2001年4,5月号

※試合経過は、あくまでフィニートの主観です。
※出場予定選手はあくまで予定です。その選手が出場しなくても、
当HPでは責任を負いかねます


5.12興行

第1試合

×

ガッツ致死末(東京北星)

3R判定

中村保成(ウィラサクレック)
グローブ空手王者になった後、初登場となった、オリャー千島改めガッツ致死末。その勢いで挑むのが、バンタム級の実力者中村。やるきまんまんの千島だが、1Rに実力差を見せつけられる。下がったところをパンチの連打を食らいいきなりのダウン。その後もラッシュをかけられ、陥落寸前。しかし、これでふっきれたか致死末。2Rからは捨て身の攻撃で徐々に巻き返す。伝家の宝刀バックブローが中村をかすめる。3Rは互角以上の打ち合いの展開。結局、中村には届かなかったモノの、たしかな成長を見せた。

第2試合

×

山田竜一(東京北星)

3R判定

赤羽秀平(ウィラサクレック)
オーエンジャイ4戦目の山田竜一。初めての(?)プロとの試合は、プロの洗礼を浴びた。序盤互角に打ち合うモノの、首相撲の展開にまったく対応できず。いいようにボディーを攻められ、悶絶寸前。計5度のダウンを奪われたが、根性でKOは拒否。この経験を次に活かせるか?

第3試合

弘中史樹(ウィラサクレック)

3R判定

石黒竜也(東京北星)
体重差10キロ以上の両者。そんな試合を「いいっすよ」とあっさり受けてしまう、さすが男・弘中。すごいねえ。技術の弘中、パワーの石黒の展開は、ともに譲らずドロー。チャンスはあったものの活かしきれなかった石黒。引き分けで沈んでると思いきや、リングを降りるや、どっかの女とチュー。バカかお前は!

第4試合

×

石毛慎也(東京北星)

3R判定

ララウィー(タイ)
観てないっす。偉い盛り上がってました。その頃2Fでは‥‥

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5.5興行

満員御礼。

第1試合

×

管崎英世(KOファクトリー)

3R判定

小石原勝(習志野)
ダウンを2度奪った小石原の勝利

第2試合

×

石黒カツヤ(東京北星)

1RKO

木村光城(SVG)
スーパールーキーとして登場した石黒の3試合目の試合。この試合の相手は、いったい何階級上なのかライトヘビー級という木村。それでもかかんに突っ込んでいく石黒だが、ミドルキックがハイキックになってしまう木村。それで意識を上にそらされたのか、ボディーにミドルをもろに食らいKO負け。

第3試合

弘中史樹(ウィラサクレック)

3R判定

笠原大介(チームキーマオ)
×
注目の一戦。なぜか笠原はチームキーマオ所属として登場。
試合は、弘中のミドル、笠原のパンチ、ハイキックが交錯する展開。1Rはほぼ互角。しかし、2Rから、弘中のミドルと左ストレートのコンビネーションがヒットしはじめる。笠原の攻撃が当たっても、すぐさまミドルを返す弘中。2Rは弘中のラウンドか。
後のない笠原、3R打ち合いに出るが、ここでも打ち勝つのは弘中。途中、パンチで攻め込む場面も見られた。
差はわずかではあったが、はっきりと弘中の勝利であった。スピーディーな技の攻防に、会場は大いに沸いた。

第4試合

×

石毛慎也(東京北星)

3R判定

藤原鉄史(岩本道場)

藤原はミドル級。ウエルターに上げたといえ、石毛と藤原とは随分体重差がある。よくやるねえ、石毛くん。

試合は互角の展開が続くも、3Rに藤原が攻めて、僅差の判定勝ち。

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5.5興行情報

場外乱闘が絶えない日本キック界だが、水面下でキック界統一へ向けて独自の路線を進む日本オーエンジャイキック連盟(NOKF)。そのホームスタジアム・オーエンジャイスタジアムで、また注目の一戦が行われる。

全日本キックバンタム級ランカーとして快進撃を続けた、笠原大介(元飛鳥塾、現流浪蹴撃戦士)の参戦が決定した。飛鳥塾の全日本キック脱退に伴いその去就が注目されていたが、復帰戦の舞台として選んだのはオーエンジャイ。対戦相手として、アラビアン長谷川か弘中史樹を指名してきた。

残念ながら、アラビアンは前日にラビット関との注目の一戦があり、参戦は難しい。そこで弘中史樹に出場を依頼したところ快諾。越境バンタム級ランカー対決が実現することになった。

豊富かつテクニカルな手技・足技を持つ笠原。信念の左ミドル・弘中。この対照的な両者の対戦、制するのはどちらか? どうせGWにすることのないキミ! 子供の日に何をしていいのかわからない冴えないパパ! GWはオーエンジャイだよ。


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4.21興行

第1試合

河原塚武(ウィラサクレック)

3RKO

キーマオ1号(チームキーマオ)
×
キーマオ、ボディー攻撃に轟沈。

第2試合

X(フリー)

3R判定

湊信治(ウィラサクレック)
すんません。観てません。

第3試合

楠本勝也(東京北星)

3R判定

ララウィー(タイ)
×
なぜか空手着で登場の楠本。最後の調整試合でいい動きを見せた。次は、来週28日後楽園での佐藤ツヨシ戦だ。

第4試合

石毛慎也(東京北星)

3R判定

木浪利幸(小国)
このたび、NJKFウエルター級に、新たなタレントが加わることになった。まず、石毛慎也がライト級からウエルター級へ昇級を決意。既にNJKFウエルター級9位にランクされている。もう一人、木浪利幸が本格的に戦線復帰することになった。ということで、これからのNJKFウエルター級台風の目となる二人の注目の一戦。
まず仕掛けたのは石毛。開始からパンチを中心に木浪に襲いかかる。しかし木浪、前蹴りで石毛を中に入らせない。時折襲うハイキックが怖い。2Rまで、このような展開が続く。そして3R。木浪も前に出てきて、ヒザ。石毛もパンチを中心に応戦。中盤には、木浪が鼻血を出す場面も観られた。といっても、両者明らかな優勢は奪えず、結果はドロー。決着戦は後楽園のリングか?

