1999年07月13日 |
今日は、北海道滞在最後の日。 飛行機に乗る時間を考えて、知床にいれるのはお昼まで。 と言う事で、5時起きで近くのS川でオショロコマと遊ぶ事にしました。でも昨夜、飲み過ぎたのかちょっと寝坊してしまいました。 まぁ、お魚さんは逃げない逃げない、大丈夫だぁーとのんびり(^^;) 適当に朝食を軽く済ませて、行きます。 さすがは知床です、霧がモワァ〜っとしてます。雰囲気最高です。S川に到着、あれっ? 川の脇が綺麗に整備されてて駐車場になっている! トイレまで付いてるぅ・・・・。どうしたんだろう・・・ここは国立公園だから勝手に作ってはいけないのだけれども。どうも、昨年の大雨で崖崩れ が起きたらしく、工事が進行中です。その修復工事のついでに、ミニ公園にしちゃったようです。うーん、その花壇は知床として似合わないぞぉー(-"-)。 だんだん知床も俗化しちゃうのかい! なげく、こまどんであります。 まぁ気を取り直してと!釣り開始〜。 このS川、オショロコマが居るのですが、潮の匂いを嗅ぎそして波音を聞きながら渓流の釣りができる所なんです。 河口からちょっとした所で、オショロコマは釣れます。ここで、前から疑問に持っていた事を実験してみました。 川と海を行ったり来たりするオショロコマがいるそうです、これはドリーバーデンと呼ばれるのですが、見た事がないのです。 河口の海側で釣れるのかとやってみました。ビーズヘッドのMSCをルースニングでやってみます。 当たりありませーん・・・・、続けます。マーカーがピクリッ!と消し込まれた! すかさず合わせます。 小さいながらもククーンと小刻みな反応(^^) るんるん♪とたぐりよせると・・・なんじゃこりゃ?! 黒っぽい魚です。 これは・・・カサゴですかね? オショロコマではなく海の魚がかかりました。へぇー、こんなフライでも釣れるんですか。新たな発見です。 ドリーバーデンよ出てこーい! ( ^^)/~~^ しばらくして、当たりがあります。今度こそ〜と思うが、またも同じ奴でした。 ありゃーぁ。。。。。いないんですかねぇ。 やっぱり鮭・鱒が海に下るのと同じ様な感じで行動をとるのでしょうか・・・。 時間的にも少なくなってきたので、海側は諦めて河口を登りながらフライをキャストします。海から100メートルほどの所で、オショロコマが出ました。 こんな近くで釣れるのだから、上り下りしているんですかねー? なんだか良く分かりません(^-^;) そんなこんなで、釣り上がっていきます。やっぱり適当に出てくるし、場所によっては1キャスト1ヒットな状態です。 用意したヒットパターンのフライも最後の1つになってしまいました。すぐにボロボロになるし、消耗が激しいです(^^;) 最後のフライですから、帰りの時間になるまで我慢して使います。もう浮かなくなってきても、使いようによっては食いついてきます(^^;) うーん、まだ使えるか使えるか・・・・(笑)はい、時間になってしまいました〜。納竿! 本日も、釣果は2桁後半。二日間あわせて、3桁いってしまいました。イワナと言えども、こんなに釣る事はめったにありませんねぇ。 なんだか、一生分のイワナを釣ってしまった感じです。。。 帰りの身支度をして荷物は段ボールに梱包。そう帰りも宅急便のお世話になりまーす。本当に楽になったもんですねぇ。 後ろ髪を引かれる思いで知床を去ります・・・・また来るからねぇー。涙・涙ぁ〜っ、また来るぜぇ〜っ。 今度は、2ヶ月後の9月に来ます(笑) その時は、忠類川での鮭・鱒の調査捕獲に参加です。もうこんな事を考えている・・・病気ですねえ(^-^;)ゞ 中標津空港を離陸・・・グングンと上昇します。窓の外は雲・・・。時折切れ目から大地が見えます、目を凝らすとオホーツク海側が良い天気! 眼下には、網走そして遥か向こうにはサロマ湖が見えます。うーん、知床半島の向こうは天気だったんですねぇ。残念な天気でした。 イトウ・アメマスには振られた結果となりましたが、ボーズ対策にとっておいたオショロコマのお陰で楽しめた釣行と相成りました! ありがとう、北海道よ! また行くからねー(^^) |
1999年07月13日 北海道 S川河口(海側) 知床のS川の河口、ご覧の様に渓流の水が流入しています。凄い勢いですよ。 この河口にも、オショロコマは釣れるかを実験してみました。海側にもオショロコマは居るそうですが 僕には未確認なのです。居ればそれは、降海型オショロコマ(ドリーバーデン)なんですね。 |
1999年07月13日 北海道 S川河口(海側) ビーズヘッドMSCで食いついてくれました、なにやらカサゴらしです。 北海道でのフライの新しいターゲットを見つけたようで面白かったですね。2匹釣っちゃいました(^^)v しかし、オショロコマは出てきませんでした。時期とかあるんでしょうね。 |
1999年07月13日 北海道 S川河口 海側から上る様にフライを流して出たオショロコマです。 河口からおよそ100メートル程の所、うーん河口で釣ったと判断していいんだろうか。 だって、釣れた所って渓流の様相なんですから(^^;) 下の写真がその場所です、向こう側は海なのがわかりますか。 |
1999年07月13日 北海道 S川 この様なサイズ(20センチ前後)のオショロコマが、これでもかこれでもかと、流すフライにアタックしてきます。 それにしても綺麗ですねー、惚れ惚れとしちゃいます。写真より現物の方がもっと鮮やかです。 |
1999年07月13日 北海道 S川 本当に貪欲に食いついて来ます、お陰でフライはボロボロになってしまって在庫も尽きてしまう嬉しい悲鳴です。 なんでこんなにも無垢で貪欲なんだろうと、毎度ながらも思います。 北極圏の魚であって日本では北海道の一部にしか居ません、これからは大事にしてあげたいですね。 |
1999年07月13日 北海道 S川 知床の原生林の一角です、すばらしいです。 ですが、一歩踏み込むと威圧感がします。なにやら恐いという雰囲気がヒシヒシと伝わるんですね。 一人で入るのをためらう程です、ヒグマの恐怖もあるからなんでしょうか。 |
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