海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト |
|
トップ
> 釣行記・お便り 2012年2月 メキシコ、レイク・エルサルト |
★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
★★
「初めてのメキシコ釣行」 [京都府・小林様]
2012年2月 メキシコ、レイク・エルサルト
1.はじめに
今回メキシコへバス釣りに行こうと思ったのは、釣行の約1か月前と急であったが、ACCESSさんの支援のおかげでロッジの予約をすることができ、無事にエルサルトでのバス釣りを実現することができた。メキシコでのバス釣りの目的は唯一つ、日本で釣ったことのないロクマルを釣ることであった。
今回は長期休暇が取れたため、いくつかメキシコの地方都市を旅行してからマサトラン入りした。
マサトランはビーチリゾートで多くのアメリカ人、カナダ人で賑わっており、日本人は見かけなかったが、非常に居心地の良いリゾートである。また、マサトランは世界有数のマーリンフィッシングの地でもあり、たまたまスポーツフィッシングに挑戦したところ、私たちのボートで2本のマーリンが釣れた。非常にダイナミックな釣りなので、日程に余裕があればエルサルト釣行時にはぜひマサトランのビーチリゾートに滞在してスポーツフィッシングに挑戦して欲しいと思う。
【下記の写真はマサトランで宿泊した「エルシッドビーチリゾート」と釣った2本のマーリンの写真】
2.1日目
@AM
前日夕方にタックルを準備したついでにボートドックから少し釣りをしただけで数匹釣れ、魚を釣ることが容易であったため、朝一のトップウォーターに非常に期待していた。ロッジのスタッフ曰く、トップはスローな釣りにしか反応しないとのことなので、ポッパーを投げたが結果はノーバイト。連日朝一はポッパーを投げたがほとんどバイトがなく、5日間通してトップでは良い釣りが出来なかったのは残念である。気温が高くなるとともに魚もアクティブになり(ように感じる)、シャローのチャターベイトで54cmが釣れた。メキシコのバスは長さ以上に太く強い。
APM
ガイドのアドバイスに従いリザードを多投するが、釣れるのはチキータばかり。数は釣れるがなかなか良型がヒットせずいらいらするが、何とか夕方にリザードのキャロライナリグで51cmを追加して初日は終了した。
3.2日目
@AM
この日もポッパーからスタートするがチキータの数回バイトがあるのみで早々にトップを諦め、前日調子の良かったシャローのチャターベイトで50cmを釣る。
APM
ロクマルを釣るべく、スイムベイト、スピナーベイトなどいろいろ試すが、雨が降り、全体的に魚がスローだったようであまり数が釣れず終了した。時期的なものか、エルサルトでは天気が良いと魚がアクティブになるようである。この頃からロクマルが釣れないことに焦りを感じる。
4.3日目
グランデは数を釣る中で混じるので、グランデを釣りたければリザードを使ってたくさん釣れとガイドからアドバイスされるも、釣れどもチキータばかりなのでアドバイスに背いてチャターベイト、スピナーベイトを投げまくる。チャターベイト、スピナーベイトでは数は減るものの、アベレージは大きくなり、何とかチャターベイトで54cmを追加し午前を終える。
午後もガイドのアドバイスに背きスピナーベイトを投げ続けると遂にグランデがバイトしてきた。顔を見た瞬間これまでに釣ったどのバスとも違う大きさである。格闘の結果ネットに収まったのは念願のロクマル(60cm)であり、今回の目標を達成するものであった。その後、勢いに乗ってスピナーベイトを投げ続けるとまたしてもグランデがバイト。慎重に格闘したが、水中の隠れ網に絡まりロストしてしまった。今回の釣行を通して網には泣かされ続けた。レイク中網だらけで釣り場を探すのに苦労するほどである。
その後もグランデを追いかけ、チャターベイト、スピナーベイトを投げ続け50前後を数匹追加してこの日は終了した。
(写真は60cm)
5.4日目
この日も朝一のトップは早々に見切りを付け、グランデを釣るべくチャターベイトを投げ続け54cmを追加する。
午後、前日の夜にロッジのスタッフからもらったアメリカンサイズのラトルトラップを投げると、明らかな重みのあるバイトを得る。姿を見た瞬間、前日のロクマルとも一回りサイズの違う巨大さに驚くとともに、渾身の力で慎重にネットに収めたバスは、今回の釣行の最大サイズとなる62cmであった。スポーニングであったこともあるが、プリプリの巨大なバスであった。
(写真は62cm、3.2kg(7lb1oz))
6.5日目
連日の釣りの疲れで手に力が入らなくなりつつあるが、何とか釣りを続けた。この日もチャターベイト、スピナーベイトを中心に釣りをするがグランデは釣れず。
7.最終日(午前)
最終日10時までの釣りであるが、疲れとロクマルの目標を達成していたこともあり、あまり釣りをしたくなかったが、せっかくメキシコまで来たので観光モードで釣りをした。しかし、この日はラインブレイクが多発した。ラインはナイロン20lbを使用しているにもかかわらずである。今回の釣行でグッドサイズ5本はラインブレイクで失った。うち1、2本はグランデだと思うと悔しい。
8.最後に
