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トップ > 釣行記・お便り 2012年1月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「また行きたい!エルサルト釣行記」 [群馬県・岡田様]
2012年1月 メキシコ、レイク・エルサルト

◆はじめに

初めての海外釣行にあたり、ロッジの手配やアドバイスと多大な協力を頂いたAccess!スタッフの方々に感謝申し上げます。

シマノTVでのメキシコのバス釣りを見て、特に行くつもりがあったわけでもなく「バス釣り、メキシコ」で検索したところ本サイトを見つけた。エルサルトの釣行記を読んでみると50アップは当たり前、60アップ、10lbオーバー(長さしか計ってこなかったので、最初はピンと来なかったが)の実績多数。地元群馬では50アップさえ釣ったことがなく、ビックバスを期待して琵琶湖まで遠征に行ったが簡単には釣れなかった。費用は高いけどメキシコならほぼ確実にビッグバスに出会えるはずと思い始め、本サイトの情報を頼りにスケジュール、航空券、ロッジの手配を始めたのが出発2ヶ月前の10月の終わりだった。航空券、ホテルは自分で予約した。ロッジの予約も慣れない英語でロッジとやりとりしていたが、途中からAccess!さんにお願いしたところスムーズに手配が完了した。(初めからAccess!さんにお願いしていれば良かった) 1/1はロッジのガイドが休みで釣りはできないとのことだったが、12/31発のロス行きの航空券が前後の日程より2万円ほど安かったので、ロスでの12/31にレンタカーを一日借りて観光しつつ、バスプロショップに行く計画にした。


◆日程

12/31(日本時間) 成田発→ロス(大韓航空KE001)
12/31(以下現地時間)レンタカーでのロス観光、バスプロショップ、ロス宿泊
1/1 ロス→マサトラン(アラスカ航空AS246)、エルサルトロッジ着
1/2 終日釣り
1/3 終日釣り
1/4 終日釣り
1/5 終日釣り
1/6 半日釣り、マサトラン→ロス(AS211)、ロス宿泊
1/7 ロス→成田(KE002)
1/8(日本時間)成田着


◆タックル・準備

@ロッド&リール
6セット持っていったが、メインで使用したのはミディアム以上のベイトのみ。
・ワールドシャウラ1652R&メタニウムXT ナイロン25lb:トップ、ノーシンカー用
・ワールドシャウラ1703R&アンタレスDC7LV ナイロン25lb:巻物、ノーシンカー用
・ワールドシャウラ1704R&キュラド200E7 ナイロン30lb:テキサス用
・ワールドシャウラ1754R&アンタレス フロロ25lb:ヘビキャロ用
・ライトアクションベイト・・・ほとんど使用せず
・ライトアクションスピニング・・・1投試し投げしただけで使用せず

Aルアー
本サイト情報よりメキシコでの定番と思われるもの(マグナムリザード、マグフルーク、センコー 5インチetc)を購入。ハードよりもワームをメインにした。日本では入手困難&高かったのでバスプロショップの通販で一括購入した。ロスでのレンタカー観光ついでにバスプロショップにも行く予定にしていた為、商品の受け取り場所をロス近くのバスプロショップに指定した。(ショップには、12/31も営業していることをメールで事前確認しておいた)

Bフック
3/0、4/0、5/0、6/0をそれぞれ10〜15本程度。3/0をセンコーワッキー、5/0をリザードのテキサス、ヘビキャロ、6/0をマグフルークに使用した。根がかりしてもガイドがほとんど外してくれるので、ロストはトータルでも5本ぐらいだったと思う。

Cシンカー
テキサス用に1/4ozを10個、3/8ozを8個、1/2ozを6個用意したが、ヘビキャロの方が頻度が高かったので十分な量だった。
ヘビキャロ用に1oz、10号(38g)をそれぞれ5個。午後からの強風に対しては10号で底を取った方が良かった。キャロシンカーの根かかりロストはトータルで3個。

D予備ライン
25lb、30lbのナイロンを持っていったが、巻き替えは一回のみ(ガイドのバックラッシュ)。ラインブレイクは一度もなかった。(超大物がかかれば別かも知れませんが)

