HOME
「艦長!」掲示板
[留意事項] [ワード検索] [管理用]

おなまえ
Eメール
タイトル   
コメント
参照先
パスワード (記事メンテ用・英数字で8文字以内)

[2164] ようやく読破 投稿日:2005/05/16(Mon) 21:39  
投稿者:おかもの
ドーバーの伏兵、ようやく読み終わりました。
確かにどのへんが女好きで、気弱なのかわかりかねました。気弱であっても、押すところ引くところをわきまえているような気もします(酒は別にして)。それにしてもどうしてイザベルは抜け道を知っていたのでしょうか。ちょっとバカなことをしたにしては、際どいところまで知ってますよね。

[2163] 「サバを読む」の反対は何だろう 投稿日:2005/05/14(Sat) 21:26  
投稿者:サマキ
おお、あらーる閣下。
ジェラルド、30代ちょっと手前と読まれましたか(すばらしい)。
私はちょっと上乗せしすぎたようです。

でも本当に元気がないですね、この主人公。
「しゃきっとしろよ」から始まる突っ込みに、「まったくだ」「その通り」と膝を叩きました。
本編を読み終わって後書きを読んだ時、「若さがないぞー」「しかし、アランよりずっと年上になるし、こんなものなのだろうか」としばし考え込みました。

>60点
さすがお身内には点数が辛いですな(こらこら)。
大事な叔父さんは、実際に出てきた場面が極小ですから、言及しなくても大丈夫です。この叔父さんは続投有りなのでしょうか。ぜひ出演して、主人公のケツを叩いていただきたいです。

>「コーンウォール・ミステリ」
これは読んでいません。「検屍官」シリーズのことだと思っていました。(それはパトリシア・コーンウェル)

[2162] ジェラルドさんの年齢? 投稿日:2005/05/14(Sat) 18:57  
投稿者:あらーる
 最初のページで、虚無的、厭世的な気だるさからして(笑)、30代ちょっと手前の、現実を思い知らされた甘ちゃん、というイメージが浮かびました。(あはは)
 何というか、元気がないんですよね、この人。
 しゃきっとしろよ、いい若いもんが。そばにそこそこいい女がいるというのに、と尻を蹴飛ばしたくなります。

>鐵太郎閣下のサイトに掲げられた感想
 ほめてませんな、この書評。
 途中の七転八倒を無視していますな。
 大事な叔父さんを無視しているし。
 60点。(おいおい)


 例の「コーンウォール・ミステリ」の第一巻「容疑者たちの事情」に、
 「ボライソーとはコーンウォールの旧家の名前らしい」
 と、何とも情けない紹介が書いてあります。もう少し情報はないのかな?

[2161] 「ドーバーの伏兵」感想など 投稿日:2005/05/14(Sat) 00:48  
投稿者:サマキ
こんばんは。
エドウィン・トーマス著「ドーバーの伏兵」読み終わりました。いえ、いちおう発売直後ぐらいには読み終わっていたのですが。面白かったです。でも感想としてはまとめにくくて置いていました。
ネタバレもいくらか交えつつ、ちょっと語ってもよろしいですか。

原題の「THE BLIGHTED CLIFFS」、破滅の崖(崖っぷち?)という意味が、読んでいてよくわかるような主人公だと思います。いつも(険しいものもそうでないものも)崖っぷちギリギリで、おまけに複数形なので、(英語でcliffは複数形が一般的とかいう理由があるのかもわかりませんが)「1回じゃすまないんだー」と勝手に笑ってます。

といいつつ、実は私、鐵太郎閣下のサイトに掲げられた感想で、「荒れた崖  ????」の一文を見るまでは、この本の原題は「輝く崖」という意味だと信じていました。「BRIGHT」とごっちゃにして勘違いしたんですね。それでいて「ああ、なるほどドーバーの白い崖が輝いているのか」と納得していたのですから一生間違っているところでした。わははは。助かりました。ありがとうございます。

で、原題はこの崖(ドーバーの崖)の意味が後半で生きてくる、いい題名だと思います。
邦題の「ドーバーの伏兵」というタイトルも、前半は意味不明なのですが、後半でどきどきさせてくれる部分とリンクした題名なのがよいと思います。ただし、ちょっと良すぎてミスリードさせられる気がします。「伏兵=味方の顔をした敵」だと解釈できれば「おお、なるほど!」とうなずくのですが、読んでいる間の私は「伏兵=敵」だと思って、もう少し遠大な計画を想像して一人で盛り上がってしまいました。

