極楽寺表参道(廿日市参道)     
 当市の北にそびえる極楽寺山の極楽寺に参詣するにはいくつかの登山コースがあり、JR廿日市駅からの表参道(廿日市参道)を登っていくと、廿日市の町人衆が享保21年(1736)に寄進した里程碑や、正徳2年(1712)に寄進した石地蔵など江戸時代に建立された里程碑、石仏が各所に見られる。
 登山道の里程碑は里程元標、一丁、二丁、(四丁、五丁、六丁は藪漕ぎ状態の旧登山道にある)、七丁、十丁、十二丁、十八丁、十九丁、二十丁、二十二丁、二十四丁、二十六丁、二十七丁、二十九丁、三十丁、三十四丁、三十五丁、三十六丁、三十七丁碑などがみられる。
 また、十九丁碑の所から西側を望むと高尾山遺跡が遠望でき、原参道との出合い付近の左上一帯には中世の星ケ城跡があり、登山参道の樹々の間から瀬戸内の島々がパノラマで展開する約2時間の登山コースである。

 これらの石碑などを調べ地図とともに紀行風に記した「極楽寺道三十七丁ぶらり登山」がある。
極楽寺山門  千手観音菩薩像
本堂天井画
虚空蔵菩薩像
鰐 口
梵 鐘
茶 釜
力 石
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極楽寺廿日市参道地図