Eその他小物(特に持って行って良かったと思うもの)
100均カウンター、ワーム染色液、センコーワッキー用の熱収縮チューブ、デジタルスケール(バスプロショップで現地調達したら、乾電池を買うのを忘れてロッジスタッフに買ってきてもらった)

Fロッドケース
インターネットの情報を頼りに、ホームセンターに売っている径100mmの塩ビパイプで作成。パイプ、底フタ、上フタ(スクリュー式)、連結パイプ(パイプと上フタを連結)の4点で、パイプの切断加工費を含めて3000円弱だったと思う。長さは138cm、運搬用のショルダーは100均で売ってるショルダーバンド3本で作成。(2本はパイプに巻き付け、1本は巻き付けたバンドの間に通してショルダーバンド化)

Gパッキング
移動を考えて出来るだけコンパクトにしたかった。Sサイズのスーツケースはタックル用とした。ベイトリール5台、ハードルアータックルBOX、ワーム、ワームケース、シンカーケース、フックケース、予備ライン、小物類を突っ込んだ。リールが内部で移動しないように、Tシャツやタオル、靴下で隙間を埋めた。ショルダーバック(機内持ち込み用)には、スピニングリール1台、サンダル、衣類、アニメティ、ひげ剃りや電源等。ワームをバスプロショップで受け取るので、多少の余裕を持たなくてはいけなかったが、どちらも既にパンパンになっていた(笑)。 

◆往路

海外旅行は4年ぶりなので、とりあえず余裕を持って出発。成田空港にはフライト3時間前に到着した。大晦日で意外と閑散としていた。2ピースロッドなので、ロッドケース長は測られるも課金はされなかった。しかし、サイズ的にはオーバーサイズと告げられ(一瞬課金か?と焦ったが)、カウンターではなく、隅っこのオーバーサイズ用預け口に持って行くよう言われた。定刻の14:55に出発し、ロスへはほぼ定刻の同日7:45に到着した。入国審査は空いており、並んで5分くらいで順番が来た。ロス観光&明日はメキシコに乗り換えで釣りに行くと伝え、指紋と写真を撮って通過。その後のBaggage claimでは15分くらい待ったところでターンテーブルからロッドケースが出てきた。ロッドの中身を確認しようとフタを回すが相当の力でしまっていた。なかなか開かず渾身の力を込めてやっと開いた。(後ほどロッジで中身を出したところ、中身を確認した旨のメモが入っていた。帰りも同じ目にあうのは嫌だったので、とりあえずフタのスクリュー部分にハンドクリームを塗って滑りを良くしておいた。) ロッドケースから5分ほどでスーツケースが回ってきたので受け取り、税関審査へ。機内で書いた申告書を渡して審査を通過すると、突き当たりの左側が空港出口と書かれていた。空港から出て、右に少し歩くとレンタカーのシャトルバス乗り場がある。ALAMOレンタカーのバスを待っていると、5分程で来た。ALAMOレンタカーの支店に移動し、予約していたレンタカーを一日借りる。保険はフルカバーで全部で100ドル程度。9:00頃からロスでのレンタカー観光が始まった。カーナビ代わりにスマートフォンをダッシュボードに備え付け、マップアプリを使用した。フリーウェイを利用し、午前中はサンタモニカ、ビバリーヒルズを観光した。とても過ごしやすい気候で、日中は暑いくらいだった。

午後はビバリーヒルズからフリーウェイの10号と15号を乗り継ぎ、1時間ちょっとでバスプロショップへ。さすが本場と思わせる店の大きさと品揃えの多さに圧倒される。名物(?)の水槽の中を泳ぐ、デカバスを見て、このサイズを釣りたいと思わされた。カスタマーサービスカウンターで、ショップからのメールを見せて待っていると、注文したワーム・プラグが入った段ボールを持ってきてくれた。ワーム系約25パック、プラグも15個ぐらい買っていたので、中身を確認すると結構な量だった(笑)。一旦受け取って車のトランクに置いたあと、ゆっくりと店内を見物する。マグナムリザードの店頭在庫を見ると、ウォーターメロンレッドはやはり人気なのか品切れになっており、予め注文しておいて正解だった。2時間くらい居て、16:30頃にロスのホテル目指して帰路についた。


