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[2214] ランドポート・ゲートinポーツマス 投稿日:2005/11/25(Fri) 19:25  
投稿者:只野四十郎
サマキさまの書き込みにつられて、1巻を読んでます

>キッド2巻で描写されたのは、この珠のことなのでしょうか。
あの門柱は、ポーツマス・ドックヤードの正門として1711年に建てられたものですので、あの珠で間違いないですよ。

今回のポーツマス訪問では、オールド・ポーツマスを歩きましたが、海洋冒険小説に登場する色々な場所を見てきました。
キッド2巻96、97ページの「ランドポート・ゲート」は、一緒に行けませんでしたが、こんな城塞の門です。
http://www.sailingnavy.com/modules/myalbum/photo.php?lid=988
ラミジ23巻で、ラミジとサラーが泊まったジョージ亭は、WW2の空襲で倒壊し今は無いけど、ホーンブロワー3巻でホーンブロワーがマライア(マリア)が泊まった宿、そしてネルソン提督が最後に泊まった宿。
2巻に出てくるサリー・ポートもあの場所、あそこの奥がポーツマス・ポイント、でもキッドの2巻で書かれているようなポーツマス・ポイントのにぎわいは、現代では想像できませんね。

>弾丸を装填する前に点火薬を注いでもいいのでしょうか。
この手順で、間違いないです。海兵隊博物館のマスケット銃ドリルの図にもこのように描かれていましたし、ロンドンの陸軍博物館でベーカー・ライフルの装填手順を説明してくれたリエナクターの手順もそうでした。

>弾を押し込んでいる時に暴発したらとゾワゾワします。
まあ、安全について現代とは基準が違いますし、半起こし(ハーフ・コック)では点火するほど火花が飛ぶかなというところです。

>428ページで出てくる謎の「マスケット銃の空薬莢」なるものと
原書を持っていないので、確認できませんが、前後の文章から考えると「つぶれたマスケット銃の弾」ですよね。
弾が空薬莢とはこりゃたまげた(寒)

http://www.sailingnavy.com

[2213] 金色の珠inポーツマス 投稿日:2005/11/24(Thu) 22:49  
投稿者:サマキ
キッドの2巻を読んでいて、ポーツマスの海軍工廠の描写でこんなものがありました。

「古びた海軍工廠の二本の門柱の上には、光り輝く大きな金色の珠がついている。」
(『海の覇者トマス・キッド2「蒼海に舵をとれ」』86頁 ジュリアン・ストックウィン著 大森洋子訳 早川書房)

はて。見たような、見なかったような。
10月21日の朝、ポーツマス・ヒストリックドックヤードの入口で撮った写真を探してみました。ありました。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~warawa/im/GoldenPole.jpg
(38KB)

木の陰になって非常にわかりにくいので、丸で囲ってあります。門柱(開場時間前なので門は閉鎖中)の上に、確かに丸いものが(かろうじて)見えます。

左側の門柱をもう少し大きく写したものです(奥に見えるのはビクトリー号の旗)。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~warawa/im/GoldenPole_kakudai.jpg
(20KB)

本当は、この「England expects...」の信号旗を撮影したかったのですが、金色の珠、よく撮れています。キッド2巻で描写されたのは、この珠のことなのでしょうか。キッドの時代と同じものだったのなら、もっとしげしげとよく見ておけばよかったです。

[2212] ありょ 投稿日:2005/11/23(Wed) 17:34  
投稿者:サマキ
キッド2巻も読み直しました。
なんと言いますか、船の上にいても幸せなことばかりというわけにいかないのは当然ですが、海の男が上陸した時のすったもんだは、海上でのそれとは比較にならないぐらい毎度毎度人生の危機な気がします。
キッドもすっかり海の男です。

★あらーるさん
お仕事、おつかれさまです。夜遅くまで大変です。
>いいギャグが
いや、あの、何か暗黙の誤解を感じるのですが、「一書き込み一ギャグ」が当掲示板の規則というわけではありません。そんな、お詫びなんて不要ですから、ごく普通に書き込んでいただいて大丈夫です。
しかし、もちろんギャグやネタは常に愛しておりますので、いつでも大歓迎ですし、私の拒むところではありません。ええ、一書き込み一ギャグと言わず、三ギャグでも四ギャグでも、座布団揃えてお待ちしております。

[2211] うえぇぇぇぇ! 投稿日:2005/11/22(Tue) 23:46  
投稿者:あらーる
>書籍名は「愛国の旗を掲げろ」ではないか

 アゲロとカカゲロの違い。 ついに、頭だけでなく目まで老化かぁ...

