海外釣行記 メキシコ、レイク・エルサルト |
|
トップ
> 釣行記・お便り > 2014年12月 メキシコ、レイク・エルサルト |
★★ 釣行記や写真を頂き感謝!先輩達の体験談こそが次の釣行者の大きな助けになるのですから
★★
「記録更新2度目のエルサルト」 [栃木県・よっちん様]
2014年12月(年末) メキシコ、レイク・エルサルト
今回は2度目の挑戦エルサルトの訳だが今回使用した往路復路について。
往路:成田〜仁川〜ロサンゼルス(アシアナ航空)、ロサンゼルス〜クリアカン(アエロメヒコ)
復路:マサトラン〜ロサンゼルス(アラスカ航空)、ロサンゼルス〜仁川〜成田(アシアナ航空)
往復の旅は2度目な事もあり非常にスムーズだったが主な特徴を。
1.まずロッドの課金は成田のアシアナカウンターで長さと重さを計られ何やら何処かへ相談の電話をしている様子。。。 400ドルの課金と言われたが事前にアシアナに長さを告げ確認したら200ドルと言われていたことをゆうとアッサリ200ドルで結構ですと言われる。こういったこともあるので事前に確認しておくといいと思います。
2.仁川空港乗継 飛行機をおり国際線乗り継ぎの看板に従っていくとそのまま荷物検査をしパスポートを見せるとそのまま搭乗ゲートへ。
あれ?入国手続きなし?どうやら仁川での乗り継ぎの場合は入国無しで行けるみたい。
3.復路アラスカ航空ではロッドケースに140ドルの課金 理由は長さと2個目の荷物は課金らしい。
他はいたってスムーズでした。
仁川空港内 |
クリアカン到着 |
■釣り1日目(トータル14本 30〜40センチ)
朝一トップ スーパースプーク、ポッパーで攻めるも反応あるがのらず。。。
フルーク、リザードテキサス、スクラウンジャー投入するも最大52をテキサスで何とか獲るもこれにて終了。。。
初日から不穏な空気。。。。。
初日最大52 6lb
■2日目(トータル13本 35〜47センチ)
前日とほぼ同じ展開でガイドのセサもため息しばしば・・・・・
何かがおかしい・・・魚の活性があまりにも悪い感じでまるで日本で釣りしてるみたい!笑えない!
特に何も起こらず終了・・・・だが明日は救世主が来る!それに掛ける事にした。
■釣り3日目(トータル34本(私だけであり二人の本数は50超) 魚のクォリティーは後程)
本日はメキシコアミーゴのエドさんと合流。エドさんはメキシコトーナメンターで前回のエルサルト釣行の時に知り合い、日本に帰ってからも連絡を取り合い今回サルトに行く事を連絡したらわざわざバスボートをマサトランからトレイルしてやってきてくれました!(以前から気になっていたトーナメントシャツもネーム入りで仕立てていただき届けてくれました!)
ネーム入りで作成
前日入りしたエドさんに今の状況を伝えると、3日ほど前に来たコールドフロントの影響でバスがスローなのでは?
コールドフロントが来ると3〜4日ほど状況が悪くなるのが定例らしく明日あたりから回復すれば・・・とのことでした。
結果その読みは的中でした。
朝一スクラウンジャーに55 6.5lb! 昨日まであれほど苦労したのが嘘みたいな会心の一発!
