台湾日記 2002年2月1日〜
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3月2日
台湾忘年会余話
○ 自動車泥棒との交渉(1月29日、ココ)の話を提供してくださった河野さんから、僕が2月7日に台湾忘年会に就いて書いたことについて(ココ)、話題の御提供がありましたので御紹介します。尚、河野さんの奥様は、台湾の方です。
○ 台湾の忘年会の記事を読み、思い出しました。
家内の話ですが、台湾の忘年会では鶏料理の頭(台湾では、丸ごと頭付で鶏料理が出てきますよね)を向けられた人は、社長の「今年限りであなたクビね、お疲れさん」のメッセージだそうです。もちろん昔の話で、今はそんなことはないそうですが。ただし、そのせいで、今でも忘年会の席では頭付の鶏料理はでないそうです。私は台湾で忘年会に出たことがないので確認したことはありませんが。
○ そうそう、この話、らくちんも聞いたことがあります。周囲の台湾の人に聞いてみると、いまじゃ、半分冗談のネタになっておりそれ程深刻に受け止めることは、ないと言っておりました。気の利いた人がテーブルに一人いると、不快な思いをする人がいないように、鳥が出てくるとさっと頭を天井に向けるそうです。(なんだ、じゃ、やっぱり気にしているんじゃないか、とも思いますが...)
○ 河野さんからは、別に、台湾のWTO加盟に就いてのコメントを聞かれました。他にも幾つか聞かれており、できるだけ早く、ちょっとした感想を書こうと思います。でも、このようにホームページ上で知り合えた方と情報をやり取りしていると楽しいですね。これぞ、個人でホームページをする楽しさというものだと実感しています。何人かの読者から、自分もサラリーマンサイトしようかなという話が来ています。おおいにやりましょう。楽しいですぞよ。
3月3日
アメリカの感謝状
○ 今回のアフガニスタンでの戦いで、アメリカの発表した感謝状のリストに日本が載っていなかった。アメリカ政府は、直ぐに陳謝したとのことだが、なんともいえない気分である。よく引用させてもらっている、「溜池通信」2月28日からの引用、孫引きです。
------溜池通信からの引用----
○2月26日に米国の国防総省がアフガン戦線に協力した国々のリストを発表しましたが、日本はそれに載ってませんでした。湾岸戦争のクウェートによるニューヨーク・タイムズ紙の全面広告を彷彿とさせる出来事です。
【ワシントン27日】米国防総省が公表した対テロ戦争の支援実施国(26か国)リストに日本が含まれていなかった問題で、同省は27日、日本とアラブ首長国連邦(UAE)の2か国を追加した改定版資料を発表した。
同省広報担当のジェフ・デービス海軍少佐は読売新聞に対し、当初リストから日本が漏れた原因について、「我々の不注意だった。リスト作成は米中央軍司令部(米フロリダ州タンパ)が担当したが、日本の主たる貢献や米側との連絡調整は米太平洋軍司令部(米ハワイ州ホノルル)経由のため、見過ごしがあった。公表前に発見すべきだった。もちろん日本は極めて重要な対テロ戦争のパートナーだ」と釈明した。
------溜池通信からの引用終わり-----
○ らくちんは、この台湾日記の9月26日(ココ)に、次のように書いている。
○ 昨日の小泉首相とブッシュ大統領の会見を見ていて思ったのだけれども、日本は、清水の舞台から飛び降りるつもりで、「自衛隊の派遣」をしようとしている。でも、「武力行使をしない」と言う限りは、外から見ていると湾岸戦争の時と余り変わらないように見えるのじゃないのかなあ。大統領が、一生懸命かばってくれて、「武力行使をしなくても○○ができる。」「武力行使をしなくてもxxができる。」と言えば、言うほど、「じゃ、お金をだすってことね」という印象が残る。
○ 日本が苦心惨憺してひねり出した「自衛隊は派遣するが武力行使はしない」という方針は、一部の知日派以外には、相当上手く説明しないとその苦心の程が理解できないと思う。結局、「湾岸戦争の時と同じようにたくさんお金払ってね。もちろん、新聞広告の感謝状のリストにはいれないからね。」と言われたら、がっかりだね。
○ いやはや、全く、いやな予感が見事にあたったものです。
3月4日
ユニークな政策
○ 「おはようございます。」と改札の切符切りの人たちが大きな声で乗客に挨拶をしているのを見たとき、僕は、世の中が変わったと実感した。国鉄が民営化されJRになったときの話だ。今振り返っても、元国鉄職員の朝の挨拶を聞いたとき以上に、世の改革を感じた事件は、これまでなかったと思う。
