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★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
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「ドンデ エスタ グランデ?」 [カナダ在住・河野様]
2010年3月 メキシコ、レイク・エルサルト
※管理者注
この釣行記は「日本人の夢ロクマル、世界の夢10ポンド」の同行者からのものです。
お2人は「同行者募集」がきっかけで一緒に釣りすることになりましたが、お2人とも釣行記を書いて下さいました。ひたすら感謝!
今回の釣行でアクセスさんには本当にお世話になりました。私のために割いてくれた時間に本当に感謝致します。
<出発日 〈2010, 3, 19〉>
私は安いチケットを買ったが為に集合の日の前夜に行くことになりました。
私はカナダのトロントに住んでいるのでカナダのピアソン空港からメキシコシティーへ行きました。
しかしそこでの乗り継ぎ時間は8時間も空いていたのでやることなく一人ふらふらと空港内をさまよっていました・・・。そしてとりあえずベンチに座っているとだんだん眠くなってきたのですが、寝てる間に私物を盗まれるかもしれないという警戒心から寝ることも出来ず非常に苦痛な8時間でありました。
無事なんとかマサトランに着いた頃(21:00頃)空港内は暗くほぼ閉店のような空気。そこでタクシーを利用しアクセスさんの方で見つけていただいたホテル ラ シエスタへ。
空港からは30分くらいで料金は $26 (チケット)でした。ホテルの目の前にはビーチがありとても気持ちがよかったです!
<集合日 3月20日夕方>
ロッジの方がホテルまで迎えに来て下さり、そこで釣り仲間(KMさん)と合流。
私はアクセスさんのサイトを利用し当初ひとりで釣りに行く予定でしたが、KMさんに参加させてもらう感じで釣りに行くことになりました。
KMさんとはもちろん今回が初めての対面。しかし幸いにも地元も近いし年も一緒ということでこれからの釣り仲間になったのです。
マサトランの街からロッジまで約2時間ほどバンで走り、車の中でちょうど一緒に来ていたカナディアンのおっちゃん達といろいろ会話していると、どうやら副業でシマノで働いていたらしい。
ロッジに到着し、私はロッドを持っていないのでレンタルしました。ベイト3本、スピニング1本。4本のレンタル料1日$15で思ったより安かったです。
夕飯を食べ、部屋に戻ってわくわくしながらタックルの準備。これがまた楽しい!
そしてKMさんといろいろ釣りについて語りながら就寝。
<DAY 1>
朝5時に起き朝食を食べ、その後すぐにレイクへ。
食事後わりとすぐにレイクの方へ移動するので食事前にトイレに行くことをお勧めしたい。
初日私の◯◯◯のせいでバンは私たちを取り残し先に行ってしまいました・・・。
釣りの方はシャローでポッパーから開始したが反応がない。そしてロッジの皆が勧めてくれたマグナムフルークのノーシンカーでやってみるもいまいち反応が良く無いがコバッチをゲット。
その後、立ち木のたくさんあるシャローエリアでリザードテキサスで攻めるが大体釣れるのが30センチ台。
日も上がり暑く感じ始めた頃、水深2〜3m位の立ち木のあるエリアで巻きラバでスピナーベイト感覚で使用し炸裂!!
しかしサイズは伸びず。52cmがこの日のMAX。
結局この日は調子つかめず合計30本位。しかし引きの強さったらハンパない・・・。30センチのバスでも40センチはあるんではと疑うほど。
<DAY 2>
2日目はきっと調子つかめるだろうと気合いを入れるも、調子つかむどころかむしろ前日より釣れない・・・。
朝一はトップを試し、反応がいまいちなのでジャバロン160のノーシンカーでやるもコバッチ1匹でボロボロに・・・。
くそ!!つれねぇ!!こんなはずではない・・・と悔しい思いをしながら淡々と時間は過ぎてゆく。
この日は結局思うように釣れず合計20匹程度。この日のMAX45cm。不発・・・。
そんなためこの日の魚の写真はありません。でも部屋に戻ってみるとトガゲちゃんがお出迎え。
so cute!!!! 可愛すぎる!!そしてKMさんと協力しトカゲちゃんゲット!!
しかしこの不調の中、カナディアンのおっちゃんは確実にゲット。9ポンドだか10ポンドをフルークで釣ったって言ってたな。
この時点でもう自分の釣りがよく分かんなくなってしまい悩みました。やばい、このままでは最低記録を作ってしまう・・・。
今んとこの最高3lbって・・・。
でもこのトカゲちゃんのおかげでなんだか癒されました(笑)
<DAY 3>
この日はもうおっちゃん達の言うことを信じてフルークで立ち木回りをずっと攻めました。
するとこの日の朝一のエリアはいつもと違って底質は砂系で立ち木がたくさん岸沿いに。
水深は1〜2m位で岸から1mくらいのとこまでキャストしチョン、チョンとわりとゆっくり目にアクションしていると、コンッと当たり。
フッキングを成功させるも枝にまかれ逃げられました・・・。
あれは今までとは違う・・・もしや10lbかという思いがたちまち頭をよぎりました。しかしそれにしても悔しい!!