55 6.5lb
その場所では数本連発させたらすぐに移動。
沖の岬絡みのブッシュへのビッグエスケープツインのテキサスに50 6lb。
通常テキサスではリザードが定番ですがサルトではエビも豊富にいるらしく、細かいオダでは見せて食わせるホグ系が相性がいいそうです。
ココでエドさんからアドバイスで、リザードを使う場合は5本のカーリーをいかに綺麗に動かして誘いをかけるかが重要らしいです。テキサスの場合は7グラム以上のシンカーを使う事らしくフォール、スイミング共に最も良くテイルが動くそうです。
日本的なボトムを綺麗にトレースするのではなくキャロライナでも大きく縦にロッドをを動かしスイム&フォールを駆使して誘います。立木群をサルが渡っていくようなイメージで私は動かしましたらいい反応が得られましたね。
後なぜリザードなのか?これは以前にもっと透明度の高いレイクでの話ですが他のワームを投げているのに対してリザードを投げるとかなり遠くの方からバスが突進してきて敵意、殺意に近いものがあったそうです。
バスにとってリザードは餌ではなく敵なのかな?笑
さぁここでまた移動です。ちゃっかり私の操船で移動 笑
実は今回サルトでやってみたい釣りがあって、それはフリッピングでのカバーフィッシング。
これだけオープンエリアで釣れている訳ですからわざわざ数を犠牲にするフリッピングなんですが、デカバスをカバーから引きずり出したいしやっぱり醍醐味ですよね〜
やはりなかなか反応はない・・・・がしかし
53 5.6lb!こんなデカイのカバーから取りたかった・・・しかも半端じゃない引き!綺麗な魚体です。
自分でエレキを操作しスポットを選定して獲る魚は格別です。
午後になり風も出てきて再びオープンエリアへ移動。キャロ、テキサスで釣れる釣れる。笑
この時ガイドのセサも同船していて彼も驚いていたのですが、スポーンの魚がかなり混ざっていた事です。
中にはお尻から卵を出している魚もいました。通常2月ごろがスポーンの時期らしいのですが事実スポーン状態の魚が多いためスポーンエリアを多く回ったのも良い結果につながったのかもせれませんね(この日エリアの選定は基本セサ)
同エリアで来ました!53 5.8lb。リザードキャロ、スイミング!やはり5本のテイルが綺麗に動いてる感触があった時にバイトがあります。
この日の中盤からはエコギアのワームソフナーも使用したのでそれも良かったのかな?
53 5.8lb
この日最後はエドさんのリザードテキサス58 7.5LBでフィニッシュ!
エドさんナイスワン!
帰着後にスイギスと三人で
この日は完全にレイクが上向いてきていました。エドさんからも数もサイズも上がってきているので後は数を釣っていけばビッグも必ず混ざるはず!頑張って!さぁ明日も頑張るぞ!
■釣り4日目(トータル51本)
いい感じの朝日の中出船!
来ましたさっそくリザードテキサス、58 7.5LB。やはりリザードへの反応は今日もいい。
実は昨日リザードで釣れてるエリアでセンコー、カットテイル6.5、フルークをキャロで使用したが明らかにリザードへのバイトが多かった。
ここで一旦エリアを変え昨日良かった岬絡みの場所へ。リザードテキサスで攻めるがどうも小さいのが先に食っている感じ。
ここで静から動へシフト!バイブレ―ション(ラトルラップ黒銀3/4)の水面直下早巻き!これが良かった。
53 5.7LB、52 5.4LBを追加に成功!サイズアップ!水面に顔を出した小さな立木を上手くかわした時に出てきたクォリティーフィッシュ。巻物でこのサイズが来るとやっぱり楽しい。
大小合せてココではかなりバイトが得られたが中層は小型、大型は立木にコンタクトさせた時と付いている場所は明らかに違っていた。
このエリアに限らずスピナーベイト、スクラウンジャー、バイブとどれも立木にコンタクトさせるのが今回キモになっている印象でした。
実はこの岬ではリザードキャロでビッグフィッシュを掛けていて立木とネットに巻かれてしまいバラシテしまっている。ボートで近づき魚影も確認したが60超8LB以上。セサも私もかなり悔しい思いをした。
これはガイドにも言われたが、特に立木周りで釣りする場合はフッキングしたら下手にポンピングはしないでフックアップしたらそのままロッドは固定しリールを巻き続けた方が良いですね。ロッドを少しでも下げると立木に巻かれます。
数は出ましたがビッグは取れずに終了・・・。
■釣り5日目(午前中のみ)
これがホントのラスト。この時点で60オーバーを1本も取っていない・・・焦りとともに出船。
移動の時間も惜しいのでボートランプ周りから釣り開始。
ルアーはスピナーベイト、立木にコンタクトさせながら巻いていると・・・
来ました!52 6.5lb!
ですがこの時点で50台はもういらない・・・狙うは60オーバー。
サイズを選ぶ必要があった為、ココで大型トップ ザラスーパースプークへチェンジ。
水面に顔を出す立木周り、オープン、とにかくザラの飛距離を活かして広範囲に投げまくります。
そして・・・「ドブワッシャ!!!」とんでもないスプラッシュ音とともにロッドが引き込まれます。
セサも「グランデ!」興奮気味、そしてついにやりました!
