースンさんの作品

「日曜日 安息できない 艦長は 何の因果の 説教タイムよ」

そーなのよねー、私も時々日曜出勤あるからさぁ…って、関係ないけど。

サマキさんの作品

「爵位でさ 呼ばせないのは ほんとはさ 貴族に見えない からだったりして」
by水兵一同

サマキさんの作品

「ぶっぱなし 親父の息子も ぶっぱなし」  by水兵一同

サマキさんの作品

「ひょっとして 爵位だけなら ネルより偉い?」 byサマキさんの素朴な疑問

のり巻さんの作品

「シベラ号 あなたと出会った この場所は オレにとっては 戦場(船上)パーティー」
(by水兵)

いわゆる合(号)コンってやつですね(笑)。この場合1対?と数は合いませんが・・。

サマキさんの作品

水兵ニック事件に関して2首。

「『いいですか あなたは水兵 ニックです』 違和感なくて かえって戸惑う」
byジャクソン

「艦長は 海軍一だよ ほんとだよ 勇気とユーモア 演技力もね」
by水兵一同

ホラ吹きEmmaさんの作品

「艦長に メガホン持たせりゃ 天下一」

うんんんん〜なんかパンチが足りないなぁ。

ホラ吹きEmmaさんの作品

(サマキより:1、2巻のネタではないのでは? ってところで選外)
「南国の 蚊にも刺されぬ 艦長の 秘密は天然 防虫ネット」

むむう。難しいです。


■すてきなジャッコ■

ホラ吹きEmmaさんの作品

「艦内で 一番イカス アメリカ人 二番以降は いないけれども」

平田瑠華さんの作品

「艦長のためならこの身捧げます、軍法会議も屁とも思わず」
<byジャクソン

のり巻さんの作品

「イタリアの 風を感じて ジャクソンの 髪もなびいて ああうらめしや!」

髪の毛の薄ーいイメージが私の中では大きくなってしまったジャクソンさん。沿岸は海風がキツイので(船のうえでも変わらないかア)気になる気になるって感じです。

ボースンさんの作品

と…実は、二巻まだ再読し終わってなくって…なので、次の句はまだ厳密には内容に
該当しないのかもしれませんが、やはりこの人の句が欲しいので無理やりに(^^;)
「解説は 俺に任せろ とくと聞け ロッシにスタッフ むろん読者も」

解説付けまくりの饒舌なコクスン、というのは、やっぱり新味があったよーな気がします。好き好きジャクソン☆

サマキさんの作品

・・・1巻のネタも少し。
「わからない ハーキュリーズと スティーブン ジャクソンそこで 納得しないで」
byサマキさんの素朴な疑問


■陽気な水兵ズ■

水脈さんの作品

・セント・ビンセント沖海戦ネタ

「まったくあの時は驚いた」
 「こらラミジ 怒鳴られ慌てて見まわせば 舳先で潰れる 偽司令官」
(by 艦長)

「本当に。まったくスタフォードの奴ぁ」
「信じられん ああ信じられん 一杯の グロッグ飲んでつぶれるたあ」
 (by 後悔長、もとい、航海長)

「ふぉんとに、なんれ、あんなによっぱらっちまったんらかあ〜」
「酔っ払い艦長怒鳴るは気持ちいい たまにゃああっしも司令官」
(by ご機嫌な水兵(笑))

サマキさんの作品

「こう見えて おいらはちゃんと アメリカ人 なんでえなんでえ 疑う気かよ?」
byスタフォード

「歌詠み会? なんでえそりゃあ 食えんのか?」 byスタフォード

ごめんなさい、あくまでイメージです。

サマキさんの作品

「間違えた スポンジ棒では 魚とれぬ」 by釣り師フラー

「間違えた これは釣り竿 砲撃てぬ」  by釣り師フラー

ごめんなさい、あくまでイメージです(このシリーズで延々やっちゃあいかんでしょうね〜)。

菊石さんの作品

「泥棒に 釣りキチ海賊 拳闘士 おれの部下って 個性的かも」
(byラミジ)

個性的というよりも犯●者集団・・・い、いえ、頼りになるつわものぞろいでございます。
でも一番個性的なのはやっぱりラミジ艦長?


