2013年闘牛観戦記

 

25-Mayo-2013

por 斎藤祐司

Llegar a ser figura en el toreo es casi un milagro.
Pero al que llega, podra` el toro quitarle la vida: la gloria, jama`s.

 

闘牛を観ていてあるときに思った。闘牛は、翼を燃やす天使たちの舞踏のようだと…

僕が闘牛を見始めたとき、大好きだったセサル・リンコンが、牛を呼ぶときに、
「アンヘル」と言っていた。牛を「天使」という闘牛士の言葉に、感動を思えたものだ。
牛も「天使」なら闘牛士も「天使」である。それを観ている観客もそれに近い。
彼ら「天使」たちの、翼を燃やすように生死を賭けた舞踏は理屈抜きに心を揺さぶる。

2008年マドリードのラス・ベンタス闘牛場で行ったホセ・トマスの闘牛はまさにそんな闘牛だった。
今年もそういう闘牛が観たいなぁと思っている。そして、そういう闘牛に出会ったときのトキメキを
ここに書ければ凄く幸せだ!

今回の目的は、久々にサン・イシドロを観ること。
ホセ・トマスは出ないが、フリも出ないが、カステージャとタラバンテを
観るのが殆どの目的と言って良い。

 

98年サン・イシドロ祭の報告 99年闘牛観戦記 2000年闘牛観戦記 2001年闘牛観戦記 2002年闘牛観戦記
2003年闘牛観戦記 2004年闘牛観戦記 2005年闘牛観戦記 2006年闘牛観戦記 2007年闘牛観戦記
2008年闘牛観戦記 2009年闘牛観戦記 2010年闘牛観戦記 2011年闘牛眼戦記 闘牛観戦記

 

5/15,マドリード。牛、アルクルセン。 (サン・イシドロの日)

ミゲル・アンヘル・ペレラが耳1枚を取るが、プエルタ・グランデできず。

“セバスティアン・カステージャ、ミゲル・アンヘル・ペレラ、アンヘル・テルエル=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ。

5/16,マドリード。牛、ファン・ペドロ・ドメク。

ヒメネス・フォルテスのやる気だけが救いだったお寒い闘牛。

“モランテ・デ・ラ・プエブラ、ホセ・マリア・マンサナレス、ヒメネス・フォルテス=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ”。

5/17,マドリード。若牛、グアダイラ。

“ファン・レアル、ロベルト・ブランコ、ゴメス・デル・ピラール”。

5/18,マドリード。牛、ビクトリーノ・マルティン。 

タラバンテのウニコはデスカベジョで耳が消え、後はただ風が吹いていただけ。

“アレハンドロ・タラバンテ”。 ウニコ・エスパーダ。

 

5/21,マドリード。牛、ペドゥラサ・デ・ジェルテス。

ダビ・モラが場内1周。ガジョは良い牛で耳が切れなかった。

“ウセダ・レアル、エドゥアルド・ガジョ、ダビ・モラ”。

5/22,マドリード。コリーダ・デ・プレンサ。牛、パルラデ。(フエラ・デ・アボノ)

イバン・ファンディニョが流血の代償として耳1枚切る。

“エル・シド、イバン・ファンディニョ、ダニエル・ルケ”。

5/23,マドリード。牛、ハンディージャ、ベガエルモサ。

ミゲル・アンヘル・ペレラが場内1周。モランテのベロニカ。

“フィニート・デ・コルドバ、モランテ・デ・ラ・プエブラ、ミゲル・アンヘル・ペレラ”。

5/24,マドリード。牛、ビクトリアーノ・デル・リオ、コルテス。 

ケ・グラン・タルデ!タラバンテ、プエルタ・グランデ!カステージャ、マンサナレス耳1枚。

“セバスティアン・カステージャ、ホセ・マリア・マンサナレス、アレハンドロ・タラバンテ”。

 


http://www2u.biglobe.ne.jp/~tougyuu/以下のHPの著作権は、斎藤祐司のものです。勝手に転載、または使用することを禁止する。