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トップ > 釣行記・お便り > 2011年12月 メキシコ、レイク・エルサルト

★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「ここは天国!はたまたキャロ地獄??」 [東京都・おっさんA様]
2011年12月 メキシコ、レイク・エルサルト

★はじめに

 今回エルサルトでの釣りは2回目です。6年前は何もわからないということもあり仲介業者に頼みました。当初2010年12月に行く予定で進めており見積もりも仲介業者から取っていましたが、同行者の都合上難しくなったので、今年に変更。今回もこの流れで安心だし楽ということもあり仲介業者に頼もうということで見積もりを取り寄せ進めていました。
 見積もりがすぐには来なかったこともあり、参考価格ということでwebにて価格を算出していたところに見積もりが送られてきて比較してみると「お、個人手配の方が相当安い(7〜8万円程度/人)」ことが判明。。。。。そこで、本格的に価格を調べていましたが、エルサルトロッジの料金体系がwebだけでは難し〜〜い!!というのも「メキシコまで行くのだから、5日はやりたい」という願望があり、web上だけでは皆目見当つかず、料金体系がよくわからん???ということでアクセスさんに相談してみました。すると即レスがあり、ロッジはアクセスさんでやりとりをしてくれるとのこと。それから色々ご相談させて頂き、個人手配でやってみようということになりました。アクセスさんにはこの場を借りてお礼申し上げます。4ヶ月近くに渡り、色々とご相談やアドバイスをいただき、ありがとう御座いました。本当に助かりました。

 尚、今回の旅行は4名でしたが、個人手配は2名(私:おっさんA、おっさんB)で、他の2名(おっさんC、おっさんD)は個人手配という未経験のものに対する漠然とした不安感をどうしてもぬぐいきれないということでそのまま業者に依頼していくこととなり、同一ルート、同一日程で調整となりました。業者の見積りがかなり高かったため、業者組のおっさんCが色々交渉した結果、最終的には業者の旅行代金は当初の見積り金額よりは安くなりましたが、それでも個人手配の方が1人あたり大体4〜5万円程度安く済みました。
自分もそうでしたが個人手配には手間が掛かるというイメージがあり、不安もあります(私の場合も初の個人手配だったので帰りの飛行機に実際に乗るまでは不安だったことは事実です)。 しかし、今回の手配を通じて、個人手配で予約しても何も問題ないことが判りましたし、業者に頼んでも個人手配でも結局旅行内容やロッジでの待遇に全く差は出ないことも判りました。個人手配は予想以上に簡単に出来てしまうし、何より費用が格段に安くなることを考えると、個人手配を敬遠する理由は何もないと思います。


★経路の調査

 最初は成田発シンガポール航空(サーチャージが安い)で検討していましたが、「成田は遠い」ということもあり「今回は羽田でどうよ」ということで調査!!近いけどロスまでの金額が成田に比べ2万強程高い! 「ん〜、どうしよう」 「でも、やっぱ近いほうがいい」ということで今回は羽田に決定!!


★日程

 12/4 00:30 NH1006 羽田発  12/3 16:55 ロス着  同日ロス泊
 12/4 10:20 AS−246 ロス発  同日 13:50 マサトラン着
 12/5〜12/9  釣り
 12/10 16:20 AS−211 マサトラン発 同日18:05 ロス着
 12/11 00:10 NH1005 ロス発  12/12 05:15 羽田着  


★タックル

タックルは1回目に行った時のタックルでと思っていたが、事前に全日空に確認したところ「超過料金(行き\15,000、帰り$150)が掛かります。」とのこと。ただ取られるのはバカバカしいということで全て安い2ピースで!

尚、これから全日空をご使用される方に情報です。今回事前に全日空に確認して分かりましたが、203cm以上の場合事前申請が必要とのことです。必ず事前に全日空に連絡して確認してください。

<おっさんAのタックル>
・Majorcraft Go.Emotion 702X
 Daiwa CV−Z203(ビックベイト用)(*) ナイロン25lb
 (*)当初ビックベイト用としたが、結局テキサス用で使用
・Majorcraft Go.Emotion 702H
 Shimano 200DC(キャロ・テキサス用) ナイロン25lb
・Tailwalk DELSOL C702H
 Shimano メタニウム(ディープクランクやスピナベ用) ナイロン25lb
・ABU HSC−682MH
 Shimano コンクエスト100(トップ・クランク用) ナイロン20lb
・ABU HSC−662M
 Shimano スコーピオンDC(ワッキー用) ナイロン20lb