○ 今、日本に求められているのは、国債の発行額とか、閣僚の派閥が云々などという「実感できない改革」ではなく、「実感できる改革」ではないだろうか。改革への求心力を得るためには、時間のかかる大きな改革と同時に「小さいかもしれないが今すぐ変化を実感できる改革」を織り混ぜた方がいい。小泉流の否定形の表現を借りれば、今のままでは、「構造改革もなし、景気回復もなし」になってしまう。
○ クリントン大統領の再選の立役者が書いた「オーバル=オフィス」では、次にように書かれている。とにかく、選挙民は、新聞が書き立てるほど、政治経済に関心がある訳ではなく、家庭や身近なことに関心が高い。そこで、クリントンは、まるで少しお節介気味の親切なおばさんと言われるまでに、こまごまとした政策を実施し、支持率を回復していった。小泉首相も支持率を回復し、大きな改革を成し遂げるには、こうした小技が必要ではないかと思う。
○ 小技を考えるヒントに、幾つか台湾で実行されていることを挙げたい。旧正月休みの時、里帰りで大変な渋滞になる。そこで、高速道路の運営上、深夜は、料金をただにしたり、最も混雑する昼間は、4人以上乗った人しか通れなくしたり、色々、工夫したルールで運営している。台湾の消費税(営業税)も面白い。政府公認のレジで発行したレシートに書いてある番号がそのまま宝くじになっている。宝くじが欲しいので、消費者は、商店に確実にレシートの発行を迫り、それが故に、個人商店の脱税を減らすという訳である。これらの台湾のユニークな政策に共通しているのは、罰則のみによる強制ではなく、個人の自由な意思とか欲望にのった上手なルール作りだと思う。
○ では、上記例とは、離れるかもしれないが、ここで、らくちんのユニークな政策アイデアを出してみよう。(ないとは思うが、どこかの候補者が使いたければどうぞ使ってください。どこの政党でもかまいませんよ。)
● アクアラインの通行料を700円にする
数字上の赤字が大きくなろうが、既に払ってしまった工事代金が増減するわけではなく、数字の記入されている場所が違うだけである。どうせなら、利用者数を増やし、経済を活性化させたほうがいい。今から用地買収をして道路を作るよりも、より多くの人達に直ちに経済活動を活性化させられると思う。こんなことは、物理的な障害はなく、決め事だから直ぐに実行できる。ただ、採算上の数字を捻じ曲げて無理やり建設に動いた政治家、官僚は、モラルハザード上、徹底的に批判しておくべきだとは思う。(特に、本四架橋でこれを使う時は...)
● 公立小学校の空き教室を使って託児所、保育園にする。
以前、東京都内の小学校を訪問して驚いたのだが、少子化とドーナツ化で都心の小学校の教室の半分くらいが空き教室である。一方で託児所がないと嘆いている。これも、民間の経営者に場所だけを安く貸し出すとか色々な形態をまず試しにやってみればいい。
● 2000冊の日本の書籍の翻訳
2000という数字に意味はないが、21世紀記念でどうだろう。ばら撒き批判の強いODAの予算のほんの一部を削って翻訳事業をするといい。様々な国の日本語学者に翻訳料を渡してどんどん訳して、本を発行し、世界中の図書館に寄贈する。世界中の日本研究者に対する支援にもなるし、日本の文化紹介にもなる。古典も、現代のベストセラーも漫画も、色んなジャンルをするべきだ。例えば、アメリカのどの州にも、英語に翻訳された日本の本が2000冊ある図書館が少なくとも一つあるようになればいいと思う。また、タイ語の村上春樹や山田太一があってもいい。もちろん、官僚OBが天下る財団などによる運営にせず、NGOなどの協力で運営するべきだと思う。
3月6日
まじめな論説
○ インターネットで、まじめな論文が簡単に見れるようになってきたと思います。
僕が気に入ったもので、アジアを含む国際関係に関するものを幾つか挙げてみます。
○
中国経済 避けられぬ巨大化 岡崎久彦
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/chinaeco3402.html
米国と北東アジア 九・一一テロ後の動向 神谷万丈
http://www.kazankai.org/publishing/toa/2002_01/special2/01.html
「新しい戦争」と現代世界 田中明彦
http://www.kazankai.org/publishing/toa/2001_12/koen/01.html
3月10日
WTO加盟
○ 台湾のWTO加盟に就いては、僕は楽観論者だ。10年も前から加盟申請をして準備は整っていて、十分に国際競争力のある製造業があるので、これを理由に経済が大きく崩れるとは想像しがたい。むしろ、台湾が国際社会で認められたという政治的意味の方が大きい。また、経済の面で限ってみても、中国がWTOに加盟したことの影響の方が、自分達自身(台湾)が加盟した影響よりも大きいのではないかと思うぐらいだ。(但し、この楽観論は、僕が、台湾の最強の産業であるエレクトロニクス製品分野に関係した仕事をしているからかもしれません。)
