私たちの年代にとってはカンフー映画といえばブルース・リーではなく、まさにこの「成龍:ジャッキー・チェン」でした。超人的な軽い身のこなし、壮絶なアクション、それでいてコミカルさと親しみやすさをもつジャッキー・チェン。自分にはないものをもつ成龍にだんだんとはまっていくのでした・・・。
ジャッキー・チェン(成龍):本名、陳港生。1954年、香港・九龍生まれ。7歳の時に京劇の学校、中国戯劇学院に親元を離れ入学、厳しい修行でアクションの基礎をたたき込まれる(この時代の話は、サモ・ハンが「七小福」という映画で描いている)。初期はスタントマンをメインで活動。ブルース・リー作品にもチョイ役で登場(首をポキッとやられたり・・・)。
「広東小老虎」で主役を演じるもヒットせず、一時俳優業をやめて両親のいるオーストラリアで働いていた。俳優業に復帰して1977年、「スネーキーモンキー蛇拳」がヒット。一躍スターの座に。以降の活躍は見ての通り。
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