ホテルはスーパー8ロサンゼルスLAX。駐車場が部屋の真下にあったので便利だった。WiFiが入っているのだが、接続が悪くほとんど使い物にならない。たまに空港からジェットエンジンの音が聞こえてきたが気にならなかった。ロスの街中では見かけなかった飲み物の自動販売機があり、何度か利用した。外出が面倒になってしまい、ルームサービスメニューにあるピザのデリバリを頼んで夕食とした。沢山買ったワームはリュックの底に詰め込み、入りきらなくなった荷物はビニール袋に入れ手荷物とした。疲れが出てきたので早めに就寝。

翌朝は朝食を済ませた後、7時にホテルを出発し車で5分のALAMO営業所にレンタカーを返却。途中ガソリンスタンドによって満タンにしようとしたが、何回やってもクレジットカードを読んでくれず、給油はあきらめそのまま返却した。営業所からは空港へのシャトルバスが出ており、ドライバーにアラスカ航空がある第3ターミナルと伝えて乗り込んだ。アラスカ航空のチェックインは空いており、すぐに自分の番が回ってきた。カウンターに行き荷物を預けたが、成田同様ロッドケースはオーバーサイズ用の別の預け口に持っていくよう言われた。

定刻通りにロスを出発し、マサトランに到着した。心配していた入国審査での抜き打ち荷物検査も引っかからず、問題なく入国できた。マサトラン空港の出口ではロッジマネージャーのスィギスが迎えに来てくれており、日本人2人のグループとロスからきたアメリカ人(エルサルトは今回で9回目のベテラン)と合流し、ロッジへ。1時間半くらいでロッジに到着。とりあえずここまでは無事に来られてほっとすると共に、明日からの釣りに期待をしつつタックル準備に取りかかった。


おいしかったフローズンマルガリータ

面白い飾りつけのトイレットペーパー

◆釣り1日目

辺りがほぼ暗いうちから、釣りがスタートした。ガイドはラモン。朝一は立ち木があるシャローでポッパーの指示。指示に従い、ポップMAXを岸ギリギリにキャストしていく。数投するとガバッと水しぶきがあがるバイトがあるが、乗らない。ミスバイトが続き3回目のバイトでやっとエルサルトの一匹目をキャッチした。サイズは40センチ程度だが、日本のバスとは違ったグングン引く力強いファイトをしてくれた。ラモンにそのことを伝えると「Yes, strong bass!」とうなずいた。

日が昇ってきてトップへの反応が無くなり、ポイント移動。次も立ち木のシャローで、定番センコーワッキーの指示。ボートで流しながら立ち木の間にキャストしていく。50cmを超えるサイズは出なかったが、次々とバスをキャッチできた。10時過ぎになり、暑くなってきたところで3−4m程の深場に移動し、これも定番マグナムリザードのヘビーキャロライナリグを試す。一番好きで日本でもよく使うリグだが、ワームのサイズは倍はある。それにも関わらず、30センチに満たないバスがかかってくるので、ラモンも「Hungry bass!」と言って笑っていた。スローにズル引くと、コツンと当たりが来る。ラインを巻き取ったあと思いっきりフッキングし、バスの重みを感じる。その繰り返しがとても楽しかった。
午前中は最大49cmと期待していた大物は出なかったが、数は40匹と、さすがに日本ではあり得ない釣果でエルサルトの凄さを知ることが出来た。

午後は風が出てきたので、周囲が崖が風よけになる小さなワンドを攻めてみた。そこでは、センコーワッキーで最大5lbのバスを含む十数匹をキャッチできた。その後、立ち木でのテキサスリグ、夕方のトップをやって一日目は終了。カウンターの数は66だったがグランデと呼べるサイズはかけることさえ出来なかった。

