■2008/08/05 update

東京の美術館


このページの情報は美術館訪問時のものです。最新の情報は各美術館のサイトでご確認ください

★おすすめ ★★とってもおすすめ ★★★個人的に大好きな美術館
(星の数はAKIの独断です)

東京23区内の美術館
ブリジストン美術館 ★★
住所:東京都中央区京橋1-10-1
tel:(03)3563-0241
access
・JR「東京」八重洲中央口より徒歩5分
・営団地下鉄「京橋」または「日本橋」から徒歩5分
東京駅から近く、平日は20:00(休日は18:00)まで開館していることもあって、仕事帰りにも寄りやすい美術館です。印象派を中心とするヨーロッパ近代美術と明治以降の日本の洋画のコレクションがメイン。非常に質の高い作品が揃っていて、ピカソルノワールの作品を常設展示しています。(最終訪問日2004/07/15)

東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅・赤煉瓦駅舎内
tel:(03)3212-2485 
access
JR「東京」丸の内中央口すぐ
東京駅内にあるので出張や旅行のついでに立ち寄れます。「小さくても本格的な美術館」をモットーに、絵画だけでなく、彫刻、建築、デザインなど、さまざまなジャンルの展覧会を開催しています。赤レンガの旧駅舎を利用していてレトロな雰囲気たっぷり。企画展のみですが、毎回なかなかおもしろい企画をしてくれます。(最終訪問日2004/07/24)

横山大観記念館

住所:東京都台東区池之端1-4-24
tel:(03)3821-1017
access
・東京メトロ「湯島駅」より徒歩7分、
・東京メトロ「上野広小路」より徒歩12分
・JRおよび京成「上野駅」より徒歩15分
不忍池にほど近い横山大観の旧居を、記念館として公開しています。木造2階建ての部屋には、往時の雰囲気がそのまま残っており、床の間には大観筆の掛軸が飾られ、壁には習作が展示されています。簡素な庭には、季節折々の花が目を楽しませてくれます。開館は木金土日だけ。建物の保存のために梅雨時期や夏期も休館が増えるので訪問時には注意してください。(訪問日2007/02/24)

松下電工汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 松下電工ビル4F
tel:(03)5777-8600
access
・JR「新橋」より徒歩5分
・東京メトロ銀座線「新橋」または都営浅草線「新橋」より徒歩3分、都営大江戸線「汐留」より徒歩1分
松下電工が所蔵するジョルジュ・ルオーのコレクションを中心とした美術館。内部の「ルオー・ギャラリー」では、テーマを代えながらルオーの作品を常設展示しています。ルオー作品を常設展示している美術館は日本でここだけなんだそうです。年に数回開催される企画展では、生活環境に関わる企業らしく、美術のみならず建築や住まい、生活文化に関する展示を行っています。(最終訪問日2006/01/22)

21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6
tel:(03)3475-2121

access
・都営大江戸線「六本木」駅、東京ミッドタウン出口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「六本木」駅または千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
東京ミッドタウンの端、緑の芝生の中にあるギャラリーです。三宅一生、佐藤卓、深澤直人の3人がディレクターとなり、テーマ性のある展覧会を企画しています。鋭角的な建物に入ると展示室はすべて地下。私が行った時は「祈りの痕跡」という題で、浅葉克己ディレクションによる文字にまつわる企画展をしていました。多彩な作家が参加し、世界中から集めた表意文字や表音文字、図象や造形などを新たにデザインとして構築した、とても面白い企画になっていました。(訪問日2008/08/02)

東京都庭園美術館
住所:東京都港区白金台5-21-9
tel:(03)3443-0201
access
・JRまたは東急「目黒」下車徒歩8分
・営団南北線または都営三田線「白金台」1番出口徒歩6分
企画展時のみの開館。アール・デコ建築として有名な旧朝香宮邸が美術館になっています。外観は素っ気無いですが、中に入ると美しい天使のレリーフのガラス扉が迎えてくれます。部屋の細部や階段などにもさすがに気品を感じます。庭園も美しく、横を走る首都高速がうるさいのが欠点ですが、休日の午後を過ごすのにはよい場所です。(訪問日2004/03/13)

