PART V  フリートーキングの心理的な壁

気後れ 英脳 潔癖症 日本語 和製英語 ハードル 発音 英語劇 表紙

V−6 英会話のハードルを下げる考え方

日本では、
寄って たかって、英会話のハードルを高くしています。
日本の英会話関係者がそんな罠にはまっているようです。

例えば:
文法が間違っている、表現が的確でない、発音が悪い、ナチュラル・スピードでない、などと
我々はハードルを高くするような事ばかりを言われてきました。
このように ハードルが高くなれば、当然話せなくなります。

ロサンゼルスの語学学校での私の体験では、
ハードルの高い教育を受けた日本人は、
文法や発音に無頓着なラテン系の学生には、
歯が立たなかったのです。

私がホームステイをしたファミリーでは、
something, I mean, what you call, などなど、
応用範囲の広い、ハードルの低い
代名詞や言替え表現や代用表現を多用していました。

私ども日本人も日常生活では、
適確な単語を忘れても代名詞で表現しています。
あれ、それ、これを多用しています。

人の名前を忘れても『あの人』で済ませています。
レストランの名前が思い出せなくても、
『あの交差点にある24時間のファミレス』などと代用表現を多用しています。

さらに
日本語でものを考えている時には、
自分さえ分かれば良いのだから、
自由奔放に連想を飛ばし、
文法、構文、お構いなしで、
省けるだけ省いて考えています。
だから考えが阻害されることなく、
スムースに どんどん考えられるのです。

同じ事を英語でも目指したらいいのです。
それがネイティブのように英語で ものを考えたり、
ネイティブのように英会話をする為の近道なのです。

このサイトでは ハードルを低くするための心技体を追求しています。
どのような考え方をすれば ハードルを下げられるか、
どうしたら ネイティブの独り言のように 代用表現ができるか、
どうしたら ネティブ相手でも余裕を持つことが 出来るか、
このサイトのサンプルを見ながら、
一緒に考えて見ませんか?