◆釣り2日目

2日目も朝からトップ。昨日とは違うポイントに入ったが反応は今ひとつで2〜3匹しかキャッチ出来なかった。その後はほとんどリザードヘビキャロオンリー。岬から続く駆け上がりのポイントで5lbクラス、湖中央付近の一本立ち木が目印の3〜4mのボトム変化が絡むポイントで、連続ヒットを経験した。この「一本立ち木」ポイントが今回の釣行を通して一番の当たりポイントだったようで、この日以降はロッジの誰かしらがいつも入っていたと思う。この日は前日より釣れたが、相変わらず大物はバイトさえしてこなかった。大物は違う場所にいるのだろうか。スィギスが大物はスローな動きに反応すると言っていたので、出来るだけゆっくりアクションしているが、それも違うのか。やはりグランデを釣りたいので、色々考えた。夕食で他の方と話したところ、大物はやはり大きなサイズのルアーに食ってくるという話になり、8インチリザードでもシルエットが小さすぎるのか?と思ったが、これ以上の長さのルアーは持ってきていなかった。ただ、スィギスお勧めのマグナムフルークは、リザードよりボリュームがあるので明日は試してみようと思った。この日の釣果は72匹だった。


一本立木ポイント

◆釣り3日目

この日も朝からトップ。前日の夕方に入ったワンドでボイルが多発しており、「明日の朝はここでトップをやろう」とラモンと約束していた。予想通り、至る所でボイルが起きていた。エルサルトのトップは、岸際ギリギリに落とすと大体反応がある。でも、飛びすぎて岸に落としてしまうと小枝に引っかかってしまい、ルアー回収でせっかくのポイントを潰してしまうことが何度かあった。キャスティングのうまさが釣果を左右するのは明らかだった。このポイントでは、MAG POP−Rで30〜45cmを10匹程度釣り、なかなか楽しめた。


トップが調子良かったワンド

その後テキサスのフォローで数匹追加した後は、昨日と同様ヘビキャロメインの釣り。昨日の一本立ち木ポイントに入り、遠投してゆっくりとズル引く。一投一投に時間がかかるが、ワンキャストワンバイトで最高8連発の爆釣。しかし、大きくても50弱のバスばかりで本当にこのままで良いのか?と思い始める。

午後はこれまで実績のあったポイントを回り、午後3時頃に一本立ち木ポイントに入った。ラモンに「数は十分だ。デカいのを釣りたい」と伝え、昨日試すと決めたマグフルークを渡す。すると「OK, one big fish.」と言って、セットしてくれた。色はウォーターメロンレッド。バスプロショップでは、ウォーターメロンシードを注文していたのに、1パック5本中の3本がなぜかウォーターメロンレッドになっていたのだ。ラモンはウォーターメロンシードも良いがウォーターメロンレッドの方がアピールがあって良い時があると言っていたので、ラッキーな梱包ミスだった。染色液でテールを染めてもらい、50mほど遠投してズル引く。しかし、2投しても反応がない。3投目のボートから10m程になってもバイトはない。ラモンと目を合わせ、やっぱりマグナムリザードに戻そうかと思っていると、いつものようにコツンとバイト。フッキングの為にラインを巻き取るが、ワームを離したようで軽くなってしまった。一瞬動きを止めると急に引ったくるようなバイトが来たので、思いっきりフッキング。ちょっと重いかなと感じながら、ヘビーロッドで強引に上げる。バスが水面を跳ねた時、ラモンが「Big!」と言ってネットを構えた。キャッチしたのは、58cm、6.9lbのバスだった。


今回最大 58cm 6.9lb

その後もマグフルークのキャロで攻め続けると、バイトの数は若干減ったが釣れるサイズはアップした。この日は最後までこのポイントで延々とリザードとフルークのキャロを投げ続けたが、バイトが遠ざかることはなかった。カウンターの数はこの釣行を通して最多の89を示していた。この日の夕食の会話でアメリカ人が同じポイントで10lbを上げていたことを知って、やはりグランデも同じところにいると確信できた。