<おっさんBのタックル>
・Shimano World SHAULA 15102R−2 
 Shimano アンタレス(小型巻物系:ほぼポッパー) ナイロン25LB
・Tailwalk DELSOL C702H
 Shimano コンクエストDC201(中、大型巻物系) ナイロン25LB
・POPYE オリジナルロッド 702H
 Shimano スコーピオンDC (テキサス用) フロロ20LB
・deps Sidewinder OUTCROSS
 Shimano メタニウム(ヘビキャロ用) フロロ20LB


★移動

12/4 羽田⇒ロス⇒マサトラン⇒エルサルトロッジ
羽田空港の全日空のカウンターへ行き、チェックイン。今回は行きでロスに泊まるので荷物のタグはロスまでであることを確認。バズーカは、2ピースにしたことにより超過料金を取られずに問題なし、またスーツケースも重量オーバーすることなくクリア。しかも今回は個人手配なので、それぞれ通路側を前もって予約済み。

羽田空港がリニューアルしたということで、お店を見て回りましたが予想以上に少ない!!折角早めに来て時間を潰す予定でしたが予想外に店が少ないので、夕飯を食べてサッサと出国手続きに。出国手続きは成田に比べ全く空いており直ぐに終わり(誰も並んでいない!!)、搭乗まで時間があったので、DFSとラウンジで時間つぶし。


夜の羽田空港

飛行機内は、空いていたので非常に楽にロスまで行けました。

ロスに到着後、本日はロス宿泊なので時間にとらわれず出国審査も終え、ゆっくりとホテルに移動。今日の宿泊はLAX Airport Hilton。ホテルはクリスマス前ということもありロビーはクリスマス仕様に。


1Fのホールにはお菓子の家が。

ホテルでのチェックイン後、夕飯を食べにホテルの外へ。Hiltonの周辺にはハンバーガー屋とデニーズがあり、日本のデニーズを意識してデニーズに決定!!メニューを見ると愕然????「何じゃこりゃー!ハンバーガーかステーキ位しかない!!」。結局アボガドのフレッシュベジタブルのハンバーガーを選択。フレッシュベジタブルなので、生野菜であることは判っていたが、人参の面取りがされていたためフォークで刺してみると、「か、硬い、やっぱり生だ」どうせなら野菜スティックみたいな感じで出してくれればまだ食べやすいのに・・・・・


★12/4 ロス⇒マサトラン

いつもの如くアラスカ航空のカウンターは若干混んではいましたが、早めにホテルを出たので、全く問題なし。


アラスカ航空のカウンター

2時間後久しぶりのマサトランに到着。入国審査は2列しかないので若干混んでいましたが、無事通過。外はやっぱり暑い!照り付ける太陽が痛い。でもやっぱりいい、この雰囲気は!!

ドライバーのスィギスさんと合流。途中スーパーの駐車場でタクシーからロッジの車に乗り換え。途中コンビニに寄ってスィギスさんがビールとつまみを買ってくれて車内で軽く飲みながらロッジへ。空港から約2時間程度でロッジに到着。


エルサルトロッジの絵

ロッジ中庭

食堂

到着したらフローズンマルゲリータで迎えられます。このマルゲリータがとにかくうまい!!あまりにもおいしいのでレシピは最終日に教えてもらいました。マルゲリータを片手に部屋へ。荷物をさっさと置いてレストランに向かう。ここでスィギスからチップなどのお話を聞きながら夕飯。夕飯は海老のフリッター。これはおいしかった。が、一緒に出てきたブルーコーンで作ったトルティーヤはちょっとクセがあり、イマイチ。このブルートルティーヤは自分らの中では最後まで慣れることはありませんでした。
レストランで夕食を済ませ、今度こそ10lbオーバーを夢見て部屋に戻り明日の準備に取り掛かる。色々考ええながらリグっていると、急に眠気が・・・・


★釣り1日目


5時になるとドアをたたかれ、コーヒーとオレンジジュースをもって起こしに来る。

朝食は、シリアルとパン、フルーツ、卵料理。シリアルの中に日本では考えられない色が・・・・結局シリアル争奪ジャンケン大会が開始され、予想通り最後までこのシリアルが残り、見事自分が食しました。
朝食後、みんなでバンに乗り込み、久しぶりのエルサルトへ。でも「あれ、み、み、水がない・・・・・」。


