◇9月4・5日 4・5日目◇
ベネチアはまさに「海の上に浮かぶ」美しい都市でした。運河から見る街の光景はそれはじつに美しいものでした。また、歴史的に由緒ある建物も多く、古くからの町並みを歩くだけでも十分楽しむことが出来ました。最近、高潮の害がひどくなっているとか。私たちが行った際はさほどひどくはなく、マンホールから少し海水が染み出たぐらいでしたが、帰国してからテレビをみて、あれほどひどいとは思いませんでした。この美しい町がいつまでも美しいまま保全されることを祈ります。

●大運河からの光景
バスを降りてから船に乗り、大運河を進みます。大きな運河の両岸は教会をはじめ、古く美しい建物が並んでおり、とてもよい眺めでした。ずっと眺めていましたが全く飽きがこないほど美しい光景でした。

●ゴンドラにのって運河めぐり
ツアー客が何組かに分かれてゴンドラにのって運河めぐりをしました。町の中には網目のように運河が巡らされており、なんと、船用の「道路標識」や交差点にはミラーまでもありました!
また、パワーシャベルのアームがある工事用の船には驚きました。
ここでは運河は単に観光になる「歴史的遺産」ではなく、今でも生活に密着したものだと感じました。
町並みの裏まで見ることができて面白かったです。

●サン:マルコ広場&寺院
寺院(←)は町の守護神・聖マルコをおさめるために建てられたとか。残念ながら寺院へは時間の都合で入れず。見たかった。
サン・マルコ広場で少しだけフリータイムがあり、私は鐘楼に行きたかったですが、嫁さんは高いところが嫌いなので広場を散策。ツアー客のご年配のご夫婦がガイドブックにも乗っている有名なお店でお茶をご馳走してくれました。
この「カフェ・フローリアン」(写真右)は1720年創業の有名な店とのこと。私はカプチーノ、嫁さんはエスプレッソ。とてもおいしかったです♪(でも結構高かった。ご馳走さまでした)。旅行中あちこちで飲んだカプチーノの中で多分、いや間違いなく一番おいしいものだと記憶しています。
写真3枚は、左・中が広場にある鐘楼の海から及び広場からの画像です。右は鐘楼に登れば見えていたはず‥の光景です。とても美しい‥残念。まぁおいしいカプチーノをいただいたので満足だけど。
←左:大運河からの鐘楼
←中:広場から見た鐘楼
←右:鐘楼から見えるはず‥の光景

●ドゥカーレ宮殿
ベネチア共和国の政庁。中には裁判所や総督官邸、元老院府などがありました。なんと牢獄まであります!
内部は見事な作りで中でも大会議室の天井画はすごい。当時のベネチアの力や富を感じることが出来ました。
写真右は「ため息の橋」。牢獄へと続く橋で、堅固なことで知られる宮殿の牢獄に送られることになった囚人は「もう二度と出られない」とため息をついたという。

●ベネチアングラス工場見学
有名なベネチアングラスの工場見学&お土産屋に行きました。
お土産屋には「コレは一体いくらするのだ!?」と、おそらく想像もつかないであろう値段のものがゴロゴロ。下手にかばんを引っ掛けて壊さないだろうかとヒヤヒヤしました。ガラス細工は確かに綺麗だけど、高価でかつ割れ物なので土産に持ち帰るのは不便。結局何も買いませんでした‥高すぎる!

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