夏安居大接心 : 年中行事

夏安居(げあんご) ご案内

正式には夏安居大接心(げあんごだいせっしん)と言い、起源は今から約2500年前、お釈迦様ご在世当時のインドにまでさかのぼります。当時のインドでは4月から8月の雨期の間は外に托鉢に出られない修行者たちが一カ所に集合し、各々の修行についての研鑽を深めたのです。この習慣が今日の日本仏教にも夏安居として伝わっており、特に行取(ぎょうしゅ/行じ取る)を旨とする禅宗では今日でも夏安居大接心が受け継がれております。当山では毎年5月のゴールデンウイークに合わせた日程で、参加は中学生以上の入門者限定になります。なお、夏安居初日と12月の臘八接心中の年2回入門式が行われますので、入門ご希望の方は併せてお申し込みください。夏安居は朝3時起床から夜9時消灯までを通常の行息よりさらに細かく時間割を組み、行息の関係で、一週間の期間中最低4日間は入行いただくようになっております。

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