 あー... フム。

 とりあえず問題のページだけは急いで直して、トップページは週末に。
 明日も仕事なので、いいギャグが浮かばなかったことを心よりお詫び申し上げます。(実はさっき帰ったところ。悲惨!)

[2210] キッドとマスケット銃その他の謎 投稿日:2005/11/22(Tue) 21:41  
投稿者:サマキ
★あらーるさん
>「さぶいナイ」
当方では「Sabuinai」を「寒いね」と発音します。「ai」の綴りを「e」と発音するからっつって、べつにあっしがフランス人ってわけじゃないっスよ!
すんません。かえって温度が冷え込んだですね。

>ぼくのHPに書いてありますが、
あらーる閣下もHPをお持ちになったですか! おめでとうございます!
と、旅行中ツッコミ忘れたのを思い出しました。はい、4巻を読み終わった時点でのぞきにうかがったところ、すでに書評があがっておりましたのでウキウキと拝見いたしました。4巻を読みながら、私はホーンブロワー10巻の「ハンガリーの聖エリザベト」を思い出しました。ホーンブロワーではそれは紳士の名誉の問題でしたが、キッドにおいても、自分を責めようと思えばこの先一生困らない問題のような気がして、ドキドキしながら読み進めました。

フォークの意味も追記で拝見しました。トリビアの泉でボタンを連打する図が頭に浮かびます。
(あのところで、書籍名は「愛国の旗を掲げろ」ではないか、と不遜にもサマキめが申しております。)

4巻を読破した後、勢いにのってキッドの1巻も読み直したんですが、銃関連でよくわからなくなってしまいました。
302ページにあるマスケット銃の訓練で、「打ち金を半起こしにする」→「当て金を向こう側へ払うようにして開けて点火薬をそそぎ、また当て金を閉める」→「残りの装薬と弾丸を銃口から中に入れて、込め矢で奥まで押し込める」→「打ち金を一杯まで起こして、引き金を引く」→「発射」という流れが説明されているんですが、弾丸を装填する前に点火薬を注いでもいいのでしょうか。弾を押し込んでいる時に暴発したらとゾワゾワします。

まあそれはそれとして、たしか発売当初にも入ったツッコミですが(一部ネタバレ失礼)、428ページで出てくる謎の「マスケット銃の空薬莢」なるものと、490ページの「海を泳いで渡ってきた男。懐からいきなり取り出したピストルの発射は可か不可か? ひょっとして背泳ぎだったのか?」という問題は、末長く語り継がれるべきかと愚考するところであります。

★とーこさん
ご覧いただけてうれしく、ウケて何よりです(わあい)。
>この地方に多い名前
コーンウォール語で「lowen」は「happy」という意味なのだそうです。だからかもしれないですね。
あの辺の地名(ペンザンスとかトルーロとかボドミンとか)も、コーンウォール語から来ているものが多いようです。駅やバス停で、小説世界で出会った地名と対面するたびにときめきました。
ところで、ポーツマスとロンドンを結ぶ鉄道区間でも、「Guildford」という駅に停まる度に「何か聞いたことある名前だなあ」と思っていたのですが、キッドの住んでいた町がギルフォードでした……。キッド新刊を読んでから思い出す体たらくです。

>トルロ
ここで乗り換えてファルマスへも行きたかったのですが、旅程が合わずに断念しました。次は行ってみたいです。
旅のお話は、また面白い写真などありましたら出したいと思います。でも一番笑えたのが、「ペンザンスで見つけた〜」の写真なんですよね(いやウケを狙わずとも)。

[2209] おかえりなさいませ 投稿日:2005/11/22(Tue) 12:28  
投稿者:とーこ
>ペンザンスでみつけた
素敵だわ! サマキさん
きっとこの地方に多い名前なのでしょう。

ランズエンドもセントマイケルズマウントもいらしたんですね。いぃなぁ(トルロで引き返した私)。
いずれ少しずつでも旅のお話を読ませていただけたらと思います。

[2208] お寒ぅございます 投稿日:2005/11/22(Tue) 00:23  
投稿者:あらーる
 正確に地方用語で言うと、
  「さぶいナイ」
  「ン、さぶいッケ」
 という政治的に正しい挨拶が飛び交う季節になりました。
 どちらの文章も、アクセントは一番最後です。
 なぜ、「政治的に」かと言いますと、寒さに強い人も、こう言われたら礼儀上同意しなくてはいけないから。(おいおい)
 世の中、義理を欠いては生きていけません。(しくしく)

 キッドの4巻ご覧になったとか。
 フォークの場面をご覧になったでしょうか。
 あの動作の意味がわからなかったのですが、先週博識のS司令官に教えていただきました。ぼくのHPに書いてありますが、ネタバレもあるかもしれませんのでご注意。

 実家に写真を届けに行ったら、柿をたくさんもらいました。
 柿というと、正岡子規の名句と石田三成の故事を思い出します。
 ということは、腹を冷やすから柿は夜食べてはまずいのか?

