2003年1月号

※試合経過は、あくまでレポーターの主観です
※出場予定選手はあくまで予定です。その選手が出場しなくても、
当HPでは責任を負いかねます


1/25興行レポート

フィニートレポート

【第一試合】
×シリアガリ赤羽(ウィラサクレック)
           3R判定 馳大輔(JK国際)

赤羽秀一改めシリアガリ赤羽。その前半戦の弱さと、後半戦の強さのギャップは、狭いキック界に知れ渡っているらしい。一方の対戦相手、馳はNKBランキングにも名をつらねる強豪。試合は、パンチとハイキックで攻める馳をシリアガリが膝で迎撃する展開。3Rはシリアガリの一方的展開になったが、ジャッジはいつもどおり、馳の前半のポイントを支持。

【第二試合】
ララウィー(タイ)       
              3RKO チェリー竹内(チームチェリー)×

元ムエタイ王者ララウィーに挑むは、ウィラサクレックジムに通う大学生・竹内。この世紀のチャレンジマッチを前に、竹内は「ウィラサクレックの魂」と呼ばれるチェリー桜井先輩が主宰する「チームチェリー」への入団を決意。チェリー竹内としてこの一戦に挑んだ。
試合は、ララウィーが見せる強さよりも、チェリーのガッツに観客が魅了される展開。場内、「大チェリーコール」に包まれる中、サービス精神満点のチェリーファイトを見せる。「既にチェリー桜井は超えた」との声も聞かれるなか、新チェリーは、場内をわかせた後、玉砕した。

【第三試合】
タイクー(タイ) 3R判定 篠原隆夫(北流会君津)×

タイではムエタイのキャリアはほとんどなく、日本のアラビアジムでムエタイを学んでいる、異色のタイ人タイクー。アラビア会長が指示を送る中(完全に練習生という感じだ)、10キロ重い日本人に判定勝ちを収めた。

【第四試合】
テーワリットノーイ(タイ) 3RKO 夜桜弘治(夜桜組)×

強い! テーワリットノーイ!

【第五試合】
チャモアペット(タイ) 3R判定 ヌアトラニー(タイ)

パンチのチャモ対蹴りのヌアの展開。

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フィニートレポート

第1試合
ルーラウィ− 3R判定
         夜桜弘治(ウィラサクレック)×

なんと第一試合から、元BBTV王者ルーラウィー登場。いつもながら変則的な夜桜の蹴り技に少々戸惑うも、ルーラウィー重たいミドルキッ クを軸に 後半スタミナの切れた夜桜を追い込み圧勝。試合後夜桜、「重かった」とポツリ。腕 をさすっていた。

第2試合
×レンサック(タイ) 3R判定
       チャモアペット(タイ)

帰国後すぐに再起戦に挑んだチャモアペット。顔につけたアザは「インターネット、シャシンダメ」の一言で掲載できないが、顔だけでなく肩のあたりも傷だらけ。そんな満身創痍ながら、試合ではレンサックを一蹴した。

第3試合
×石毛慎也(東京北星) 3R判定
    テーワリットノーイ(タイ)

ヨーデーチャー戦を一周間後に控えるが、石毛の直訴で決まったこの試合。パットをつけてのロー有りの一戦となった。試合はしつこくローを狙う「日本式」のスタイルに手を焼いたテーワリットノーイ。「生足だったら効くんじゃねえの?」というほどもらっていたが、そこは前ラジャ王者。2R後半からはしっかり対応し、逆にローの連打でおちょくる始末。その対応力には驚かされた。石毛「なんか嫌なイメージで試合(ヨーデーチャー戦)になっちゃいそうですね」とポツリ。

第4試合
マノップチャイ 3R判定
          楠本勝也(東京北星)×

いきなり「試合をさせてくれ!」と直訴してきたタイ人が一名。どこかで見た顔だなと思ったら、なんとボクシングの世界王者シリモンコンの兄貴だという。13日に、後楽園ホールでチェヨンス相手に防衛戦に挑む弟のセコンドとして来日。ついでにオーエンジャイにも出てコガネを稼ぎたいようだ。

これに色めきたったのが「チェヨンスファン」の楠本勝也。畑山対チェヨンス戦のときもチェを応援していた楠本。いくら兄貴とはいえ、シリモンコンの血を分けたものを許すわけにはいかない。「打倒マノップチャイ」に名乗りをあげた。

しかし、マノップチャイ自身も「元BBTV王者」の肩書きを持つことが判明。その実力を序盤からいかんなく発揮し、楠本2ダウンを奪われる。しかし、2R以降、ボディストレートを軸に猛反撃。腹を効かせダウンも奪ったが、うまく逃げられてしまった。


シリモンコン兄マノップチャイ28歳

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