ミゲル・アンヘル・ペレラが耳1枚を取るが、プエルタ・グランデできず。

2013年5月15日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場の今年15回目フェリア・デ・サン・イシドロ7日目(サン・イシドロの日)の結果。

19時半開始、21時55分頃終了。20時38分照明点灯。

プレシデンテ、トリニダード・ロペス・パストル・エクスポシト。ほぼ満員。

アルクルセン牧場の牛。

   全体として、上質の牛が出た。
   1頭目、。2頭目、。3頭目、良い牛
   4頭目、。5頭目、。6頭目、。
   

闘牛士

セバスティアン・カステージャ 沈黙とアビソ1回、沈黙とアビソ1回。

ミゲル・アンヘル・ペレラ 耳1枚、挨拶。

アンヘル・テルエル=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ 挨拶、沈黙。

 曇時々晴。肌寒いが日が差して暑くなる。日が暮れて寒い。アルクルセン牧場の牛(Procedencia actual=現在の起源<基の血統>、カルロス・ヌニェス牧場)。闘牛士、セバスティアン・カステージャ、ミゲル・アンヘル・ペレラ、アンヘル・テルエル=コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ。

 前日の雨の影響でアレナ整備で開始時間が約30分遅れる。アンダナーダ5にてビデオ撮影しながら観戦する。

 セバスティアン・カステージャは、今日はどういう訳か牛と噛み合わない状態だった。こういう日もある。いつもの頑張りはあるが、上手く行かない。

 ミゲル・アンヘル・ペレラは、初めの牛で耳1枚を切った。今日はどういう訳か上手く行ったと、いう感じだった。カポーテで転倒して危ない場面があり、ムレタで牛が上手く動いたという感じだった。牛を誘って動かすようなファエナの始まりじゃなかった。動いてくる牛をパセして繋ぐようなあっさりしたファエナで剣が決まり耳1枚。

 2頭目の牛のベロニカは、とてもフィグラガするベロニカじゃなかった。非道いもんだ。ファエナもメリハリも盛り上がりもないモノで、剣が決まり耳要求があったが、プレシデンテは耳を出さなかった。これは当然である。あれで耳を出してプエルタ・グランデさせたら、ラス・ベンタス闘牛場の恥になる。

 アンヘル・テルエルは、コンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバで、この日の1頭目の牛と6頭目の牛を相手にした。頑張っているように見えたが、印象が薄い。

 久々のラス・ベンタス闘牛場。久々のサン・イシドロ。開始時間が30分も遅れて観客は怒ったが、昔に比べれば穏やかだ。ペレラの耳だって耳らしい耳だったか、疑問に思うようなモノだった。しかし、2枚目を出さなかったのは、ベンタスらしいと思った。


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