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2004年5月 メキシコ、レイク・エルサルト釣行記
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スタッフレポート
「日本人初! レイク・マテオス バス ロッジに行ってきた!」
 [スタッフ]
2004年5月 メキシコ、レイク・マテオス

※はじめに
 昨年に続き、苦しい財布をなだめすかして何とかまたメキシコへ行ってくることが出来た。もちろん、どうせ行くならこれまで情報が少ないレイクやロッジを紹介し、お役に立ててもらおうということで行き先を選んだ。今回は日本ではほとんどの人が聞いたことがないと思われる「レイク・マテオス」。ロッジは今年5月にオープンした「レイク・マテオス バス ロッジ」を紹介する。これから釣行を計画する際の参考としていただければこちらとしても苦労の甲斐があるというものだ。

■レイク・マテオスへの道のり

 レイク・マテオスはメキシコ西海岸シナロア州中部の州都クリアカンが最寄都市となり、そこから北へ50キロに位置する。州北部のロスモチス(クリアカンの北200キロ)の南東160キロ、日本人にお馴染みのエルサルトの最寄都市マサトランからは北へ約250キロとなる。

 日本からこれら3都市へ通常最も使われるルートはロサンゼルス乗換だ。ただし、クリアカンとロスモチスへの同日着は乗継の関係で難しく、通常はロサンゼルスで1泊する。一方、マサトランは同日着が比較的しやすい。昨年のスタッフレポート(→「日本人初!パパロタロッジに行ってきた!」)ではロサンゼルス乗換で日本からマサトランまで同日着で行くルートを紹介しているので参照いただきたい。
 ロッジのHPにあるように、ここのロッジへの送迎は通常クリアカンかもっと北のロスモチスからとなる。しかし、時間の関係でこの2都市では不便だったため、今回はロッジに交渉して同日着が可能なマサトランまで特別に迎えに来てもらうこととなった。


 ちょっと横道にそれるが、日本からマサトランへのルートについて補足しておこう。今回はロサンゼルス経由以外の選択肢として、アメリカ・テキサス州ヒューストンを経由するルートを使ってみた。なぜヒューストンなのかと言うと、「日本から直行便があり、かつマサトラン線が出ている(ともにコンチネンタル航空)」という単純な理由。
 残念ながらヒューストンを経由する場合は日本からの同日着は出来ず、ヒューストンで1泊して翌日マサトラン着となってしまうので時間的なメリットはない。しかし、すでにアメリカ中部もしくは東海岸を旅行していてそこからマサトランを目指す人や、マイレージでコンチネンタル航空を使える人にとってはヒューストン経由のコースは有力な選択肢になるので頭に置いていて欲しい。
 1つだけ注意してもらいたいのは、ヒューストンからマサトランまでの飛行機が60人乗り程度の小さめのジェットである点。席が少ないので早めに予約してしまうことをお勧めする。

 ヒューストンのホテルは空港から近い「BAYMONT INN SUITES」を使ってみた。到着ターミナルのホテル直通電話で連絡すれば迎えに来てくれる。
 ASK HOTELSでこの時期6800円とかなり安かったが十分快適だった。部屋にはコーヒーメーカーもあるし、朝は甘いパンと飲物の軽い朝食も付いていた。歩いて行ける距離にレストランもある。部屋からの市内通話は無料だったのでインターネットへの接続にも重宝だろう。


 話を元に戻そう。空港へは巨漢のロッジマネージャ、ベニーが迎えに来てくれた。例によって「ギュッ」と握手して自己紹介し、車に乗り込む。
 マサトランからマテオスへは高速を2時間ちょっと北へ走ってクリアカンで降り、それから一般道でおよそ45分、全て舗装道路の合計約3時間の快適ドライブだ。ただ、高速は景色が単調なので長旅後の私達日本人はちょっと眠気を感じるかもしれない。ベニーも眠そうだったのでスペイン語をいろいろ聞いて「寝るな攻撃」をかけた(笑)。クリアカンの町で軽くタコスを食べて再出発。「バレホナール」という小さな町の近くにロッジがある。
 ちなみにクリアカンには小さいが「アルカンポ」というタックルショップがある。寄ってみたのだがあいにく閉まっていたので帰りにまた寄ってみた。ゲーリーのワームこそなかったが、メキシコにしてはなかなかの品揃えでストームのスイムベイトもある。値段はちょっと高めだが一通りのものは揃っているので日本で準備出来なかった人は利用してもいいだろう。