■頼れる仲間たち■

サマキさんの作品

サマキのいちおし領事さん。
「ハウマッチ? げんきなお返事 ありがとう!」
スタフォードさんへ アメリカ領事より

サマキさんの作品

「ちょっと待て お前ら斬り込み 要員か?」 byラミジ

平田瑠華さんの作品

ピッチピチのアントニオで最後にもう一本。
「あんたとは、気が合いそうだ航海長、戦いの場に、私も行くぞ」
<byアントニオ、ダーーーッ!


■さあ、戦闘だ!■

のり巻さんの作品

「こする傷 気になりだしたら 戦闘準備  やる気を出して 拿捕かくじつだ!」

大好きなラミジを注目していればいやでも分かる戦闘準備の瞬間。
艦長の指示のまえに戦闘準備が完了していたら笑えるだろうなあ・・。

水脈さんの作品

・「うちの艦長も航海長も血気盛んだからねえ・・・」
「おい見ろよ ニックが額をこすってる 回転砥石を用意しろ!」
(by 一水兵)

平田瑠華さんの作品

「なまくらにさせてはならぬ、この刀、敵の骨身が砥石代わりだ!」
<byサウスウィク

といいつつ

「待ってくれ、おれの刀を研ぐまでは」  <byサウスウィク

といって砥石を占領するサウスウィクでありました。

サマキさんの作品

「いやんばかん イギリス人なんか だいきらい あたしの艦を 何回拿捕した?」
byラ・サビナ号のマルミオン艦長

たったの2回ですけど、彼はもう2度と艦長にはなれないですよね。
カスリン号よりもふびんな艦だな、と。


■ラミジといったら……■

ホラ吹きEmmaさんの作品

「海戦より 手に汗にぎる 軍法会議」

ボースンさんの作品

「帯剣を 足に絡ませ すっ転ぶ 足の長さを 人よ責めてよ」

…と、ブレキンソップは思ったろうけど、どーせ長くもないに決まっているのだあ!
もてあそばれまくりのザコ君哀れ。←心にも無いことを(笑)

サマキさんの作品

1巻の軍法会議の下準備について。
「おい軍医 診断書書きは 頼んだぞ 私は頭痛だ 腹痛なんだ」
byプロバス艦長


■ちょっとまじめに■

潮 光さんの作品

「前途遙々、全23巻を前にして、
           読書の意気込みを詠める」
「イタリアの海や岬に吹く風に 雄々しく立てる勇士よ語れ」

(毎回少しずつお題の巻が進むなら、シリーズ化できるかな)

水脈さんの作品

・ちょっと真面目に(^^;)
 「時と場所 ニ聖人が見守れど ここにあるはただ地獄のみ」

(セント・バレンタイン・デーにセント・ビンセント沖海戦にて)

水脈さんの作品

 「イタリアの岬見るたび思い出す 闇夜に白い 彼の人の顔」

ホラ吹きEmmaさんの作品

「この艦にゃ 何人いるか ジョン・スミス 昨日は5人 今日は3人」


■われらがネル■

ボースンさんの作品

斬り込み一番手は、われらがネル!
「お茶目さも 破壊的です 名提督 本場英国 幽霊でGO!」

うーん、しょっぱなから切れてるかな。

サマキさんの作品

・・・これには私もびびりしました(2読目だってのに)。
「婚約者? いや幽霊さ はははのは ネルの演出 ニコを凍らす」


■たまには笑いもいかがです■

潮 光さんの作品

選外・きっとみんな一度は考えたと思う
「サウスウィク 東へ行っても South行く」

平田瑠華さんの作品

私が思い付いたのは歌じゃなくてナゾ解き
「ラミジ艦長とかけて、弁当の目玉と解く、そのこころは−−−−−
奇襲(紀州)がよろしいでしょう」

これは誰もが一度は考えるハズ。


■かわいいジアナ■

平田瑠華さんの作品

「ポケットのはしから覗く、そのレース、もしや彼女の下着では、サー?」
<byジャクソン

本当はこんなことしてないですが、カスリン号にお客として乗ってるジアナの散らかした下着を手にとって!確認しているラミジが可愛い。もしかしてその一つをポッケにこっそりと‥‥‥なんてことしたら軍法会議ものでしょうか。というわけで。