多分この辺りまで水があると思われる

若干の不安を持ちつつ、ガイドのラモンとご挨拶。道具を船に乗せいざ出発!!湖上を走ってみると「やっぱりエルサルトは良い!!何かどこで釣っても釣れそうな雰囲気がある。」
早速はじめのシャローエリアへ、ラモンからトップの指示。まずは、ヘドンのOriginal Ratllin Zara Spook を選択し、いざ開始。一投目からいきなりバイト・・がしかし乗らず。その後2投目から5投目まで連続ヒット。そうそう、この手ごたえ!6年前を思い出しつつ楽しみました。トップでのポイントは1時間程度流して次のキャロエリアAへ。
ここでは、アベレージサイズであるプリプリの40〜45cmを連発。しかも引きが半端無い!「楽し〜〜〜い!さっすがエルサルト、やっぱ違う!!遠いとこまで来た甲斐があった〜〜〜!!!」。このエリアで昼休みまで満喫!!
主な使用ワームは、以下の通り。
マグナムリザードで色はウォーターメロンと黒
カットテール6.5インチで色はウォーターメロンと黒に赤フレーク入り


今回の釣行でのアベレージサイズ(エルサルト病の為、このサイズは殆どポィ〜っす。 By おっさんB)

ロッジに帰ると、フローズンマルゲリータで喉を潤し、一旦部屋に戻り直ぐに食堂へ。
食堂には、自分たち以外では唯一の客であるアメリカからの方が1名いました。
その客と午前中の釣果などを話し、昼食を!ここで出てきたメインが魚料理。若干臭みがあり、歯ごたえが全く無く自分には無理。2、3切れ食べて終了。このとき出てきたトルティーヤもブルートルティーヤでちょっと残念な結果に。

1時間程度シエスタを取り、2時15分にロッジを出発。2時半から午後スタート、キャロエリアBへ。


キャロエリアAはこんな感じ

ここでも午前中と同様にアベレージサイズである40〜45cmくらいが連発!!その後は、ワッキーやテキサスなどのエリアで流し、コバッチーと戯れながら、夕方はシャローでトップの指示。但し、シャローでのトップはほとんど釣れず1日目は終了。


★釣り2日目
おっさんAの指示により2日目のみ、おっさんBがお伝えします。
一日目は色々な意味で熟睡出来ない夜を過ごしたが、今日は結構眠れたので体が幾分軽い。恒例になりつつある朝のシリアル争奪戦を行い朝食をすませ、ショックの軟らかいバンに揺られる事10分、ボート乗り場に到着。ラモンに軽く挨拶し湖畔をバスボートでフル滑走、そのスピードと寒さから薄めがちな目に、オレンジ色の空と黒いシルエットの山並の景色が飛び込んでくる。釣っている時もそうだが、この瞬間もエルサルトに着たことを改めて実感するひと時だ。

最初は立ち木が混在する岬のシャローエリアに到着し、ガイドのラモンからはトップの指示。昨日おっさんAのザラ5連発を目の当たりにしていたので、今日はポッパー(POP−Max)では無くペンシルのVIXENで対抗するが、イマイチ活性が低い。昨日より少し肌寒く湖上も場所によっては霧が濃かった為、急激な温度変化が原因なのかも知れない。


朝一のシャローエリア

8時半位までシャローを流すが、釣果は一匹と散々。その後はキャロエリアへ移動し沖の立木を岸際から狙う。リザートを主に使用してキャロとテキサスを投げまくるとポツポツと釣り上げるが大きさは余りパッとはしないので10時頃ボート乗り場にほど近い立木が密集するエリアへ移動する。


立ち木エリア

立木を縫うようにエレキで移動しテキサスのリザートを立木の真下に打ち込むと、キャロエリアより型は一回り小さいながらも面白いように連発する。暫くその状態が続き、切り株状の立ち木へピンスポットで投じたリザートが、静かに水面へ消えた数秒後「コツッ」という当たり。逃さずフッキングすると今までとは異なるロッドの撓り具合にガイドのラモンが「ビッグ?ビッグ?」と問いかけてくる。今まで静かだった船上が急に慌しくなり、ラモンはネットを引きずりだし、おっさんAは自分のリグを巻き取り撮影の為にカメラを探し出す。ルアーを必死に取り外そうとバスが浮上して湖面を割り、エラ荒いをしたその顔つきをみると明らかに今までのバスとは大きさが違う。「うわぁー、バレないで!」と願いつつロッドを操作し、ボート際での最後の突込みを耐え抜き、浮上したところをラモンがネットに収めてくれた。
記録は54cm、6lb。あれ?結構太っているが、長さも重さも前回(60cm、8lb)を上回ってない・・orz。結局、この魚が今回自身の最大魚となってしまった。