◆釣り4日目

いつものようにトップからスタート。今日はあまり反応が良くないので、早々にポイント移動。すると水面に何か浮いているのを発見。近づくと、エルサルト名物(?)のテラピアを詰まらせ弱ったバスだった。テラピアの背びれが口に突き刺さっており、ラモンがペンチを使い救出。なんとかヨロヨロと泳いでいった。多分大丈夫だろう。

例の立ち木ポイントは午前中はあまり反応がないので、午前中はリザードテキサス、センコーワッキーでその他のポイントを回り、35〜50cmを29匹。午後は一番に一本立ち木ポイントに行きたかったが、ロッジ内でも有名なポイントとなっており先行されてしまっていた。風を避けて、この日が初めてであるほぼ垂直な崖のポイントに移動した。崖ギリギリにセンコーワッキーをフォールさせて流して行くと、なぜか4.5〜5.5lbの良いサイズばかりが10匹前後ヒットした。ラモンも良いサイズばかりしか掛からないので、驚いていた。外道だがナマズもキャッチした。


岸際に良いサイズのバス(ナマズも)がついていた崖

夕方から一本立ち木ポイントでフルークのキャロを試すが、残念ながら昨日のサイズを超えるバスはヒットさせることが出来なかった。4日目は79匹で最大は53cm、5.5lbだった。日本の感覚では十分すぎる釣果だが、ここでは満足できなくなっており、エルサルト病が発症しているのは確実だった。


◆釣り5日目

釣り最終日。フライトに間に合わせる為に10:30にストップフィッシングの予定だ。これまでと同じく朝一はトップ、センコーワッキーでアベレージサイズを次々とキャッチしていく。でもグランデはかかってこない。さすがにエルサルトでも10lbの可能性は低いと分かっていたが、60cm以上のデカバスは釣って帰りたい。ラモンが他のガイドと調整してくれたようで、一本立ち木のポイントに入れたが、午前中はやはり反応が薄くすぐに移動となった。時間も迫ってきているので、ボート停留場から近い立ち木エリアを最後に攻めることにした。ここではラモンが自ら私のロッドを手に取り、バイブレーションやノーシンカーを試し始めた。これまで自分からは釣りをしなかったのだが、何か考えがあるようだ。すぐにラモンにヒット。サイズはどう?と聞いている間に、私のセンコーワッキーにもヒット。2匹同時にキャッチすると、ラモンが両手にバスを持った写真を撮るように言ってきた。(本当は私にエルサルトのグランデを見せる為に釣りを始めたのかもしれないが)最後に両手にバスの写真を撮ってもらって4日半の釣りが終了した。最後まで超大物をヒットさせることは出来なかった。半日の釣果は28匹だった。ラモンに「Gracias!」とお礼を言って、迎えのバンに乗り込んだ。

◆復路

ロッジに戻るとこの日に限ってはマルガリータの迎えは無かった。用意しておいてくれと言っておけば良かった、と後悔しつつも、すぐに帰りの準備に取りかかった。フライトが14:55なので、ちょっと余裕を持って11:30に出発すると伝えていた。帰りの準備が完了した後、スィギスにロッジのチップをまとめて渡し、スィギスの運転で空港へ出発した。車内で釣果はどうだったと聞かれ、「トータルで334匹釣れた」というと「メキシコでもそれだけ釣れるのはエルサルトだけだ」とスィギス。「でも、期待していた大物は釣れなかった」というと「私もよく分からないが、いつになく大物の動きがスローになっている」と言っていた。「今回釣れなかった超大物を狙って、また来たい」と伝えると、喜んでいるようだった。

空港には13:00過ぎ頃に到着。スィギスと握手をして別れた。空港では初めに荷物検査があり、預ける予定のロッドケースとスーツケースの中身を確認された。その後のカウンターでチェックイン時にESTAはあるか?と聞かれ一瞬焦ったが、日本→アメリカの時のESTAが有効となっているので大丈夫とのことだった。定刻通りにアラスカ航空211便でメキシコ出発しロスに到着した。
ロスでのホテルはラキンタイン&スイーツを予約していた。空港からのシャトルバスが24時間営業なので、ホテルに到着の連絡をする必要がなく便利だった。空港のシャトルバス乗り場で10分程待つとシャトルバスが到着し、ホテルへ。チェックインの後、すぐ側にあるマクドナルドで食事をした。

