海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト |
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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「備忘録」 [大阪府・ガリエンテ塚本様]
2013年11月 メキシコ、レイク・エルサルト
はじめに、釣行にあたり航空券の手配、ロッジとの連絡、釣りに関するアドバイス、行き帰りの段取り等全面的にサポート下さったAccessさん、本当にありがとうございました。思いつきでエルサルト釣行を計画し、敢行できたのも、Accessさんのおかげです。
今回の釣行内容は単独、釣り5日間、最大魚59cm/6lb、総費用37万円(航空券+ロッジ+ガイド+チップ→34万5千円、釣具調達+お土産→2万5千円)でした。その中で、感じた事をご報告すると共に、次回メキシコに行くときの参考になるよう旅行全体の流れをまとめておきたいと思います。
◆旅行日程
2013年11月9日(日本発)−2013年11月17日(日本着)
◆当日までの準備
1.予算と日程の決定
2.航空券の手配(予約→e−ticketのプリントアウト→ESTA申請とプリントアウト)
3.ロッジの予約(連絡→郵便局で指定口座へ送金→ロッドレンタル等釣りに関する要望の連絡)
4.タックル補充(定番ルアー、ライン、小物等)
◆使用ロッジ、ガイドサービス名
ロッジ:エルサルトロッジ
ガイド:ラモン
ロッジ滞在:6泊/釣り5日間
◆経路
【行き】
関空まで
リムジンバス(大阪駅前発) → 関空
飛行経路(往路)
飛行機に乗り、外国に入国する際は空港や機内で諸々の手続きが必要です。(@−G参照)
@チェックイン(荷物の預け入れと行先タグの添付→搭乗券の取得)
A手荷物検査(手荷物の内容確認→ボディチェック)
B入国審査(検査官と会話→入国カード提出(機内で配布・記入)、パスポート、搭乗券等のチェック)
※入国カード提出はメキシコのみ。アメリカはESTAが完了しているはずなので不要
C出国審査(パスポートのチェック)
D預けた荷物の回収(ターンテーブルから回収)
E荷物再預け入れ(再預け入れカウンターへ預け直す)
※航空会社が同じで、目的地のタグが付いていればD、Eは必要ありませんでした。
F税関申告書提出(機内で配布・記入)
G入国カード半券提出(メキシコ入国時に半券渡されるので、保管し、出国時に提出)
便1・便2(KOREAN AIR):関空(@AC)
→ 仁川(A) → ロサンゼルス(BDFE)
便3・便4(AEROMEXICO):ロサンゼルス(@A)
→ エルモシージョ(BDFE) → マサトラン(D)
エルモシージョ→マサトラン間では、ロスモチス空港を経由しましたが、機内待機でした。
マサトラン空港に到着すると、陽気な55歳スィギスと彼の家族が出迎えてくれました。
息子さんが190cm位あるナイスガイだったのが印象的です。屋台で夕食を摂り、その日はすぐに就寝。
写真(スィギス1)
【帰り】
空港までスィギスが、バンで送り届けてくれました。
飛行経路(復路)
便1・便2(AEROMEXICO):マサトラン(@A)
→ エルモシージョ(G)→ フェニックス(BDFE)
便3(US AIRWAYS):フェニックス(@A)
→ ロサンゼルス(D)
便4・便5(KOREAN AIR):ロサンゼルス(@A)
→ 仁川(A) →関空(BDF)
当初、往路と復路は同じ経路でしたが、エルモシージョ-ロス間はオーバーブッキングにより乗ることができませんでした。AEROMEXICOの職員から「便を変更してくれないか?」と要望があったので、「ロス-仁川の便に予定通り乗れるなら構わない」と伝えると、フェニックス経由の便を手配してくれました。
◆釣行
【スケジュール】
5日間、全く同じスケジュールで釣りに明け暮れました。食事もおいしく、規則正しいので太ります。
5:00 起床
5:40 釣り前半開始
11:30 昼食、昼寝
14:00 釣り後半開始
17:45 終了
18:00 夕食
【タックル】
ロッド
嵩張るので、レンタルしました。
リール
ベイト2, スピニング1
・RYOGA2020HL
・Revo S
・BIOMASTER2500
(ライン)
・FC SNIPER16lb
・FC SNIPER14lb
・FC SNIPER7lb
【1日目】
天気 :晴れ
気温 :最低13℃, 最高30℃