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4.7興行

第1試合

赤羽秀一(ウィラサクレック)

判 定

米沢麻子(フリー)
×
名前からわかる通り「女戦士」米沢。アマムエタイ王者、プロ戦績7勝1分という猛者だ。「相手が男でも構わない」と度胸の参戦。その言葉に偽りなく、左右のミドルを中心に、序盤は赤羽を追い込む。2Rまではイーブンの展開。最終的に3Rを赤羽がとって事なきを得たが、ひょっとしたらと思わせる試合は見事だった。
次は、モハメドとの「初代オーエンジャイ最強クイーン決定戦」か、昨日久々にジムに来て、10分ほど練習していった、キング・オブ・オーエンジャイ笹原爆散の試合が観てみたい。

第2試合

山田リュウイチ(東京北星)

3R判定

中尾ミツル(習志野)
リングネーム「リュウイチ」から本名に戻した山田。なんでも「河村隆一」のイメージでとられるのがイヤだからだという。一方の習志野の中尾。なんと入門2か月の高校生だという。そんなキャリアで送り込まれてきただけあって、素材は抜群。勢いに乗った攻撃で山田を追い込む。しかし、そこはオーエンジャイ2戦のキャリアがある山田。冷静さを失わず後半ポイントを取り返す。技術的にはまだまだだが、気持ちと気持ちがぶつかった好勝負だった。
試合後、習志野の会長が中尾に向かって「な? 試合って苦しいだろ? それでいいんだ!!」と繰り返し言っていたのが印象的だった。昔を思い出しました。

第3試合

×

趙ヒロアキ(SVG)

3R判定

岩沢 享(習志野)
今日は「38歳独身」と紹介してください、と直訴してきた趙さん。すんません、試合観てません。

第4試合

湊信治(ウィラサクレック)

3R判定

大鷲リュウイチ(南郷道場)
×
南郷道場より2度目の参戦の大鷲。大応援団の声援を背に湊に挑んだが、そこはオーエンジャイではすでに百戦錬磨の湊。ダウンを奪って快勝した。

第5試合

×

キーマオ1号(チームキーマオ)

3R判定

井上純一(習志野)
フライ級でプロ1戦という井上。実績ではるかに上のキーマオ有利と思われたが、無念のドロー。「史上最低の出来」と落ち込むキーマオであった。

第6試合

三上洋一郎(SVG)

2RKO

石黒(東京北星)
×
入門4日目で、現役ランカー・三上に挑むことになった石黒。前日、ダイナマイト延藤氏に「結果を気にせず頑張れ!」と言われ、「いや、負けたくないです。勝ちます」と反論するなど、気合い満点。「え?ローキック無しなんすか! そんなの格闘技じゃねえっすよ!!」と言い放つなど、もはや既に格闘ジャンキー指数150%の18歳。「へっ! やってみりゃわかるよ!!」と冷たくつぶやいた石毛先輩も注目の一戦が始まった。(同類のような気もするが<笑>)
開始早々「このやろ〜」とばかりに突っ込んでいった石黒。セコンドもびっくり、観客もびっくりなら、相手の三上もびっくり。修斗で鍛え上げたというその強靱な体躯から繰り出されるフックは破壊力十分。いきなり三上を追い込む予想外の展開。撃ち合いでは、一歩もひけをとらない。
しかし、そこは歴戦の勇士・三上。「SVGで最もスパーリングで熱くなる男」と噂されるが、やけっぱちの撃ち合いにはいかない。冷静に戦況を見極める。まさにプロフェッショナル格闘家。そして、三上。キックボクサー異種格闘技戦の最有力技・首相撲からのヒザ蹴りを選択。組技経験のある石黒だが、キックの首相撲はやはり総合のそれとはひと味違う。1R終盤、組み際のヒザをもらい1度目のダウン。その後も三上の怒濤のヒザ蹴りは続き、2度目のダウンで1R終了。
しかし2Rになっても石黒のアグレッシブは変わらない。果敢に突っ込んで打撃を出す。早くも首相撲には順応する器用さも見せる。だが、やはりランカーの壁は高い。中間距離でのヒザをさんざん叩き込まれ、力つき試合終了。
負けはしたが、気迫と体力さえあればここまでの試合ができるという、オリャー千島改めガッツちしまつに「正座して観ろ」と言いたい見事な試合。試合後は各方面から絶賛の嵐を浴びた石黒だが、本人は「負けたらしょうがねえよ」とばかり、ちょっとスネ気味。こういうタイプに慰めは無用というのは、某石●先輩で学習済み(笑)。何も言わず、巻き返しに期待したい。

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