◇9月2日◇

ミラノはファッションの街である。世界最高峰のサッカーリーグ、セリエAの強豪、ベルルスコーニのA.C.ミランの本拠地でもある。また、実は非常に歴史の古い街でもあり、長い歴史に培われた古い建物や美術品が数多くある。中でもミラノのシンボルであるduomo(ドゥオーモ)はゴシック建築の最高傑作と言われ、その概観も、内部も圧巻であった…が、工事中で足場が組んであるところがあったのがちょっと残念だったけど(苦笑)
ドゥオーモのほかガッレリア(1800年代に完成したアーケード)やスフォルツァ城などを訪問。ミラノを満喫できた。


■スフォルツァ城
ここは、14世紀から15世紀にかけて栄えたミラノ公国の城(1466年に完成)。小国が乱立していた中世のイタリア。ミラノ大公国は,ローマの教皇領,フィレンツェ共和国,ナポリ王国,ヴェネツイア共和国などと並んで、大きな国だった。そのミラノ公国の中心となったのがこのスフォルツァ城。
ルネッサンス風の建物で
宮殿として使われたらしいが、実戦を意識した堅固なつくりになっている。ちなみにレオナルドダビンチも建築に参加しているとのこと。現在、建物は美術館や博物館になっており、建物の中を見ることが出来なかったのが残念だったが、もともと城が大好きな私。ヨーロッパの城をはじめて間近でみることができてとても満足。

城壁には無数の四角の穴があいている。これは、当時のレンガ製作技術では温度が低いため湿気を十分抜くことが出来ないため、湿気抜きのために開けられたもの。戦時になれば、もちろん鉄砲穴として使われただろう。右の丸い塔は牢獄。一度覗いてみたかった。

■ドゥオーモ
「ドゥオーモ」はその都市その地方の中心となる教会のこと。ミラノのドゥオーモは街のシンボルとして有名。壮麗なゴシック建築で、天を突き刺す尖塔は365基あるとか。ミラノの富の象徴として14世紀末に建築が始まり、19世紀、ナポレオンによって完成された。
内部は非常に広く、4万人という建築当初の街の人口がすべて入れるように作られたという。また、薄暗く、荘厳な空気が漂っており、ここは、人々の信仰の場として生きているんだなぁ。と気持ちが静かに澄み渡るような思いを感じた。多分一日ここで何もせず、じずっと座っていたとしても私は退屈することなく、この荘厳な雰囲気の中で物思いにふけりながら過ごすことが出来たと思う。

屋上にも登れるらしく、ミラノを眺めるのは格好の場所とか。ツアーで時間制限がなければ登ったのだが。
ドゥオーモはいうまでもなく「観光施設」ではなく、今も生きている宗教施設である。ノースリーブ、ショートパンツ、ミニスカートなどで入ることは出来ないとのこと。教会に限らず、世界各地にある宗教的な施設に行く場合は、人々の信仰の場であることを忘れないようにすることが大切。

■ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
1877年に出来た
ガラス天井のアーチ型アーケード。実に美しい形。また、アーケードにある周りの建物も、とっても古風でとても良い雰囲気。 30分ほどの自由時間がもらえたから、妻と二人でノンビリとお散歩。もう少し時間があって、
アーケードにあるバールでカプチーノなど飲みながらノンビリとながめくらせればなんとすばらしいだろうか!
アーケードを抜けるとスカラ座のある広場。街をノンビリと散策したい方には絶対にオススメできます!

■スカラ座広場
ガッレリアを通り抜けたところにある広場。名前の通りスカラ座の前にある広場である。スカラ座は工事中で、見ることはできなかったが、自由時間がすこしあったので、この広場でノンビリとすごす。広場にはレオナルド・ダ・ビンチの像が建っていた。(写真右)
広場では、小さな子供が水道の水を飲みに来たハトを見つけてトコトコと追いかけていた。それがとってもかわいくて写真をとったのだが…慌てていたらしくボケボケだった。(涙)またこの広場は市庁舎の前でもあり、ドゥオーモのすぐ近くで、いわばミラノの中心街。その中心街にこんなにノンビリとできる広場があるのは日本では考えられないなぁ。
写真左はスカラ座とその前を走る市電。スカラ座だけの写真とるのをうっかり忘れていた…!鉄道ファンの私としては…路面電車乗りたかった!

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