introduction: 匂い
track01: No Good!
track02: Aの調書
track03: FILM GIRL
track04: 傷だらけの天使
track05: 裏窓
track06: Gallery
track07: The Fool On The Build'
track08: PARADISE ALLEY
track09: Blind Love
track10: Show Time
track11: 下から2番目の男
track12: Passing Bell-帰郷
track13: 1 WEST 72 STREET NY NY 10023
track14: Yellow Center Line
track15: ひまわり
Photo By Toshiharu Ishibashi
(C)2000 Toshiharu Ishibashi/Ribbon.Co.Ltd.
introduction: 匂い
track01: No Good! from「NG」 「意気地なしでは勤まらない 厚顔無恥の大都会」
掌編小節「匂い」を読んだ後、CDのスイッチを入れる。「こいつやっぱり小説家よりは詩人向きだな」とうそぶきながら。「ワン ツー」と景気のいい、そして懐かしい掛け声から始まる。小山のベストはNo Good! から始まった。いい感じである。ストレートなロックンロールでこれを聴くといつでも元気づけられる。
track02: Aの調書 from「NG」 「一日中16のスパナでネジをしめる」
これがベストに入っているというのは俺としては意外である。意外ではあるが、これがあることによってただのベストじゃなくて、小山らしさが出ているような気もする。今となってはYellow waspの原型とも思われるが。
track03: FILM GIRL from「NG」 「ボスは次は君の何を奪うつもりなの」
久しぶりに聞くと、ドラマチックないいイントロである。初期の頃の小山は綺麗なピアノを多用している。
track04: 傷だらけの天使 from「ひまわり」 「俺はびしょ濡れの煙草を噛んだ」
これがリマスタリングって奴なんだろうか。「ひまわり」版と聞き比べてないが、元歌とちょっと違うような気がする。
track05: 裏窓 from「Passing」 「束ねた髪をおろし 勇気を出して窓際へ」
この曲を聞くと、このひとがミュージシャンという選択をしてくれて本当によかったと思う。これは本当によく出来た映像を表現している。ヴィジュアルを音楽で完全に表現しているといえばいいんだろうか、もう目に浮かんでくるような状況描写の見事さ。そして俺はその状況描写を「ことば」として、曲として聴くことが出来てよかったと思う。もし小山が映像屋や小説家になっていたとしたら小山はこの曲を作らなかっただろうし、おれはこの曲に出会えなかっただろう。
track06: Gallery New recoeding version 「生きる理由も見当たらない 死ぬための理由もない」
これだけが唯一の新録音ヴァージョンである。元々完成度の高い曲なのだが、何故この曲だけを新録音する必要があったのか。理由があるはずだ。ものごとには何気なく見えたって、いつだって理由がある。
今聴いても名曲中の名曲と言わざるを得まい。少し、叙情的というか、ほのぼのとした優しい感じがする。まるで童話を聞いているような。それはアコースティックギターのストリングスをスライドする指の音や、小山の声が前にもまして優しく、直接語りかけてくるからだろう。美しい。
track07: The Fool On The Build' from「The Fool」 「ねえママ 僕のことあきらめただなんて嘘だよね」
track08: PARADISE ALLEY from「ひまわり」 「ほらそこの隅っこで言い訳を並べている」
リバイバル。ライブでも最近よくやるが、この曲は今、俺の中で流行っている。思わず一緒に口ずさんでしまった。過去と決別していくこの唄も、俺の中ではずいぶん意味の変わってしまった曲のひとつだ。
track09: Blind Love from「The Fool」 「今夜2人の勝利とロマンスを探そう」
ロマンチックですな。こんな純粋な小山のラブソングもいいなと。
track10: Show Time from「微熱夜」 「足早に踏みこんだ 俺が今夜の新参者だ」
昔よく、いや今でもこの台詞に励まされる。ストーリーズは物語性、映像性の高い曲で構成されているが、これはどちらかというとよく出来たノンフィクションという感じがする。ハードボイルドというか、事実の切り取りかたと状況描写が見事だ。
track11: 下から2番目の男 from「On The Move」 「嘘っぱちの履歴書で 俺はやっと雇われた」
この曲をライブヴァージョンにしてくれて、本当によかった。やはりこの曲はライブじゃないとね。
track12: Passing Bell-帰郷 from「微熱夜」 「若さなんて棒に振るもの 俺達の口癖だった」
唄というのはある経験をすることによってけっこう聴き方が違ってくるものだが、この曲は昔聴いたのと今聴くのでは、俺の中で決定的に違ってしまっている。そして今の俺の聴きかたのほうが圧倒的に正しい。それが、少し悲しい。このアルバムが、この名曲で締めくくられていなくて、ちょっとほっとした。
track13: 1 WEST 72 STREET NY NY 10023 from「Running Gypsy tour」 Live at Club Quattro (1999/5/7)
「だけどそれから夜は花火のように弾けた」
心斎橋クラブクアトロのライヴテイク。アンコールのため、少しかすれた小山の声。
このライヴね。いたんだ、俺。途中でオーディエンスのコーラスが入ってるけど、どう聴いても俺の声が入っている。あそこにいた人はみんなそう思うんだろうけど。クレジットにも「Thanks to Audience of OSAKA」と俺の名前が入っている。ま、ファン心理ってのはそんなものってことで笑ってやってください。
track14: Yellow Center Line from「Looking soulmates tour」 Live
at MUSE HALL(2000/11/8)
心斎橋ミューズホールのライヴテイク。忘れもしない。チケットを買ってあったのに、小山がこれを歌っている最中、俺は梅田で仕事をしていた。ひとの応援の仕事を頼まれて、その頃転職したばかりで、気の小さい俺はどうしても断れなかったのだ。
track15: ひまわり from「ひまわり」 「日曜日にしかかぶらない 帽子を深くかぶる」
意外なことに、というか完璧にというか、ひまわりで終わるのだ、このベストは。まあPassing Bellで終わるのでなければ1、2を争そう美しいこの名曲でしめざるを得まい。
どうでもいい話だが、コーラスにいた桑田りん、今はどうしているんだろう。
さて、こんなにも待ち焦がれている小山のニューアルバムですが、インディーズレーベルのため、黙っていると店頭には並ばない店があります。
その際には
TOWER RECORDS/HMV/タハラ各店/
新星堂各店/disk union各店
にて
販売元【UKプロジェクト】
発売元【わがままレコード】
発売日【9/7発売】
商品名【小山卓治のstoriesというベストアルバム】
商品番号【WAG-1001】
を伝えて予約、取り寄せをしてもらいましょう。
ただいま絶賛発売中。
Releace Date: 09/07/2001
Catalog No,: WAG-1001
Manufacturer: Wagamama Records
Distributer: UK Project
このホームページに掲載されている写真は(株)りぼんより提供されています、不正コピー、無断リンクは堅くお断りいたします。
「魔法の夜」はMLからパクらせてもらいました。