今回は運よくロクマルを釣ることが出来たので、全体としては満足できる釣行であった。メキシコのバスはサイズ以上に太く強く、日本では味わえない釣りの醍醐味である。メキシコへ行く前は琵琶湖で釣りをする際と同じタックルで良いのではと考えていたが、想像以上にメキシコのバスは強く、またスティック(木の枝)も多いので、出来る限り強いライン・ロッドを使用してパワーフィッシングをすべきだと思う。また、日本で使うルアーでは小さく、アメリカンサイズのルアーを使用すべきと思う。10lbバスを求めてまたメキシコに挑戦したい。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[カウントしていないが、1日平均40本くらい]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに)
(※○.○lbでも○lb○ozでもOK。ただし1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」ということになります)
---------------------------------------
1位:体重:[ 7 ]lb[ 1 ]oz 体長:[62]cm
ルアー:[ラトルトラップ ] 色:[クローム]
リグ:[ ] バイト深度:[2]m
---------------------------------------
2位:体重:[ ]lb[ ]oz 体長:[60]cm
ルアー:[スピナーベイト ] 色:[ホワイト]
リグ:[ ] バイト深度:[1 ]m
---------------------------------------
3位:体重:[ ]lb[ ]oz 体長:[54]cm
ルアー:[チャターベイト] 色:[]
リグ:[ ] バイト深度:[1.5]m
---------------------------------------
4位:体重:[ ]lb[ ]oz 体長:[54]cm
ルアー:[チャターベイト] 色:[]
リグ:[ ] バイト深度:[1.5]m
---------------------------------------
5位:体重:[ ]lb[ ]oz 体長:[53]cm
ルアー:[チャターベイト] 色:[ ]
リグ:[ ] バイト深度:[1.5]m
50cm超の本数:[?]本 (うちロクマル[2]本)
7lb超の本数:[ 1 ]本 (うち8lb台[ ]本、9lb台[ ]本、10lb台[ ]本)
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[リザードがあれば釣り(テキサス、キャロライナ)が成立する。 ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[チャターベイト(シャロー)、スピナーベイト(シャロー〜ディープ)がサイズを狙って釣れる。
リザードは運次第でデカバスの可能性あり。]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[トップは思ったより反応なし。ポッパーでかろうじてバイトあるが、バズベイトなど速い釣りは反応がない。]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[チャターベイト(3/4OZ)、スピナーベイト(3/4OZ、ホワイト)]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[シャローのチャターベイトはビッグバスに有効(imakatsuチャターベイト+ジャバシャッドを使用)、
日本の高価で繊細なルアーは不要(根がかりも多くもったいない)、ワームはリザードのみでOK]
[サイト管理者より補足]
マサトランはカジキ釣りのトーナメントもあるくらい海釣りも盛んなところです。ビーチホテルが並ぶソナドラダ地区(ゴールデンゾーン)の北端にマリーナがあり、海釣りの船もそこから出ます。カジキが釣れるかは運次第ですが、シイラやカツオは結構釣れます。休暇日数とお金に余裕のある方はバス釣りに加えてやってみるのもいいでしょう。
ツアー会社の釣りツアーではなく個人手配で釣行すれば費用の無駄をとことん削ってかなり安く抑えられるはず。浮いたお金で海釣りに必要な費用なんてあっさり賄えちゃったりするかもしれません。個人手配はやる価値大ですよ。(→個人手配だとなぜ安い?)
20ポンドを使っていたにもかかわらずラインブレイクが多発したとのことですが、この方の話によると、今回使ったラインは某ショップのプライベートブランドのかなり安いものをお使いになったそうで、それが原因だった可能性が高いような気がします。
メキシコの釣りではロッドやリールは安いものでも十分ですが、立ち木や岩場などのハードなカバーが多いし、狙うバスもロクマル級なので、ラインだけは安いものは避けたほうがいいような気がします。安いラインにきちんとした強度や耐磨耗性を望むのには無理があるからです。私達自身は日本の有名ラインメーカーのある程度いいグレードのものを使うようにしているからか、トラブルらしいトラブルはこれまでありません。ラインは釣りでは肝心要の釣具ですから、自分で実際に使って信頼性を確認出来ているものでない限り、皆さんも極端に安いラインは控えたほうがいいかもしれません。(→ラインはどんなものがいい?)
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
このサイトを友達にも教えてね!(クリック!)
| ページ先頭へ |
| 最新トピック(トップページ) | 釣行記・お便り | 都市とフィールド | ガイド・ロッジ |
| 個人手配 | 旅の流れと注意 | 釣りの注意 | 必要なもの | よく使う英語 |
| 電話帳とリンク | よくある質問 | 何でも相談・ご意見
| サイトマップ |
Copyright(C) 2001-2012 Access!海外バスフィッシング All rights reserved.
本サイトへのリンクは自由です。
|