松岡美術館 ★★
住所:東京都港区白金台5-12-6
tel:(03)5449-0251

access
・JR「目黒」東口から徒歩15分
・営団南北線または都営三田線「白金台」1番出口徒歩6分
収集品は多岐に亘り、特に秀逸なのはガンダーラ・インド彫刻のコレクション。穏やかで内省的なガンダーラ仏像と、躍動的で官能的なヒンズー教神像。中国やクメールの彫像も数点あり、それぞれの個性が楽しめます。古代オリエント・エジプトの収集品ではセクメト女神像やエネヘイ像が必見。東洋陶磁器のコレクションも充実しています。その他、フランス近代絵画、日本画などが適宜展示されています。平成12年に現在の場所に移転したそうですが、緑に囲まれたよい環境です。(訪問日2004/05/29)

青山ユニマット美術館 ★★
住所:東京都港区南青山2-13-10
tel:(03)5771-1900 

access
・銀座線「外苑前」4番出口徒歩2分
・半蔵門線・大江戸線「青山1丁目」5番出口徒歩5分
賑やかな青山通りに平成18年7月に開館した、シャガールとエコール・ド・パリの作家の作品を中心とした美術館です。ピカソやブラックから藤田やローランサンやキスリング…20世紀のパリに花開いた才能の多彩さを存分に楽しむことができます。特にシャガールの作品は初期から晩年までの変遷をたどることができ興味深いです。5月に閉館となった箱根芦ノ湖美術館のコレクションの一部もこちらで展示しています。 (訪問日2006/11/05)

根津美術館
住所:東京都港区南青山6-5-1
tel:(03)3400-2536 
access
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」徒歩5出口より徒歩8分
表参道の喧騒から逃れるような緑豊かな日本庭園の中にある美術館です。近世の絵画や工芸品を中心に優れた作品を展示していますが、仏像や青銅器のコレクションも充実しています。尾形光琳の「燕子花図」屏風(国宝)は、例年、花の季節である5月頃に公開されます。保存修復のため5年ほど非公開でしたが、このたび修復が終わり、特別展が開催されました。 (最終訪問日2005/10/16)

大田区立龍子記念館
住所:東京都大田区中央4-2-1
tel:(03)3772-0680
access
・JR「大森」山王口から荏原町駅入口行きバス「臼田坂下」下車、徒歩2分
・都営地下鉄浅草線「西馬込」徒歩15分
川端龍子の喜寿の記念に昭和38年に創立された記念館です。その後、平成2年に大田区に寄贈されました。設計も龍子自身によるもので、タツノオトシゴを模ったという折れ曲がった構造をしています。所蔵する龍子の作品の中から常時20点ほど展示しています。隣接する旧宅とアトリエは1日3回(11:00、13:00、15:00)案内付きで見学できるので、この時間に合わせていくのがおすすめです。(訪問日2006/01/09)

講談社野間記念館
住所:東京都文京区関口2-11-30
tel:(03)3945-0947 
access
・有楽町線「江戸川」徒歩10分
・JR「目白」から都営バス「椿山荘」下車すぐ
フォーシーズンズホテルのある椿山荘のすぐ近く。講談社の初代社長、野間清治氏のコレクションを展示しており、収集品は日本画・洋画・彫刻・陶器・刀剣などに及んでいます。また出版業らしい絵本の原画や雑誌の挿絵、付録、ポスター等の作品も展示されています。展示室は4つほどで広くはありませんが、休憩室のテラスから緑豊かな庭園を眺めながらくつろげます。近くには芭蕉庵などの史跡も多く、散策にもよいところです。 (訪問日2005/07/18)

松涛美術館
住所:東京都渋谷区松涛2-14-14
tel:(03)3465-9421
access
JR「渋谷」ハチ公口から徒歩15分
京王井の頭線「神泉」より徒歩5分
渋谷から徒歩15分くらいの閑静な住宅街にあり、石造りの重厚な外観が目を引きます。絵画・彫刻・工芸などに関するユニークな企画展をしています。展示替えの休館が長いので、行く前にはスケジュールを確認したほうがいいでしょう。(訪問日2004/04/19)

長谷川町子美術館
住所:東京都世田谷区桜新町1-30-6
tel(03)3701-8766

access
東急田園都市線「桜新町」下車 徒歩7分
サザエさんの作者の長谷川町子姉妹の収集品とご本人の原画などを展示している小さな美術館です。駅から美術館までの商店街は「サザエさん通り」と名付けられています。コレクションは荻須高徳、加山又造、ユトリロ、シャガールなど東西の洋画からガレなどのガラス工芸品まで、品の良い作品が揃っています。原画の部屋ではマンガ原稿だけでなく絵画や陶器なども展示されていて、10代の頃のスケッチなどをみると早熟振りが伺えて興味深いです。(訪問日2005/10/16)

