私がロサンゼルスでホームステイを始めたのは、
自分の記憶力が衰え始めていた２５才の頃です。

次第に英単語の記憶が苦痛となり、
自分の記憶力が有限であることを悟るようになりました。

でも無尽蔵にある英単語に対して
記憶力だけに頼ることが有害であることには、
まだ気づいておりませんでした。
憧れのアメリカに来ても、
英会話のマスターは、程遠いものに思えていました。

失意の中
記憶力に頼らない習得法
はないものだろうか？と
漠然と考えている時に事件は起こりました。
事件というほどの事ではありませんが、
悩み深い当時の私には
英語人生の一大事と呼ぶにふさわしい事件でした。

中学生英語で
簡単にできる英会話の習得法があったのです。
私の英会話人生の中で 正に金メダル獲得の瞬間でした。

それが次ページの 『ローリー』 です。
失意の私に英会話革命を起してくれた偶発的な事件でした。