次の日は6時にホテルで朝食を取り、シャトルバスで7時半には空港に到着していた。帰りの大韓航空便も特に問題なく、無事に成田まで帰ることができ初めての海外釣行が終わった。


◆最後に

自己記録は大幅に更新できましたが、ロクマルも釣ることが出来ずエルサルトとしてはまだまだと思われる結果に終わりました。しかし、ほぼ同じ日程だった佐藤さんの釣行記にも書かれていますが、エルサルト9回目のアメリカ人は、12lbを筆頭に10lbオーバーを3匹は上げたと言っていました。ポイントは同じく「一本立ち木」だったようで、大物が釣れるかどうかはやはり釣り方にもよるようです。次回はそのアメリカ人が教えてくれた10lbオーバー狙いのテクニック(約束なのでここでは伏せておきますが)を試したり、もうワンサイズ大きいルアーを準備したりと、よりデカバスに狙いを絞ったタックルで臨みたいと思います。

今回、本サイトの情報を参考に釣行のスケジュール作成、航空券、ホテル、タックルの準備を行って、メキシコへの釣行は決して敷居の高いものではないことが分かりました。確かに費用はかかりますが、日本の一年分といえる釣果を得られるし、10lbオーバーの夢もあります。一度知ってしまうと、本当に日本での釣りではもの足りなくなってしまうと思います。それから、メキシコに行けることになっても過去の釣行記を読んで10lbオーバーを期待しすぎてしまうのには注意したほうがいいと思います。私のようにこれだけ釣れても満足できなくなってしまい、また行きたい!となってしまう可能性が高いと思うので。(笑)



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[ 334 ]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。ただし1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」ということになります)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[ 6 ]lb[ 15 ]oz  体長:[ 58 ]cm
   ルアー:[ マグスーパーフルーク 7インチ  ]  色:[ ウォーターメロンレッド     ]
   リグ:[へビキャロ        ]  バイト深度:[4]m
  ---------------------------------------
  2位:体重:[ 5 ]lb[ 5 ]oz  体長:[ 53 ]cm
   ルアー:[センコー 5インチ        ]  色:[ ウォーターメロン        ]
   リグ:[ ノーシンカーワッキー      ]  バイト深度:[1]m
  ---------------------------------------
  3位:体重:[ 5 ]lb[ 0 ]oz  体長:[51  ]cm
   ルアー:[センコー 5インチ        ]  色:[ ウォーターメロン        ]
   リグ:[ ノーシンカーワッキー      ]  バイト深度:[1]m
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[ 5  ]本 (うちロクマル[ 0 ]本)
 7lb超の本数:[0]本 (うち8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [沖にある4mぐらいのフラットボトム。マグナムリザードのヘビキャロずる引き  ]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
   [上記と同じ場所、釣り方。マグフルークのような大きいシルエットが効果的だった]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [同じフラットボトムでも上記ポイント意外は反応が薄かった。上記ポイントは地形変化が絡んでいそう。]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [マグナムリザード8インチのウォーターメロン or ウォーターメロンレッド]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [午後から吹く風に備えて、キャロのシンカーは1oz以上のものも用意していくといいと思います。
    使ったワームは定番物のリザード、センコー、フルーク、カットテールだけで足りました。ガイドも
    それ以外は勧めてきませんでした。センコーは5インチを持っていきましたが、少々小さいようです。
    ガイドは6インチがベストだと言っていました。ウォーターメロンレッドは、ウォーターメロンシードより
    良いとガイドが言っていました。12ozを釣ったアメリカ人もそう言っていました。この2色で十分だと
    思いました。
    ラインはGT−R HM25lbとGT−R ウルトラの30lbを使っていましたが、一度もラインブレイクはありま
    せんでした。(16lbのフロロはスパッと切れましたが)センコーのノーシンカーワッキーがよく釣れま
    したが、熱収縮チューブは必須ですね。消費量の大幅削減できました。ホームセンターで売っている
    黒い熱収縮チューブでOKです。
    ロッドケースは市販の物を買う必要はありませんでした。塩ビ管、底フタ、開けフタ(スクリュー式)、
    連結パイプ(塩ビ管と開けフタ連結用)の4点で約2000円前後で自作できました。運搬用のハンド
    ベルトも100均で売ってるショルダーベルトを3本組み合わせて自作できました。
    今回は一人での釣行でしたが、ガイドのサービスとポイントを独り占めできるので、根がかり回収率
    アップ、釣果アップにつながりました。2人で行く場合も可能であれば、ガイドはマンツーマンがいいと
    感じました。]