■レイク マテオス バス ロッジ


 ロッジはマテオスを水源に木々の緑の中をゆったり流れるウマヤ川を眼下に見下ろす高台にある。眺めはなかなかいい(川はかなり下を流れているので歩いてすぐに行けるという感じではない)。

 建物はレンガ造りでいかにも人里離れたロッジという感じ。川に沿って細長く作られた建物で、レストランを真ん中に挟んで5つの客室がある。5つのうち4つは4人用、残る1つが1人(もしくはカップル)用の1ベッドの小さめの客室となっており、最高で18名宿泊出来るようだ。
 ロッジの川側がテラスになっており、各客室とレストランを結ぶ通路兼くつろぎの場となっている。椅子が置いてあり、昼休みはここに座って川を眺めながらビール飲んでくつろぐというのもいい。
 4人用客室は20畳程度で、真ん中にシャワーとトイレ、洗面台を挟んで手前に2ベッド、奥に2ベッドとなっている。シャワーは十分にお湯が出る。エアコンも当然あり、例によって壁ぶち抜きの1ユニットタイプなのでちょっとうるさいがご愛嬌だ。

 このロッジは今年の5月からオープンしたのだが、新たに建造したわけではなく、以前からあった建物を買い取り、改装してオープンしたとのことだ。


 レストランは細長いロッジの中央にあり、ウッドのテーブルと椅子が並ぶ。壁際に冷蔵庫があり、水やコーラ、ビール等が入っている。滞在中はいつでも勝手に飲んでいい。
 食事は朝はベーコン、スクランブルエッグ、パン、果物にコーヒーやジュースといった典型的な朝食だが、昼食と夕食はメキシコ料理やステーキ、エビのから揚げなどが飽きないよう毎日違ったメニューで出てくる。トルティーヤとサルサソースが必ず出てくるので、トルティーヤに好きな具とサルサソースを乗せてライム(現地ではレモンと言う)を絞り、巻いてタコスにして噛み付いてもいい。ビールがすすむはずだ。
 このロッジの食事もおいしくて、滞在中、食事は楽しみの1つだった(個人的にはエビ料理がお気に入り)。もともとメキシコ料理は日本人の口によく合うので心配する必要はない。

 このロッジではメキシコのロッジにしてはめずらしくレンタルタックルが豊富に用意されており、ロッドはベイトが中心だが、ベイト/スピニングともに長さ/硬さにバリエーションがある。私はロッドは全て借りた(リールは持参)のだが十分合格だった。しかもロッドとリールのレンタルは料金に含まれている。
 また、ルアーの販売もあり、値段もプラグやスピナーベイト1個が5ドルからとメキシコとしてはかなり良心的な価格だ。これらタックル関係はレストランの窓側に置かれている。

 1日の基本的な流れは次のような感じだ(5月時点)。日の出や日の入り時刻の季節変化にしたがって起床時刻や釣りの終了時刻も変わるので注意いただきたい。
 スケジュールは自分の体調などによって調整して構わない。ロッジのスタッフに予め言えば対応してくれるはずだ。ちなみに今回私達は昼食後のシエスタをかなり長くとり、午後の釣りは16時開始としていた。気温が高くバイトも減る日中の釣りを少し削って休憩にあて、疲れをとって夕マズメまで集中力を維持するようにしたためだ。「もったいない」と思うかもしれないが、これでも1日の釣り時間は8時間以上であり、結構クタクタになる。

 05:00(真っ暗) 起床、朝食
 05:30(東の空に変化) レイクへ出発
 05:45(薄明かり) 午前の釣り開始
 11:15 午前の釣り終了、ロッジへ
 11:45 昼食、食事後シエスタ(昼寝)
 15:00 午後の釣り開始
 19:30(陽は沈んで夕焼け) 午後の釣り終了、ロッジへ
 20:00 夕食、食事後自由時間
 22:00 就寝

■レイクと釣り


 ボートランプまではロッジから車で7、8分。ダムサイト横から下ったところにボートランプがある。ロッジのボートだけでなく漁師のものと思われるボートも同じ場所を使っている。

