海外釣行記（メキシコ）－「エルサルト２０１３　７月」

★★ 釣行記や写真を頂き感謝！先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから ★★

「エルサルト２０１３　７月」　[神奈川県・佐藤様]
2013年7月　メキシコ、レイク・エルサルト

はじめに「Ａｃｃｅｓｓ！海外バスフィッシング」スタッフの方、全面的なサポートありがとうございました。おかげ様でメキシコ釣行がツアー会社より約１４万５千円も安く、そしてお手軽に実現できました。又、同行してくれたＴ．Ｓさん色々とありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
今回は色々と経験をして多くの発見、感動、出会い、失敗をして自分のスキルＵＰになりました。次回のメキシコにいかしたいと思います。
以下ざっくりですが釣行記です。

■日程

往路
７／１２シンガポール航空　成田１９：１５→ロス１３：３０着
　ロスにて１泊　ハシエンダホテル
　７／１３アラスカ航空　ロス１０：２０→マサトラン１３：５０着
７／１４～７／２０まで６日と半日の釣り

復路
７／２０アラスカ航空　マサトラン１４：４０→ロス１６：２５着
ロスにて１泊　ハシエンダホテル
７／２１シンガポール航空　ロス１５：４５→成田１９：１５着

今回釣り自体は６日と半日。

往復のフライトではロッドケース課税はありませんでした。
マサトラン空港でロッドケースのチェックをされてガイドを一箇所曲げられました。梱包があまかったんでしょう、かなり乱暴なので梱包は緩衝材とタオルなどでグルグル巻きにしたほうが良かったかもしれません。

ロスでの宿泊はハシエンダホテル。目の前にステーキハウス　コンビニ　ファストフードがあり便利でした。
エルサルトロッジではこの時期やはり虫が多く部屋に入ってきます。蚊取り線香、虫除け、塗り薬は必需品でした。又４５歳の体では６日半みっちり釣りはキツイのでバンテリンやテーピングもあると良いでしょう。
時差ボケも往復辛かったです。対策を十分にとると良いかも。それから釣行１～２カ月前から体は鍛えといたほうが良いと思います。メキシコの水道の水は念のため歯磨きでも口には入れずミネラルウオーターを使いました。

釣りに関しては使ったルアーは割合でクランクベイト４～５割、マグナムフルーク３割、センコー２割、バイブ２割、他を少々　トップウォーター系、リザード、スピナーベイトが予想以上に不発でした。ディープクランクで６０ＵＰや５５ＵＰがバコバコ釣れたのには感動しました。又、センコーでの立ち木の攻防もスリルがあり興奮ものでした。数こそ８０本に届かずでしたがエルサルトの釣りを十二分に満喫できた７日間でした。
以下写真でご覧ください。

■出発

成田からロスはシンガポール航空で約１０時間のフライト。
ロスで往路復路ともにホテルで一泊して翌日アラスカ航空でマサトランへ約２時間のフライト。

ハシエンダホテルとシャトルバス
ホテル内にて	ホテル前のレストラン群

マサトランに到着するとロッジ関係者と合流。ロッドケースを持っているのですぐ見つけてくれました。まずタクシーで数十分走ることになり途中でスイギス氏と合流してロッジを目指す。

マサトラン空港にてタクシーに荷物を積む

途中スイギスと合流荷物を積み替える

ビールを飲みながら２時間弱ドライブをしてエルサルトロッジに到着、年のせいか時差ぼけで頭がボーっとしている。この日はタックルの準備をして早めに休むことにしたのだが、いかんせん時差ぼけで夜はよく眠れず朝をむかえることになる。

■釣り初日

色々な妄想をしながらエルサルト入り、ガイドのカイマンと合流した。

初日はレイクに慣れることと釣り方を学習した。かなりの減水らしくフィールドも狭くなっているようでした。釣りがうまい方は別として初エルサルトの方、初日はフィールドや環境に慣れることでつぶれると思います。
初日朝一は岩盤をリザードセンコーで探るも反応なし。即移動。立ち木エリア、表層にテラピアの群れ。バスはベイトを捕食している。
すかさずバイブとスピナベでながすと、

エルサルトでのファーストフィッシュ　スピナベで
細いけど５２ｃｍ　バイブレーション	５７ｃｍをさしているが間違え５２です

午後はバイブで４０ｃｍ～５０弱を５本。初日は８本で終了。ビックバスには出会えず。

■２日目

初日がひどかったのでガイドも大分修正をしてきた様子だった。ポイントやルアーの選定等がらりと変わる。
朝一、ワンドや岬をペンシル、ポッパーで誘うもアタックはあるが乗らず。なんと午前はゼロ（泣）でランチ。

午後出撃。
立ち木にディープクランクを投げる。するといきなりデカバスがヒットするもラインブレイクでクランクをもっていかれた。（泣）
さらにクランクで探るとドカーンときました。

