第1試合
×郷ミノル(南郷道場) 2RKO
夜桜弘治(ウィラサクレック)○
初めての試合という郷ミノル。相手は、オーエンジャイでは百戦錬磨の夜桜。最初は果敢につっかかっていくが、徐々に夜桜がペースを握る。すると郷ミノル、明らかに気圧されてしまい、力を出し切れない。そして2R、三つのダウンをとられ、KO決着。技術面だけでなく、精神面でパワーアップし、2戦目に挑んでほしい。
第2試合
×南健介(ウィラサクレック) 3R判定
タイクーSKVジム(タイ)○
以前キャリー宇佐美を一蹴しているタイクー。その試合を観ていた南は「キャリーよりは強かった」とコメント。警戒しているのかよくわからないコメントだが、その目は「打倒ムエタイ」に燃えていた。試合が始まると、その独特なリズムで攻め立てタイクーを追いつめる。打ち合いは不利とみたか、組み付いてくるタイクーだが、南は互角に応対。逆にヒザを入れて、勝利濃厚に。だが、3R、タイクーはムエタイの威信をかけて怒濤の反撃。南は、この反撃をさばききれず、無念の逆転負けを喫した。
第3試合
○テーワリットノーイ(タイ) 3R判定
河原塚武(ウィラサクレック)×
最近剥奪されたらしいが、事実上現役ムエタイ王者といってよいテーワリットノーイ。「なんで日本にいるんだ?」との問い合わせが相次いでいるが、アラビアの主宰する「アラビアSKVジム」にてトレーナーをしているという。アラビアによると「毎日ミットを持っている」という。しかも練習生は「15人くらい」。なんと贅沢な!
さて、そんなテーワリットノーイが今週もオーエンジャイに来ると聞いた河原塚、「ボクがやります!」と直訴。この一戦が決まった。試合は、序盤、テーワリットノーイのヒザや前蹴りに場内がどよめく。そのスピード、破壊力、ちょっとモノが違う。
しかし、河原塚、決定打は与えない。得意の首相撲からのヒザに来るテーワリットノーイだが、タイより早いブレイクの影響もあり崩しきれない。終始テーワリットノーイ優勢ではあったが、決定的ではない、河原塚大健闘の一戦といえるだろう。
さて、この一戦をヨダレを流しながら観戦していた石毛慎也。超強豪ヨーデーチャー戦がついに発表されたが、チャモアペットトレーナーは予行演習でテーワリットノーイ戦をさせる模様。「軽くやろうね」というスパーリングでも、1Rともたず目が逆三角形になってしまう石毛。テーワリットノーイの前蹴りの一発でも決まれば、オーエンジャイが戦場に変わってしまうことは間違いない。この一戦は、ここ数週間以内に実現する見込みだ。
第4試合
×ヌアトラニー(タイ) 3R判定
チャモアペット(タイ)○
なぜか場内 はヌアトラニーファン多し。これに気分を害した9冠王は、観客席に「うるさい!」と抗議する。逆に気分のいいヌアトラニーは、抜群の切れ味のミドルを叩き込む。不利のチャモ様は、3R意地の逆襲。パンチの連打で追い込むも、前半の不利は否めない。しかし、、、、、本日デビューの椎名レフェリーはチャモ様勝利を宣言。9冠王の威光は、レフェリーまでをも圧倒する。さすが神様!
来週のオーエンジャイは、モハメドアリサ出場予定。モハメドマニアは集結せよ。
トップへ
|