 ボートは以下のような仕様となっており、ガイドを含めて3名乗船出来る。スペース、装備ともに十分で快適に釣りが出来る。ほとんどのボートはハンドコンのみでフットコンこそ付いていないが、1艇だけフットコンを搭載していた。通常はガイドが船尾で操船してくれるのでフットコンはなくても問題ない。
 もちろんこの他に飲み物満載のクーラーボックスが積まれるのは言うまでもない。

 ボート: ロジック製VハルFRP17FT程度
 エンジン: ジョンソン製65HP(大部分) or マーキュリー製55HP or エビンルード製4スト
 トローラー(エレキ): モーターガイド製ハンドコン46LB(大部分) or フットコン(ミンコタ製?)
 魚探: ローランス製X47ex


 レイク・マテオスの特徴は何といっても「立ち木が少なく岩場の多いレイク」ということだ。エルサルトやウィーティスなどの他のレイクと異なり、岩や岩盤が露出した湖岸がかなり目立つ。土や砂で出来た湖岸ももちろんあるが、割合は少なく、そのためか木というものが非常に少ない。これまでのメキシコのレイクとは雰囲気がかなり違っていたので正直驚いた。
 時期的に水位は低かったので湖岸の様子がよくわかったのだが、たとえ満水になっても立ち木の湖岸になることはほとんどないだろう。実際、マテオスでの滞在中立ち木が密集していたり広い範囲に顔を出しているところはとうとう見かけなかった。一度見れば「ハードルアーのレイク」というのが容易に納得出来るだろう。水質も比較的クリアだ。
 他のレイクと同じように漁業も営まれており漁師もいるが、他のレイクより若干多い印象。網もしかけられており、1列に並んで湖上に浮かんだペットボトルがそれを知らせてくれる。






 釣りについてだが、使うルアーがほとんどハードルアーであることから基本的には「投げて巻く」という釣りがメインとなるため釣り方自体のバリエーションは少ない。そこで、1日1日の釣りの詳細を書くのではなく、釣り全体を通して感じたことを書いてみることにしたい。一般アングラーの私自身はとりたててテクニックみたいなものは持ってないので、あまり参考にはならないとは思うがお許しいただきたい。

 とにかくマテオスでは魚が居着いている可能性が比較的高くアングラーにも簡単に見つけられる「立ち木」というカバー(ストラクチャー)が非常に少ない。そのため、他のレイクのように立ち木に頼って釣りをするというわけにはいかない。
 立ち木があまりないのでその場所に魚が「いる、いない」が結構はっきり出たし、日によって同じ場所でも状況に変化が出やすかったような気がする。したがって立ち木をワームで撃っていくような「ターゲットを絞った遅い釣り」をするのではなく、「喰う魚だけを広範囲にスピーディーに探っていく釣り」を展開したほうが圧倒的に生産性がいいと思う。だからハードルアーの出番が多くなる。
 もちろんワームを使うこともあるが、ノーシンカーセンコーのトゥイッチやスイムベイト等、巻き物としての性格が濃いものが多く、テキサスリグを撃ち込んでいくのはよほどいいカバーをピンポイントで攻める必要がある時やすごく魚がスローな時に限られるかもしれない。

 また、今回は釣行が5月で気温も高かったということもあり、朝夕は別として基本的に深場を狙ったほうがよかった。浅場で釣れても小型が多く、大型は基本的に深場に落ちているのではないかと思う。ディープクランクが潜りきってからや、スピナーベイトを沈めてのスローローリングで大型のバイトが多かったことからも判断がつく。
 大型が釣れた深さは3m〜10m。特に陽射しが強く暑い昼間はかなり深い所に落ちている可能性が高いと思う。今回ガイドが案内してくれたエリアで10mを超えるところもめずらしくなく、それを考えると(たまたま今回は釣れなかったが)10m以深で釣れることはよくあることだろうと思う。私自身も昨年同時期のウィーティスで10m以深から何匹も大型を釣っており、それは間違いないと思う。

 場所的にはメインウォーターから少し入った水深のある入り江や岬のほうがメインウォーターに単純に面した場所より好調で、シャローフラットでは朝でもほとんど釣れなかった。とにかく深場に接していないところではいい記憶はない。現に今回の私の最大魚55cm、7ポンドはスピナーベイトを使い、ダムサイト横の入り江の深さ7〜9メートルくらいで釣っている。
 釣りは朝夕がいいのはどこも同じなのだが、大型については朝より夕方のほうが釣れる確率がずっと高かった。朝は小型の活性がかなりいいので、たとえ大型がいても小型が先にバイトしてしまうのかもしれない。