６２ｃｍベリーロングバス

６．４２ｌｂガリガリ

まず６０ＵＰ　７．５ｌｂクランク

メジャーが５ｃｍ誤計測

５０ＵＰ　クランク

クランクでこんなのが１５本ほど

二日目はトータル１８本ほど。ようやくエルサルトのクオリティを味わうことができた。

■３日目　曇り雨が降ったり止んだり

朝一は相変わらずトップでの反応がない。即移動。フルークで岩盤中層を流すと３７ｃｍをゲット。その後岩盤を探るとドドンとバイト！いい引きをしてくれた５７．５ｃｍをキャッチ。
場所を変えて細いが５７ｃｍもキャッチしてランチタイム

５７．５ｃｍ　６．５ｌｂ　フルーク	こいつもフルークで５７ｃｍの痩せバス
午後クランクで５５ｃｍ５．５ｌｂ

あとは４０ＰＵやらのチキータを５本程度で終了。
３日目はトータル９本。

■４日目

曇り少し寒いこの日は岩盤を丹念に攻め込んだ。
午前は４５ｃｍ前後を１５本でランチタイム。

岩盤でリザードアジサイズ

クランクでこのサイズ１４本ほど

十分に休憩して午後出撃。
岩盤をクランクで巻きたおすとドドドド引き摺るバイト。


６１ｃｍ　７．７ｌｂ今釣行最大	クランクを丸のみでした

その後もひたすらクランクで巻き巻きして５０オーバーを３本とチキータで終了。

５５ｃｍこいつもクランクで綺麗な魚	クランクで５０ＵＰ
クランクで５３ｃｍ

４日目トータル２０本。

■５日目

夜中にかなり雨が降り朝は止んだ。
朝一はトップを探るも魚の気配なし。
岩盤に移動してクランク作業開始すると即結果が。３５ｃｍ、４８ｃｍ、５１ｃｍとつづく。

５１ｃｍクランクを巻くと釣れてしまう

結果のでるクランクたち

その後立ち木ディープエリアに移動してセンコー５インチＴＸでスローに探ると

ドンピシャフッキングで５７ｃｍ
５６．５ｃｍ　７ｌｂオーバーの子豚ちゃん	ロッドが「し」の字で破裂しそうでした
センコーで５２ｃｍ	センコー５５ｃｍ　痩せロング

５日目はトータル１０本。

■６日目

この日は無残な日となる。なんと午前はテラピア４本でガイドに笑われる。
午後も攻略しきれず４０ＵＰ２本で終了。釣りの未熟さを痛感した。みごとに撃沈。

テラピア
クランクでチキータ	チキータその２

■７日目

この日は午後ロスに帰るので朝の３時間の出撃。正直期待はしていない。
そして悪夢が襲いかかる。朝一バスボートを走らせ８００ｍ走った所でなんとエンジントラブル。（大泣）　無線でボートを呼び乗り換えることに３０分以上は消費しただろうか。
この時点で私のエルサルトは終わったと確信しました。さよならエルサルト・・・。

がっ、神は見捨てていませんでした！この後フルークが炸裂する！５０オーバー５連チャン。岩盤中層をスローでスイムさせるとドカンとバイト。

電撃フッキング１本目フルークジグヘッドで	５６ｃｍ７ｌｂオーバー
別の岩盤で２本目５５．５ｃｍフルーク	７ｌｂオーバー　サイコーです

３本目も５０ジャストをキャッチ。時間がないので写真撮らずに投げっぱなしジャーマンリリース。

４本目こいつもフルークで５５．５ｃｍ

同じく７ｌｂオーバー感動物

さらに移動して岩盤にフルークをフルキャストすると速攻バイト、鬼フッキング！
ドドドーンと５５．５ｃｍ。

フルーク５本目よく暴れてくれた

５５．５ｃｍ　７ｌｂオーバー

５本目はかなりロング目でフッキングできたので２度３度とジャンプしてくれた。
まさにラストを飾るドラマフィッシュ！でした。近くにアメリカンとメキシカンのボートがいたので存分にファイトを見せつけてやりました。（笑）

６日と半日の釣行が終わった、私にとってここは楽園でした。本数は７０台でしたがきてよかった。ちなみにこの本数と同サイズを日本で７日以内に釣れといっても不可能です（私は）。それからこれだけデカバスを手にすることは初めてだったのでかなり興奮して焦ってしまい失敗が多々ありました。たとえば魚の計測（秤とメジャー）は「釣れた喜び」のあまりに冷静さを失いながら計っていたので誤計測が多々ありました（笑）。デジカメは日付時刻を現地に合わせなかったので整理が大変でした。それから魚を撮影する順序を決めておくと整理しやすいと思いました。撮影順序例　メジャー写真　→　秤写真　→　手持ち写真　みたいに決めて撮っておけば整理しやすいかも。

このような失敗や後悔もありましたが裏をかえせばそれだけ自分がエキサイティングなバス釣りにはまっていたんでしょうね。それから今回は同行者がいましたのでとても楽でした。ただＴｓさんにおんぶにだっこでした。メキシコ釣行するならやはり同行するほうが何かと良いと思います。ホテルとロッジを同部屋にすればさらにお金を節約できるし情報交換もできるしなにかと心強いと思います。男同士釣り仲間ですから気兼ねなくできます。今釣行を手伝ってくれた方々、釣行で出会った方々、本当にありがとうございました。