いい魚なんだけどね、でも君じゃないんだよ、君じゃ・・・

しかし今回はテラピアネットの余りの多さや減水、昨日の他の同僚達の釣果などから10lbは相当キツイものであると想像していた。いいところMax7〜8lbだと思っていたので、これは若しかしたら6lbでも仲間内でのビックワン勝負に勝てるかも知れないと内心少し思っていたが。。その後は数匹釣って午前中が終了。

午後はキャロエリアへ直行。ラモンはどうも朝一シャロー、午後はキャロとパターンが決まっている様だ。もっといろんな場所でいろんな釣り方をしたいのだが。。延々とキャロエリアでキャロとテキサスを打ち込むが、デカバスは拝めず一番元気で引きが強い40〜45cmのバスを数十匹上げて今日は終了。この時点で両手がロッドやハンドルを回す負荷の為、少し腫上がり場所によっては皮が剥けだした。後3日もあるのに、体が持つのかとても不安になる。


エルサルトに着て毎日ハイテンションのおっさんA (その笑顔を会社で見たいのである・・・ by おっさんB)

★ 釣り3日目

再びここからはおっさんAがお伝えします。
いつも通り5時に起床し、オレンジジュースを飲み干し、コーヒーを持って食堂へ。食堂ではいつも通りシリアルが並べられ、朝恒例のジャンケン大会から開始。朝食はいつも通り卵料理。全て食べ干し、6:15にロッジを出発。

いつもと同様に朝のトップエリアで1時間ほど楽しみ、昨日おっさんBが6lbを上げた立ち木エリアへ。ここではテキサスやワッキー、バイブレーションで数匹上げて、いつも通りキャロエリアBへ。


キャロエリアBはこんな感じ

キャロエリアでの釣果は連日通り良く、アベレージサイズのため引きが強い。その後キャロエリアAに移動。ここでも同様に釣果を伸ばす。昨日の夜、おっさんの常備薬である湿布で体中を覆っていたため疲労感はあまり無い。ここで午前中は終了。ロッジに帰りいつも通りにフローズンマルゲリータで迎えられ、昼食へ。
シエスタ中も腕に湿布をして深い眠りへ。

3日目の午後は風が強くなってきた。午後は別のキャロエリアであるCへ。ここでは先に同宿のアメリカ人が入っており、6lbと8lbを釣り上げたとのこと。期待をしつつ 投げてはみたがあまり良い感触はなく、キャロエリアAへ。いつも通りの釣果とはいかなかったが、悪くは無い。ここで1時間程度遊んだ後にキャロエリアBへ。ここもキャロエリアAと同様に悪くは無いが、いつも通りの釣果まではいかずに移動。珍しく最後はシャローエリアでコバッチーと戯れながら終了。
岸に戻ったらおっさんCが8lb4ozを立ち木エリアで釣ったとのこと。ここで昨日までのビックワン勝負のトップであったおっさんBの記録が早くも塗り替えられる。(おっさんCは6年前に10lbを釣ってビックワン勝者になっている)


★釣り4日目

いつも通り5時に起床し、オレンジジュースを飲み干し、コー ヒーを持って食堂へ。食堂ではいつも通りシリアルが並べられ、朝恒例のジャンケン大会から開始。朝食はいつも通りの卵料理。全て食べ干し、6:15にロッジを出発。

いつも通りにシャローエリアで1時間程度遊んだ後に、キャロエリアAへ。
キャロエリアは連日釣果が伸びる場所で、この日も同様にアベレージサイズが釣れる。だがしかし、デカイのが来ない!!キャロエリアBに移動しても同様にアベレージサイズは出るがデカイのが来ない。ここで午前中は終了。
ロッジに帰りいつも通りにフローズンマルゲリータで迎えられ、昼食へ。シエスタ中も腕に湿布をして深い眠りへ。

3日目同様に風が強くなってきた!午後はキャロエリアCからスタート。キャロエリアCでは手応え無く、キャロエリアAへ。おっさんBと「軽いアタリじゃなくて、デカイやつのアタリでいきなりゴンといったやつ来ないかな〜!!」と言ってた矢先に、アベレージサイズとは違ったアタリが・・・・ジャンプした魚体を見たら「お、デカイ」、ラモンがすかさずランディングネットを用意する。慎重に船まで寄せて、ランディングネットでキャッチ!!