平田瑠華さんの作品

「指輪替え、ドサクサまぎれ、許してね? ニコと私の小さな秘密」
<byジアナ

可愛くまとめてみました。

サマキさんの作品

「絶対に 賭には負けない そうでしょう? だって私は 女侯爵」 byジアナ

「あれだけの 条件出せば 誰だって。 やる気になるのは ニコぐらいでは?」
つっこみbyいとこのピチ

あの「勝負」の条件の押しつけがましさはさすが・・・と思ったものですが、
女心と見ればかわわいいですよね。

サマキさんの作品

お次はちょっぴり色っぽく。
「胸元に 指輪とスカーフ 感じてた 貴女の肌に ふれるみたいに」
byラミジ

ボースンさんの作品

じゃ、そろそろ真打ちカップル。
「暗闇に ドッキリ指が 柔肌に ハーレクインな 至福の一瞬」

気まずいこの場面から、そそくさと、意識と話をそらせてしまうニコ君が、かえって可愛いくって。


■お勉強になりやすぜ■

潮 光さんの作品

「折句 二題」

『ラミジの恋のお相手は?』
「夢の中 愛するままに貪る手 蘭の香りの君に添い臥し」

『4人の名前、見つけられるかな?』
「ピチピチのナイスバディが目に眩し 貴女に恋して寝る間すらなし」

『第1巻の悪役ね』
「戦法が突飛さ 乗るのも一苦労 茶目っ気たっぷりの我らがキャプン」

*「折句」というのはですね、和歌や俳句の中に、本来の意味に
  関係なく、物の名前などを読み込む一種の謎なぞです。今回は
  全部人名です。あ、濁点のあるなしには寛容なようです。

平田瑠華さんの作品

「静けさや、魚撥ねたる、水の音」 <byフラー

凪で風のない時に魚釣りをするフラーの姿を詠んでみました。
ところで静けさや〜って一茶でしたっヶ、芭蕉でしたっヶ?

(サマキより:2つの俳句が混ざってしまったと会長ご本人から
つっこみがありましたが、さて、何と何でしょう?)


■ボライソーもありまっせ■

潮 光さんの作品

 選外・船乗りの女といふを詠める
「未亡人 婚約者付き 幼妻 逃げた女に 悪女人妻」

(うーんボライソーはハンナ以外はこれで全部カバーできる……おそろしや)

Masayo.Tさんの作品

「ひたすらに 隠すその傷 半顔の 不屈の君の 誉れなりけり」

(テレ〜ッ)どうしてもジェイムズのことを詠むと、払っても払っても
はぁとマークが飛びかってしまいます・・・。

Masayo.Tさんの作品

「チーニーの 面影もとめ 大後悔」 (by リチャード)

Masayo.Tさんの作品

「胸うずく スペイン野郎の さのばびっち」 (by オールデー)

Masayo.Tさんの作品

「オーロップ ドンパチの間は 天国よ」 (by オザード)

Masayo.Tさんの作品

「ヨーベルは 戦闘のあいだ どこにいる?」

のり巻さんの作品

「牛乳を 搾れなくなり さあ大変 腐れバターは 誰がつくるの?」
(byニール)

きっと腐れバターは腐れって名がつくだけあって出発する前からあっ
たバターがだんだんと腐っていくんでしょうけど、命がかかってます
から彼の場合(笑)心配なんでしょう・・。

次回

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