世田谷美術館 ★★
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
tel(03)3415-6011
access
東急田園都市線「用賀」下車 徒歩17分
または美術館行きバスで「美術館」下車
世田谷の砧公園の一角にあるこの美術館はルソーボーシャンなどの素朴派のコレクションが豊富です。また世田谷に縁の作家の作品の紹介にも意欲的で、趣向を凝らした展示を行っています。用賀駅からの道は遊歩道になっていて、表示に従って歩けば辿り着けるようになってます。緑濃い閑静な住宅街の散歩も楽しいのでぜひ歩いてみてください。(最終訪問日2006/11/04)

五島美術館
住所:東京都世田谷区上野毛3-9-25
tel:(03)3703-0661 
access
東急大井町線「上野毛」徒歩5分
東急の元会長・五島慶太氏のコレクションをもとにした美術館です。日本画、書跡、陶芸、茶道具などを展示しています。展示室はそれほど広くありませんが、庭園は5000坪あまりの広さがあり、ゆっくり散策したい場所です。武蔵野の雑木林の台地が多摩川に向って深く傾斜する場所にあり、眺めもよいです。(訪問日2005/12/11)

熊谷守一美術館

住所:東京都豊島区千早2-27-6
tel:(03)3957-3779

access
・東京メトロ有楽町線「要駅」下車徒歩8分
・西武池袋線「椎名町」下車徒歩15分
熊谷守一の旧居跡に立てられた美術館。住宅街の中にあり、壁に描かれた蟻の絵が目印です。熊谷守一の作品を中心に、次女の画家熊谷榧(カヤ)の作品も展示しています。外見も仙人のような熊谷ですが、作品も年とともにどんどん無駄がなくなっていき、浮世離れしていくようです。展示室は2部屋しかありませんが、雰囲気のよい美術館です。1階はカフェになっていて、館内にはコーヒーのよい香りが漂っていました。(訪問日2007/02/25)

八王子の美術館
村内美術館 ★★
住所:東京都八王子市左入町787
tel(0426)91-6301
access
JR「八王子駅」北口郵便局前より無料送迎バス15分
路線バスの場合は「馬場谷戸」下車
村内ファニチャーアクセスという家具店の3階にあります。会長である村内氏のコレクションによる美術館ですが、バルビゾン派を中心に印象派とその周辺の作品を展示しており、印象派が好きな人にはおすすめの美術館です。買い物に来る家族連れへの配慮なのか、作品のクイズがあったりして子供でも楽しめるようになっていました。館内はソファがあちこちに配置されていて、ゆっくり鑑賞できます。(訪問日2005/04/03)

八王子市夢美術館
住所:東京都八王子市八日町8-1
tel(0426)21-6777
access
JR「八王子駅」北口より徒歩15分
バス利用の場合は「八日町1丁目」下車
八王子中心街の再開発ビル(ビュータワー八王子)の2Fにある美術館。こじんまりした美術館ですが、なかなかおもしろい企画展を催しています。私が行った時は八王子出身の銅版画家、清原啓子の回顧展をやっていました。31才で急逝した彼女の作品はわずか30点、そのうち28点を収蔵してるそうです。壮大な物語性を感じさせる、緻密で幻想的な作品でした。(訪問日2006/04/17)

その他の美術館
多摩美術大学美術館

住所:東京都多摩市落合1-33-1
tel:(042)357-1291
access
京王相模線・小田急多摩線・多摩モノレール「多摩センター駅」より徒歩5分
家族連れで賑わうサンリオピューロランドのすぐ隣、ひっそりとした建物の2,3階が美術館になっています。多摩美術大学の所蔵する作品をテーマ毎に展示しており、美大の美術館だけあって、スケッチや下絵など完成作品以外の展示物も多いのが特長でしょうか。私が行った加山又造の版画展では、色版を1版ずつ展示してあり、なかなかおもしろかったです。(訪問日2007/01/20)

玉堂美術館
住所:東京都青梅市御岳1-75
tel(0428)78-8335

access
JR青梅線「御岳駅」より徒歩5分
日本画壇の巨匠、川合玉堂が晩年を過ごした御岳の地に建てられた美術館。御岳渓谷のすぐ傍らにあり、渓谷の散策とともに訪れたい美術館です。15才ころの写生画から絶筆まで生涯の作品を収蔵しており、季節に応じた作品を展示しています。小さいながらも美しい石庭があったりして、くつろげる美術館です。また玉堂は作品によって印章を使い分けていたそうですが、魯山人など著名人作製の印章コレクションも面白かったです。(訪問日2006/12/24)

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