Wildlife Kingdom
哺乳動物編 - Others
哺乳動物編 - Others
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Grizzly Bear
(ハイイログマ)
- Black Bear (アメリカクロクマ)
- Hoary Marmot (マーモット)
- Beaver (ビーバー)
- Snowshoe Hare (野ウサギ)
- Red Squirrel (アカリス)
- Chipmunk (シマリス)
- Columbian Ground Squirrel (地リス)
- Golden Mantle Ground Squirrel (地リス)
- Black Bear (アメリカクロクマ)
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White-Tailed Deer
(オジロジカ)
- Mule Deer (ミュールジカ)
- Elk (Wapiti) (エルク)
- Moose (ヘラジカ)
- Mountain Goat (ロッキーヤギ)
- Bighorn Sheep (オオツノヒツジ)
- Coyote (コヨーテ)
- America Bison (バイソン)
- And, one more...
- Mule Deer (ミュールジカ)
リスト中の星印(★★★)は、 筆者の独断と偏見による園内での目撃率です(3つが最も目撃率が高い)。
青字は、 筆者の体験と各種資料から集めた「目撃可能性の高そうな場所」です。
写真は、筆者本人が撮影に成功したものだけを載せています。
America Bison (バイソン)
「バッファロー(buffalo)」の名でも親しまれるこのウシ科の動物は、 昔は北は Alaskaから、 大草原地帯(プレイリー)を中心に南は New Mexico まで、 そして西は Oregon から東は New York(州)、 はたまたFlorida近くまで(要するにアメリカ大陸全域やんけ)、 推定約6千万頭も棲んでいた時代もあったという。 西部開拓時代に入ると乱獲によりその数は激減、 100年ほど前にはとうとう1000頭余りにまで減ってしまい、 絶滅寸前にまで追い込まれた(Bisonはネイティヴアメリカンの重要な食料源でもあったが、 彼らが与えたインパクトは微々たるもの)。 その後、 保護の労力が実り、 今では約3万頭がアメリカ北部のロッキー地帯周辺、 プレイリーといった草原地帯を中心に暮らしている。 ただし元々からの野生種(native)は今やほとんどいないらしい。 Yellowstone, Grand Teton, Badlands National Parks で見られる彼らは、 時には家畜種とかけ合わせて保護されてきた結果増えた野生種(wild)だという。
Glacier-Waterton 一帯には野生の彼らはいない。 Waterton National Park の入園口から北西方向に数分で Bison Paddock 入り口に着く。 柵に囲まれた広い保護区に住む群れは、 半野生状態で「放牧」されている。
ちなみにバッファローの肉は食べられます。 調理法にもよるんだろうけど、 今まで自分が食べたことのあるバッファロー肉は、 どれも「バサバサ」した感じ。 しかし味は独特のコクがあります。
Human Beings (ヒト/人間)
主に明るい時間に活発に活動し、 単独で行動するものから、 オスメスのつがい、 子供を伴った家族単位、 少人数のグループ、 時に 10人を超える集団単位と、 その行動形態も様々。 また自力で歩行するもの、 道具を使って移動するもの、 路上から水上、 時には空の上にまで広範囲に分布。 その延べ数は年間150万とも200万とも言われるが、 そのほとんどは公園内には棲息していない。 園内では 6月中旬〜9月中旬に特に多く見られ、 逆に冬場はその数が極端に減るが、 冬眠の習性は通常なく、 里から出てこないだけだ。
他の野生動物と違い、 ヒトに近づいたり、 時にエサを与えることは、 マナーを持って接する限り通常は特に問題ないようである。 ハイキングトレイル等で遭遇したら、 ぜひ挨拶や情報交換等、 積極的なコミュニケーションに挑戦してみよう。
そのほとんどが GTTS、Logan Pass、Apgar Village, Many Glacier, Waterton Town Site などに集中するが、 夏場はかなり山奥でも見られる。 けっこう意外なところで遭遇したりする。 園内で一番目撃頻度の高い動物であろう(野生 "Wildlife" ぢゃないけど....)。
......ちなみに Logan Pass Visitor Center の動物紹介パネルにもこれと似たネタが使われているのを発見しました。 考えるこた皆同じ?