 最も釣果があがったルアーは圧倒的にディープクランクで、中でもチャート系ではファットフリーシャッドのシトラス、ナチュラル系ではCB−350のゴーストアユがよく釣れた。ホットタイガーやクロームカラーもいい。この時期の大型には出来るだけ深く潜るものがいいと思う。しかし、巻き心地が軽いものを選ぶことも重要。使う頻度が非常に高いので抵抗が大きいものは手首がしんどい。
 次がスピナーベイト。あらゆる層を引くことが出来るし、昼間ディープクランクでも届かない深場に落ちた大型を狙う時にも重宝した。ブルーチャートとホワイトチャートしか使っていないが色による釣果の差は感じなかった。ちなみに一緒に釣行した長島さんが持ってきたニンニクのにおいがするチャートのトレーラーをもらって常時使用していた。深場の大型にはかなり遅いスローロールがいいような気がした。もちろんゆっくり巻かないときちんと底をトレース出来ないからという理由もある。
 スピナーベイトで重要なのは重さで、最低でも1/2oz、深場を狙う時は3/4ozくらいはあったほうが使いやすいと思う。マテオスでは表層を引くよりある程度沈めて使うほうが多く、軽いと沈ませるのに時間がかかる。実際私は1/2ozと5/8ozをメインに使っていたが、重いほうの5/8ozでも10mに沈ませるには結構時間がかかる。より早く沈めたい時にはシンカーを通して(出来ればペグ止め)「スピナーベイトのテキサスリグ(写真参照)」という手もある。ちょっと変かもしれないが効果はある。もちろん重めのガン玉をアイやヘッドの前部に噛ませてもいい。



 それからこれはマテオスの釣りに限ったことではないし、わざわざ言うほどのことではないかもしれないが、メキシコが初めての人やボートフィッシングに慣れてない人は頭の隅に置いていて欲しい。
 1つめは「とりあえずガイドの指示どおりにやってみる」こと。基本的にそのレイクで釣りをしてきたガイドの指示(ルアーやリグ)はそれなりの実績や根拠があってのことなので、たとえ自分の頭の中のセオリーからは「え?」と思われる指示でも、それを全く無視して自分の考えで釣りをするのはお奨めしない。よっぽど釣りに精通した人なら話は別だが、私達のような一般アングラーはとりあえずガイドの指示に従い、それを出発点により釣れるパターンを探していけばいいと思う。
 2つめは「同行者と連携して釣りをする」ということ。「巻き物」の釣りはボートを流しながらどんどん釣り進んでいく中で魚を見つけていかなければならない。そこで、船首のアングラーはガイドの指示に従いつつ、船尾のアングラーが少し違うタイプのルアーを使ったり、違う層を泳がせてみたりするのはある程度効果があるかもしれない。例えば船首がトップウォーターなら船尾はノーシンカーワームのトゥイッチにするとかスピナーベイトや少し潜るクランクにしてみるとか・・・。また、船首が岸に向かってキャストしている時に船尾は岸と反対側を探ってみるとか・・・。
 3つめは上ともからむが「同じ場所で粘り過ぎない」こと。反応が無かったらルアーの種類や泳層を変えて試し、ダメなら移動というふうにしたほうがいいような気がする。個人差はあるだろうがガイドも基本的にそういうスタンスでいると思うので、ガイドのほうから「バモノス!(移動しよう)」と言ってくるかもしれない。混雑した日本のレイクと異なり、メキシコでは大きなレイクにもかかわらずアングラーは極めて少ない。粘らなくても他に攻める場所はいくらでもある。
 最後は「船首は強い」ということ。ボートでの釣りでは先にキャスト出来る船首が有利だが、ハードルアーの釣りはそれがもっと顕著になり、船首が圧倒的に有利になるので、船尾で同じ釣りをした場合はもちろん、たとえ釣り方を変えた場合でもほとんどの場合船尾は釣り負けてしまう。定期的に船首と船尾を入れ替わるようにするとよい。私達は日程後半からからは船首で1匹釣るごとに交代するようにした。同じスポットで続けて釣れることが多かったので、そのほうが魚に遭えるチャンスが均等になるし、小さいバスがかかって船首を明け渡すハメにならないことを祈りつつ釣るという、まるで「ババぬき」のようなゲーム感覚も楽しめた。

