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今月の一枚は、私が初めて自分で選んで買った着物です。この模様は何て説明したらいいんでしょうね。唐草でもないし。今考えるとちょっと地味だったかな。着物の雑誌に、似た感じのものが載っていて、「いいな」と思ってたせいでこれに決めたのです。もうひとつ、藤色の鮫小紋も当ててみたけれど、淋しそうに映っていまいちだったし。下に薄い薔薇色の無地を重ねて着ると、少し華やかになります。 この着物、結構帯が難しいのです。今回あわせた物は、2月にもご紹介したことでわかるように、何にでも合う帯。無難ではあるけれど、少し面白味に欠けます。9月にご紹介した、黄土色地に瓢箪柄の帯なら秋らしくなって。でも、もっとピッタリの帯が欲しいな。どうもイメージがわかないんです。 上に着るものも難しい。道行も羽織も、色や模様が合わなくて。で、買ったばかりのこのケープがいいかなと思います。春先なら、白っぽいショールもいいですね。縮緬地で襟元がかさばってしまうから、重ね襟などはない方が。 初めてだったので寸法もわからず、その場で計ってもらったのですが、裄を長くするため肩のあたりの身幅をめいっぱいに取っているから、逆三角の変な形になってしまってます。あまりピッタリの寸法にしない方がいいのかもしれません。いろいろ失敗しながら、自分に合うものがわかるようになってくるのですね。色も形も模様も。 |
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