ガイド :ラモン
釣果 :12匹(最大45cm, 3.5lb)
ルアー :センコー、リザード
朝5時、カルロスがコーヒーとオレンジジュースを持って起こしに来てくました。朝からこんなに飲めませんが、とりあえず朝食を済ませ、エルサルトへ。ガイドのラモンへ挨拶し、出陣。
無数にあるワンドの中から実績があると思われるポイントを点々としました。岸際にキャストし、センコーの中層スイミングで誘うという流れ。ラモンは自分用にロッドを1本持ってきており、キャストやアクションの仕方を教えてくれました。また、根掛り回収やルアーセッティング、飲み物等、こちらからお願いする前に対応してくれ、快適に釣りを楽しむことが出来ました。ラモン、ありがとう。
この日の最大は午前中にキャッチした45cm,
3.5lb。釣れる魚がどれも40upのナイスファイターで驚きました。初日は慣れるので精一杯。
【2日目】
天気 :晴れ
気温 :最低12℃, 最高32℃
ガイド :ラモン
釣果 :11匹(最大59cm, 6.0lb)
ルアー :センコー、リザード、フルーク
10時頃、今回最大サイズをキャッチしました。10ftフラットな地形で、比較的広く、水通しの良いワンド、中央にポツンとある立木でフルークをスイミングさせていました。
私:「ん?(重いな)」
ラモン:「Bite?」
私:「No, stick, haha」
ラモン:「…Bite!」
私:「ん?…うおおぉぉでけえぇぇぇ」
ラモン:「Keep (line) tension.」
私:「お、おっけー」
私:「ネ、ネット カマン!」
自己ベスト59cm, 6lb。私にとっては感動モノでした。
魚と私 |
ポイント |
【3,4,5日目】
天気 :晴れ
気温 :最低12℃, 最高33℃
ガイド :ラモン
釣果 :約50匹(最大52cm, 4.7lb)
ルアー :センコー, リザード, ペンシル
朝夕は、2日目に59cmをあげたワンドでトップウォーター。日中は立木、リリーパット、垂直岩盤等をセンコー、リザードの中層スイミングで攻めました。魚が集まっているのは、水通しが良く、10ft程のフラットな地形だと分かっていたものの、グランデの居場所が掴めずにいました。が、キャッチした魚の大半が40upで、ぽつぽつと50upもキャッチできたので十分楽しかったのです。真夏のような日差しの中で、TEKATEビールを飲みながらゆったり釣りを愉しむ最高の時間を過ごさせてもらいました。ああ、このままメキシコにいたい、と何度思ったことか。
5日目の夕マズメもあのワンドにいました。ペンシルで50upのナイスフィッシュをキャッチ、その後センコーにチェンジし、グランデをねらいましたが、今回はとうとう出会えませんでした。悔しさ半分、やり切った感半分の想いでふとラモンを見ると、何やらフーフー鼻息を立てながらファイトしております。
私:「Nice Fish?」
ラモン:「… Maybe 9.5lb」
どうやらラモンのスイムベイトに大物が掛かった模様。ボート際まで来たそれはたしかにでかく、太い。
ラモンのやろう、と内心思いつつ私も興奮していました。が、直前でフックを折られ、痛恨のバラし。本人も相当悔しがっておりました。極太フックをへし折るパワーを目の当たりにし、私は再訪を決意。そして、タイムアップ。最後の大遠投にバイトしてくれたコバッチに感謝して、エルサルト釣行は終了。
ナイスフィッシュ2 |
ラストコバッチ |
◆所感
本当に行って良かった。ラモン、スィギス、ロッジスタッフ、皆さんありがとうございました。単独での渡航、英語のやりとり、エルサルトでの釣り等、慣れない事づくしでしたが、一歩踏み込んでみればなんとかなるものだなと実感しました。そのきっかけを与えてくれたAccessさんには感謝しています。ありがとうございました。
釣りに関しては、次回はもっとハードルアーでゴリ押ししてみたいと思います。普段ワームはあまり使いませんが、今回の釣行でセンコーの中層スイミングを習得できたので、今後磨いていきたいと思います。
◆最後に
ロッジ内をビデオ撮影していたら、スィギスがメッセージをくれました。
スィギス2
Hola! We are El Salto Lodge in Mexico. Good fishing,good wether, good lake, good everything!
Perfect place to come fishing. Come, come, come amigo in Japan!Big−game fishing is waiting for you!