 ・・・食べた後で気づいても、もう遅せーやい。

[2207] 寒いっす 投稿日:2005/11/21(Mon) 21:44  
投稿者:サマキ
寒いですね。一気に冬がやってまいりました。

★にっけさん
新PCおめでとうございます(こっそり見に行っております)。
毎日何か必ずぼけてしまうのを、時差ぼけのせいにするのは許されるでしょうか。いや許されない(反語)。努めて社会復帰します……しくしく。

>可愛い彼女
「ここへ来ました。あなたが見えました。神があなたと共にありますように」
というセリフを、トラファルガー広場でネルソン像を見上げる時に思い、ポーツマスのヒストリックドックヤードでビクトリー号を見る時に思い、セント・ポール寺院の地下でネルソンの棺を目の前にした時にも思いました。
若駒氏よりも彼女のことを思い出す率が高く、意外性に満ちた旅でした。

>お、お嬢さん。
カンバスに油彩ならば、外して丸めて搬入して、後に艦長の船室にて組み立てって無理でしょうか。
ボライソーに出てくるお嬢さん連は、登場回数が増えるごとに強くたくましくなっていく気がするので、自力でボートを漕ぐ彼女も「ありえる……」とお腹抱えて爆笑させてもらいました。
カンバス外して持ち込んで組み立ても、茫然とするアダムやルークを尻目にちゃっちゃと進めてくれそうです。

★あらーるさん
ここのところ寒くてぷるぷる震えておりますが、元気に暮らしております。
ザブトンありがとうございました。一発芸にこんなゴージャスにすみません。下に敷くばかりでなく、防寒用に膝の上にも載せました。これでミケがいたら完璧です。

大喜利最近見ていませんが、もしもディックが司会だったら、「ザブトン出してもいいような良回答。しかし、なぜか司会はザブトンを出さない。そんな時の決めゼリフは『だが、ありがとう』」な気がします。しかも司会の席から動かずに、回答者に腕タッチできそうで怖いです。

>某所にて、面白いもの
お、ひょっとして渡来品でありましょうか。推測が正しければ、きっと私も見たことがあるものに違いありません。
文具小物は面白いですよね。イギリスで本屋さんや文房具屋さん、グリーティングカード屋さんなどに入った時は、店ごとお土産に持って帰りたくてたまりませんでした(絶対無理)。Nauticaliaもほぼ全員一致で「危険地帯(入ったが最後、タダではなかなか抜け出せない)」という認識でございました。

[2206] お元気そうで、なにより 投稿日:2005/11/21(Mon) 00:02  
投稿者:あらーる
 サマキさんの切れのいいギャグを、久しぶりに拝見しました。

  ・・・「山田くん、ザブトン3枚!」
 
 第二弾を期待しております。m(_ _)m
 (しかし、最近司会がボランティア状態で、なんだか落ち着かないなぁ、大喜利)

 いやそれはそれとして。
 某所にて、面白いものを手に入れました。
 日頃の心がけにはまったく自信がないので、これこそサマキさんの御利益に違いない。
 メッカに拝礼する某教徒のごとく、西方浄土にただいま拝礼いたしました。
   m(_ _)m

 遊び心が見える文具小物って、楽しいですね。

[2205] かわいいあの子 投稿日:2005/11/20(Sun) 23:30  
投稿者:にっけ
おかえりなさいませ。時差ぼけは乗り切ることができたでしょうか。

>一発芸
可愛い彼女がこれに乗り、愛しいアダムにお手紙を渡しにいくところを想像しました。もちろん自分で漕ぐんですよ!←通りすがりの水兵に預けるだけでは物足りなくなったらしい。

「これならアンドロメダの絵が百号(160×130cmくらい)でも余裕で乗るわ!」

お、お嬢さん。まずは船室への階段を通れるかどうか確認なさってからの方が。艦長の船室までに曲がり角があったら搬入できません……と、いらん想像してしまいました。


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