2000年07月15日 |
朝4時半に起床。梅雨時のジメジメ感がある、でも雨が降っていないから一安心。 5時半前の電車に乗り羽田空港に7時頃着く。 サミットの厳戒体制でチェックに時間がかかっている。 自分も、バックにバイスやらタイイング一式を持って来ているのでX線チェックで再チェックされました(^^;) やっぱ怪しいのかなぁ。 予定通りに飛行機は千歳空港へ。あれっ?東京とそんなに変わらないジメッとした感じ。嫌〜な予感。 この予感は、今回の旅についてまわるのであった・・・。さっそく予約したレンタカーを取りに行きます。 今回もいつもの様に車中泊に適した車を借ります、トヨタのハイエースロングバン。 一人で荷台に寝転がっても十分な広さです、ヨシヨシ(^^)相棒、今回も頼むよっ。 数日分の買出しを済ませて近くの釣り場に向かいます。(お断り:河川名称は伏せさせていただきます) 広い流れです、札幌郊外だけに釣り人も多い。初めての河川と言う事もあって国道脇の場所より入渓する。 パチャッとあたりはあるものの乗りません、魚が小さいのですね。ようやくヒット、12・3センチのチビ ニジマスです。ロングキャストでフッキング、小さいながらもジャンプジャンプ、やたら茶色い。 15センチ程のブラウントラウトでした。へぇ噂には聞いてましたが、実際に釣るとは思いませんでした。 後で聞いた話ですが、最近増えているそうです。在来種はどうなるんだろうかと心配。 夕方になった事もあり、イブニングできる川を探します。有名なS川を覗いてみますが人が沢山います、さすが 有名河川です。ここは諦め他の河川でやる事にする。良さそうなんだけど川の石が妙に赤っぽい、しかし時間も 無いので仕方なくここで。水量は豊かです、フライもドラグがかかって難しい。なかなかあたりがありません。 諦めかけていた頃にパチャッ!と出るが乗りません、よしよし(^^)魚はいるね〜。日も暮れて暗くなり始め てきました、倒木が水中に落ち込んでいる所の狭い緩い流れにエルクヘアカディスを送り込むと、ガボン!と大き いのが食いついた!ギュィーン!と一気に深みに下流にと逃げ込もうとする!あぅぅ〜〜っ待て待てと応戦する。 #4ロッドが絞り込まれる、ラインが切れないように自分も下流に向かって走ります(^^;) ようやく姿を表したの はデップリッとしたニジマスでした。およそ35センチ程。うーん、自然河川でこんなのは初めてだ。放流物と は違う面構えと魚体、いいですねー。今日はこれで収竿。 定山渓温泉近くの小金湯温泉で入湯、記念すべき100湯目です。 今夜は、千歳の青葉公園の駐車場にて車中泊。 |
2000年07月16日 |
雨が降りそうな気配。 今日は日高山脈中の源流域へ。数々の有名なサラブレットが生まれ育った牧場の中を通りながら林道に入り更に 1時間車を走らせます。どんどん高度が上がって行き、自然も濃くなっていきます。いくつかのダムを通りすぎて 車止めのゲートに到着。ここから先は歩きです。ゲートをくぐって歩くのですが、ヒグマのエリアだけに鈴を わざとジャンジャンと鳴らして歩きます(^^;)怖いんだものー、とにかくこっちの存在を知らせてあげれば大丈夫 でしょう。いつもはN沢なのですが、今回は違う川にしようと尾根ひとつ隣のB川へ行きます。初めてのB川な のですが、あっさりと入渓点を見つけそこから川へ降ります。 N川本流は発電所の吐出し口なのでもの凄い水量です、ゴーゴーなんてものではなくド〜ン!って言うんだろう か(・_・;)凄いです。B川は沢と言うに相応しい流れ、しかし川の両岸は崖になっており険しい所です。 数日前に大水になった様子が分かります、もしかしたら釣れないかも。。。。大水が出ると魚も流されてしま いますから、残るものもいますが厳しくなります。 入渓点付近は魚の反応がありません、人が入りやすい所は抜かれてしまうようです。倒木や大岩を乗り越えて 行くとポツポツと魚影が見えてきます。パチャッ! おっと出ました小さなアメマス、15センチ前後の手の ひらサイズ。紛れもないネィティブの蝦夷岩魚です。釣っていくうちに雨が本振りになってきました、7・8匹 は釣ったでしょうか、V字の河川ですし不意の鉄砲水の恐れもありますのでこの辺りで収竿。しかし、N川水系 としてはサイズが小さい。やはり大きいサイズは本流になるのでしょう。だけどあんなに凄い水量の所でフライ じゃ無理だぁ(T_T)。そんな事を考えながら、そしてヒグマを恐れながら車に戻ります。 ゆっくりと林道を降りながら街に出ます。今日は静内温泉へ、記念すべき101湯目のスタートと思ったんだけ ど来た事あるなぁって気配、よーく思い出してみたら何年か前に入湯済みでしたぁ。できるだけ未入湯の温泉を 選んでいるんだけど失敗した、まぁいいっか。 今夜は静内川河川敷の公園で車中泊。 |
2000年07月17日 |