■感想



 今回、釣果は全体の匹数こそさほど多くはなく、ボートあたり1日10〜35匹と、数だけ考えればメキシコとしてはかなり厳しい状況だったかもしれない。しかし、それでも50cmオーバーに関しては2人で通しで14匹、1日/ボートあたりに換算すると平均3匹弱という好結果であり、最大魚も長島さんがディープクランクで6.5lb、私がスピナーベイトで7lbをゲットすることが出来た。全体の匹数から考えると、50cmオーバーが釣れる確率はエルサルトよりかなり高いと言えるのではないかと思う。しかも全ての50cmオーバーをクランクとスピナーベイトを中心としたハードルアーだけで釣り上げている。こんなことは日本ではちょっと想像出来ない。もしこれがピークシーズンの1月〜3月だったらどうなったことかと想像が膨らんでしまう。

 マテオスはとにかくハードルアーが好きな人にはもってこいのレイクだと思う。「1日中ハードルアーを引き倒せる」・・・こんなレイクは世界中探してもなかなかないだろう。日本のレイクと違うのはもちろんだが、メキシコの他の立ち木のレイクとも一味違った釣りを楽しめる所なので「こんなレイクもあるのか!」と認識を新たにするはずだ。
 また、ロッジは1つしかないのでこのロッジの客以外に他に釣り客はいない。まさに「レイク貸切」を体験出来る。

 ロッジは設備も十分だしスタッフも非常にフレンドリーで対応もよく、食事もおいしい。都市から離れたロッジということを考えれば十分快適に過ごせる。惜しむらくは客室が4人用であり、2ベッドの2人用客室がないことだろう。これは予約が満杯に入った場合は他の釣り客と相部屋になる可能性があるということで、気にする人は気にするかもしれない。しかし4人用と言ってもトイレとシャワーが間にあるので一応2名ずつに分断はされているし、どうせ寝るだけなので私自身は相部屋なんて全然気にならない。むしろ他の釣り客と情報交換出来て楽しいくらいだ。せっかく同じ趣味を持つ海外の仲間がいるのだからそうした交流を積極的に図ると滞在も一層楽しくなるだろう。
 料金は日本人が最も利用すると思われる4泊釣り3日間のパッケージが1295ドルであり、エルサルトのロッジと比較しても安い価格帯だ。日本から同日着可能なマサトランを基点に出来るロッジとして有力な選択肢の1つだと思う。

 さあ、日頃使うのを忘れていたハードルアーをギッシリ詰めてぜひ釣りに行ってみてはいかがだろうか。「作りもののこんな硬いルアーでどうしてバスって釣れちゃうんだろ!?」というルアーフィッシングの楽しさの原点みたいなものを満喫(いや、ひょっとすると初めて体験)出来ると思うし、ハードルアーをガッポリくわえたデカバスが「ドバドバドバッ」とエラ洗いするなんていう、日本では想像することさえ忘れてしまった光景を現実に自分の目で確かめることが出来るのではないかと思う。


[筆者より補足]
 今回マテオスへ一緒に釣行した長島さんはもともと1人でメキシコ釣行を計画していた方で、私達のHPへの相談メールをきっかけにやりとりをするようになった。ちょうどこちらも他のスタッフが行けそうになく1人の釣行になりそうだったので、話をしているうちに「一緒に行きませんか?」ということになった。2人で行くことで割高にならずに済んだというのもありがたかったが、メキシコ用ワームの準備もしていただいたし、何より大変気さくな方だったので旅行中も非常に楽しく過ごさせていただいた。HPを通じてこういうご縁に恵まれたことを非常にうれしく思う。

 1人での釣行はとどうしても割高になる。HPには「釣行仲間募集」の掲載欄があるので同行者をお探しの方はぜひご連絡いただきたい。うまくいけば同行者が見つかって費用を減らせるだろうし、タイミングが合えばこちらのスタッフがご一緒させていただくこともあるかもしれない。

 長島さんの「メキシコレポート」
あわせてご覧いただきたい。


メキシコではこんなのが相手。日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。 「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング

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