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フライフィッシングの部屋［北海道／１９９９年０９月１７日］

新規：1999/10/06 更新：2011/05/２３

１９９９年０９月１７日

　今日はＣ川です、昨年も行きましたが、あのカラフトマスの強い引きが忘れらずに
　また来てしまいました(^-^;)　でも、あの力強い引きは皆さんにも体験してもらいたいですね。
　Ｃ川に架かるＣ橋の上より覗いてみる、黒い点々としたのがわかります。
　そう、カラフトマスの遡上の様子なんです。昨年に比べてかなり少ない感じでした、最盛期の頃は
　凄いらしいですよー。是非とも見てみたいものです。
　気分が乗ってきたところで、さっそく調査捕獲に関する手続きを済ませます。
　なにやら、釣れている数が少ないらしい。受付のおじさん曰く「ここんところ雨が降ってないからねー」
　「夏も暑かったし、変だよ。今年は・・・」
　う～むぅ、厳しいのかぁ。まぁ頑張るとしますか！　とぼとぼと川へ行きます(^^;)
　あれっ？　あれっ？　川が変わっちゃってます、昨年あったところに川が無いんです(°O °)
　さすが、チュウルイ”荒れる川”ですねぇ。。。　流れも真っ直ぐになっちゃって流れが速い・・・。
　フライも沈まずに表層を漂っちゃってます、ウェイトたっぷりかましているのに・・・。
　タイプ３のシンキングラインで一気に沈ませるより他にありません、難しい釣りを強いられてしまいました。
　目視できる魚も少な目です、うーん変～っ(TT)　探し探し上っていくと第二管理棟まで行っちゃいました。
　仕方がないので、感じの良かった所へ戻って粘ってみます。他の人も釣れてません、渋いんですね。
　もしかしたら・・・「ボウズ」になっちゃうかもって嫌ぁ～な予感がする。
　ダウンクロスに流して攻めます、なるべく沈ませるようにして。でないと釣れませ～ん。
　昼頃になったでしょうか、クン！と小さな当たりがありました、そおれっ！と合わせます。
　ぐぃーっと手応え(^^)V かかってくれました、余っているラインを一気に巻きます。
　向こうは逃げないで、じーっとしてます。その間に戦闘の準備です、巻き終えたら、おりゃぁ！とロッドを
　引きます。魚も抵抗を始め、戦闘開始です！　下流に向かって流れのある所へ逃げようとします、わかって
　いるのねー。そうは行かないぞ、反対方向へ引き抵抗します。体全体で引っ張ります、すごく重いです。
　ロッドは、バッドから曲がった状態です。うんうん、この引きだよこれっ！　３０メートル下流まで引っ張ら
　れてしまいました。弱まってきたところに、一気に岸に寄せて引き上げます。
　ふぅ～っ、疲れたぁ・・・。見事なせっぱりの♂のカラフトマスです。口は見事に曲がってます。６０センチ。
　やっと、カラフトマスに再会できました。満足です o(^^)o
　その後、夕方までに、♀のカラフトマスを３匹追加。ブナ模様がほんのり出ていて見事なピンク色です。
　ピンクサーモンと呼ばれるだけあって見事な魚体です。
　４時半になる前に納竿。今日は検体日ですので、管理棟で検体してもらいます。
　釣った魚は、調査捕獲の為にリリースする事は原則としてみとめられていないので持ち帰らないといけないのです。
　我らフライマンは、キャッチ＆リリースに慣れちゃっているので違和感がありますが・・・。
　仕方ありませんので、クール宅急便で家に送る事にします。が、近所の扱い所は終ってしまいました(TT)
　聞くと、標津の集配所まで行けば受け付けてくれるとの事。今、５時。５時半頃までだそうだ、それっ！
　１０分ほどで到着、間に合いましたぁ～(^O^)　よかった。皆さんも注意しましょー。
　明日は、知床のウトロへ行きます。今夜はウトロの某所で野宿の計画。
　その前に、羅臼の「熊の湯」で極楽極楽～(^▽^)　知床峠を越えてウトロへ。
　ここにも知人に教えてもらった温泉へ行きます、「しれとこ自然村」と言うキャンプ場があってそこに共同浴場が
　あるんですねー。建てたばかりの新しい建物（ホテルみたい）にありました、￥５００なり。
　ちょっと赤く濁っているややしょっぱい温泉です、はぁ～っ極楽極楽。時間が遅い事も有って一人占め(^^)V
　風呂上がりは好きなサッポロクラシックビールで乾杯(^^)　うめぇーっ！
　ほろ酔いの所で湯たんぽを作って就寝。