○ 今年1月1日に、台湾は、待ちに待ったWTO(僕らの世代は、GATTの方がなじみがあるけれどね)加盟を実現した。関税の引き下げ、自動車などであった輸入地域制限処置の撤廃などが実施される。
WTO加盟前 | 加盟後(2002年) | 合意税率改定完了年度 | |
農産品 | 20.02% | 14.01% | 12.86%(2004年) |
工業品 | 6.08% | 5.78% | 4.15%(2011年) |
○ 庶民が一番話題にしているのは、酒とタバコだ。日本統治時代からの酒・たばこ専売制度が廃止され、酒・たばこ税制が開始した。おかげで、マールボロなどの洋モクが40元から50元、国産タバコが25元から35元に値上がりした。(1元=約3.8円)また、庶民の台所の味である、料理に使う米酒(米を使う蒸留酒)が一気に6倍に値上がりして、大変な話題になった。他にも、自動車が安くなる、大型のオートバイが買える、違法コピーのCDが減るとかと、聞くが、まあ、言ってみれば、その程度のことである。
○ 不景気の折に泣き面にハチだといった声を台湾内からも聞くが、日本がGATTに加盟した時、更に台湾と同時にWTO加盟した中国に比べれば、台湾の場合は、経済に対するインパクトが比較にならないほど小さい。それが故に、日本や中国の時のような緊張感はないと思う。それよりも、国際社会に認められたということの方が、意義が大きく、市民の自信にも繋がるように思う。
○ 中国がWTO加盟し、訳の分からないトラブルを起こす人治的貿易手続きが少しでも減少する方が、中国を製造拠点とする台湾経済全体に対してもインパクトが大きいかもしれない。
例によって、一てんぽ遅れの話題ですが、田中元外相について、書かせてください。僕は、彼女が外相就任時に、こりゃだめだと思いその通り書いてきましたし、今も、その気持ちに変わりは、ありません。しかし、今一番興味深く思っているのは、彼女が、おばさん達に絶大な支持を最後まで得続けていたことです。
3月18日
元外相
○ かつてまだ彼女が外相就任中に、「どうして彼女は、あんなに人気があるのでしょうか」と政治や経済に詳しい方々に問いかけたところ、みんな口々に色々なコメントをおっしゃてくださったのですが、結局、人気の理由ではなく、外相失格の理由を述べているだけだったことがあります。僕がそのときに思ったのは、世のオピニオンリーダーと言われるおじさん達は、現在、「おばさん」達とのコミニケーション能力を失っているということです。そして、「おばさん」という有権者の約半分の人達と、コミニケーションできない人たちが幾ら集まって時間を掛けて議論をしても、本当の意味で政策に対する国民の合意形成なんてできないのではないのかと思い始めてしまったのです。
○ かしこそうなエリート然とした外務官僚を、嘘を使ってでも人前で罵倒する姿に、拍手を送る素朴で且つ屈折したおばさんの心境を理解するのは、僕を含め世のおじさんには、宇宙人とあやとりをするより難しいことです。外務大臣や外務省の官僚が欧米を訪問し、相手国とギリギリの駆け引きをしているのは、僕達おじさんの眼では、いかにも神経を使って骨の折れそうな、できれば関わりたくない仕事にみえるのですが、田中外相と彼女を支持する人達の目には、それは、華やかなうらやましくもある世界であり、それを、いかにも偉そうにやってやっていると言わんばかりの態度の外務官僚には、許しがたい感情が湧いてくるのかもしれません。
○ 考えてみれば、人前で、或いは、部下に、或いはまた、テレビの中で、偉そうなことを言っている世のおじさん達は、自分の最も身近な家庭にいるおばさんとちゃんとコミニケーションが出来ていないような気がします。いや、これは我が身を振り返っての個人的なつぶやきでございます。
3月24日
林森北路
○ 台北には、林森北路という、日本人相手の飲み屋が300軒程建ち並ぶ飲み屋街がある。店の名前も日本風の名前で、ひらがなやカタカナの看板が所狭しとあがっており、それはそれで壮観である。スタッフは、ほぼ全て台湾人だが、大抵片言の日本語くらいは話せる。しかし、内容は、まあ、地方のスナック、よく言って、新橋のスナックの雰囲気である。決して銀座のような華やかさはないし、特別なサービスがある訳でもない。そこが、しみじみしていていいといえばいいのではあるが。3軒行っても、4軒行ってもみんな同じ雰囲気なので、我々駐在員は、飽きがこないでもない。
○ 少し興味深いのは、他では、日本人がなかなか接する機会のない、原住民(昔の「高砂族」)の女性スタッフをよく見かけることである。中国系とは全く違ったエギゾテックな魅力的な顔立ちをしているのと、やはり経済的に恵まれていないからかと思う。