エルサルトの動画です暇つぶしに
http://www.youtube.com/watch?v=drQMf2pofDs
http://www.youtube.com/watch?v=nbupM-TcHt0
http://www.youtube.com/watch?v=ULF6_YzEB2U
http://www.youtube.com/watch?v=ZXAn6zyAQJI
http://www.youtube.com/watch?v=HmxGrDwaYXs
http://www.youtube.com/watch?v=b3oa2kHKiRE

私は近くまたここへ戻ってくる。

［以下アンケートより抜粋］
●釣果はどうでしたか？（わかる範囲、概算でも構いません）

　あなたの本数：［　72　］本
　大物ベスト5　（体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK）
　　（※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります）
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　　 1位：体重：［　7.74　］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［　61　］cm
　　　ルアー：［　デュープクランク　　］　　色：［　チャート系　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［　3～4　］m
　　 ---------------------------------------
　　 2位：体重：［　7.5　］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［　61　］cm
　　　ルアー：［　ディープクランク　　］　　色：［　チャート系　　　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［　3～4　］m
　　 ---------------------------------------
　　 3位：体重：［　7　］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［　58　］cm
　　　ルアー：［　ディープクランク　　］　　色：［　チャート系　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［　3～4　］m
　　 ---------------------------------------
　　 4位：体重：［　7　］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［　56.5　］cm
　　　ルアー：［　センコー５インチ　　］　　色：［　ウオーターメロン系　　］
　　　リグ：［　　　TX　　　　　　］　　バイト深度：［　4～5　］m
　　 ---------------------------------------
　　 5位：体重：［　6.42　］lb［　　］oz （［　　］g）　　体長：［　62　］cm
　　　ルアー：［　ディープクランク　　］　　色：［　チャート系　　　　　］
　　　リグ：［　　　　　　　　　］　　バイト深度：［　2～3　］m
　　 ---------------------------------------
　　50cm超の本数：［　24以上　］本　（そのうちロクマル［　3　］本）
　　7lb超の本数：［　約10　］本　（そのうち8lb台［0　］本、9lb台［0　］本、10lb台［0　］本、11lb以上［　0］本）

●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　立ち木2～4ｍ　岩盤2～4ｍ　　　　　　　　　　　　　　　］

●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的？
　　　［　立ち木2～4ｍ　岩盤2～4ｍ　　　　　　　　　　　　　　　］

●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は？
　　　［　シャローエリア　　トップウォーター　　リザードTX　　　］

●今回のベストルアーは？（名前/大きさ/重さ/色　※複数回答可）
　　　［デュープクランク　チャート系、マグナムフルーク白とウオーターメロン、
　　　　　センコーウオーターメロン5インチ　　　　］

●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか？（テクニック、トラブルやその対処等何でも）
　　　［今回ルアーはクランク6割　バイブ2割　フルーク1割　センコー1割　他少々　］

［サイト管理者より補足］
メキシコ釣行は実際に行ってみると驚くほど簡単なので過度に心配する必要はないのですが、この方はお問い合わせいただいた時はお1人での計画だったし、初メキシコで不安をお持ちのようでした。すでに1人での釣行が決まっている方がいたので日程を合わせてはどうかとご提案し、最終的にはお二人で釣行をしています。このように、すでに釣行が決まっている人の日程に合わせて行くというのは1つの方法だし、ツアー会社の釣りツアーの日程に合わせて個人手配してしまうというのも裏技としてありだと思います。

この方はすでに釣行が決まっていたこのサイト常連のリピーターさんに日程を合わせてお二人で釣行していますが、部屋やボートば別々です。つまり全く同じ日程で別々に釣りをしているということです。
一緒に行ったリピーターさんは4.5キロ2本を含む計155本を釣っています。倍以上です。この辺がメキシコの釣りの経験がどれだけあるかの差ということなのかもしれません。メキシコは初めての人でも日本ではほとんど釣れることのないロクマルのような大物に出会える場所です。でも万国共通で「釣りは経験」。経験を積むにしたがって対応力が付いて釣りが向上します。この方は釣行記の最後を「私は近くまたここへ戻ってくる。」と締めくくっていらっしゃいますが、私達もその日がくるのを楽しみにしています。今回の釣行で経験値を上げたわけですから、きっと次はさらにいい釣りができるんじゃないかと思います。

やっぱりこの方もメキシコやめられなくなったみたいですね。行った人はみんなメキシコ忘れられなくて「また行きたい～！」になっちゃうんですよね（笑）。あなたもぜひ一度はメキシコの釣りを味わってみてください。知らないまま釣り人生終わりじゃあまりにももったいないですよ。個人手配にすればツアーよりずっと安く行けるわけだし。（→メキシコはなぜオススメなの？）（→個人手配だとなぜ安い？）

現実にこんなのを狙えるレイク！日本では出来ない釣りにチャレンジ！　※メキシコがイチ押しの理由→こちら

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今回の釣行記もぜひ参考に。「役立つサイト」目指してます！　→今日のバスサイトランキング