そうなんです。その時のタックルはアンタレスに15lbラインという設定だったため強引に取り込めなかったんです。
これでは大物を釣り上げることは不可能だと思い20lbラインの巻いたタックルで同じように違うポイントを攻めていきました。
ポイントを少し移動し数投目でフルークマグナムのトリッキーなアクションにたまらずガバッと背中を半分出しながら食ってきました!!
ファイト中漁師の刺し網や立ち木がありましたが20lbラインだったのでなんとか強引によせGeeeeeeeeet!!!
6lb??ozの57.5cm!!
この魚のおかげでとりあえずほっとしました。しかし日本での自己記録である59cmという壁を乗り越えたい。そう思いながらフルークを投げ続けましたが、この辺りのエリアは良型がポンポンと釣れていきました。これか、メキシコ病というのは・・・その後52cmが釣れるもポイッ!!
日が上がるにつれて今度はディープエリアにバスは移動してると考え、ディープエリアのあるとこにお願いしました。
例えば超ディープ20〜30mくらいの水深のある垂直岩盤?崖?みたいなところ。
でも同じような所はあるがさらに立ち木やシャドーなどの複数要因が重なる所が良い。あともう一つ重要なのは岩盤の質。砂や土、細かい砂利でできたような垂直岩盤や崖は駄目。
大きめの岩でゴロゴロしており固い質の所でないとバスはいないと思っていたがその通りであった。
午後からはラバージグのフォーリングなど(とりあえず岩盤にそって落とせるもの)でパターンがハマり、61cm、59cm、59cm、57.5cm、56.5cm、56cmと釣れていった!!
この日は最高に楽しい釣りが出来ました。自分で考えパターンがハマる!!この日は自己記録の61cmもゲットでき人生初のロクマル!!
あとは10lbだ!!と気合いをいれるが夕方バスを見失いロッジへ。
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61cm 7lb 11oz |
59cm 5lb |
59cm 6lb |
<DAY 4>
この日も前日と同じパターンで行けるだろうと思ったのだが、そう上手くはいかず57.5cmと56cmをラバジで釣っただけでコバッチもあんま釣れませんでした。
朝はシャローで日が昇ったらディープでって感じでやったんですが・・・なんか魚の気配が無い気がしました。
しかーーし!!そんな中、カナディアンのおっちゃん達はやってくれました。11lb、10lb、9lbって釣っちゃってます。フルークで・・・。
もう自分には何がカナディアンと違うのかまったくわかりません。同じことをやってるのになー。って。
とりあえずの57.5cm
この日は約25本くらいで終了。
こちらがガイドのポンシアノ。2日目に自分のクランクで釣れたバスの針を取ってくれたときに
バスが暴れ彼の親指を貫通!!!!! 申し訳ない。
ロッジでの夕飯は待ってました!!ステーキです!! ヤッホー!!そうです。ずっと食べたかったんです肉が。
<DAY5>
この日は最終日・・・しかも午前のみ。
最終日なんで気合い入れて10lbとるぜーーー!!ってな感じで気合い満点で試みるもこの日はマジで相方にやられました。
美味しいとこぜーーーんぶ彼は持っていきました。
62cmを筆頭にデカバス6本!!
俺にはまったく食ってきません! なんでーーーみたいな。
同じフルークでやっているのに彼は一人でボコボコ釣ってます。
でも私は思いました。これが釣りだと。こういう不思議なことが起こるから楽しいんだと。
いつも釣れては面白く無い。そう自分に言い聞かせ自分に納得させました。(泣)
この日は私には良型が釣れず写真無し。
でも最後に記念撮影。
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恒例のバスの壁画 |
<今回の使用タックル>
1日目2日目とスピニングロッドを借りましたが使わないと判断したので3日目からはベイト4本を使用しました。
ベイトロッド6.6ft + アンタレス + ライン15lb (アンタレスに20lb巻くと全然糸が巻けなかった)
ベイトロッド6.6ft + TD−Z ito + ライン20lb
ベイトロッド6.6ft + カナダのダイワリール + ライン20lb
ベイトロッド6.6ft + TD-X + ライン20lb
<感想>
今回メキシコのバスとふれあいとても楽しかったです!! まずこれが一番大事!