なぜ自分も驚いてるのかが判らん??

ラモンとハイタッチをして計測してみると長さは57cmだったが、重さが8lb6ozでプリプリ。その後はここで粘ったが、アベレージサイズは出るものの、これ以上のやつは来なく終了。


★釣り最終日

今日は最終日ということで、グランデ狙いであることをラモンに伝え、朝はトップで軽く流した後に、キャロエリアCへ。ここで、57cm6lbをキャッチしたが、それ以上は出ず。
次にキャロエリアBへ。数は出るものの大きいものが出ずに4lb止まり。次はキャロエリアDへ。ここのエリアはキャロエリアAやB、Cとは違い水深があり、底はほぼ変化がないエリア。ここで30分程度行ったが全くアタリなし。次もキャロエリアEへ。ここも先のDと同じで水深があり、底はほぼ変化なし。ここで粘ったが、数も大きさも出ずに午前中は終了。ロッジに帰りいつも通りにフローズンマルゲリータで迎えられ、昼食へ。
昼食後いつもの如く深い眠りへ。

午後は午前中最後のエリアであるキャロエリアEからスタート。数も出ないことからすぐに移動、次はキャロエリアCへ。ここでも殆ど釣れず、キャロエリアBへ。ここでは数は出るがサイズはアベレージサイズまで。次に向かったのが、キャロエリアFへ。ここでは仲間内であるおっさんCとDの船が先に入っており、数は出ているものの大きさは出ていないとのこと。数匹は上げたが数も伸びず、大きさも出ない。ここで1時間強粘ったが移動。
最後はキャロエリアAに移動。最後までこのエリアで粘ったが、タイムアップ。6年越しの夢だったエルサルトでの釣行はここで終了。おっさん同士で労いながら宿へ。


★最終日(移動)

いつもよりはゆっくりと朝食を取り(いつもの如くジャンケン大会は行ったが)9時にロッジを出発。マサトラン発が16時であることから観光&買い物のためマサトランに寄ってもらった。
ここでは、前回同様にセニョールフロッグスで土産を買い込んだ後、軽く観光。マサトランの市街地を車で1時間程度観光し、マサトラン空港に14時ころ到着。ここでスィギスさんと別れて、チェックイン前に空港内でまたまた土産を買い込む。


マサトランの街

セニョールフロッグ

海岸

その後チェックインもスムーズに終了し、いざロスへ。
ロスに到着後、入国審査を行い、荷物を受け取ってからトランジット用の荷物預け先に移動。移動中おっさんAのスーツケースがうまく進まずに止まると倒れてしまう。はて???と思いつつもそのまま荷物を預けてチェックインカウンターに移動。
<<*羽田で確認したらスーツケースの車輪が壊れてた!!>>

ロスでは出発まで待ち時間が6時間あり(飛行機のチェックインカウンターが開くまでは4時間程度あり)、チェックイン後でないとDFSでは買い物も意味がないので、とりあえずは下見。その後食事のため2階(?)に上がったが、席がなくみんなで手分けして席の確保を試みる。【(注意)ほとんどの方が飛行機待ちのため、食事が終わっても席が空くことがありませんので席の確保は困難です。もし、ロスの空港で時間を稼ぐのであればまずは席の確保をしてください。】何とか席が確保でき、夕食へ。4人とも中華を選択し、食事後チェックインカウンターが開くまでマッタリと過ごす。あまり時間を気にせずに過ごせた。
チェックイン(ANAのチェックインカウンター係員の手順がひどくちょっとイラッとしたが・・)後はDFSで買い物をし、搭乗手続きへ。【(注意)ロスでの買い物は搭乗手続き前に行うことをお勧めします。ターミナル内では殆ど店がありませんので・・・】
15分程度搭乗が遅れたが、無事羽田に到着。その後は「お疲れ様」ということでお別れし、今回のエルサルトは終了した。


