管理人が勝手に選んだ、オペラオーのライバル達

その8. メジロブライトの巻
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すっかり古豪となりましたね、昨年のレースを見る限りもう底を
見せた感すら有りますが、忘れかけた時こそ怖いのがこの馬
です、2年前の有馬記念、昨年の京都大賞典、いずれも人気
が下がった時に地味に2着に来ています、天秋に関しては、
さすがに距離が短いですが、有馬あたりでヒョコっと来そうで、
何か怖い雰囲気のある馬ですね。

4歳から5歳の天春までは、王道を歩みそうな勢いがありまし
たが、宝塚の一件を期に、勢いが衰えた感が強いですね。
対ジャスティスと言う意味では、ダービー以外は先着許してな
いんですがね、ジャスティスにライバル心を燃やしすぎなのか
?他馬には興味がないのか??ジャスティスが出走しなくな
ったら戦績も下降線となりましたね・・・。

ノーザンテースト−アンバーシャダイ−メジロライアンと続く、
○父ラインの後継種牡馬として、すでに道は開かれてますか
ら、今後は無事に競走生活を終えて欲しいですが、オペラオ
ーのライバルとして、最後に一花咲かせて欲しいという事もあ
り、ライバルとして取り上げました、まだ2400M以上ならライ
バルとしての資質は、まだ有ると考えます。

メジロブライトの戦績
日付け 開催場 レース名 距離 着順 1.2着馬(着差) 上がり
98/08/31 函館競馬場 新馬 芝1800 パームシャドウ(1/2) 35.3
  09/22 函館競馬場 すずらん(OP) 芝1800 スプリングダイアナ(11/4) 35.0
10/19 京都競馬場 デ杯3歳(G2) 芝1400 シーキングザパール(5) 34.7
12/21 阪神競馬場 ラ3歳S(G3) 芝2000 ブレーブテンダー(2) 37.1
97/02/09 東京競馬場 共通信杯(G3) 芝1800 セイリューオー(3/4) 34.8
  03/16 中山競馬場 スプリS(G2) 芝1800 ビッグサンデー(3/4) 36.6
  04/13 中山競馬場 皐月賞(G1) 芝2000 サニーブライアン(11/4) 35.4
06/01 東京競馬場 ダービー(G1) 芝2400 サニーブライアン(11/2) 34.5
10/12 京都競馬場 京新聞杯(G2) 芝2200 マチカネフクキタル(11/4) 34.1
11/02 京都競馬場 菊花賞(G1) 芝3000 マチカネフクキタル(1) 34.1
11/29 中山競馬場 ステイS(G2) 芝3600 アドマイヤラピス(大差) 35.6
98/01/25 中山競馬場 AJCC(G2) 芝2200 マイネルブリッジ(21/2) 34.5
03/22 阪神競馬場 阪大賞典(G2) 芝3000 シルクジャスティス(ハナ) 33.8
05/03 京都競馬場 天皇賞春(G1) 芝3200 ステイゴールド(2) 34.3
07/12 阪神競馬場 宝塚記念(G1) 芝2200 11 サイレンススズカ(8) 35.9
10/11 京都競馬場 京大賞典(G2) 芝2400 セイウンスカイ(クビ) 34.5
11/01 東京競馬場 天皇賞秋(G1) 芝2000 オフサイドトラップ(5) 36.8
12/27 中山競馬場 有馬記念(G1) 芝2500 グラスワンダー(1/2) 34.5
99/01/24 京都競馬場 日新春杯(G2) 芝2400 エモシオン(クビ) 34.6
03/21 阪神競馬場 阪大賞典(G2) 芝3000 スペシャルウィーク(3/4) 37.5
05/02 京都競馬場 天皇賞春(G1) 芝3200 スペシャルウィーク(1/2) 34.0
10/10 京都競馬場 京大賞典(G2) 芝2400 ツルマルツヨシ(3/4) 34.1
10/31 東京競馬場 天皇賞秋(G1) 芝2000 11 スペシャルウィーク(7) 35.3
12/26 中山競馬場 有馬記念(G1) 芝2500 グラスワンダー(13/4) 34.8
10/08 京都競馬場 京大賞典(G2) 芝2400 テイエムオペラオー(7) 33.9

それにしても堅実な戦績です、大崩したのは98’宝塚記念と99’天皇賞秋だけですね、この堅実さが逆に印象を薄くしての
かもしれませんが、8勝の内7勝が重賞勝ちですから、戦績的にはかなりのものですね。
それに特筆すべきなのは、競馬場を選ばない勝ち鞍の挙げ方ですね、これこそ名馬の証明です。
中央場では全場で重賞制覇してる訳ですから、これは意外な快挙ですね!勝ち方も大差からハナ差まで様々です、勝負強
い一面も戦績からは見てとれます、基本的にはステイヤーで、4歳秋以降の勝ち鞍は全て2200M以上です。
やはり最後に一花咲かすチャンスとしては、有馬記念しかないです。年齢的な衰えも感じられますし、初の長期休養と先行き
明るくないですが、ステイヤーとしての意地をグランプリの舞台で炸裂させられるか、興味津々ですね。
                                    
その後屈腱炎発症で、引退しました。初産駒が誕生するのはグラスワンダーと同じ2003年ですね、内国産種牡馬のエース
として、今度は種牡馬対決で98&99有馬の雪辱を果たして欲しいです。

メジロブライトの血統
メジロライアン

鹿毛 1987
アンバーシャダイ
鹿毛 1977
ノーザンテースト
クリアアンバー
メジロチェイサー
鹿毛 1977
メジロサンマン
シェリル
レールデュダン

鹿毛 1982
マルゼンスキー
鹿毛 1974
Nijinsky
シル
ケイツナミ
鹿毛 1974
ラディガ
ハイビスカス

父メジロライアンの代表産駒と言えば、オークス・秋華賞・エリザベス女王杯勝ちの、牝馬チャンピオンメジロドーベルが有名
です、自身は宝塚記念勝ち馬で、その父アンバーシャダイは有馬記念・天皇賞勝ち馬であり、親子3代のG1ホースでノーザ
ンテーストから続く、ステイヤー血脈が脈々とブライトには受け継がれていると思われます。
父メジロライアンもクラシックで人気しながら勝ちきれず、古馬になり念願のG1のタイトルを取った馬ですし、その血は濃くブラ
イトは受け継いでる様です、と言うことは6歳で有馬記念を勝ち、本格化した祖父アンバーシャダイの血の晩成の血も流れて
るはずで、7歳になった今でも侮れない馬ですよ。
母系に流れるラディガの血から勝ち気な気性を受け継いでる事も考えられ、それがこの馬の好調期の長さにも繋がってる様
に思います、大崩もなく一線級相手に安定した力を発揮してるこの馬は、ステイゴールドより偉大かもしれません(笑)

 
皆さんのブライトに対するコメント
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例)ノーザンテーストの血を引く、偉大なる内国産馬。  by父ちゃん

1.距離適性を考えたら、一番オペラオーを邪魔に思ってる馬でしょうね(笑)3度成長するノーザン
  テーストの流れを汲んでいるだけに本調子になったらけっこう怖い存在です。
by やんぐだでぃ