60 9lb!メキシコで記録更新!やっぱり60はオーラが違う!笑
その後エリアを変え9本の40サイズを追加して終了〜。いやぁ〜〜〜〜やりきった感がたまりません・・・。
何とか記録更新で釣行を終えることが出来ました。
4日半を振り返ってみると先ずはコールドフロントの影響ですが、やはり自然が相手ですので初日、二日目は辛抱の釣りとなりました。
今思えばリアクションの釣りをもっと試すべきだったかと思います。
3,4日目は状況も上向き、静と動の釣りを使い分けサイズ、数を伸ばせたのは良かったと思いました。
そして最後の60。自分で信じたルアーを使い倒し結果が得られたのは何物にも代えがたい物がありました。
そして帰りも特に問題なく帰国し今回のメキシコ釣行を無事に終えることが出来ました。
アクセスさん、この場を借りてありがとうございました!お陰様で人生で最も楽しい思い出深い正月を迎えることが出来ました。
これで10lbを獲るまで行くしかなくなりました!また次回もよろしくお願いします。
[以下アンケートより抜粋]
●釣果はどうでしたか?(わかる範囲、概算でも構いません)
あなたの本数:[ 121 ]本
大物ベスト5 (体重順でも体長順でもお好きに。単位は○.○lbでも○lb○ozでも○gでもOK)
(※ただしlb/oz表記の場合は1lb未満の表記に注意。1lb=16ozなので例えば「8.75lb」は「8lb12oz」になります)
---------------------------------------
1位:体重:[ 9 ]lb[ 0 ]oz ([ ]g) 体長:[ 60 ]cm 時刻:[6]時[30]分ごろ
ルアー:[ ザラスーパースプーク ] 色:[ クラウン ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 0 ]m
---------------------------------------
2位:体重:[ 7.5 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 58 ]cm 時刻:[7]時[00]分ごろ
ルアー:[ マグナムリザード ] 色:[ ウォーターメロン ]
リグ:[ テキサス ] バイト深度:[ 4 ]m
---------------------------------------
3位:体重:[ 7 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 55 ]cm 時刻:[16]時[30]分ごろ
ルアー:[ マグナムリザード ] 色:[ ウォーターメロン ]
リグ:[ キャロライナ ] バイト深度:[ 5 ]m
---------------------------------------
4位:体重:[ 6.5 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 55 ]cm 時刻:[7]時[00]分ごろ
ルアー:[ スクラウンジャー ] 色:[ ホワイト ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 水面より1 ]m
---------------------------------------
5位:体重:[ 6.5 ]lb[ ]oz ([ ]g) 体長:[ 55 ]cm 時刻:[7]時[00]分ごろ
ルアー:[ スピナーベイト ] 色:[ チャート ]
リグ:[ ] バイト深度:[ 水面より1くらい ]m
---------------------------------------
50cm超の本数:[ 12 ]本 (そのうちロクマル[ 1 ]本)
7lb超の本数:[ 4 ]本 (そのうち8lb台[ ]本、9lb台[ 1]本、10lb台[ ]本、11lb以上[ ]本)
●全体的に最も効果的だったと思う場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 釣り上げた魚がお尻から卵を出していたためスポーンエリア 今回はリザードのスイミングへの反応が
非常に良かった ]
●大きい魚に限って言えば、どんな場所、深さ、ルアー、釣り方が効果的?
[ 水面に顔を出している立ち木周りのトップ又は水面直下 トップ、バイブレーション早巻き○ ]
●あまり反応がなかったと思われる場所や深さ、ルアー、釣り方は?