うーん、雨は降ったり止んだり。目的の川も無いので移動しながら川を探す事にしよう。 地図を頼りに車を走らせ行ってみます、アイヌの聖地の二風谷を通ると数年前に沙流川に出来た目的の無い ダムの凄さに驚かされました。苫小牧工業地帯の電力供給の為に計画されたダムなのですが、年が経つにつ れて目的も無くなってきたにも関わらず強制着工されたダム。本当にお金の無駄と言う位にダムの資料館と かありました。色々と考えさせられるダムです。おぉっと脱線してしまいました(^^;) その沙流川の支流を めぐってみます。釣りできるような流れになるまでウロウロとしますがなかなか辿り着きません(^^;) ようやく着いた所は良い感じ。が、一向にあたりも魚影の姿も確認できません(TT) おかしいなぁ良い感じの 流れなんだけどねぇ。車に戻って地図を再確認、なんと鉱山の有った所でした。鉱毒で魚は住んでいないのだ ろうと勝手に結論する。ここは諦め他へ移動します、だけども雨が降り始めてドンドンと雨足が強くなってい く。本降りです・・・・。時間も夕刻ですし、ここはもう諦めて今夜のテン場へ移動。富良野に決定する。 ゴーゴーと濁っている川を何本も通り越しながら移動します。途中、金山湖の近くの幾寅と呼ばれる小さな 集落へ。ここは、映画の「鉄道員 ぽっぽや」の舞台になった幌舞駅のある所。実際は幾寅駅と呼ばれていて 映画の中の駅名は架空の駅なんですね。撮影に使われたセットがそのまま残されていて見物が出来るようになっ てます。駅前の通りは「ぽっぽや通り」となってました、こういうのって映画好きにはたまりません(^^) 富良野に入り、富良野メロンを買い求めます。このメロン、夕張メロンと同じ赤肉のメロン。しかも安いです。 ネームバリューで買わされるよりこっちの方が良いよね。「北の国から」の舞台となった麓郷(ろくごう)の 集落にある「麓郷デパート」と言うお店がお勧めです。デパートって言っているけど、果物を売っている普通の お店ですから間違いのないように(笑) 今夜は、富良野駅近くにあるお蕎麦屋さんでラーメンを食べようと目論んでます。 行ってみたら終わってた(TT)あぅぅっ。地方では閉店時間が早いのねぇ。ここのラーメンは美味しいです よー、個人的にお勧め。実は、やっぱり「北の国から」にも出ているお店デス(^^) 名前は「三ケ月」。 悔しいから今日は焼肉だーいっ!って勇んで買ったは良いんだけどこの雨の中、何処で焼くんだぁ。。。街を ウロウロする事ようやく見つけました。街の近くを流れる空知川の橋の下です。誰もいないし綺麗だし気にす る事なくジュウジュウ(^^) 虫の鳴き声を聞きながらも良いもんですねー。今夜はここで車中泊。 |
2000年07月15日 北海道 最初に挨拶に来てくれたチビニジマスです |
2000年07月15日 北海道 こんな雰囲気の川です |
2000年07月15日 北海道 ブラウントラウト 自然河川で釣るとは思いませんでした |
2000年07月15日 北海道 いやぁ重かった! ヒレが発達しているのが分かります |
2000年07月15日 北海道 ずっしりとした感触がこの手に残ってます |
2000年07月15日 北海道 上のニジマスは右岸中央の倒木の脇にいました |
2000年07月16日 北海道 日高山脈中の某湖、綺麗な色です |
2000年07月16日 北海道 某湖に流れ込むB川、河原を見ると不安定な川と分かります |
2000年07月16日 北海道 B川のアメマス、蝦夷岩魚とも。大人しくしてくれなくてボケてしまいました(TT) |
2000年07月16日 北海道 小さいですねぇ、B川ではこれくらいのが普通のようです |
2000年07月16日 北海道 わかりづらいですが、お腹が黄色くなってなす、実物はもっと黄色っぽい魚体でした |
2000年07月16日 北海道 車止めのゲート。これを潜って川まで歩いて行きますが、ヒグマが怖いです・・・・ |
2000年07月16日 北海道 可憐な花を見かけました、短い夏を精一杯に咲いてます |
2000年07月16日 北海道 北海道に来たら、まずこれだべさ! ごきゅっ!ごきゅっ! |
2000年07月16日 北海道 河原ではこういった蝦夷鹿の足跡を何処でも見かけます |
2000年07月17日 北海道 映画「鉄道員 ぽっぽや」の舞台となった幾寅駅前通り、「ぽっぽや通り」になってました |
2000年07月17日 北海道 やっぱり健さんだねぇ、渋いっす! |
2000年07月17日 北海道 これが、映画で登場した「幌舞駅」。本当は「幾寅駅」として実存してます |
2000年07月17日 北海道 本当にローカルな駅でした、ふと振り向けば健さんが立っていそう |
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