PART V  フリートーキングの心理術的な壁

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V−1 気後れ

私自身、英会話でしばしば失敗します。
その都度反省をしますが、
その原因はほとんど100%、第一声の失敗にあります。

第一声の失敗原因にはいろいろあります。
気後れ、恥じ、不安、心配、主導権、遠慮。

自分よりうまい人がいると気後れしてしまいます。
ブロークンでは恥ずかしいと思ってしまいます。
第一声を出しても後が続けられるかどうか不安です。
話の方向に付いて行けるか心配してしまいます。
自分が発言すると全体の話のペースを落としてしまうのではないだろうか?
この集まり、目的から判断すれば遠慮すべきではないか?
などと否定的に考えて失敗してしまいます。

すべて後ろ向き、ネガティブ、マイナス指向であります。
マイナス指向のマイナス路線から
どうすればプラス路線に転換できるのでしょうか?

プラスへの転換は第一声しかありません。
すべてが最初の発声にかかっていると言っても過言ではないのです。
第一声がマイナス指向を削除してくれます。
第一声がマイ・ペースを設定してくれるます。
それが英会話の成否の分かれ目となります。

その第一声こそキーワードであります。
キーワードに勝負をかけるのが和順英会話の考え方であります。
そして自分の実力以下のやさしいキーワードが出せれば、その日の英会話は成功しています。
背伸びをするより、恥をかく覚悟の方が大切なのです。