以上
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[ 約70 ]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
(※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
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1位:体重:[ 6 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 59 ]cm
ルアー:[ フルーク ] 色:[ パールホワイト ]
リグ:[ テキサス ] バイト深度:[ 1-2 ]m
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2位:体重:[ 4.7 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 52 ]cm
ルアー:[ センコー ] 色:[ ウォーターメロン赤ラメ ]
リグ:[ テキサス ] バイト深度:[ 1-2 ]m
---------------------------------------
3位:体重:[ 4.5 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 51 ]cm
ルアー:[ センコー ] 色:[ ウォーターメロン赤ラメ ]
リグ:[ ノーシンカー ] バイト深度:[ 1-2 ]m
---------------------------------------
4位:体重:[ 4.5 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 50 ]cm
ルアー:[ ペンシルベイト ] 色:[ ]
リグ:[ ] バイト深度:[0]m
---------------------------------------
5位:体重:[ 4.3 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 50 ]cm
ルアー:[ リザード ] 色:[ ウォーターメロン赤ラメ ]
リグ:[ テキサス ] バイト深度:[ 1-2 ]m
---------------------------------------
50cm超の本数:[ 7 ]本 (そのうちロクマル[ ]本)
7lb超の本数:[ ]本 (そのうち8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本、11lb以上[ ]本)
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 水のきれいな水深3mのフラットなワンドでテキサスリグの中層スイミング ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 8インチ以上の大きなワームでスローに泳がせる ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 巻物系。水通しの悪い場所 ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ 5インチセンコー ウォーターメロン赤ラメ ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[ ]
[サイト管理者より補足]
この方は初釣行でしたが、行き帰りの行程中各空港で行うことについて詳しく書いていらっしゃいますので皆さんも参考になさってください。今回の行程では日本−ロス間に加え、ロス−マサトラン間が往復とも乗継が必要な便になっていますが、ロス−マサトラン間には直行便もあるにはあるんです。ただ、日本土曜出発/日曜帰国という高くなりそうな日程の航空券を出発までもうあと1ヶ月ちょいしかないという時点で手配するという状況だったし、なおかつその中で釣り時間をなるべく長くしながら費用も出来るだけ抑えたいとのご要望でしたので今回はこの選択になりました。
乗継があってもどうということはありません。空港というものはサイン(案内板)にしたがって進めばいいように作られているし、念のため私達は乗継がある釣行者にはどういう流れで乗継するかを渡航前に説明するようにしてきました。直行便が一番楽なのはそのとおりですが、乗継便を過度に敬遠する必要はありません。
34万5千円という金額には航空運賃やロッジ代だけでなく、空港諸税や原油高で高騰中の燃油チャージ、さらにはチップまで含んだ金額です。「関東発より高くなりがちな関西発」、「高くなりがちな土曜出発日曜帰国」、「出発1ヶ月ちょい前からの手配」、「ロッジが割高になりチップも割り勘にできない1人釣行」で「釣り5日間」もしてこの金額(当時1ドル100円程度)なら決して悪くないと思います。欲を言えばもう少し計画が早ければもう少し安い金額もしくはもう少し楽な行程に出来たかもしれません。
いずれにしてもツアー会社のツアーで行けばもっととんでもない値段になるはず。個人手配のメリットはやはり非常に大きいです。(→個人手配だとなぜ安い?)
メキシコ釣行は手配も旅行自体も実は非常に単純で一般個人でも十分出来るし個人手配なら最安で行けるということが広く認知されてきたため、もう釣行者の多くが個人手配で釣行するようになっているようです。わざわざツアー会社のツアーで釣行するのは「高くても平気なお金持ち」か「海外というだけでチンチン縮みまくって自分では何も出来ない人」だけという状況になりつつあるのでしょう。(→ツアー会社を利用したほうがいいのでは?)
ツアーを使えばツアー会社が手配してくれるので確かに楽は楽でしょう。でもすごく費用が割高になるだろうし、自分では何もせず他人任せになるので自分に進歩がないんです。次に釣行する時にも結局またツアーを使わないと行けないなんてことになったりします。しかし、たとえ私達のサポートを受けてでもいいから一度個人手配釣行を経験すると、手配とはどういうものかがわかるし、航空券の選び方もわかるし、旅の各パーツの値段の妥当性を見極める目も養えるし、海外での旅のしかたもわかります。そして何より、自分で手配して釣行してきたということが大きな自信になるんです。これらの経験はあなたの血となり肉となり、人間力を格段にUPさせてくれます。海外にビビらない体になるし、初めてのことでも積極的にチャレンジしようと考えるようになります。それって一生の財産ですよね。どうせ行くならそういう「一皮むける旅」のほうがいいじゃないですか。
最安の費用で済み、しかも人間力大幅UPの個人手配釣行。オススメしますよ。元々難易度が非常に低く、予想より遥かに簡単ですからぜひやってみてください。初めて個人手配するまでは極小チンチンだったためにツアー会社を使ってしまったこともある私達が言うのだから間違いありません(笑)。
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
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