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Q:ロッドケースに追加料金はかかる? |
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・課金される可能性が増えてきている。
・課金を避けたいなら2ピースロッドやレンタルロッドも真剣に検討する価値あり。 |
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航空会社によって若干差がありますけど、一般的に空港での搭乗手続で荷物を預ける場合は航空会社が定める手荷物数以内に限り無料で預けることが出来ます。長距離国際線は2個までとしてるところが多いです。
ただし海外の国内線や短距離国際線では無料の荷物は1個(つまり2個預けると2個目は課金)とする航空会社も出てきています。アメリカ−メキシコ間やメキシコ国内線など短距離区間はそうなる可能性が大なのでご注意を。
また、通常荷物として無料で預けることが出来るのは
「3辺(縦・横・高さ)の和が158cm(62インチ)まで」
としているところが多く、そしてその例外として特殊荷物を定めて、それを越える大きさ(オーバーサイズ)でも無料もしくは安めの超過料で預けることが出来るようにしているところが多いです。
その特殊荷物の1つが「スポーツ用品」で、長いロッドケースをその扱いにしてくれるところもあります。
例えば6.6フィートのワンピースロッドを収めたロッドケースは2mを超えるので本来は手荷物として規格外(オーバーサイズ)ですが、「釣竿」を「スポーツ用品」としてスキー板と同様の扱いにしてくれる航空会社なら料金がかからなかったりします。ただし、破損しても保障はしてくれません。
釣竿を持っていく人はめずらしいせいか空港係員の中には「スポーツ用品」としての扱いを知らない人もいますので、もし課金されそうになったらその事を強く主張してみて下さい。
ただ、2008年あたりからどうも航空各社は長いロッドケースについて課金の方向に動いているような感じなのでその点は頭に置いていて下さい。とにかく空港係員の対応はその時その時でまちまちなので、課金と言われてもとりあえず反論してみるようにして下さい。
自衛策としてはロッドを2ピースのものにしてロッドケースを「3辺計62インチ(158cm)以内」にするというのが一番確実です。でもどうしても1ピースのロッドを持っていくなら、次の目標は「80インチ(203センチ)以内」です。この長さは何と言うか「大きすぎる荷物」という判断基準になっていることが多いので、これ以内に収めるか、たとえ超えても大きくは超えないようにするのが課金の可能性を下げるためには重要です。ロッドを6フィート(183cm)程度にしておくのも1つの方法でしょう。
荷物が問題になりそうな場面を極力作らないようにするのも重要。ロッドケースを可能な限り短くするのはもちろん、スーツケースの重量オーバーにも気をつけて下さい。すんなりロッドケースを預かってもらえそうだったにもかかわらず、スーツケースの重量オーバーで引っかかったばっかりに、別の係員が出てきてロッドケースにも目をつけられたりするかもしれないですから。
2名で行く場合は各自それぞれロッドケースを持っていくのはやめて、ロッドケース1本にまとめてしまうようにしましょう。仮に課金されても2人で折半なら負担も少なくて済みます。
ロッドを持っていくのをやめて現地でレンタルにするのも1つの有力な考え方です。
■航空各社の傾向
断定は出来ませんけど、経験的にはこれまでユナイテッド航空、全日空、日本航空、タイ国際航空、ヴァリグ・ブラジル航空、アメリカウェスト航空で実際に課金されたことはありません。ただし、これらの航空会社を使った釣行者の事例が極めて少ないし、もしくはかなり前の話だったりするので、課金の可能性は増えつつあるということを忘れないで下さい。
ノースウェスト航空(2009年10月よりデルタ航空に統合)については初めて2009年3月上旬の釣行者から日本出発時150ドル相当の課金の報告がありました。かなり抗議してみたが駄目だったそうです。ただし、課金は往路のみで復路は課金はなかったそうだし、その後同じ3月上旬に出発した釣行者は最初課金と言われたものの最終的には課金されてません。
・2009年3月の釣行者から日本出発時150ドル相当(の日本円)の報告
大韓航空は日本人がよく使いますが、初めて2008年12月末の釣行者から日本出発時7000円課金の報告がありました(この方の手配には関知しておらず釣行の話も帰国後に聞いたため、課金時点での対応をしてやれなかった)。ただし、課金は往路のみで復路は課金はなかったそうです。
全員が課金されているわけではないので運もあるでしょうが、2009年後半あたりから課金されることが増えている気がします。
・2011年3月の釣行者から日本出発時9900円課金の報告
・2010年6月の釣行者から日本出発時9900円課金の報告
・2010年5月の釣行者からロス出発時110ドル課金の報告
・2010年2月の釣行者から日本出発時11000円課金の報告
・2010年1月の釣行者から日本出発時11000円課金の報告
・2009年9月の釣行者から日本出発時9900円課金の報告
・2008年12月末の釣行者から日本出発時7000円課金の報告
シンガポール航空については初めて2010年5月上旬の釣行者から日本出発時19000円を課金されそうになった(実際は回避できた)との報告がありました。また、2011年1月中旬の釣行者から日本出発時20000円を課金されそうになった(実際は回避できた)との報告がありました。
アラスカ航空はエルサルトへの釣行時に最も使われますが、2008年の終わりあたりから通常荷物にも課金する体制に変わったようです(2008年11月までの複数の釣行者から課金の報告はありませんでした)。変わった当初はチェックイン時に「2個目の荷物に25ドル」でしたが、現在は1個目も課金対象になり「1個目の荷物20ドル、2個目の荷物も20ドル」となっています。ただ、長いロッドケースでも通常の荷物扱いで、「オーバーサイズ」として高い課金をされることはないようです。
アエロメヒコ航空については2010年6月中旬の釣行者から課金の報告がありました。
・2010年6月の釣行者からロス→ロスモチスの出発時65ドル課金の報告
コンチネンタル航空についてはアメリカ−メキシコ区間で2個目の通常荷物として30ドル課金になるようです。長いロッドケースでも通常の荷物扱いで、「オーバーサイズ」として高い課金をされることはないようです。
実際に2010年6月の釣行者はヒューストン→マサトランの出発時に通常荷物2個目として30ドル課金されています。
デルタ航空については初めて2011年3月下旬の釣行者から日本出発時300ドルを課金されそうになった(実際は回避できた)との報告がありましたが、2011年6月下旬の釣行者から実際に課金されたという報告がありました。
・2011年6月下旬の釣行者から日本出発時300ドル課金の報告
エバー航空、USエアウェイズも課金の可能性があります。
今のところは「オーバーサイズ」としての課金の可能性が一番高いのは「日本からアメリカへ向かう往路」です。それ以外ではあまり課金はされてません。
通常、往路は日本を出発してアメリカに到着したら荷物を乗継通路の荷物再預け入れ場所で預け直してメキシコ線に乗継してしまいますから航空会社カウンターで預けなくて済むことになり課金は避けられることが多いです。
メキシコからの復路ではどうしても航空会社のカウンターで荷物を預けることになるので課金の可能性はある程度あります。もし課金されそうになったら「スポーツ用品として無料の扱いじゃないの?」と一応主張し、それでもダメだったら仕方ないとあきらめて下さい。
規制を強化している会社もあるかも知れませんので使う航空会社に確認しておくほうがいいかもしれません。
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関連項目(これらも見とくと理解が深まるかも) |
(→ロッドを持っていく時の注意点は?)
(→手荷物検査と乗換についての注意点は?)
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