★最後に

参考になるかはわかりませんが、今回の釣行で感じたことを羅列します。
・今回2ピースで挑みましたが、全く問題ありませんでした。よって、飛行機の超過料金が気になる方は2ピースをご検討ください。
・ワームは、色(ウォーターメロンなど)種類(5インチセンコー、マグナムリザード、6.5インチカットテールなど、但し今回フルークでは全くアタリなし)も定番のものでOKです。(黄色の蛍光ペンでリザードやカットテールの尻尾などを塗ると釣果は上がりました。)
・フックは0/4と0/5を使用。シンカーは、キャロで1/2ozと5/8ozを使用。テキサスは3/8ozを使用。とにかく根掛りが多いので多めにもっていくことをお勧めします。(5個/日を目安にしてください。)
・トップはアクションよりも音に反応していました。特にラトル音が高めの方が反応が良かったです。
・朝・夕は寒いので十分に防寒してください。
・ロス前泊だったので念のため3日分の着替えを用意しましたが、2組あれば十分かと。毎日洗濯してもらえますので。
以上、おっさんA

・部屋は8畳ほどの一室と洗面台、トイレ、シャワールームで、あるものはハンガー、バスタオル類のみです。
・電源に関してはメキシコの電圧に対応している電源ケーブルであれば、何も噛ませる事なく使用可能でした。
・Accessの共有バック(ワームが入っている袋)の存在を忘れていて、最終日前日にスィギスへ言って出してもらいました。(言わないと出してくれないみたい)袋はパンパンでいろいろな物が入っていましたが、、、少なくなったリザートを頂戴いたしました、ありがとうございます。
・ワームは、キャロ、テキサス用にリザート、カットテール、デスアダー。ワッキー用にセンコー、キンクー、色はウォーターメロン系があれば十分かと、マグナムフルークが全く良くなかったのが予想外でした。少し身切れしてもガイドが旨い具合にセットしてくれるので量的には一日一袋が目安かと思います
・ハードは、トップ:ザラ、ビクセンなどのペンシル系が安定した釣果をもたらしました。ポッパーは音によって釣果が顕著に出るような気がしました。私はPOP−MAX、トネスプラッシュを持参しましたが、どちらも良くはありませんでした。クランク、スイムベイト、スピナベも少しやりましたが、これらもやはり釣果は良くなかったです。
・6年前もそうでしたが、メキシコで釣りをすると私の場合、手が若干はれ上がります。多分、それだけ負担がかかって全体的に腫れぼったくなるのだと思うのですが、特に右手はリールを支えるために中指が、左手はハンドルを回すために人差し指、親指が腫れたり皮が剥けたりします。バレーボールの選手が良く使用しているテーピングを持参しましたが、大変助かりました。
・気温に関しては、朝方は体感で7〜8度、8時位から暖かくなり日中は30度程度と言ったところだと思います。人一倍寒がりの私はロンT、Tシャツ、トレーナー、ウインドブレーカー、防寒着を着ていましたが、特に問題はありませんでした。(流石に朝一番、湖畔を滑走する際は寒いですが、直ぐに暖かくなります)下はジーンズに合羽のズボンを履いていました。防寒対策はもちろんですが、朝のボートは濡れており、釣った魚でも汚れたりするので、着替えでズボンを2本持って荷物を増やすより、合羽のズボンで代用可能かと思います。
・テラピア漁に関しては、記事でもいろんな方が記載されてますが、私が今回聞いた話では10日漁を行い、その後5日休むとの事でした。今回は全て漁日に当たってしまいましたのでデカバスが出にくかったのはその影響が高かったと思います(無論、腕もありますが)。漁があるとエリアによっては狙っているポイントを漁のボートが行き来をするので、ガイドもその場所は直ぐに移動していました。
・前回はワッキーが主体だったためにあまり根がかりをした記憶が無いのですが、今回はポイントの問題もあったのでしょうが、根がかりが多発しました。その度にガイドが外してくれるのですが、何度自分で行なっても無理な根がかりを意図も簡単に外してしまうテクニックにはただただ脱帽です。底に沈んでいるテラピアネット以外の根がかりなら十中八九外していました。
以上、おっさんB


【ロッジでの食事の写真】

朝の定番メニュー


シリアル

卵料理

昼食(魚か肉料理が出ます。あとスープは必ず付きます。)トルティーヤが付きます。


魚料理

肉料理

スープ

トルティーヤ(白い方が断然おいしいです)