[サイト管理者より補足]
334本というとてつもない数を釣っても、3キロを超えるバスである6.9ポンド(6ポンド14-15オンス)を釣っても満足出来なくなるというのは、ご自身がおっしゃっているようにやっぱり10ポンドを意識し過ぎちゃったせいかもしれませんね。でも私達も同じバスアングラーですから気持ちはよーくわかります(笑)。
釣り番組や釣りビデオやツアー会社の広告は売上アップのため「10ポンド」という言葉で煽るので、私達も含めて日本人の多くは「メキシコ=10ポンド」とすり込まれてしまってます。それに普段使わず実感がわかない「ポンド」という単位であることも手伝って、「10ポンドって確かに大きそうな感じだけど自分にも結構釣れちゃったりするかも」なんてつい思いがち。それが異常に高い期待につながってしまうんです。
10ポンド=4.5キロ。「10ポンド」じゃなく「4.5キロ」という言葉で聞いてたら私達日本人ももう少し冷静に「10ポンド」というバスを釣ることの希少性を理解出来てたかもしれませんね。ほとんどの日本人は「2キロ」のバスでさえ釣ったことはないはずだし、琵琶湖や池原なんかでも「3キロ」のバスが釣れることはほとんどないはずで、「2キロ」や「3キロ」でもどれだけ釣るのが難しいかを私達は知ってますよね?「10ポンド」は琵琶湖や池原でさえもほとんど釣れない3キロバスよりさらに1.5キロもデカい「お化けバス」なわけですから、たとえメキシコといえどもめったに釣れるはずがないということは納得いただけるんじゃないかと思います。(→釣果実績統計) だから「10ポンドじゃないと大物じゃない」なんて考えるべきじゃないし、「10ポンド」を狙って釣ろうなんて考えるべきじゃないんです。「10ポンド」はあくまで「運」でしか釣れない超大物です。本来は楽しくて楽しくて仕方ないはずのメキシコの釣りを辛く苦しく楽しめないものにしないためにも、私達は「10ポンド」という単語に過度に縛られないようにすることが大事なんじゃないかと思います。(→海外のほうが大物が釣れるの?

この方もこのサイトの情報を参考に個人手配という手段で手配し、「メキシコへの釣行は決して敷居の高いものではないことが分かった」とおっしゃってますよね。実際に個人手配は全然難しくないし、費用もツアー会社の釣りツアーを使うより格段に安く済みます。「自分には難しくて出来ない」「値段が高い」と今まで皆さんが感じていたのは単に「どうすれば手配出来るのか、本当に必要な費用はいくらなのかを今まで誰も教えてくれなかったから」です。このサイトが出来る以前には詳しい情報を発信してくれる人がいなかったし、ツアー会社はツアーが売れなくなると困るので個人手配に関する情報については当然何も出してくれない。そうした情報不足が「自分には難しくて出来ない」「値段が高い」という思い込みを生んでいただけなんです。でもこのサイトでは必要な情報を幅広く公開していますから、ツアー会社の釣りツアーに手が届かない方や出来るだけ安く行きたいと考えている方はぜひ役立ててくださいね。
もちろん必要なら私達がお手伝いするすることも出来ますからいつでも相談してください。(→個人手配は難しくないって本当?)(→お助け個人手配サポート


現実にこんなのを狙えるレイク! 日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。


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