○ 早めに断っておけば、台湾の風俗産業は、最早、日本程盛んではない。出張や旅行で期待して台湾に来る日本人もいるようだが、率直に言って、日本の風俗産業のバラエティの豊富さにかなうものでもなく、また、料金も日本よりそれほど安いわけではない。(筆者のらくちんは、この分野に詳しい訳ではなく、本稿は、全て伝聞による情報ですが、わずらわしいので「聞くところによると」を省いて書きます。シノゴノ、シノゴノ)台湾に旅行や出張で来る人は、この点は、諦めておいた方が、よろしいかと。
○ 現総統の陳水扁が台湾市長だったときに、一斉に浄化作戦をして台湾の風俗産業が壊滅した。昔は、台湾でのマッサージに健康なそれと、不健康なそれがあったが、それも、今は、健康なそれしかない。日本の女性評論家などが、エッセイなどで、「台湾あたりへ買春ツアーにでかける日本のおじさん達」などという表現を使うことがあるが、これは、なかなか事実にあてはまっていない。アジアの中でもシンガポールと並んでその点が一番華やかでない社会とも言えると思う。
○ 台湾で風俗産業、特に、日本人などの外国人向けのものが衰退したのは、規制の厳しさもあるが、僕は、台湾が十分に経済的に発展し、豊かになったからだと思う。例えば、日本人相手のスナックで働く女性より、台湾人相手の高級クラブで働く女性の方の給料が数十%も高いという。アジアの中でこんな国は、他にないのではないだろうか。
○ なんだか、今日は、歯切れの悪い、台湾日記であった。さて、これから、出張者をお連れして飲み屋にでもいきますかな。
3月30日
香港人
○ 香港人は、合理的でクールだと言われている。また、その社会では、自己責任が徹底している。香港では、エスカレーターのスピードが早いので、振り落とされないように注意して乗らないといけない。香港在住の日本人、Naokinさんが、台湾に来た時の第一声が、「台湾では、道で他人とぶつかったとき、ごめんなさいというのですね。香港では、絶対言いませんよ。」だった。
○ 半年程前に、生まれも育ちも香港の若いお客さんが台湾に来たので、一晩飲みながら話したが、いかにもクールな香港の人のコメントで、なかなか面白かった。その時の会話を思い出してみたい。(会話は英語でした)
○
らくちん「中国になるとき抵抗運動(レジスタンス)はなかったの?ヨーロッパの人達は、随分不思議に思っていたみたいだよ。」
香港の友人「全然。だって、かなうわけないじゃん。どうしてそんな無駄なことをするの?」
○
らくちん「中国と台湾との関係についてどう思う。」
香港の友人「なんとも思わない。あ、そうね、中国と台湾が統一されちゃうと、今、香港経由でされている貿易がなくなっちゃうから痛いねえ。それ以外は、なんとも思わない。」
らくちん「台湾の人にアドバイスある?」
香港の友人「ない。ないねえ。いずれくっつくんじゃないの。」
○
(当時は、日本の教科書問題が話題になってからそれほど日もたっていなかったので)
らくちん「日本の教科書問題は、どう思う。」
香港の友人「戦争に就いては、日本は、謝罪すべきだ。しかし、北京があんなに、感情的にうるさく言うのを見ると、何か特別な裏があるんだろうなと思う。」
○ 第二次大戦に対して、香港は、日本に非常に批判的で、やや同情的な人もかなりいる台湾との違いがはっきりしている。また、中国の対応の解釈について、何十年と北京の政治のWATCHを続けて来た香港の人達の特有の勘のようなものが感じられて興味深い。例えば、文化大革命の時に、北京側が、「OX人民公社で日によってこんなに違うメニューのおいしい食事が出されている」と、誇らしげに報じた時、「ということは全国の人民公社でみんな毎日同じメニューのまずい食事がでているんだな」と読まなければならない経験を日常生活で積んでいる人たちである。
○ 香港は、今経済状態が悪い。特に、貧困層、中堅層が苦しい。結局、ものづくりや、違法すれすれの怪しげな中継貿易は、壊滅的な打撃を受けており、金融が中心になっている。金融といっても、一握りのお金持ちとエリートにお金がぐるぐる回るだけなので、全体としては苦しい。台湾では、今の香港の状態をみて、中国と統一してもそれ程いいことはないと思う人も多いようだ。
○ 断っておくが、香港の人は、別に非情で非人間的な人たちではない。ヤオハンにしても、香港から外資が逃げていく時に来てくれたということで、その恩を忘れず、その後、ヤオハンが苦しくなった時に、華僑以外だというのに随分助けた香港の人達もいたという。どこの文化であろうとも、できるビジネスマンというのは、貸し借りが分かるものだ。
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