夕食(メインが魚料理か肉料理になりこれにトルティーヤと食後にデザートのケーキが付きます。)


魚料理

肉料理

デザート



[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)

 あなたの本数:[220]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。ただし1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」ということになります)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[8]lb[6]oz  体長:[57]cm
   ルアー:[カットテール6.5インチ] 色:[ウオータメロン]
   リグ:[ キャロ ]   バイト深度:[15〜16]ft
  ---------------------------------------
  2位:体重:[6]lb[  ]oz  体長:[57]cm
   ルアー:[カットテール6.5インチ] 色:[ウオータメロン]
   リグ:[ キャロ ]   バイト深度:[20]ft
  ---------------------------------------
  3位:体重:[5]lb[  ]oz  体長:[55]cm
   ルアー:[カットテール6.5インチ] 色:[ウオータメロン]
   リグ:[ キャロ ]   バイト深度:[20]ft
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[4〜5]本 (うちロクマル[0]本)
 7lb超の本数:[1]本 (うち8lb台[1]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本) 


 同行者の本数:[180]本
 大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
  (※○.○lbでも○lb○ozでもOK。ただし1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」ということになります)
  ---------------------------------------
  1位:体重:[ 6 ]lb[  ]oz  体長:[ 55 ]cm
   ルアー:[マグナムリザード8インチ] 色:[ウオータメロン]
   リグ:[ テキサス ]   バイト深度:[6]ft
  ---------------------------------------
  2位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  3位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  4位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
  5位:体重:[  ]lb[  ]oz  体長:[  ]cm
   ルアー:[         ]  色:[         ]
   リグ:[         ]  バイト深度:[ ]m
  ---------------------------------------
 50cm超の本数:[ 3 ]本 (うちロクマル[ 0 ]本)
 7lb超の本数:[ ]本 (うち8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本) 


●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
  [ キャロ及びテキサスが有効。ルアーはマグナムリザード及びカットテール]

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
   [ 上記同内容                       ]

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
   [ 夕方のトップは以前に比べ有効ではなかった   ]

●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
   [ マグナムリザードとカットテールでウォーターメロン    ]

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
   [                               ]



[サイト管理者より補足]
一般的に私達日本人は言葉の問題もあってか「海外」というものに対してメチャクチャ弱いです(笑)。だから仕方ないことなのかもしれませんが、「海外釣行を自分で手配するなんて無理。釣りツアー会社のツアーで行くしかない」と今だに信じ込んでいる人はまだ巷には結構たくさんいるようなんです。そして、ツアー会社のツアーが非常に高額なために結局「ツアー代を出せない」→「海外釣行をあきらめる」となってしまっている人が大勢いるんだろうと思います。でもそれって本当にもったいないですよね。ツアー会社の釣りツアーに手が届かないなら「自分で手配」して安くしてしまう「個人手配」という方法があるんだし、個人手配なら自分の予算内に収まって釣行が可能になり、ビデオでしか見たことのない憧れのメキシコのレイクで実際にデカバスと対決できるかもしれないわけですから。

この方のように、同じグループの中にツアー会社の釣りツアーを使う人と個人手配で行く人がいて全く同じ旅をするなんてのは非常にめずらしいケースだと思いますが(私達もあとで知って驚いた(笑))、この方がまさにおっしゃっているように、結局のところ、ツアー会社の釣りツアーで行こうが個人手配で行こうが旅の内容は全く変わらないし、ロッジでの待遇に何か差が出るわけでもありません。しかも個人手配なら純粋に必要な費用だけしかかからないので旅費も格段に安くなります。
確かに個人手配は自分で手配するわけですから若干手間がかかります。でも皆さんが思っているより遥かに単純で簡単です(→個人手配だとなぜ安い?)(→個人手配は難しくないって本当?)。私達のようにお金に余裕がなくツアー会社の釣りツアーには手が届かない庶民アングラーの皆さん!ぜひ個人手配にチャレンジして、あきらめていた海外釣行を実現してみたらどうですか? わからないところは私達に質問や相談をしていただいて構いません。「最初はどうなるかと思っていたけど、実際にやってみたら考えていた以上にあっけなく個人手配出来てしまった」という感想の人は非常に多いです。

せっかくのバス釣り人生、日本では絶対味わえない究極のバス釣りがあるんですから知らないまま終わるのは本当にもったいないですよ。


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