そしてガイドのやロッジのスタッフもとても優しく気遣ってくれました。
とくにロッジのボスであるスィギスさんがうちらの釣れなさ具合を察したのかどうやったらグランデが釣れるのかガイドのポンシアノと相談してくれ、さらには数多くの日本人バサーが置いていってくれたワームやらを使ってくれと渡してきたのです。これにはとても感動しました。
あと今回の釣行を通して釣りが上手くなった気がします。いろいろ考え、魚探の見方や、日光の位置、湖底の質や地形のイメージをしたりととても楽しく、まさにゲームフィッシングだなと改めて思いました。
釣り方は朝一はシャローに補食に来ているバスにフルークのマグナム7inで。日が高くなるとディープエリアの垂直岩盤の2〜3mラインの壁に付いていました。そこをラバジのフォーリング。テキサスでもOKですが小さいのが食ってきちゃいます。なのでボリュームをもたせたラバジが効きました。
今回残念だったのが夢の10ポンドには届かなかったということです。でも2番目の目標であったロクマルはゲットできたのでよかったです。今回初日から終日まで同じガイドだったんですが、出来れば違うガイドのテクや考え方などを知れたらもっと良かったかな〜と思いました。
アクセスさんには本当にお世話になりました。きっと来年?再来年?チャンスがあればまた利用させて頂きたいと思いますのでその時はまたよろしくお願い致します。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[ 120 ]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
(※○.○lbでも○lb○ozでもOK。1lb未満の表記に注意。1lb=16oz)
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1位:体重:[ 7 ]lb[ 11 ]oz 体長:[ 61 ]cm
ルアー:[ ラバジ ] 色:[ 黒と茶 ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 1 ]m
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2位:体重:[ 6 ]lb[ ]oz 体長:[ 59 ]cm
ルアー:[ フルークマグナム ] 色:[ 白 ]
リグ:[ ノーシンカー ] バイト深度:[ 1 ]m
---------------------------------------
3位:体重:[ 6 ]lb[ ]oz 体長:[ 59 ]cm
ルアー:[ ラバジ ] 色:[ ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 2 ]m
---------------------------------------
4位:体重:[ 6 ]lb[ ]oz 体長:[ 57.5 ]cm
ルアー:[ フルークマグナム ] 色:[ ]
リグ:[ ノーシンカー ] バイト深度:[ 1 ]m
---------------------------------------
5位:体重:[ 5 ]lb[ ]oz 体長:[ 57.5 ]cm
ルアー:[ フルークマグナム ] 色:[ ]
リグ:[ ノーシンカー ] バイト深度:[ 1 ]m
---------------------------------------
50cm超の本数:[ 13 ]本 (うちロクマル[ 1 ]本)
7lb超の本数:[ 1 ]本 (8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)
※同行者の釣果については同行者の釣行記「日本人の夢ロクマル、世界の夢10ポンド」を参照
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 朝はシャローでフルーク 昼はディープ近くのエリア ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ フルークかラバジのフォーリング ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ バイブレーションは使う機会がなかった ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ フルークとラバジ ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[ フルークマグナムを大量に買って行った方がいいです。 ]
[サイト管理者より補足]
トップページにある「同行者募集」がきっかけで2人で釣りすることになったこのお2人。一緒に釣りしてる2人それぞれの釣行記があるというのは貴重。それぞれの思いがわかっておもしろいです。
ちなみにタイトルの「ドンデ エスタ グランデ?」は「デカいのはどこに?」という意味です。
「マグナムスーパーフルーク」(Magnum Super
Fluke、7インチ)はまだ発売されて間がないですけど、これまでもよく使われていて私達も大好きな定番ルアー「スーパーフルーク」(Super
Fluke、5インチ)とともに完全にメキシコでは定番となったと考えてよさそうです。「スーパー」しかなかった頃は確かに「もうちょっと大きいのがあればなあ」って思ってましたけど、「マグナム」が出て大満足!
ただ、10個入りの「スーパー」と違って「マグナム」は5個入りなのでコスト的にはあんまり良くないし、日本じゃほとんど見かけないというのがネックですね。
色はウォーターメロン系とパール系があれば事足りると思います。
最終日に相方さんが大きいバスを何本も釣っている一方で、「同じルアー使って同じ場所釣ってるのに俺にはまったく食ってこない。
何で?」みたいなこともおっしゃってますけど、こういうことはほんとによくあるんです。微妙な差がたまたまハマったかどうかで釣れたり釣れなかったりします。実はこのことは重要なことを示してるんですけど皆さんおわかりになりますか?私達も初釣行の時にはそこまで考えなかったんですけど、それは「「釣れない」からといって「魚がいない」と判断してはいけない」ということです。「魚はいるんだけど単に釣り方が合ってないだけ」ってことが実は結構あるということなんです。私達がガイドにも釣りをさせることをお勧めしているのはこのためです(→アメリカやメキシコのガイドってどんな感じ?)。自分には釣れないのにガイドにはポンポン釣れたりするのを見てそれを思い知りました(笑)。ガイドは「コツ」をよく知ってるので見てると勉強になりますよ。
この方がマサトランのホテルを「ラ・シエスタ」にしたのは、この方の希望が「旧市街地区(教会や市場なんかがある庶民の街)、安さ優先」だったためです。海沿いだったというのも選んだ理由の1つです。マサトランには長い砂浜沿いにビーチホテルが並ぶソナ・ドラダ地区もあります。リゾートっぽくビーチでくつろぎたいという方はソナ・ドラダ地区のビーチホテルを選べばいいと思います。このサイトの釣行記の中にはビーチホテルにも泊まった例があるので、釣りの前か後にマサトラン泊を入れてみようかと考えている方は参考に。もちろんその時は出来れば「オーシャンビュー」の部屋に。
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
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