ところで、主人公のジェラルドは何歳ぐらいだと思われましたか?
私は、冒頭の「たいていの男は、少なくとも年を重ねて体が弱ってくると」というくだりから、ハードボイルド小説の主人公の年代30半ば〜40半ばぐらいの人を想像していました。
だもので、訳者あとがきを見てびっくりしました。こういうものはオールデー現象と呼びたいです。

ちゃんと活躍もしているのに、何をするにも感動が薄い感じの主人公で(たぶん、不幸に対する受容度が高すぎるのだと)、それが物語の中で女性が出てくると(特にヒロイン)、お話に活気が出てくる気がします。なので、あの活気ごと、ヒロインは好きです。あと、叔父上がもっと活躍してくれたら個人的に嬉しいです。ガミガミ屋の叔母さんは珍しくないですが、ガミガミ屋の叔父さんはあまり見かけないので、活躍を期待の眼で見つめてしまいます。活動的な叔父さんのまま、罵りの言葉にますますの磨きがかかることを切に望みます。

感想としてはまとまらないままですが、面白かったです。本を読んでいるときは先へ先へ読み進み、一気読みに近かったです。

最後に三浦さん、ボライソー6巻入手おめでとうございました。17歳と21歳の兄弟だったのですね。ナンシーの「すごいわ。ボライソー家、全員集合ね!」みたいなセリフが印象に残っています。

[2160] それは面白いですね 投稿日:2005/05/11(Wed) 15:24  
投稿者:三浦
>おそらく、ジェイニー・ボライソー(Janie Bolitho)女史は、アレグザンダー・ケント氏のボライソー・シリーズとは関係はないと思います。

そうなんですね、教えてくださりありがとうございます。ボライソーとは結構ポピュラーな名前なのかもしれないのですね…。

[2159] おそらく...? 投稿日:2005/05/11(Wed) 12:44  
投稿者:あらーる
 おそらく、ジェイニー・ボライソー(Janie Bolitho)女史は、アレグザンダー・ケント氏のボライソー・シリーズとは関係はないと思います。
 ボライソーという名字は、コーンウォールに多いのかどうかもわかりませんが、あのあたりには彼女以外にも「ボライソー」が大勢住んでいるのでしょうか?
 ちょっと面白いですね。

[2158] なるほど… 投稿日:2005/05/10(Tue) 09:06  
投稿者:三浦
>女性の書き方については、女性読者の共感を得られるのか... いまだに疑心暗鬼です。

ふーむむ…これは…作者が男の人だからでしょうか?
あと、私は表紙を見たときにこれはラッセル・クロウがモデルなのか?と思いました。

>byジェイニー・ボライソー
こ、これは…!作者は絶対ファンですね!!
それにしてもストレートな…。

[2157] 「ドーバーの伏兵」+蛇の足 投稿日:2005/05/09(Mon) 21:25  
投稿者:あらーる
 「ドーバーの伏兵」
 最後のどんでん返しまで含めて結構面白いと思いますが、女性の書き方については、女性読者の共感を得られるのか... いまだに疑心暗鬼です。
 この主人公は、無責任、時間にルーズ、運が悪い、酒に目がない、とマイナス要因はそろっていますが、女好き、というのはちょっとどうかな。


 ところで、こちらに出たネタだったのかどうか覚えていませんが(記憶力「も」ない...)、こんなミステリが出ています。これが、結構面白そうなんですよね。まだ真面目に読んではいないんですが、楽しみです。

 「しっかりものの老女の死」 "Framed in Cornwall"
       byジェイニー・ボライソー  (創元推理文庫)

 このお話、ローズ・トレヴィアンという女性が主人公のミステリ・シリーズの第二巻ですが、このシリーズは原題にすべて「Cornwall」の文字が入り、舞台は原題のイギリス、コーンウォールです。
 著者の名前につられて買ってしまった。(あはは)

[2156] いかがでしょうか? 投稿日:2005/05/08(Sun) 22:41  
投稿者:三浦
この本、結構あちこちで感想をお見かけしますが、私はまだ読んでいませんが、いかがですか?見たら結構厚かったので、買うのをやめました(笑)
GWはシリーズ中、欠品のボライソ6巻を発見しました。古本で紙が真っ黄色でしたが、中身は21歳と17歳の若きボライソー兄弟の話でちょっと感激でした。



[2155] The blighted cliffs 投稿日:2005/05/08(Sun) 14:17  
投稿者:おかもの
気弱な海尉ジェラルドの冒険 ドーバーの伏兵 エドウィン・トーマス
先月末に見つけた本ですが、まだ話題に上ってないようなので、報告します。と言ってもまだ読みきってませんが。酒好き、女好きで、かなり臆病という今までにないキャラクターが主人公のようです。


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]

処理 記事No パスワード
- LightBoard -