25-Mayo-2013
por 斎藤祐司
闘牛を観ていてあるときに思った。闘牛は、翼を燃やす天使たちの舞踏のようだと…
僕が闘牛を見始めたとき、大好きだったセサル・リンコンが、牛を呼ぶときに、
「アンヘル」と言っていた。牛を「天使」という闘牛士の言葉に、感動を思えたものだ。
牛も「天使」なら闘牛士も「天使」である。それを観ている観客もそれに近い。
彼ら「天使」たちの、翼を燃やすように生死を賭けた舞踏は理屈抜きに心を揺さぶる。
2008年マドリードのラス・ベンタス闘牛場で行ったホセ・トマスの闘牛はまさにそんな闘牛だった。
今年もそういう闘牛が観たいなぁと思っている。そして、そういう闘牛に出会ったときのトキメキを
ここに書ければ凄く幸せだ!
今回の目的は、久々にサン・イシドロを観ること。
ホセ・トマスは出ないが、フリも出ないが、カステージャとタラバンテを
観るのが殆どの目的と言って良い。
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5/15,マドリード。牛、アルクルセン。 (サン・イシドロの日)
ミゲル・アンヘル・ペレラが耳1枚を取るが、プエルタ・グランデできず。
“セバスティアン・カステージャ、ミゲル・アンヘル・ペレラ、アンヘル・テルエル=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ。
5/16,マドリード。牛、ファン・ペドロ・ドメク。
“モランテ・デ・ラ・プエブラ、ホセ・マリア・マンサナレス、ヒメネス・フォルテス=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ”。
5/17,マドリード。若牛、グアダイラ。
“ファン・レアル、ロベルト・ブランコ、ゴメス・デル・ピラール”。
5/18,マドリード。牛、ビクトリーノ・マルティン。
タラバンテのウニコはデスカベジョで耳が消え、後はただ風が吹いていただけ。
“アレハンドロ・タラバンテ”。 ウニコ・エスパーダ。
5/21,マドリード。牛、ペドゥラサ・デ・ジェルテス。
“ウセダ・レアル、エドゥアルド・ガジョ、ダビ・モラ”。
5/22,マドリード。コリーダ・デ・プレンサ。牛、パルラデ。(フエラ・デ・アボノ)
“エル・シド、イバン・ファンディニョ、ダニエル・ルケ”。
5/23,マドリード。牛、ハンディージャ、ベガエルモサ。
“フィニート・デ・コルドバ、モランテ・デ・ラ・プエブラ、ミゲル・アンヘル・ペレラ”。
5/24,マドリード。牛、ビクトリアーノ・デル・リオ、コルテス。
ケ・グラン・タルデ!タラバンテ、プエルタ・グランデ!カステージャ、マンサナレス耳1枚。
“セバスティアン・カステージャ、ホセ・マリア・マンサナレス、アレハンドロ・タラバンテ”。
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