[ 色々なエリアでディープクランクを試したがイマイチ ]
●今回のベストルアーは?(名前/大きさ/重さ/色 ※複数回答可)
[ マグナムリザード、7グラムテキサスandキャロ ]
●釣りに関して他に読者の参考になりそうなことはありませんか?(テクニック、トラブルやその対処等何でも)
[ 魚とのやり取りでポンピングはやらない方がいいとガイドに言われた。下げた時に立ち木に入られて
しまうと。実際にビックフィッシュを逃してしまった。合わせてロッドを上げたらなるべくそのままリール
を巻き続けて対応が○ロッドは下げないこと! ]
[サイト管理者より補足]
この方はロサンゼルスへの直行便の選択肢が多い成田や羽田を使える関東の方ですが、今回アシアナ航空の仁川(インチョン)乗継を使っているように、たとえ関東の人でも場合によっては直行便でなくこうした第三国での乗継を選んだほうが得なことは十分ありえます。皆さんも釣行する時はよく検討なさるといいと思います。いろんな航空会社を調べて比較するのは航空券探しに慣れてない方には少し大変かもしれませんので、そういう時はこちらからご相談ください。もちろん航空券だけでなくロッジ手配についてもサポート可能です。(→お助け個人手配サポート)
写真のように相当長くて太いロッドケースのようですので、路線によっては課金はしかたない部分があるでしょうが、復路のアラスカ航空の課金がなぜ140ドル(スーツケースも含めてでしょうが)にもなったのかよくわかりません。通常の区切りは3辺計62インチ(158センチ)と115インチ(292センチ)でしょうが、いくらなんでも115インチを超えるってことはないような気がするので、そこまで高くなることはないんじゃないかと思うんですが・・・。
ただ、ワンピースロッドを入れるような長いロッドケースへの課金は今後も増えてくることが考えられるので、課金を避けるという意味ではロッドは持参せずレンタルにしたほうがいいでしょう。どうしても自分のロッドで釣りたいという方は2ピースロッドを用意することを真剣に考えていいと思います。メキシコは日本のようなフィネスな釣りじゃないので高いロッドである必要は全然ないです。そういうロッドは中古ならすごく安く買えるはず。一度メキシコに行ったら忘れられなくてまた行こうとするでしょうから無駄にはならないと思います。(→ロッドはどんなものがいい?)
トーナメントに出るくらいの腕利き助っ人がきて一緒に釣りが出来て非常に楽しかったようですね。勉強になることも多かったはず。私達も参考になりました。バスがリザードに突進してくるって話は面白いですね。私達もなぜあれほどまでにメキシコではリザードが有効なのかがよくわからなかったのですが、「へえ〜」って感じです(笑)。
その助っ人の方が寒冷前線の話をしていたそうですが、今回年末8組の釣行者の中で最初に現地入りし、一番早くロッジを後にしたのはこのサイトの釣行記に一番出てくるあの常連さんで、帰国後のお話ではかなりかなり厳しかったという話でした。寒冷前線のことを助っ人の方が言っていたことや、日が経つにつれて魚の反応が上向きになってきたということから、その寒冷前線の影響は少なからずあったのかもしれませんね。まあこればっかりは天候の話で、事前に釣行日程が決まっしまっている私達日本人が意図的に避けるというのは無理なことだし、そんなこと気にしてたら釣りになんか行けないし、悪いタイミングに当たってしまうことのほうが確率はずっと低いわけですから、「そうなったらなったでしゃーない。あとは行った時の状況に釣りを合わせるようにするだけや」と開き直っておくのが一番いいんでしょうね(笑)。と言っても、その「状況に合わせる」というのが簡単にはいかないわけで、それを考えるとあの常連さんはやっぱすごいです(笑)。
いずれにしても、年末の釣行記をご覧になればわかるように、多少厳しい状況であったとしても日本では考えられないような釣果を味わえるわけですから、メキシコの魅力は尽きないです。
この方もロクマル9ポンドまで来ましたねえ。しかもそのロクマル9ポンドは最終日にトップに激しいバイトが炸裂して釣れたようですからたまらなかったんじゃないかと思います。その光景は一生忘れないでしょうね。
あとは10ポンドを狙うのみ。その機会が1日でも早く訪れますように。
もちろん皆さんも一度メキシコ行ってみてください。あんな環境は他にないです。一発で虜になるはずですよ(笑)。
現実にこんなのを狙えるレイク!
日本では出来ない釣りにチャレンジ! ※メキシコがイチ押しの理由→こちら
このロッジも手配サポート可能です。もっと情報が欲しい方や予約したい方はこちらへご連絡下さい。
今回の釣行記もぜひ参考に。
「役立つサイト」目指してます! →今日のバスサイトランキング
このサイトを友達にも教えてね!(クリック!)
| ページ先頭へ |
| 最新トピック(トップページ) | 釣行記・お便り | 都市とフィールド | ガイド・ロッジ |
| 個人手配 | 旅の流れと注意 | 釣りの注意 | 必要なもの | よく使う英語 |
| 電話帳とリンク | よくある質問 | 何でも相談・ご意見
| サイトマップ |
Copyright(C) 2001-2012 Access!海外バスフィッシング All rights reserved.
本サイトへのリンクは自由です。
|